10/28〜11/3のSANFRECCE Diary


<18.11.3> 中国新聞によると、青山の体調が良くないらしく一昨日の練習を途中で切り上げ、昨日もボール回しには加わらずトレーナーと動きを確認していたそうで、城福監督は「遠征にはいくが、最終的にやれるかやれないかギリギリの判断にしたい」と語っていたとのこと。その一方で、先日引退を表明した森崎和がベンチ入りすることになったそうです。それに対して磐田は大久保が累積警告で出場停止になるほか、太ももを痛めている中村と湘南戦で負傷したエレンも欠場の見込みだとのことです。ただ、どちらのチームにとっても「誰かがいないということは誰かが出られるということ」(城福監督)。勝ちたい、と言う気持ちをより強く出したチームにボールが転がって、勝利を手にすることになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はヤマハスタジアムで、午後2時キックオフ。テレビ放送はDAZNのほか、NHK BS1でも生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<18.11.3> 一昨日、AFC U-19選手権インドネシア2018の準決勝でサウジアラビアと戦ったU-19日本代表は、0-2で敗れて2大会連続の優勝はなりませんでした。影山監督はインドネシア戦から9人入れ替えて、GK:若原、DF:橋岡、瀬古、三國(→宮代HT)、MF:石原、山田、伊藤、荻原、FW:原(→斉藤光71分)、滝、田川(→久保HT)、と言うメンバーで臨みました。そして試合はサウジアラビアに主導権を握られる展開が続いたそうで、前半29分には相手のシュートを若原が弾いて先制点を奪われてしまいました。更に前半終了間際にはいったんは若原がシュートを弾いたものの、そのこぼれを押し込まれて追加点を許してしまいました。後半から久保、宮代を投入したものの、最後までゴールネットを揺らすことができずそのまま敗れました。

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サッカーダイジェスト    サウジ紙が大絶賛  影山監督「ゲームをコントロールできなかった」と反省  久保が残した爪痕
<18.11.2> 明日はJ1リーグ戦第31節。サンフレッチェはアウェイでジュビロ磐田と戦います。
 W杯の中断前には6位まで上がっていた磐田でしたが、第24節以降は6試合勝ちなしに陥るなど調子を落とし、残留争いに巻き込まれていました。しかし先々週の長崎との直接対決を引き分けで乗り切ると、台風の影響で順延された湘南戦では久々に勝って勝点を37まで伸ばしています。W杯後のリーグ戦の戦績は次の通り。
16H △3-3 鹿島  【磐】上原、山田、川又、【鹿】遠藤、安部、土居
17A △0-0 札幌
18A △0-0 鳥栖
19H △1-1 G大阪 【磐】大井、【G】ファン・ウィジョ
20H ○3-2 仙台  【磐】川又、中野誠、大井、【仙】中野嘉、阿部
21A ●1-2 神戸  【磐】川又、【神】イニエスタ、古橋
22A ●0-4 浦和  【浦】ファブリシオ3、槙野
23H ○2-0 柏   【磐】松本、大久保
24A △1-1 鹿島  【磐】大久保、【鹿】犬飼
25H ●1-6 名古屋 【磐】大井、【名】金井、前田、和泉、ジョー2、ガブリエル・シャビエル
26A △1-1 C大阪 【磐】櫻内、【C】オスマル
27H ●1-2 横浜FM 【磐】川又、【横】遠藤、山中
29A ●1-5 清水  【磐】田口、【清】北川2、ドウグラス2、村田
30A △0-0 長崎
28H ○1-0 湘南  【磐】川又
 今週火曜日に行われた第28節では、ルヴァンカップ優勝で勢いに乗る湘南に対して気迫で上回り、前半34分には山田のループパスから川又が決めて先制点を奪うと、その後も前線からのアグレッシブな守備で押し込みつつ競り勝っています。ただ、13位まで浮上したとは言え16位の鳥栖との勝点差はまだわずかに4。残り試合の対戦相手は上位ばかりだと言うことを考えると、明日は何としても勝って勝点を40に乗せたい、と思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、第26節以降の5試合で取った勝点はわずかに1。しかも得点も1と深刻な得点力不足に見舞われています。その要因は一つではないと思うのですが、前半戦の好調時のような強度の高い守備ができなくなってきていることと、前線にボールが収まらなくなっていることが大きいように思われます。長いシーズンを戦ってきて、レギュラー級の選手には疲れがたまっているのも確か。清水戦の後半のメンバーの方が動きが良かったように見えたので、その布陣をベースに何人か選手を入れ替えてくる可能性もありそうです。と言うことで、希望も込めたメンバー予想は次の通り。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    松本泰

 柴崎        川辺

    ベス  ムイ

SUB:中林、馬渡、千葉、稲垣、森島、柏、パトリック
 首位・川崎Fとの勝点差4は当然気になるところですが、もう一つ気になるのが3位との差。水曜日に行われた試合に鹿島が勝ったことで、勝点差が7まで縮まって来ています。一つでも上の順位で終わることができれば「DAZNマネー」を元にした「理念強化配分金」が増える(優勝すると3年で15.5億円、2位は7億円、3位は2年で3.5億円)ことを考えると、少なくとも2位以上は確保したいところ。そのためはまずは明日の試合に勝って3位以上を確保するとともに、優勝に向けての再スタートを切って欲しいと思います。
<18.11.1> 今シーズン最終戦となる札幌戦のアウェイ応援ツアーの参加者募集が始まっています。12/1(土)の6:40に広島空港に集合し、7:40発のANA便で羽田空港経由で札幌へ。試合観戦後に札幌市内で宿泊して、翌日の午後2時半発のANA便で広島に戻ってくる、と言う予定になっています。料金は往復航空券と札幌市内の宿泊及びアウェイゾーン席のチケットが含まれて大人39,800円。これは北海道を応援する「ふっこう割」の補助金20,000円を受けた料金となっています。詳細とお申し込みは西鉄旅行のサイトをご覧下さい。
<18.10.31> プレスリリースによると、サンフレッチェ広島とエディオンスタジアム広島を管理運営する広島市は、シーズン終了後にスタジアムの座席改修を行うことになりました。これはアジアサッカー連盟が定めるスタジアム規定の厳格化により、AFCチャンピオンズリーグのホームゲーム開催スタジアムには5,000席以上の個席が備えられていることが必須条件となっていることから。これに伴いこれまで「SA指定席」とされていた部分と「バックスタンド自由シート」の下段の部分が個席に改修され、それぞれ「メインS指定席」と「バック指定席」になります。アジア競技大会とひろしま国体の主会場として1992年に建設されてから26年。一度芝や諸施設の改修はあったものの、スタンド部分については初めての大規模改修になります。
 因みにサッカー専用スタジアムについてですが、半月ほど前の日経新聞の記事によると、中央公園への建設案について市営基町住宅の住民への説明会を開いているとのこと。松井市長は「『(建設に向け)懸念される対応策は出し尽くした』と話し、住民代表らと粘り強く議論を続ける考えを示した」と語っているそうです。基町住宅はもともと原爆後の荒れ地に住み着いた人たちによる「原爆スラム」解消のために1960年代から70年代にかけて建設されたもの。建築から50〜60年経っていると言うことによる老朽化や住民の高齢化など問題もあるため、基町住宅の建て替えを含めた活性化案とセットで考えれば、実現性は高いかも知れません。
<18.10.30> 先週末に行われたJユースカップの3回戦で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で仙台ユースを下して準々決勝に進出しました。広島の得点は大堀2、桂。仙台の得点は工藤でした。準々決勝の相手は神戸U-18で、11/3(土)の午後2時からノエビアスタジアム神戸で行われます。
<18.10.29> 昨日行われたAFC U-19アジア選手権で、U-19日本代表は地元インドネシアを2-0で下してFIFA U-20ワールドカップの出場権を獲得しました。日本のメンバーはイラク戦から8人入れ替えて、GK:谷、DF:菅原、橋岡、小林、東、MF:齊藤未、伊藤、藤本(→斉藤光15分)、安部(→田川65分)、FW:久保(→瀬古90+3分)、宮代。「完全アウェイ」の戦いながら日本は序盤から落ち着いて対応し、11分にはセットプレーから橋岡が頭で合わせてネットを許しましたがオフサイド。15分には右サイドハーフの藤本が負傷し、斉藤光に交代する、と言うアクシデントに見舞われます。そしてその膠着状態を打開したのが広島から選出された東。ゴールから30mの地点から左足を振り抜くと、これが見事にインドネシアゴールに突き刺さって日本が先制点を奪いました。雨足が強くなった後半はインドネシアが圧力を強め、19分には最終ラインに抜け出されて1対1を作られたものの谷が防ぎます。そして後半35分、久保がドリブルで持ち上がって右サイドからラストパスを送ると、宮代が冷静にシュートを突き刺して追加点す。その後は必死で攻めに来たインドネシアを受け止め、最後は5バックにして凌いでそのまま逃げ切りました。U-19代表の準決勝の相手はサウジアラビア×オーストラリアの勝者で、11/1の午後7時半(現地時間)キックオフです。

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サッカーダイジェスト  東の豪快ミドル弾で先制!!  完全アウェーでの大一番を制す  AFC公式が大絶賛  インドネシア地元紙が脱帽  海外メディアが激賞  齊藤未月がU-20W杯へ導く
<18.10.28> サンフレッチェは昨日、森崎和幸選手の今シーズン限りでの現役引退を発表しました。
 広島市立矢野中学校出身の森崎和は、双子の弟の森崎浩と共にサンフレッチェユースに加入。1999年にはユース所属ながらリーグ戦3試合に出場し、天皇杯の準優勝にも貢献しました。そしてプロ1年目の2000年から主力として定着して最優秀新人賞を獲得。その後はチームの中心として、2度のJ2降格とJ1復帰、そして3度のリーグ制覇に貢献しました。また年代別代表でもU-18代表からU-22代表に選ばれ、特にU-19代表として戦ったアジアユースではチームの中心として活躍してワールドユースの出場権獲得に貢献しました。ただ、2003年ぐらいから現れていた「慢性疲労症候群」の症状により、離脱と復帰を繰り返して来たことは、本人にとってもチームにとっても苦しいことだったのは間違いないところ。今年も1月に症状が出てその後苦しい時期を過ごして、ついにシーズン終盤まで試合への復帰が叶わなかったことが引退の決断をせざるをえなくなった原因なのではないかと思います。何気ないパス一本でチームを動かし、読みの鋭い守備で一気に局面を変えることができる、と言う希有な資質を持った「俺たちの誇り」森崎和幸選手を失うことは残念で仕方ないのですが、しかし本人の心情を思えばこれ以上苦しんで欲しくはない、と思うのも確か。ホーム最終戦となる11/24の名古屋戦で現役引退セレモニーでは、晴れやかな姿を見せて欲しいと思いますし、また今後の第二の人生で、サンフレッチェと広島のために頑張って欲しいと思います。
<18.10.28> 昨日、中国地域リーグの松江シティFCとの練習試合を行い、4-0で勝ちました。得点は前半28分に渡、後半2分にフェリペ・シウバ、30分に松本泰、33分に馬渡。メンバーは不明ですが、森崎和が今季初めて90分間プレーしたとのことです。
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