2/4〜2/10のSANFRECCE Diary


<18.2.10> サンフレッチェのスタッフと選手(体調不良の森崎和と学校行事の川井、川村を除く)は昨日、午前の便で広島を発って昼過ぎに宮崎に到着しました。そして夕方からの練習ではいくつかのパターンで紅白戦を実施し、守備戦術を確認するなど「実戦モード」でトレーニングをしたそうです。今日の仙台との練習試合は45分×4本で行われるとのことなので、チームを2つに分けて「90分を戦えるコンディションを作ること。戦術の理解度を深めること。両方を追い求める」(城福監督)ことになりそうです。
<18.2.9> サンフレッチェの選手とスタッフ約50人は昨日、恒例の清神社参拝と必勝祈願を行いました。中国新聞によると選手たちはほら貝の音に合わせて入場すると、青山、千葉両選手が絵馬を奉納。また神事の後に城福監督が、毛利元就役から3本の矢を授けられました。
<18.2.9> サンフレッチェは昨日、今季からエディオンスタジアム広島でのホームゲームの駐車場を有料の事前予約制にする、と発表しました。中国新聞によると、広島広域公園近辺は宅地開発が進み、最大で3,200台分あった駐車場が半減してしまったとのこと。2万人前後の入場者があると臨時駐車場が溢れて、近隣の渋滞を引き起こす事態にもなっていたそうです。ファン・サポーターからはこの状況に「観戦に来たけれども駐車場が満車で試合を見ずに帰らざるをえなかった」「小さい子どもがいるのでそんなに早くスタジアムに行けない」などの声が寄せられていたそうで、安心して来場できる観戦環境を提供するために事前予約制を導入することにしたとのこと。予約は2/13(火)の12時以降に軒先パーキングからできるようになるそうですので、ホームゲームで観戦予定の方は早めにご予約下さい。
<18.2.8> サンフレッチェは昨日、ティーラシン選手の新入団記者会見を行いました。広島にはムアントンのワクソン・ロートン副社長も同行していたそうで、中国新聞によると原爆慰霊碑への献花や原爆資料館の見学などを行ったそうです。公式サイトによると、ACLでの対戦を通じて「Jリーグはレベルが高く、クオリティの高いチームばかり」だと感じていたそうですが、得点力やキープ力などの特徴を活かしてチームに貢献したい、と語っています。キャンプの途中からの合流となりましたが、身体はできているので開幕から活躍する姿を見ることができるのではないでしょうか。
<18.2.7> 1/20に行われた「第16回サポーターズ・カンファレンス」の議事録がアップされていたので紹介します。今回の掲載されているテーマは「サッカースタジアム建設」「試合運営」「顧客戦略部の取り組み」の3つ。まず「サッカースタジアム建設」については、政府の「未来投資戦略2017」の中に「スタジアム・アリーナを2025年までに新たに20拠点、実現する」ことなどを例にあげて、「日本という国全体に、スタジアム建設に対して...追い風が吹いている」と始めています。そして広島でのサッカースタジアム建設については「市内中心部に建設する」と言う立場を堅持しながら、国内外の先進事例の収集や関係省庁・研究機関・民間事業者とのネットワーク作りを進めているとのこと。またサポーターの意見なども集めながら具体化して行きたいとのことで、「ファン・サポーター、広く県民、市民の皆さんに喜んでいただける、新しいサッカースタジアム建設の早期実現。これが変わらぬ我々の願いです」と結びました。
 続いて試合運営については、山西運営部長が「試合運営関連」「交通アクセス」「施設改善」について質問に答える形で話しました。この中で特に影響が大きそうなのは臨時駐車場の運営について。4月に西風新都にアウトレットモールがオープンすること等から臨時駐車場が使用できなくなる可能性があるため、来場前に予約ができるサービスを検討しているそうです。
 3つ目の「顧客戦略部の取り組み」は信江部長がこれまでの観客動員を振り返るとともに、今後の観客動員数増に向けての取り組みについて説明しました。
 そして最後の質疑応答では、試合会場の運営やマスコットの活用方法、GKユニフォーム販売の可否、サッカー専用スタジアムの進め方等の質問だけでなく、「宮吉選手がなぜ札幌に移籍したか」などの質問にも答えています。
 なお、最初に見たときには「チーム強化と選手育成について」と言う項目もあったはずなのですが、今見ると無くなっているのが残念。何か差し障りがあったのかも知れませんが、サポーターとしては一番知りたいことなだけに、ぜひとも公開して欲しいものです。
<18.2.6> 昨日行われたムアントン・ユナイテッドとのプレシーズンマッチは、ティーラシンのゴールで1-0で広島が勝ちました。広島の前半のメンバーは次の通り。
       林

丹羽  野上  水本 佐々木

      吉野

   川辺    稲垣

森島           柏

       渡
 対するムアントンはティーラシンや青山直らが先発メンバーに並びました。立ち上がりから広島がボールを握る時間が長かったものの、最初の決定機はムアントン。3分にCKから決定的なシュートを打たれましたが林が反応します。逆に5分には川辺のスルーパスで稲垣がフリーになり、ペナルティエリア内からシュートしましたが枠外。7分には柏が、8分には稲垣がシュートしましたがGKが抑えます。また10分には柏のクロスから渡が決定機をつかみましたがファウルを取られます。更に16分には渡のシュートがブロックされ、稲垣が決定機を迎えましたがGKが弾きます。22分にはムアントンにミドルを打たれましたが林がキャッチし、43分にはFKから決定的なヘッドを打たれましたが枠外に外れて助かります。前半は広島が何度かあった決定機をものにできず、相手のシュートミスにも助けられてスコアレスで折り返しました。
 後半に入ると広島は半分を入れ替えて、次の布陣で戦いました。
       林(→中林67分)

佐々木 千葉  水本  高橋
(→馬渡67分)
    稲垣  川辺(→和田78分)

   柴崎     柏(→Fシウバ67分)

  ティーラシン
      パトリック(→工藤78分)
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、1分に川辺がフリーでシュートを放ちましたが枠外に外れます。続いて3分にはCKから千葉が頭で合わせましたがGK。また12分には柴崎の横パスを受けたティーラシンが左足でシュートしましたが枠外に外れます。その後はムアントンに攻め込まれるシーンもありましたが、後半29分に相手のパスカットからパトリックが持ち上がり、柴崎の展開を受けた馬渡のクロスをティーラシンが決めて先制点を奪いました。その後はムアントンに攻め込まれるシーンが増えて、後半アディショナルタイムには千葉のパスミスから決定的なシュートを打たれたものの中林がセーブし、1点リードのまま試合を締めました。
 前半から川辺、吉野、渡。後半にティーラシン、馬渡、和田と新戦力が起用されましたが、その中で特に良いプレーを見せたのは川辺だったと思います。立ち上がりから中盤に君臨して攻守にリーダーシップをとり、前半のほとんどのチャンスに絡んでいました。技術も運動量も中心選手にふさわしいもので、磐田の3年間で自信とスキルを身に付けてきたことが如実に分かるプレーだったと思います。またティーラシンはサンフレッチェに合流してからまだ5日目とは思えない感じで、技術だけでなくクレバーさも持っている選手だと言うことが分かりました。その他の選手もそれぞれで持ち味を発揮して、昨年と比較して戦力的な上積みは大きいように感じました。
 ただその一方で、決定機を作りながらも決めきれないと言うのは相変わらず。また無失点に抑えたとは言えセットプレーでフリーで打たれたり、あるいはパスミスからピンチを作ったりと守備の不安定さを見せたのも不安材料だと言えそうです。まだメンバーが固まっていないことや、コンディション調整の途上にあることなどを差し引いても、まだまだやるべきことは多いような印象を受けました。開幕まで残り3週間弱。宮崎ではある程度メンバーを固定して、戦術を落とし込むための練習が続くことになりそうです。
<18.2.5> 昨日、ムアントン・ユナイテッドのホームのサンダードームスタジアムで、プレシーズンマッチ「Jリーグ・アジアチャレンジ2018 in Bangkok」の前日記者会見が行われました。会見に出席したのは広島側からは城福監督とティーラシン選手、ムアントンはシーバーン監督と青山直晃選手。モバイルサイトによると国民的英雄の広島での最初の試合ということで、多くの地元メディアが詰めかけました。この中で明らかになったのはティーラシンの起用法。なんと前半の10分間はムアントンで出場し、その後ユニフォームを着替えて広島の選手としてプレーするそうです。ACLのプレーオフから帰国して疲れが取れていないムアントンと、まだメンバーも固まっていない広島の対戦となりますが、いろいろと見どころの多い試合になりそうです。
<18.2.5> 明日タイから帰国予定のサンフレッチェは1日のオフを挟んで次のラウンドに突入しますが、9日からの宮崎キャンプの予定が公式ページにアップされています。それによると、開幕前の練習試合の日程は次の通り。
2/10(土)12:00 仙台(シーガイア スクエア1)
2/14(水)11:00 岡山(シーガイア スクエア1)
2/17(土)未定
2/18(日)13:00 山口(維新みらいふスタジアム)

<18.2.4> 明日はムアントン・ユナイテッドとのプレシーズンマッチが行われますが、プレスリリースによるとこの試合がDAZNで配信されることが決まりました。ティーラシンの広島移籍後初の試合と言うことで、タイ国内では大きな注目を集めているとのこと。サンフレッチェとしても新戦力のフィットの具合や2連敗で出てきた課題をどう解決したかなど、いろいろと注目点の多い試合となります。通常の90分間の試合ではあるものの登録人数も交代人数も無制限とのことで、いろいろな組み合わせを見ることができそうです。
<18.2.4> 先日Jリーグマスコット総選挙の中間発表が行われましたが、昨年1位だったサンチェはレノ丸(山口)、グランパスくん(名古屋)の後塵を拝して3位となっています。投票はJリーグ公式サイトの投票ページのほか、TwitterやLINEを使った方法もあるとのこと。投票締め切りは明日となっていますので、ぜひご協力を。
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