12/16〜12/22のSANFRECCE Diary


<18.12.22> サンフレッチェは昨日、皆川佑介選手が期限付き移籍から復帰する、と発表しました。中国新聞によると、推定年俸は2,000万円。2014年に中央大からサンフレッチェ入りした皆川は、夏の中断中のキャンプで結果を出したことを評価されて出場機会をつかむと、7試合で3ゴールを挙げる活躍で日本代表入りもしました。翌年はリーグ戦の出場機会こそ少なかったものの、天皇杯の3試合連続ゴールやクラブW杯での先制ゴールなど印象的な活躍を見せ、2016年には19試合に出場しました。しかし2017年シーズンは途中出場が多くなかなかレギュラーをつかめず、今季は出場機会を求めて熊本へレンタル移籍。チームが21位に沈む中で最多の11ゴールを挙げて気を吐きました。皆川は「広島でもう一度勝負するチャンスを頂き、有り難く思います」と語っていますが、来季はぜひ成長した姿をサンフレッチェサポーターに見せて欲しいと思います。
<18.12.21> サンフレッチェは昨日、野津田岳人選手が期限付き移籍から復帰する、と発表しました。中国新聞によると、推定年俸は2,200万円。2016年のシーズン途中に新潟に移籍してから3年ぶりの復帰で、この間に3チームでリーグ戦64試合に出場して7得点を挙げた、と言う実績を引っさげての帰還となります。今シーズンのサンフレッチェは2位でフィニッシュしたものの、その原動力となったのはベテラン選手たち。レギュラークラスの中で20代前半は川辺だけで、他は全て27歳から30代の選手でした。従って来季の最大の課題である「世代交代」を実現するためには、野津田にはただ帰ってくるだけではなく、主力としてチームを引っ張ってもらわなければなりません。野津田がコメントで語っているように「3年間の期限付き移籍で成長させてもらった姿を、僕が生まれたこの広島の地で見せる」ことができるなら、サンフレッチェの新しい時代も開けるに違いありません。
<18.12.21> プレスリリースによると、来季もレノファ山口とのプレシーズンマッチを行うことになりました。日時は2/11(月・祝)の午後2時キックオフで、会場は維新みらいふスタジアムとなっています。来シーズンのJリーグは2/22開幕ですが、サンフレッチェの最初の公式戦であるACLのプレーオフは2/19(火)に予定されています。従ってこのプレシーズンマッチは開幕に向けての最後の仕上げの試合になりそうです。
<18.12.20> 中国新聞によると、仙台に期限付き移籍中の野津田が広島に復帰することが分かった、とのことです。野津田は2016年に出場機会を求めて新潟に期限付き移籍。18試合に出場して2得点の成績を残したもののリオ五輪出場を逃しました。そして翌2017年の前半は清水、後半は仙台にレンタル先を移して、今季は期限付き移籍期間を延長して仙台でプレーしていました。仙台では怪我で離脱していた期間を除いてほぼ全試合に先発フル出場するなど主力として活躍していたため、野津田の広島復帰は「大きな痛手」(河北新報による)だとのことですが、逆に広島としては待望の帰還だと言えるでしょう。
<18.12.20> ブラジル遠征中のU-19日本代表は地元のゴイタカスFCとの練習試合を行い、1-1で引き分けました。JFAのサイトによると、前半はGK:大迫、DF:中村拓、菅原(→瀬古26分)、小林、宮本、MF:郷家、喜田(→平川26分)、齊藤未、中村敬、FW:田川、久保(→西川31分)、と言うメンバーでした。前半11分にクロスのこぼれから強烈なロングシュートを打たれたものの大迫が弾く、と言うシーンを作られましたが、全体的には日本がボールを支配していたとのこと。そして前半36分、CKのクリアを拾った齊藤未がクロスを上げるとこれがOGを誘って先制点を奪いました。後半はメンバーを大きく入れ替えて、GK:大迫、DF:菅原、瀬古、橋岡、喜田、MF:斉藤光、平川、山田、中島、FW:宮代、西川。後半は相手のフィジカルの強さに押し込まれ、10分にFKから強烈なヘッドを叩き込まれて同点に追いつかれます。21分には菅原からのスルーパスで斉藤光が抜け出して決定機を作ったもののなかなかシュートを打てず、逆に終盤は相手の激しい攻撃を身体を投げ出して耐える、と言う展開もあってそのまま引き分けたとのことです。
<18.12.19> サンフレッチェは昨日、馬渡選手と宮原選手の完全移籍を発表しました。
 東京出身の馬渡は市立船橋高から東洋大を経て2014年に鳥取でプロとしてのキャリアをスタートし、2年間で52試合出場7得点の成績を挙げました。そして2016年は金沢、2017年は徳島でプレーして、J2で54試合出場5得点の実績を引っさげて今季から広島入りしました。しかしカップ戦6試合、天皇杯3試合に出場したもののなかなかリーグ戦に絡むことができずに出場はわずかに4試合。しかも先発は最後の2試合だけで、ゴールも1ゴールに終わっていました。馬渡としては「こんなはずじゃなかった」と言う思いがあったのかも知れませんが、ただせっかく1年頑張ってレギュラーを取りかけたのにまた移籍するのが良いのかどうか。川崎Fではまた一からのスタートとなりますが、頑張ってポジションを取って、そして広島戦以外の試合で頑張って欲しいと思います。
 一方の宮原ですが、2年間レンタル移籍していた名古屋への完全移籍を選択することとなりました。広島市安佐南区の佐東FCからサンフレッチェのジュニアユースからユースに昇格した宮原は、U-15からU-19の年代別代表に選ばれるなど将来を期待されていた選手でした。そして高校3年の2013年にトップチームに登録されると、3月には川辺とともにプロ契約を締結。翌年正式にトップチームに昇格すると、リーグ戦4試合に出場し、2016年の1st stageにはボランチとしてレギュラーをつかみかけました。しかしチームの不調と歩調を合わせるように終盤は出場機会を失い、翌年から名古屋に期限付き移籍していました。名古屋では右SBとして重宝されていて昨年はほぼ全試合に出場。今季も怪我で離脱するまではレギュラーとしてプレーしていて、名古屋にとっては欠かせない選手となっています。オフィシャルサイトによると宮原は「僕の夢は地元広島で活躍することでしたが、自分の実力不足でこのような決断に至りました」と語っていますが、名古屋のプレスリリースでは「自分を必要としてくださったクラブには感謝の言葉しかない」と語っているので、やはり名古屋からの強いオファーが決め手になったのではないかと思われます。将来の主力として育ててきた広島としては、痛い流出だと言えるのではないでしょうか。
<18.12.18> 先週サンフレッチェは、「2019キックオフイベント」の開催を発表しました。日時は2019年1月12日の1時半からで、場所は広島文化学園HBGホール。ここで来季のクラブスローガンとユニフォームを発表するほか、新加入選手の記者会見や書き初め&トークショー、サンフレッチェレディースの発表、ステージから客席に向けての写真撮影などが予定されています。チケットは全席指定で、1F指定席が2,500円、2F指定席が大人1,500円、小中高生500円。購入できるのはサンフレッチェクラブ会員の皆様となっています。販売はチケットぴあのみで、販売開始は明日の10時からとなっています。満員のホールでイベントを盛り上げるためにも、当日確実にご参加頂ける方のみご購入頂くようご協力をよろしくお願いします、とのことです。
<18.12.17> Jリーグとサンフレッチェは昨日、サンフレッチェと札幌が「2019Jリーグアジアチャレンジ in タイ」に参加する、と発表しました。この「Jリーグアジアチャレンジ」はJリーグがアジア戦略の一環として開催しているプレシーズンマッチで、2017年から3年間にわたって提携国との間で開催しています。初年度の2017年は鹿島と横浜FMがタイのスパンブリー、バンコク・ユナイテッドと対戦してJリーグが3勝1敗で勝利。昨年はFC東京がインドネシアのバヤンカラFCと対戦して勝っています。そして来年は対戦国が再びタイに戻って、それぞれタイ人プレーヤーが活躍する広島と札幌が参加することになりました。対戦相手と日程は次の通り。
1/26(土)18:00 チョンブリFC×広島(チョンブリスタジアム)
1/27(日)18:00 バンコク・ユナイテッド×広島(SCGスタジアム)
 試合の放送についてはタイ国内のTrue4UとTrue Visionでの放送だけが発表されており、日本国内の放送は未定だとのことです。
<18.12.17> 中国新聞によると、G大阪や磐田からオファーを受けていた川辺が断りの連絡をしたことが分かった、とのことです。これにより、来季も広島でプレーすることが確実になりました。
<18.12.16> 昨日埼玉スタジアム2002で行われた「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナル」で、サンフレッチェ広島ユースはEAST王者の鹿島ユースを2-1で下し、6年ぶり3回目(前身の高円宮杯を含めると5回目)の優勝を遂げました。広島の布陣は以下の通り。
       佐藤海

    山崎 中谷  鈴

   土肥     松本大

渡部             東

     桂   大堀
         (→細谷90+2分)
       鮎川(→大越86分)

SUB:
 対する鹿島は、GK:山田、DF:結城、増崎、佐藤、佐々木、MF:小沼、生井澤(→杉山57分)、熊田(→柳町57分→沖田86分)、前田、FW:有馬(→小針90分)、赤塚、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、16分には東のクロスからの桂のヘディングがゴールを捉えたものの、GKのファインセーブに阻まれます。また25分には山崎のクロスから鮎川がヘディングで狙います。そして前半33分、松本大が左に展開するとペナルティエリアに侵入してきた東がクロス。これをファーサイドで待ち構えていた鮎川が頭で押し込み、先制点を奪いました。
 その後も広島がペースを握ったまま離さず後半も開始早々から攻め込んで、後半6分にはCKのこぼれを松本大が中央からシュート。これはDFに阻まれたものの手に当たっていたことから与えられたPKを大堀が決めてリードを2点に広げました。
 しかしその後は選手交代をきっかけに鹿島が押し戻し、セットプレーなどで波状攻撃を受けます。そして後半18分にFKのボールをダイレクトに合わせられて1点差に迫られます。しかしその後はDFとGKが集中を切らさず守り切って、6年ぶりのタイトル獲得となりました。

ゲキサカ  戦評  鮎川  松本大    沢田監督を胴上げ
サッカーダイジェスト  現行制度では最多となる戴冠  熱血指揮官が初の日本一
SANFRECCE Diaryトップページに戻る