9/24〜9/30のSANFRECCE Diary


<17.9.30> 中国新聞などによると、公式戦3試合連続得点中のフェリペ・シウバがリーグ戦では7試合ぶりに先発しそうだとのこと。一方の札幌はここ5試合で4得点のヘイスが今週は別メニュー調整が続いていて出場が微妙だそうですが、前節怪我で途中退場したク・ソンユンは復帰の予定です。札幌はいつも以上に守備的に戦う可能性がありますが、そこをブラジル人3人の力で打ち破って、勝利を引き寄せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては、11時から「サンフレッチェカップ」のU-8&U-9とU-11が、12時から「MYサッカー教室」が行われます。場外・スロープ下のサンチェひろばでは、「子育て応援!カルビーパーク!!」「サンチェふわふわドーム」「ビールスタンド重富」「てぶらで観戦 てぶらで帰宅サービス」が12時から行われます。またこちらも12時開場のおまつり広場では、CX-5、アクセラ、ロードスターが展示されるほか、「オリジナルのサンチェ応援メガホンを作ろう!」イベントを開催。JALブースでは「JAL KID'S STUDIO」や「折り紙ヒコーキゲーム」を行います。また「フレンドリータウン大竹市」では、大竹特産オイスター焼きそばや焼きアナゴ、イカ焼きなどを提供します。更に12時からは「にぎわいステージ」でMacoとFUTRIBESがライブステージを行うほか、Facebook LIVE配信を行います。そしていつものように1時から「フェイスペイント」、2時から「バルーンアート」となっています。
 先着プレゼントはマツダの「Be a driverオリジナルタオルマフラー」を先着7,000名様に、「赤シソ飲料ゆかり」を6,000名様にプレゼント。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、水本選手のプレミアムカードです。また選手コラボメニューは中林選手の「坦坦麺」700円と丹羽選手の「かつ丼」800円を12時から販売します。更にグッズ特設売店ではワゴンセールとして通常価格の40%〜70%割引で販売します。
 テレビ放送は今日はDAZNのみとなっています。今日もブログで速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<17.9.29> 明日はJ1リーグ第28節。サンフレッチェはホームに札幌を迎えます。
 第4節の広島戦で今シーズンの初勝利を挙げた札幌は、第16節時点での勝ち点は12で降格圏の16位にいました。しかし夏の補強で実績豊富なジェイと「タイのメッシ」チャナティップを補強した効果が出て、第17節以降は11試合で勝ち点15を稼いで14位に踏みとどまっています。第17節以降の戦績は次の通り。
17H ○1-0 清水  【札】ヘイス
18A △2-2 大宮  【札】福森2、【宮】大前、江坂
19H ○2-0 浦和  【札】都倉、ジェイ
20A ●1-3 C大阪 【札】菅、【C】杉本2、ソウザ
21H ●0-2 横浜FM 【横】扇原、OG
22H △1-1 甲府  【札】ジェイ、【甲】阿部
23A ●1-2 川崎F 【札】ヘイス、【川】中村、小林
24H ○1-0 仙台  【札】ヘイス
25H ○2-1 磐田  【札】都倉、ヘイス、【磐】川又
26A ●0-2 神戸  【神】田中順、渡部
27H △2-2 新潟  【札】早坂、ヘイス、【新】河田2
 菊地とジェイが先発に復帰した前節は、前半終了間際にジェイの落としを早坂が決めて先制し、後半早々にヘイスがFKを決めて試合を有利に進めました。しかし後半35分にCKから1点差に迫られると、その7分後に同点に追いつかれて勝ちを逃しています。札幌としては順位が下のチームに負けることだけは避けたいところ。明日は守備を固めてロングパスでDFラインの裏を狙う、と言う形で戦いを挑んでくる可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると空中戦とこぼれ球の競り合いに備えて、稲垣のボランチ起用が濃厚だとのこと。と言うことで、明日のメンバー予想は次の通り。
       中林

丹羽   千葉  水本   高橋

     青山  稲垣

A・ロペス          柏

       柴崎

      パトリック

SUB:廣永、椋原、野上、森崎和、森島、フェリペ・シウバ、皆川
 このところ5試合負けなしで2連勝中、と結果が自信に繋がってきているサンフレッチェですが、丹羽が言うように「こう言う時こそ引き締めないといけない」(モバイルサイトによる)もの。明日はこれまで以上にチーム全員が心を合わせて、勝って順位を上げて欲しいと思います。
<17.9.29> 日本サッカー協会は昨日キリンチャレンジカップを戦う日本代表を発表しました。今回選ばれたのは次の24人。
【GK】川島(FCメス)、東口(G大阪)、中村(柏)
【DF】長友(インテル)、槙野(浦和)、吉田(サウサンプトン)、
    酒井宏(マルセイユ)、酒井高(ハンブルガー)、車屋(川崎F)、
    昌子、植田(鹿島)
【MF】倉田、井手口(G大阪)、香川(ドルトムント)、山口(C大阪)、
    小林(ヘーレンフェーン)、遠藤(浦和)
【FW】乾(エイバル)、大迫(1FCケルン)、原口(ヘルタ)、武藤(マインツ05)、
    杉本(C大阪)、久保(ヘント)、浅野(シュツットガルト)
 W杯予選の代表メンバーから三浦(G大阪)、長谷部(フランクフルト)、高萩(FC東京)、柴崎(ヘタフェ)、岡崎(レスター)、本田(パチューカ)が外れ、車屋、倉田、遠藤が選ばれています。試合は10/6(金)に豊田スタジアムでニュージーランド代表と、また10/10(火)に日産スタジアムでハイチ代表と戦います。
<17.9.28> モバイルサイトによると、怪我から復帰したばかりの佐々木翔選手が岡山との練習試合で45分間プレーしたそうです。本人は「戻ってこれたことはよかった」と言いながらも「プレーそのものが物足りないと感じ」たとのこと。判断や戦術理解、身体の動きなど全般的に良くなかったそうで、足の状態も100%ではないと感じていたそうです。前回は復帰後に再び同じところを痛めたため慎重になっているのは間違いないのですが、しかし逆にそこさえ万全であればいずれプレー感覚は戻ってくるはず。ヨンソン監督も「期待通りのプレーだった。彼はプレーも性格も力強い」と評価していたとのことなので、焦らず徐々に状態を上げて行って欲しいと思います。
<17.9.27> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第14節で、サンフレッチェユースはG大阪ユースに敗れ、2位に後退しました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:佐藤、DF:大越、里岡、MF:松本、根角、満田、仙波、東、山崎、FW:明比(→三原84分)、桂。日本サッカー協会のサイトによると序盤からG大阪に主導権を握られたそうで、前半10分にはFKの折り返しを押し込まれて先制点を許します。その後広島がボールを持つ時間が続いたもののシュートまで持ち込めず、後半10分にCKのこぼれを遠目から叩き込まれて2点目。16分にはサイドを崩して明比が1点を返したものの、後半30分に高い位置でボールを奪われ3点目を許してそのまま逃げ切られました。第14節の全結果と順位表は次の通り。
【第14節】
福岡U-18   1-5 神戸弘陵高
G大阪ユース 3-1 広島ユース
大津高    0-3 東福岡高
神戸U-18   3-0 C大阪U-18
阪南大高   1-1 米子北高

       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1神戸U-18   28    12   9   1   2   +20
2広島ユース  27    13   8   3   2   +21
3東福岡高   23    13   7   2   4    +8
4C大阪U-18  22    12   6   4   2    +7
5G大阪ユース 21    12   6   3   3   +12
6米子北高   13   12   3   4   5    -2
7大津高    12   13   3   3   7   -14
8阪南大高   10   13   1   7   5    -5
9神戸弘陵高  9   13   2   3   8   -12
10福岡U-18   8   13   2   2   9   -35

<17.9.26> 日本サッカー協会は先週「FIFA U-17ワールドカップインド2017」を戦うU-17日本代表を発表し、サンフレッチェユースから山崎が選ばれました。今回選出されたのは次の21人。
【GK】梅田(清水ユース)、谷(G大阪ユース)、鈴木(浦和ユース)
【DF】池高(浦和ユース)、監物(清水ユース)、菅原(名古屋U18)、
    小林(神戸U-18)、山崎(広島ユース)、馬場(東京Vユース)
【MF】奥野(G大阪ユース)、平川(FC東京U-18)、鈴木(C大阪U-18)、
    椿(横浜FMユース)、福岡、上月(京都U-18)、喜田(C大阪U-18)、
【FW】山田(C大阪U-18)、宮代(川崎FU-18)、中村(三菱養和ユース)、
    久保(FC東京U-18)、齊藤(横浜FCユース)
 8月にチェコで行われた「バツラフ・イジェク国際ユーストーナメント」のメンバーから瀬古(C大阪U-18)、半田(山形ユース)、井川(札幌U-18)、棚橋(横浜FMユース)が外れ、梅田、監物、山崎が選ばれています。バツラフ・イジェクではロシア、ハンガリー、アメリカ、チェコを破って優勝したU-17代表。U-17W杯でも優勝目指して頑張って欲しいと思います。
<17.9.25> 昨日吉田サッカー公園で岡山との練習試合を行い、1-1で引き分けました。得点は前半18分に石毛(岡山)と、後半44分に松本でした。
<17.9.24> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第27節清水戦は、後半アディショナルタイムのパトリックのゴールで勝ち越して、今季初めての連勝となりました。
 椋原が移籍加入後初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       中林

丹羽   千葉  水本   椋原

     青山  野上(→稲垣71分)
     (→森崎和87分)
A・ロペス          柏

       柴崎(→フェリペ62分)

      パトリック

SUB:廣永、森島、高橋、皆川
 対する清水は、GK:六反、DF:鎌田、角田、二見、松原、MF:枝村、竹内、デューク(→北川60分)、白崎、金子(→鄭69分)、チアゴ・アウベス(→村田75分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、3分に青山がミドルシュートを打ちましたが枠外。4分には柏のドリブルを起点にCKを取ります。そしてその直後のCKで、柴崎のボールをニアで水本が頭で合わせて幸先良く先制点を奪いました。
 その後清水も反撃し、7分には松原の突破からのクロスに金子が合わせましたが枠外。14分にはチアゴ・アウベスにFKで狙われましたが中林が冷静に抑えます。また18分には竹内のミドルを中林が弾き、こぼれ球を拾われ白崎にシュートを許しましたが外れて助かります。対する広島も前半21分、アンデルソン・ロペスの浮き球のパスで抜け出したパトリックがGKと1対1になりましたが、GKの好セーブに阻まれます。また25分にはパトリックのドリブルからアンデルソン・ロペスがシュートしましたが体勢が悪くGKにキャッチされます。35分にはCKのこぼれを椋原が狙いましたが枠外。39分には鎌田のクロスに金子がフリーで合わせましたがGK正面で助かります。前半はそのまま広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初のシュートは広島で、2分には柴崎とのワンツーで抜け出したパトリックがシュートしましたがGKに止められます。逆に6分にはチアゴ・アウベスのFKはクロスバーが弾きます。また9分には松原のドリブルから枝村がシュートしましたが枠外。10分にはチアゴ・アウベスのクロスにデュークが頭で合わせましたが中林がキャッチします。続いて15分には金子に危ういシュートを打たれましたが枠外で助かります。更に19分には右からカットインしてきたチアゴ・アウベスにシュートを許しましたがDFがわずかに触ってクリアします。対する広島は後半20分、カウンターからフェリペ・シウバが抜け出しGKの股抜きのシュートを狙いましたが足に当たってしまいます。鄭大世投入後は前掛かりになった清水の波状攻撃をはね返していた広島でしたが、後半38分、北川のクロスを鄭大世がヘッドで押し込み、ついに同点に追いつかれてしまいました。
 これで安心したのかややペースが落ちた清水に対して、広島は森崎和を投入してチームを落ち着かせて点を奪いに行きます。そして後半アディショナルタイムに入ってすぐの時間帯に、速攻からフェリペ・シウバのスルーパスで抜け出した稲垣のシュートはGKに止められたものの、ファーサイドに詰めていたパトリックが押し込んで勝ち越し。更にその5分後には再びカウンターから柏が持ち上がり、横パスを受けたフェリペ・シウバが強烈な弾道を突き刺してとどめを刺しました。
 延長までの120分間の激闘を戦ってそのまま静岡に滞在してこの試合に臨んだサンフレッチェ。苦しい戦いが予想されましたが、しかし試合の流れ全体を見ると勝つべくして勝った試合だった、と言って良いように思います。鄭大世の同点弾はマークミスを突かれたものでしたが、それ以外の時間帯は相手の起点を潰すとともにチアゴ・アウベスを自由にさせず、チーム全体でクレバーに守れていました。また攻撃でもロングボールとドリブルを有効に使いながら、ビッグチャンスを何度も作っていました。90分間で1点しか取れなかったため「劇的勝利」になってしまいましたが、本来であればもっと早めに追加点を奪い、また攻撃に出てきた相手の裏を突いて得点を重ねて勝たなければならない試合だったのではないかと思います。
 ただそのような苦しい展開になっても勝利できたのは、守備が整備されて粘り強く戦えているのと同時に、途中出場の選手が流れを変える活躍をしたからだと言って良いでしょう。中でも2得点に絡んだフェリペ・シウバは公式戦3試合連続ゴールで、「自信に溢れてプレーできている」とコメントするほど。「10番」の期待に応えられず、出場機会が限られる中でも腐らずに続けてきたことが花開いた、と言って良いでしょう。同じことは稲垣についても言えます。野上が足を攣って急きょ出場した中で、持ち前の運動量を生かしてチームを勇気づけました。パトリックの勝ち越しゴールに繋がったスプリントだけでなく、アディショナルタイムの相手のシュートを身体を張って止めたシーンなど攻守に奮闘しました。そして最後に投入された森崎和幸。いつも通りのクレバーなパス回しでチームに落ち着きを与え、鄭大世のゴールで盛り上がる清水の勢いを止めました。負けたとは言え天皇杯横浜FM戦で良いプレーができていたことが、この3人の活躍に繋がったに違いありません。
 それにしても後半の後半に押し込まれ、ついには相手のエースに同点弾を叩き込まれると言う最悪の展開だったにも関わらず、そこから流れを変えて得点を奪って勝ちきったサンフレッチェ。少なくとも今シーズン前半の「勝負弱い広島」ではなく、「強い広島」が戻ってきているように思います。勝つことによって自信がつき、自信があるからこそ勝つ試合ができる。ヨンソン監督の広島はここに来て、そのような好循環に入ってきています。次節も札幌との「下位対決」となりますが、そこでもしっかりと勝ちきって、この好循環を本物にして欲しいと思います。

広島公式サイト  清水公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  ヨンソン監督  鄭大世
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評  好調の要因は堅守!
SANFRECCE Diaryトップページに戻る