11/4〜11/10のSANFRECCE Diary


<18.11.10> 中国新聞によると城福監督は「これまでと違う選手を起用することは十分ありうる」と語っていて、千葉の9試合ぶりの先発が濃厚だとのこと。また森崎和も今季初めてホームでメンバー入りすることになる模様です。誰が出るにしろ、勝つために最も重要なのは「勝者のメンタリティ」。今季ここまでチームを引っ張ってきたメンバーとV3メンバーの力を結集して、6試合ぶりの勝利を上げて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップU-12」が9時から、「第14回サカママフェスタin広島」が12時半から、「フォリアチャレンジカップ」が12時18分頃から行われます。また応援スペシャルゲストとして広島市出身の山縣亮太選手が登場してトークショーを行います。
 場外スロープ下の「サンチェひろば」では、「子育て応援!カルビーパーク」と、青山選手の「青山珈琲」や工藤選手の「工藤家の揚げおからぎょうざ」、柏選手と八天堂がコラボした「かっしーの菓子パンセット」を販売する「軽食エリア 選手コラボ番外編」、「選手とツーショット似顔絵」、「ユニフォームレンタルサービス」をそれぞれ10時から開催。おまつり広場では「中国電力特設ブース」「中電工高所作業車体験」「TJ Hiroshimaブース」「J隊まつり」「Jリーグ公式アプリ Club J.League PRブース」「エディオンイベントブース」「フレンドリータウン三次市」「フレンドリータウン沼田町商工会」「ニチバンPRブース」「宮島ボートレースPR」「フラワーアレンジメントイベント」「フードドライブ」「使用済小型家電回収」「広島広域都市圏ポイントPRイベント」「サンフレッチェカード入会キャンペーン」「にぎわいステージ」「バルーンアート」「フェイスペイント」「サンフレッチェクラブ会員ご来場ポイント引換企画」がそれぞれ10時から行います。
 先着プレゼントは「オリジナルトートバッグ」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、林選手のプレミアムカードです。選手コラボメニューは、佐々木選手の「シロコロホルモン」500円と、稲垣選手の「稲と牡蠣の組み合わせ 牡蠣めし&カキフライ」700円を10時から販売します。そして、サンフレッチェグッズを割引販売する「ワゴンセール」も行います。
 今日のテレビ放送はDAZNのみ。また都合によりブログでの速報もできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをどうぞ。
<18.11.9> 明日はJ1リーグ戦第32節。サンフレッチェはホームでベガルタ仙台と戦います。
 一時は4位まで上がっていた仙台ですが、このところ5試合勝ち無しで10位まで後退。3位との勝点差も10まで開いて、ACL出場権獲得も絶望的となっています。W杯中断空け以降の戦績は次の通り。
16H ●2-8 横浜FM 【仙】ジャーメイン、蜂須賀、【横】天野、伊藤3、仲川、山中、金井、ブマル
17A ○1-0 鳥栖  【仙】西村
18H △2-2 C大阪 【仙】西村、蜂須賀、【C】丸橋
19H ●1-2 名古屋 【仙】中野、【名】ジョー、前田
20A ●2-3 磐田  【仙】中野嘉、阿部、【磐】川又、中野誠、大井
21A ○2-0 柏   【仙】奥埜、西村
22H ○4-1 湘南  【仙】関口、西村、ハーフナー、蜂須賀、【湘】OG
23H ○2-1 G大阪 【仙】西村、OG、【G】渡邉
24A ●0-1 川崎F 【川】中村
25H ○2-1 清水  【仙】大岩、石原、【清】ドウグラス
26H ○1-0 FC東京 【仙】OG
27A ●0-1 長崎  【長】澤田
28A ●2-5 横浜FM 【仙】OG、ジャーメイン、【横】山中、仲川2、ウーゴ・ヴィエイラ2
29H △1-1 浦和  【仙】板倉、【浦】橋岡
30H ●2-3 鳥栖  【仙】野津田、石原、【鳥】高橋義、トーレス、オマリ
31A ●0-1 札幌  【札】三好
 前節は札幌に押し込まれながらも無失点で耐えていたものの、後半29分に守備のミスから先制点を奪われ、逆にPKをゲットしたもののGKに止められて敗れています。広島同様に不調に陥っている仙台としては、何としても一勝してトンネルを抜け出しJ1残留も確定したいところ。明日はアウェイとは言え絶対に勝つつもりで広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節はショッキングな逆転負けで連敗が4に伸びています。ただ前節は立ち上がりからアグレッシブなプレーで2点を取って、連続無得点試合を3で止めたのはポジティブ。また、前節体調不良で先発を回避した青山も今週は元気に練習に参加しているとのことなので、明日のメンバーは次のように予想します。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 川辺        柴崎

    パト  ムイ

SUB:中林、馬渡、千葉、森崎和、柏、ベリーシャ、工藤
 パトリックが点を取れなくなったとか、あるいは運動量が落ちているとか不調の原因をいろいろと指摘される今のサンフレッチェですが、逆説的ながら一番の原因は「勝てないこと」ではないかと思います。勝てていないから自信を無くして思い通りのプレーができず、運も呼び込めず悪い結果を招いてしまう、と言う悪循環。このサイクルを断ち切る妙薬は無く、とにかく勝つしかありません。連敗中と言う意味では相手も同じなので、勝つか負けるかは精神力次第。明日はサポーターも含めて広島全体の力を結集して、何としても連敗を脱出して優勝の可能性を残して欲しい、と思います。
<18.11.8> 日本サッカー協会は昨日キリンチャレンジカップを戦う日本代表メンバーを発表し、広島から青山と佐々木が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】東口(G大阪)、権田(鳥栖)、シュミット(仙台)
【DF】槙野(浦和)、吉田(サウサンプトン)、佐々木(広島)、
    酒井宏(マルセイユ)、山中(横浜FM)、室屋(FC東京)、
    三浦(G大阪)、冨安(シントトロイデン)
【MF】青山(広島)、原口(ハノーファー)、柴崎(ヘタフェ)、
    遠藤(シントトロイデン)、伊東(柏)、三竿健(鹿島)、
    中島(ポルティモネンセ)、南野(ザルツブルグ)、
    堂安(フローニンゲン)
【FW】大迫(ベルダー・ブレーメン)、鈴木(鹿島)、北川(清水)
 前回の代表メンバーから長友(ガラタサライ)、川又(磐田)と怪我で離脱していた小林(川崎F)と浅野(ハノーファー96)が外れ、山中と鈴木が初選出となりました。このメンバーは11/16にベネズエラ代表、11/20にキルギス代表と対戦します。
<18.11.8> 日本サッカー協会は昨日UAE遠征に参加するU-21日本代表を発表し、広島から松本泰と岐阜にレンタル中の長沼が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】小島(早稲田大)、滝本(柏)、山口(エストレマドゥーラ)
【DF】板倉(仙台)、大南(磐田)、立田(清水)、橋岡(浦和)、
    小林(神戸U-18)
【MF】中山(柏)、三好、菅(札幌)、伊藤達(ハンブルガー)、
    長沼(岐阜)、岩崎(京都)、藤谷(神戸)、松本泰(広島)、
    杉岡、齊藤未(湘南)、伊藤洋(磐田)、久保(横浜FM)
【FW】小川航(磐田)、上田(法政大)、田川(鳥栖)
 アジア大会のメンバーからオビ(流通経済大)、原(新潟)、岡崎(FC東京)、神谷(愛媛)、三苫(筑波大)、初瀬(G大阪)、遠藤(横浜FM)、舩木(C大阪)、渡辺(東京V)、前田(松本)、旗手(順天堂大)が外れ、橋岡、小林、齊藤未、伊藤洋、田川、久保がU-19代表から「昇格」。また滝本、山口、大南、中山、菅、伊藤達、藤谷、小川航が新たに、または再び選出されています。このメンバーは来週月曜日に集合して、橋内コーチの下で「ドバイカップU-23」でウズベキスタン、クウェート、UAEの各U-23代表と対戦します。
<18.11.7> 第25節には勝点55に到達して首位を快走していたにも関わらず、その後の6試合で勝点1しか取れず大失速中のサンフレッチェ。相手を崩してシュートしてもGKの好守に阻まれ、ジャッジは全て不利に転がり天候にも恵まれない、と言う感じで運にも見放された感じですが、Jリーグの歴史を振り返るとこのような突然の不調は決して珍しいことではありません。その中で最大の「大ブレーキ」だったと言えるのは2013年シーズンの大宮。この時は第15節までに11勝3分け1敗で首位を突っ走っていたにも関わらず、その後の17試合は何と1勝16敗と言う成績で、最終的には14位に終わっています。また2009年の鹿島も第23節時点で2位に勝点8差をつけて首位を独走していましたが、その後5連敗して2位に後退しました。ただこの時の鹿島はその後復調し、最後は5連勝で川崎Fとのデッドヒートを制して優勝しています。思い返してみれば2013年のサンフレッチェも、第29節から第32節まで1勝1分け2敗の「プチ不調」に陥って一時は3位に転落しましたが、残り2試合で勝点差5をひっくり返して2年連続優勝を遂げています。今年のサンフレッチェは2013年よりはずっと状態が悪く、残り3試合で勝点差は7と条件も悪いのですが、しかし何が起きるか分からないのがサッカー。川崎Fにしてもエース小林悠が眼底骨折で離脱するなど万全ではないだけに、今後3連敗する可能性もゼロではありません。スラムダンクの安西先生の「最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」ではありませんが、可能性が残っている限りは諦めずに優勝を目指すのは当然のこと。少なくともサポーターは最後まで優勝を信じて、応援し続けなければならないと思います。
<18.11.6> 週末に行われたJユースカップの準々決勝で、サンフレッチェユースは神戸U-18に逆転負けを喫して2年連続の準決勝進出を逃しました。試合は後半26分に桂のCKを鈴が頭で合わせて先制点を奪ったものの、35分にロングボールから同点ゴールを許し、その2分後にペナルティエリア内でボールを奪われ追加点を奪われ悔しい敗戦となりました。
<18.11.5> 昨日都田サッカー場でJFL首位のHonda FCとの練習試合を行い、4-3で勝ちました。得点は前半10分と後半8分に馬渡、後半28分に土肥(ユース)、35分に吉野。失点は前半37分、45分と後半17分でした。
<18.11.4>  昨日アウェイで行われた第31節磐田戦は、2点のリードを守れず屈辱の逆転負け。首位・川崎Fとの勝点差が7に開いて、優勝は絶望的になりました。
 青山が体調不良のためベンチスタート。またティーラシンが4試合ぶりに先発し、更に森崎和が今季初めてベンチ入りして以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   稲垣    柴崎

 川辺         柏(→青山66分)
 (→森崎和81分)
    パト  ムイ(→ベリーシャ86分)

SUB:中林、馬渡、千葉、工藤
 対する磐田は、GK:カミンスキー、DF:大井、小川大(→小川航49分)、大南、高橋、MF:田口、松浦(→荒木58分)、宮崎、山田、上原、FW:川又(→櫻内72分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは磐田にボールを握られる時間が長かったものの、広島はアグレッシブなプレーで対抗します。そして9分には川辺と和田のコンビで右サイドを崩し、ティーラシンのパスを稲垣が打ちましたが当たり損なって枠外に外れます。そして前半30分、柴崎のCKを野上が逸らせると、ファーサイドに飛び込んだティーラシンが頭で押し込んで、4試合ぶりの得点は貴重な先制点となりました。
 その後も広島は厳しい寄せと豊富な運動量でペースを握り、磐田を押し込みます。そして33分には右からのクロスのこぼれを稲垣が狙いましたが枠外。45分には川辺のクロスをティーラシンがヒールでシュートし、そこに佐々木が飛び込んだものの惜しくも合いません。その流れは後半も続き、5分にはティーラシンがフリーでシュートしたもののカミンスキーがスーパーな反応で防ぎ、6分にもCKのこぼれをティーラシンが打ったもののブロック。8分にも佐々木のパスでティーラシンが抜け出して、駆け引きをしつつシュートしましたがブロックされます。更に10分には右サイドでパトリックのパスを受けた川辺が思い切って左足を振り抜いたものの、シュートは左ポストを舐めるように外れて行きます。そして後半13分、和田のパスを川辺、柏、ティーラシンと繋ぐと和田がそのまま中に入ってきてシュート。これが見事に決まって、広島はリードを2点に広げました。
 何とか打開しようと4バックに変更し、また3バックに戻す名波監督。広島は更なる追加点を狙って前掛かりに攻めます。しかし後半19分、磐田の右からのCKが水本に当たってこぼれると、すかさず反応した川又がシュートしてゴール。広島は不運な形から1点差に迫られました。
 これで勢いの出た磐田は追加点を狙って広島陣内に攻め込みます。広島は1失点が重くのしかかったか、あるいは前半からの飛ばし過ぎが祟ったかはね返すのがやっとになってしまいます。そして29分の小川航のヘッドは枠外に外れ、33分の小川航の反転シュートもブロックして防いだものの、後半34分に荒木に右サイドを攻められて中央で受けた田口がシュート。これは当たり損なって右サイドに流れたものの、これが櫻内への絶妙なパスとなりボレーで決められ同点に追いつかれてしまいました。
 森崎和とベリーシャを投入して、何とか勝ち越そうとする城福監督。しかし磐田の勢いを止めることはできず、37分には山田に決定的なシュートを打たれ、47分にも荒木のクロスに山田が飛び込んだものの枠外に外れて助かります。そして後半アディショナルタイムも5分になろうとした時間に、山田のCKに競り合ったベリーシャの手が高橋に当たったと言うことで、PKが与えられます。そしてこれを小川航に決められて、土壇場で決勝点を許して勝点1も確保できずに試合終了となってしまいました。
 この試合、広島の選手たちの気迫は凄かったと思います。「靴一足分の寄せ」を敢行するのは当然のこととして、ダッシュや球際の競り合いなど選手全員が力の限り戦いました。そしてその結果少なくとも60分間は磐田を圧倒して、2点のリードを奪って主導権を握っていました。しかしやや不運な形で1点を失うと、その後は全体的に自信を失い、守りも攻めもうまくいかなくなり立て直すことができずに終わりました。最後のPKは厳しすぎる判定だとは思いますし、またこちらにとって不運なジャッジが多かったようにも思いますが、しかし流れを考えれば致し方の無い結末だった、とも言えます。まさに今のサンフレッチェの状況が、そのまま出た試合だったと言えるのではないでしょうか。
 今節は川崎Fが勝利して勝点を63に伸ばし、広島との差は7に広がりました。また得失点差は広島の+14に対して川崎Fは+28。つまり今後広島が3連勝し、川崎Fが2分け1敗に終わったとしても優勝できない、と言う状況に追い込まれてしまいました。優勝は絶望的だと言うことで、シーズン途中まで独走状態だったことを考えるとやり切れない気持ちでいっぱいなのですが、しかしこうなってしまったのは全て自分たちの責任。この状況は状況として受け入れるしかありません。そしてその一方で3位FC東京(暫定)に勝点差7をつけて2位にいると言うのも積み上げてきた結果であって、それについては誇りと自信を持つ必要がある、と思います。苦しい状況だとは言え、昨年は同じ第31節時点で勝点は27しか取っておらず降格圏の16位だったことを考えれば雲泥の差。昨年の緊張状態を考えれば、もっと楽しんでサッカーをすれば良いようにも思います。残り3試合、悔いの残らないような戦いをして、波乱万丈だった2018年シーズンを良い形でフィニッシュして欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  磐田公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  小川
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  城福監督  小川
サッカーダイジェストWeb 採点&寸評  戦評
SANFRECCE Diaryトップページに戻る