12/9〜12/15のSANFRECCE Diary


<18.12.14> 馬渡の移籍の話ですが、「J1広島のDF馬渡和彰がリーグ2連覇の川崎へ」との記事が昨日の中国新聞に出てしまいました。また名古屋に期限付き移籍中の宮原についても「名古屋に完全移籍することが12日分かった」とのこと。2人とも複数年契約を結んでいるため「移籍金が発生すると見られる」とのことですが、それでも将来の主力として期待していた選手を失うことになるわけで、痛い流出だと言えるでしょう。
 今季サンフレッチェが他クラブにレンタルしている選手は宮原の他に増田、茶島、皆川、野津田、高橋、長沼、イヨハと7人います。その中でレンタル先で主力になっている選手には当然引き止めのオファーがあるはずで、選手の成長のために認めた期限付き移籍が結局クラブのためにならない、と言うことにもなり兼ねない状況となっています。足立強化部長によるとこの「レンタル戦略」は今後も続けるつもりだそうですが、そのうち見直さなければならない時が来るかも知れません。
<18.12.13> 日本サッカー協会は昨日アジアカップに参加する日本代表を発表し、広島から青山と佐々木が選ばれました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】東口(G大阪)、権田(鳥栖)、シュミット(仙台)
【DF】長友(ガラタサライ)、槙野(浦和)、吉田(サウサンプトン)、
    佐々木(広島)、酒井宏(マルセイユ)、室屋(FC東京)、
    三浦(G大阪)、冨安(シントトロイデン)
【MF】青山(広島)、原口(ハノーファー96)、柴崎(ヘタフェ)、
    遠藤(シントトロイデン)、伊東(柏)、南野(ザルツブルグ)、
    中島(ポルティモネンセ)、守田(川崎F)、
    堂安(フローニンゲン)
【FW】大迫(ベルダー・ブレーメン)、浅野(ハノーファー96)、
    北川(清水)
 キリンチャレンジカップのメンバーから山中(横浜FM)、三竿健、鈴木(鹿島)が外れ、長友と浅野が選ばれています。会見で森保監督は「怪我人が多かったり、候補としては上がってきているもののトップコンデションかどうかも考えた上で」「現状ベストな選手でアジア杯に臨むと言うことでメンバーを選考した」と理由を説明しました。この中で浅野は開幕からなかなか出場機会が無かったものの「練習でトレーニングをしっかり積んできたこと、ヨーロッパ視察でも試合には出ていなかったけどコンディションがよさそうだと確認でき、直近の試合を見ていても今の代表に必要に思った」とのこと。おそらくは試合終盤での「ジョーカー」としての役割を期待しての招集だと思われます。一方、青山は2014年W杯以来の、佐々木は代表としては初めての公式戦での招集となります。二人とも自信を持ってプレーして、アジアチャンピオンのタイトルを奪還してきて欲しいと思います。
<18.12.13> プレスリリースによると、ブラジルに遠征するU-19代表に選ばれていた川井歩選手が左ふくらはぎ痛のため代表を辞退することになりました。
<18.12.13> 昨日のスポニチに「川崎Fが広島DF馬渡和彰を獲得することが11日までに決定的となった」と言う記事が出ています。「複数の関係者によれば、この日までに違約金を含めた金銭面で合意したという」と書かれているのですが、他の後追い報道が無いところを見ると「飛ばし」である可能性もありそう。馬渡も広島に移籍してきたにも関わらずなかなかリーグ戦出場のチャンスが得られませんでしたが、最終節で先発して貴重な追撃ゴールを挙げるなど「最後の最後まで歯を食いしばって出場を勝ち取った」選手の一人。川崎Fに移籍すればまた一からのスタートになるわけですから、是非とも考え直して欲しいものです。
<18.12.12> ツエーゲン金沢は昨日、山崎雅人選手の現役引退を発表しました。京都府出身の山崎は2004年に横浜FMでプロとしてのキャリアをスタート。大分、G大阪を経て2010年に広島に期限付き移籍して、リーグ戦25試合とナビスコカップ3試合、天皇杯1試合、ACL3試合に出場しました。そして翌年は広島に完全移籍したもののベンチスタートが多くシーズン途中で山形に移籍し、その後は金沢を経て今年は群馬でプレーしていました。
 ところでアビスパ福岡は先日駒野友一選手との契約満了を発表。群馬も松下裕樹選手との契約満了を発表しています。更に名古屋の佐藤寿人選手も退団が濃厚との報道が出ています。今季は森崎和幸選手が現役引退を発表しましたが、駒野も松下も一緒に広島でプロとしてのスタートを切った同期生で、寿人は言うまでもない広島のレジェンド。どうせならみんな最後は広島に戻ってきて現役を終える、と言うわけにはいかないものでしょうか?
<18.12.11> 中国新聞によると、川辺にG大阪などから獲得オファーがあったことが分かったそうです。関係者によるとその他にも複数のクラブから獲得オファーが来ているとのことですが、広島としても放出するつもりはなく全力で慰留に努めているとのことです。川辺は3年間レンタルされていた磐田から戻って選手会長を務めるなど将来の主力として期待されていたものの、今季のリーグ戦はほとんどが途中出場で先発は12試合にとどまっています。他のクラブからすれば「もったいない」と思っていることでしょうし、また川辺自身も「移籍した方が良いのではないか」と考える可能性はありますが、ただこの1年、「最後の最後まで歯を食いしばって出場を勝ち取った」(城福監督)のも確か。移籍すればまた一からやり直しになることを考えれば、来季も広島でやるべきなのではないでしょうか?
<18.12.10> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第18節で、サンフレッチェ広島ユースは京都U-18との「首位決戦」を6-1で制して2年ぶり4回目の優勝を遂げました。モバイルサイトによると広島のメンバーは、GK:佐藤海、DF:鈴、中谷、山崎、MF:東、松本大、土肥、渡部、FW:大堀、鮎川、桂。先制点は前半17分で、土肥の右からのクロスを大堀がプルアウェイの動きからヘッドで流し込みました。2点目は後半12分。佐藤海の素晴らしいセーブの2分後に土肥を起点に大堀、東と繋ぎ、クロスを土肥がヘッドで決めました。3点目は後半22分で、渡部のサイドチェンジを受けた東のパスを大堀がゲット。続いて24分には鈴のFKから山崎がヘッドで4点目を奪いました。その後後半31分に京都のパワープレーから1点返されたものの、42分に鮎川のクロスを桂が押し込んで突き放すと、後半アディショナルタイムには大堀がハットトリックとなる6点目を決めてダメを押しました。この結果サンフレッチェユースは来週土曜日に行われる「プレミアリーグ2018ファイナル」進出が決定し、3度目(前身の高円宮杯から通算すると5度目)の優勝を賭けて鹿島ユースと戦います。第18節の全結果と最終順位表は次の通り。
【第18節】
G大阪ユース 5-2 阪南大高
C大阪U-18  4-0 米子北高
広島ユース  6-1 京都U-18
福岡U-18   2-3 東福岡高
名古屋U-18  3-1 神戸U-18

       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1広島ユース  37   18   11   4   3   +28
2G大阪ユース 35   18   10   5   3   +19
3名古屋U-18  34   18   10   4   4   +20
4京都U-18   33   18   10   3   4     0
5東福岡高   31   18    9   4   5    +9
6C大阪U-18  29   18    9   2   7    +6
7神戸U-18   21   18    7   0  11   -14
8福岡U-18   20   18    6   2  10   -10
9阪南大高   14   18    4   2  12   -16
10米子北高    3   18    1   0  17   -42

<18.12.9> 日本サッカー協会は一昨日ブラジルに遠征するU-19日本代表を発表し、広島から大迫と川井が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】大迫(広島)、谷(G大阪)
【DF】橋岡(浦和)、宮本(柏)、角田(筑波大)、川井(広島)、
    瀬古(C大阪U-18)、菅原(名古屋U-18)、小林(神戸U-18)
【MF】齊藤未(湘南)、中島(C大阪)、郷家(神戸)、山田(横浜FM)、
    平川(FC東京)、斉藤光(横浜FCユース)、西川(桐光学園高)
【FW】田川(鳥栖)、宮代(川崎FU-18)、中村(G大阪)、久保(横浜FM)
 AFC U-19選手権の代表から若原(京都)、石原(湘南)、荻原(浦和)、東(広島ユース)、安部(鹿島)、伊藤(磐田)、藤本(東京V)、滝(清水)が外れ、宮本、角田、川井、中島、平川、中村が選ばれています。2019 FIFA U-20ワールドカップは来年5/23から6/15にポーランドで開催されます。そこで勝つために、選手を入れ替えながらチー作りを進めていくのではないでしょうか。
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