7/1〜7/7のSANFRECCE Diary


<18.7.7> モバイルサイトによると昨日は練習試合がキャンセルになったことにより、雨の降る中約30分×2本の紅白戦を行った、とのことです。メンバーは不明ながら、若手が主力組に入ってプレーしていたとのこと。またベリーシャも25分ほど出場してお互いの感覚を合わせながらプレーしていたそうです。ベリーシャが出場可能になるのは7/22の名古屋戦からになりますが、他の選手たちとのコンディションが違うためあまり無理をさせずに調整して行くことになりそうです。
<18.7.6> 8/15に行われる第22節神戸戦の応援ツアーの募集が始まっています。日程は8/15(水)の10時45分に広島ヘリポート、11時15分に広島駅新幹線口に集合し、小谷SAと福山SAを経由して4時半頃ノエビアスタジアムに到着。神戸戦を観戦後に広島駅に1時半頃、広島ヘリポートに1時45分頃戻ってくる、と言うスケジュールです。料金はビジターシートの入場券付きで大人18,800円、小中学生16,900円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円引きとなりますので、対象の方はお申し込み時に会員番号をお知らせください。募集の締め切りは8/3ですが定員になり次第締め切られますので、参加希望の方はお早めに。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞観光からどうぞ。因みにイニエスタ人気のためかこの神戸戦のチケットは順調に売れているようで、Jリーグチケットのサイトを見るといくつかの席種は売り切れか売り切れ間近となっています。観戦を予定している方は、早めにチケットを確保した方が良さそうです。
<18.7.5> 韓国キャンプから帰国して2日間休養を取ったサンフレッチェのメンバーは、一昨日から吉田サッカー公園で練習を再開しました。中国新聞によると体調不良の森崎和を除く28人が集合してインターバル走で身体を追い込んだあと、ボール回しなどの戦術練習を行ったとのこと。特に大邱戦で必要性を感じた「守りの再確認」を重視した練習を行ったそうです。また新外国人選手のベリーシャもインターバル走以外は同じメニューをこなしたそうですが、右膝に違和感を感じたパトリックは室内で別メニュー調整だったとのことです。
<18.7.4> 一昨日(日本時間昨日早朝)行われたロシアワールドカップラウンド16のベルギー戦は、日本代表が先に2点取ったものの逆転を食らって惜しくもベスト8を逃しました。日本代表の先発はコロンビア戦、セネガル戦と同じで、GK:川島、DF:酒井宏、吉田、昌子、長友、MF:長谷部、柴崎(→山口81分)、原口(→本田81分)、香川、乾、FW:大迫。対するベルギーは、GK:クルトワ、DF:アンデルワイレルト、コンパニ、ベルトンゲン、ムニエ、MF:ヴィツェル、デブライネ、カラスコ(→シャドリ65分)、FW:ルカク、エデン・アザール、メルテンス(→フェライニ65分)、と言うメンバーでした。立ち上がりにペースを握ったのは日本で、2分には香川がファーストシュートを放ったものの右に外れます。しかしその後は徐々にベルギーがボールを回す時間が増え、ルカクやデブライネ、アザールに危ういシュートを打たれます。日本は左サイドから可能性を見せたものの崩し切れず、逆に守備では破綻することなくスコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりはベルギーに押し込まれたものの、3分に乾からのパスを受けた柴崎が自陣から右サイドのスペースにスルーパス。ここに全速力で駆け上がった原口がペナルティエリアの右からシュートを突き刺して、日本が先制点を奪いました。
 この直後にアザールの強烈なシュートが右ポストを叩く、と言うシーンを作られたものの失点を防ぐと、再び点を奪ったのは日本。後半7分、乾のクロスは跳ね返されたもののこぼれ球を拾った香川からのパスを受けた乾がペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、強烈な弾道がゴール右隅に突き刺さってリードを2点に広げました。
 この後ベルギーに反撃されたものの、カラスコのシュートもルカクのシュートも枠を外れて日本のペースが続きます。そして後半19分には酒井宏が抜け出してチャンスを作ったものの原口のシュートは枠を捉えることができません。流れを変えようと高さのあるフェライニとシャドリを投入するベルギー。そしてその効果はすぐに現れます。後半24分、クリアボールに反応したベルトンゲンがヘディングしたボールはシュートには見えなかったのですが、ふらふらと上がったボールが川島の頭の上を越えてゴールネットに飛び込み1点差に詰め寄られます。更に後半29分、アザールの左からのクロスをフェライニにマーカーの頭の上から叩き込まれて同点に追いつかれてしまいました。
 その後は両チームともに最後の力を振り絞って攻め合います。日本は39分には香川のスルーパスに反応した本田がシュートを放ちましたがDFがブロック。後半アディショナルタイムには本田の無回転FKが枠を捉えたもののGKの好守に阻まれます。そしてその直後のCKをキャッチしたクルトワからベルギーの電撃カウンターが発動して、最後はフリーになったシャドリに流し込まれてベルギーがついに勝ち越し。既に残り時間はほとんどなく、キックオフとともに日本代表の選手たちはがっくりと膝を落としました。
 FIFAランキング3位の実力通りにグループリーグを3戦全勝で突破したベルギー。しかもイングランド戦はターンオーバーでレギュラーを温存していたと言うことで、苦しい戦いが予想されました。そして実際に前半は押し込まれることが多かったのですが、しかしそこは川島を中心に組織的な守りで対抗して互角の展開に持ち込むと、高速カウンターとミドルシュートで2点を奪って勝利が見えたか、に思えました。実際、日本の2点リードの後はベルギーも精神的にダウンした感じで、日本が3点目を取れるような雰囲気もありました。しかしベルギーは高さで圧倒すると言うベンチワークが功を奏して同点に追いつくと、最後は狙い通りのカウンターで仕留められてしまいました。あのシーンでなぜ本田がGKに取られるようなボールを蹴ったのか、そもそも日本代表の選手たちが速攻を警戒していなかったのか、など疑問は残るのですが、結局のところそのようなディテールの差が結果に表れた、と言って良いかも。日本としてはベスト8進出の千載一遇のチャンスだったわけですが、そこまで行ったことで、「そこにある壁」の厚さを感じた、と言って良いのかも知れません。この壁を乗り越えるには今後何をすべきなのか。またチャンスをつかむことができるのか。そしてそのために、どのように代表の世代交代を行って行くのか。サッカー協会には長期的な視点で、代表と日本サッカーの強化に取り組んで欲しいと思います。 <18.7.3> サンフレッチェは昨日、ベサルト・ベリーシャ選手の新加入の記者会見を行いました。公式サイトによると足立強化部長は「攻撃の新たなオプションとして、またチーム内でのさらなる競争激化、得点力をアップしながら1つでも多くのポイントを取っていく、という思いで、彼を獲得した」と理由を語っています。チームとしての第一目標はJ1残留であることは動かないと思いますが、やはりここまで来たら4度目の優勝を目標にするのは当然のこと。そのために必要なピースとして、ベリーシャを獲得したと考えて間違いありません。
 一方のベリーシャですが、何と最初に日本語で「こんにちは、皆さん。私の名前は、べサルト・ベリーシャです。サンフレッチェのために、広島に来られて幸せです。私は、山本さん、城福監督、足立さんに感謝しています。よろしくお願いします」と挨拶したとのこと。「少しでも早く日本語を覚えられるように」練習してきたそうで、日本でプレーすることに対する並々ならぬ決意を感じます。またJリーグについては、ACLでの対戦や移籍してきた選手からいろいろと聞いていたそうで、Jリーグ移籍は「チャレンジだ」と語っています。更にモバイルサイトによると記者会見後にはすぐにトレーニングウェアに着替えて練習に取り組んでいたそうで、質の高いシュート練習も見せていたとのこと。切れやすい、と言う噂とは裏腹に?ジェントルマンだったと言うベリーシャがチーム戦術にフィットしてくれば、Jリーグに旋風を巻き起こすことになるかも知れません。
<18.7.2> 先々週末からリーグ戦が再開した高円宮杯プレミアリーグウェストで、サンフレッチェユースは2連勝で3位に浮上しました。まず6/24にアウェイで行われた第6節C大阪U-18戦のメンバーは、GK:佐藤海、DF:鈴、大越、山崎、森保(→東66分)、MF:松本大、桂、土肥、大堀(→渡部90+2分)、影山、FW:棚田(→中谷79分)。前半35分に相手のクリアボールを拾った大堀が先制点を奪うと、その4分後には棚田のクロスを再び大堀が決め、更にその1分後にはこぼれ球を桂が押し込んでリードを3点に広げてそのまま押し切りました。続いて昨日ホームで行われた第7節米子北高戦のメンバーは、GK:佐藤海、DF:鈴、大越、山崎、MF:松本大(→中谷90+1分)、桂、東、土肥、大堀(→森保86分)、影山(→石上90+1分)、FW:棚田(→渡部82分)。JFAのサイトによると試合は広島ペースで進んだそうで、22分に大堀のFKに棚田が合わせて先制すると、28分には棚田のスルーパスから大堀がゲット。38分にも大堀がループを決めて、3点リードでハーフタイムを迎えました。そして後半も緩めることなく試合をコントロールし、9分には大堀とのコンビネーションから桂がゴールネットを揺らし、28分には松本大が5点目をゲットしてサンフレッチェユースが中国ダービーを制しました。第6節、第7節の全結果と順位表は次の通り。
【第6節】
G大阪ユース  -  福岡U-18(大阪北部地震のため延期)
C大阪U-18  0-3 広島ユース
神戸U-18   0-4 京都U-18
東福岡高   1-1 阪南大高
名古屋U-18  3-1 米子北高

【第7節】
阪南大高   1-2 神戸-18
京都U-19   1-1 G大阪ユース
東福岡高   0-3 C大阪ユース
広島ユース  5-0 米子北高
福岡U-18   1-2 名古屋U-18

       勝点 試合 勝 分 負 得失差
1神戸U-18   15   7     5   0   2    +4
2京都U-18   14   7     4   2   1    +5
3広島ユース  13   7     4   1   2   +10
4名古屋U-18  13   7     4   1   2    +7
5C大阪U-18  11   7     3   2   2    +2
6東福岡高   10   7     3   1   3     0
7G大阪ユース  9   6     2   3   1    -1
8福岡U-18    4   6     1   1   4    -4
9阪南大高    4   7     1   1   5    -8
10米子北高    3   7     1   0   6   -15

<18.7.1> 中国新聞によると、韓国キャンプ最終日の昨日は大邱広域市内で予定されていた練習を取りやめ、釜山経由で帰国しました。23日から始まった韓国キャンプは、体力強化に努めるとともに攻撃面に重点を置いた練習を行い、「細かい戦術を抽出してやれた。コンディションも徐々に上げて行くことができた」(城福監督)とのこと。その一方で、大邱戦は身体が重い中での試合だったと言うこともあって、いい教訓になったゲームだった様子です。チームは今日、明日は休んで体調を整えて、天皇杯とリーグ戦再開に向けて良い準備をして欲しいと思います。
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