1/20〜1/26のSANFRECCE Diary


<19.1.26> 昨日タイ・バンコク市内のホテルで、「Jリーグアジアチャレンジ」に出場する4チームが揃って記者会見を行いました。サンフレッチェの相手となるチョンブリFCは昨年タイ・プレミアリーグで9位だったとのことで、今季は「もちろんリーグ優勝を狙っているし、少なくとも5位以内に入りたい」(チャクラパン監督)とのこと。今季の開幕に向けてのトレーニングも進んでいて、既に練習試合を何試合か戦って「広島を想定したトレーニングもやってきた」そうです。一方城福監督は「我々にとって初の対外試合。ここまでのキャンプで...取り組んできたことを発揮したい」と述べました。そして今日の試合は12人まで交代できることから「少しでも多くの選手に出場機会を与えて、我々が今季目指すべきサッカーの一端をお見せしたい」と語っていたので、怪我で離脱中の選手以外のほぼ全員が出場することになりそうです。
 今日の試合会場はバンコク南東のチョンブリ県にあるチョンブリスタジアムで、午後6時(日本時間午後8時)キックオフ。入場は無料で、チケットは当日の午後3時からスタジアム敷地入り口西側チケット売り場で配付されます。試合映像はDAZNとJリーグ公式YouTubeチャンネルで配信されます。今日もブログでの速報も行う予定ですので、動画を見れない方はそちらをどうぞ。
<19.1.25> タイキャンプ5日目の昨日は城福監督が合流して、初の紅白戦が行われました。中国新聞によると15分3本で行われた試合は全て3バックで、野津田のクロスをドウグラスが決めたとのことです。また同様に体調不良で出遅れていた川辺も練習に初参加し、パトリックとともに走り込みなどを行っていたそうです。一方、右膝を痛めて代表を離脱した青山はピッチ脇のウォーキング等でリハビリを開始した、とのこと。治療方法は未定で、城福監督は「選手生命を考慮して、一番いい選択をしないといけない」と話していたそうです。
<19.1.25> 日本代表は昨日アジアカップの準々決勝を戦い、ベトナムに1-0で競り勝って2大会ぶりにベスト4に進出しました。この日の先発は出場停止の武藤を北川に代えただけで、GK:権田、DF:酒井宏、冨安、吉田、長友、MF:遠藤、柴崎、堂安(→塩谷88分)、南野(→塩谷89分)、原口(→乾78分)、FW:北川(→大迫72分)。対するベトナムは、GK:ダン・バン・ラム、DF:ドー・ズィ・マイン、クエ・ゴック・ハイ、ブイ・ティエン・ズン、ドゥアン・バン・ハウ、MF:グエン・フイ・フン(→ゲン・バン・トアン54分)、グエン・チョン・ホアン(→グエン・フォン・ホン・ズイ63分)、ドー・フン・ズン、ファン・バン・ドゥック(→ルオン・スアン・チュン75分)、FW:グエン・コン・フオン、グエン・クアン・ハイ、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを支配する日本でしたが、しかしベトナムの堅い守りを崩せずなかなか攻略の糸口がつかめません。対するベトナムも細かいパス回しを見せるものの、日本の守備も隙を与えません。そんな中の前半24分、柴崎のCKを吉田が高い打点から叩き込んだものの、一度認められた得点はVARによって吉田のハンドとして取り消されます。前半29分にもショートコーナーから冨安が決定的なシュートを放ったもののGKがファインセーブ。逆に37分と38分には危ういシュートを打たれましたが権田がセーブします。そして前半45分の南野のシュートもGKに弾かれ、スコアレスで前半を折り返しました。
 後半に入ってもボールを支配する日本に対してベトナムが堅い守備からのカウンターを狙う、と言う構図が続きます。そして後半7分には遠藤が強烈なミドルを放ったもののGKが反応。8分には堂安が倒されましたが流されます。ところがその後にVARによってこのプレーが再検証されると、ブイ・ティエン・ズンのファウルと判定されてPKが与えられます。そしてこれを堂安が自ら決めて、ようやく日本が先制点を奪いました。
 その後日本は大迫を投入して追加点を狙いに行きます。それに対してベトナムも早めの選手交代で攻撃のテンポを上げて来ます。後半29分には権田のパスをカットされてグエン・コン・フオンにペナルティエリア内からシュートを打たれたものの、吉田の身体に当たって事無きを得ます。更に終盤はベトナムの猛攻を受けたものの身体を張った守備で跳ね返して、1点を守り切って準決勝進出を決めました。
 FIFAランキング100位のベトナムですが、このところ著しく成長している、と言う噂通りの好チームだったと思います。東南アジアのチームらしく足下の技術に長けているだけでなく、運動量も豊富で競り合いも強く、なかなか決定的な形を作れませんでした。またロシア人とのハーフのGKダン・バン・ラムのファインセーブでゴールを阻まれたシーンも多く、中2日の日本代表にとっては非常に厳しい試合となりました。そして2度にわたってVARにより判定が覆ったり、またパスミスから決定機を作られたり、と動揺してもおかしくないシーンも多かったものの、チーム全体が落ち着いてゲームをコントロールしました。なかなか相手の守備を崩せなかったことや、相手にボールを回されるシーンも多かったことなど内容的にはいまいち、と評価する向きをあるようですが、このような大会は結果を出すことが何よりも重要。相手に応じた戦い方で、頂点を目指せば良いのだと思います。
<19.1.24> Jリーグは昨日、今季のリーグ戦の日程を発表しました。それによると、ACLやカップ戦も含めたサンフレッチェの今季のスケジュールは次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
ACL-PO
2/19(火)
19:00
チェンライ・ユナイテッド
広島広域公園陸上競技場
日テレジータス
1
2/23(土)
14:00
清水エスパルス
エディオンスタジアム広島
2
3/1(金)
19:00
ジュビロ磐田
エディオンスタジアム広島
ACL1
3/5(火)
20:00
広州恒大
広州天河体育中心
日テレジータス
3
3/9(土)
16:00
セレッソ大阪
ヤンマースタジアム
ACL2
3/12(火)
19:00
メルボルン・ヴィクトリー
広島広域公園陸上競技場
日テレジータス
4
3/17(日)
15:00
松本山雅
エディオンスタジアム広島
5
3/30(土)
19:00
大分トリニータ
大分銀行ドーム
NHK-BS1
6
4/6(土)
14:00
ガンバ大阪
エディオンスタジアム広島
ACL3
4/10(水)
19:00
大邱FC
広島広域公園陸上競技場
日テレジータス
7
4/14(日)
16:00
ヴィッセル神戸
ノエビアスタジアム神戸
8
4/19(金)
19:00
FC東京
エディオンスタジアム広島
ACL4
4/23(火)
20:00
大邱FC
フォレストアリーナ
日テレジータス
9
4/28(日)
15:00
名古屋グランパス
豊田スタジアム
10
5/3(金・祝)
14:00
横浜F・マリノス
エディオンスタジアム広島
ACL5
5/8(水)
19:00
広州恒大
広島広域公園陸上競技場
日テレジータス
11
5/12(日)
13:05
ベガルタ仙台
ユアテックスタジアム仙台
NHK広島・NHK仙台
12
5/17(金)
19:00
サガン鳥栖
エディオンスタジアム広島
ACL6
5/22(水)
メルボルン・ヴィクトリー
メルボルン・レクタンレギュラーススタジアム
日テレジータス
13
5/26(日)
14:00
浦和レッズ
埼玉スタジアム2002
NHK-BS1
14
6/1(土)
14:00
コンサドーレ札幌
札幌ドーム
15
6/15(土)
19:00
湘南ベルマーレ
エディオンスタジアム広島
ACL R16-1
6/17-19
ACL Round 16 1st leg
16
6/22(土)or 7/31(水)
川崎フロンターレ
エディオンスタジアム広島
ACL R16-2
6/24-26
ACL Round 16 2nd leg
17
6/29(土)
18:30
鹿島アントラーズ
カシマスタジアム
天2
7/3(水)
天皇杯2回戦
18
7/6(土)
19:00
セレッソ大阪
エディオンスタジアム広島
19
7/13(土)
19:30
サガン鳥栖
鳥栖スタジアム
20
7/20(土)
18:00
松本山雅
サンプロ アルウィン
21
8/3(土)
19:00
コンサドーレ札幌
エディオンスタジアム広島
NHK-BS1
22
8/10(土)
19:00
ガンバ大阪
パナソニックスタジアム吹田
天3
8/14(水)
天皇杯3回戦
23
8/17(土)
19:00
FC東京
味の素スタジアム
24
8/24(土)
19:00
大分トリニータ
エディオンスタジアム広島
ACLQF1
8/26-28
ACL Quarter Final 1st leg
25
8/31(土)
ジュビロ磐田
ヤマハスタジアム
LQF1
9/4(水)
ルヴァンカップ準々決勝1st leg
LQF2
9/8(日)
ルヴァンカップ準々決勝2nd leg
26
9/14(土)or 9/15(日)
横浜F・マリノス
ニッパツスタジアム三ツ沢
ACLQF2
9/16-18
ACL Quarter Final 2nd leg
天4
9/18(水)
天皇杯4回戦
27
9/28(土)or 9/29(日)
名古屋グランパス
エディオンスタジアム広島
ACLSF1
10/1-2
ACL Semi-Final 1st leg
28
10/5(土)or 10/6(日)
ヴィッセル神戸
エディオンスタジアム広島
LSF1
10/9(水)
ルヴァンカップ準決勝1st leg
LSF2
10/13(日)
ルヴァンカップ準決勝2nd leg
29
10/19(土)or 10/20(日)
清水エスパルス
アイ・イ・アイスタジアム日本平
ACLSF2
10/22-23
ACL Semi-Final 2nd leg
天QF
10/23(水)
天皇杯準々決勝
LF
未定
ルヴァンカップ決勝
30
11/1-11/4
川崎フロンターレ
等々力競技場
ACLF1
11/9(土)
ACL Final 1st leg
31
11/8-11/10
浦和レッズ
エディオンスタジアム広島
32
11/23(土)
鹿島アントラーズ
エディオンスタジアム広島
ACLF2
11/24(日)
ACL Final 2nd leg
33
11/30(土)
湘南ベルマーレ
BMWスタジアム平塚
34
12/7(土)
ベガルタ仙台
エディオンスタジアム広島
天SF
12/12(土)
天皇杯準決勝
天F
1/1(水・祝)
天皇杯決勝

 このうちACLの日程は2/19のプレーオフに勝ち抜いた場合で、負けた場合にはルヴァンカップのグループステージに出場することになります。またACLでラウンド16に進出した場合、第15節の湘南戦は6/14(金)の19時キックオフに変更になる可能性があります。そして第26節以降は広島や相手チームがACLで勝ち抜くか否かで日程が決まることになるとのことです。
<19.1.23> タイキャンプ3日目の昨日は午後から初めての対人ゲームを行いました。中村伸ヘッドコーチを中心に3チームに分かれて、タッチ数制限をつけて7対7のゲームを行ったとのこと。中国新聞によると5分のゲームを2回ずつ行って、柏、野津田、ベリーシャ、森島がゴールを決めたそうです。また別メニュー調整を続けていたパトリックが初めて全体練習に合流。右膝の痛みは無くなったそうで、午前中は走り込み、午後はウェイトトレーニングに取り組んでいたとのことです。
<19.1.22> 昨日のアジアカップ・ラウンド16で、日本代表はサウジアラビアに競り勝って8大会連続でベスト8に入りました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:酒井宏、冨安、吉田、長友、MF:遠藤、柴崎、堂安(→塩谷88分)、南野(→伊東76分)、原口、FW:武藤(→北川90+1分)。対するサウジアラビアは、GK:アルオワイス、DF:アルブライク、アルブライヒ、アルシャハラニ、アルファティル、MF:アルダウサリ、バヒブリ(→ガリーブ86分)、オタイフ(→アルサイアリ77分)、アルモカハウィ、アルビシ(→アルシャハリ56分)、FW:アルムワラド、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのはサウジアラビアで、長短のパスの交換からDFラインの裏を狙ってきます。これに対して日本はクリアするのが精一杯、と言う感じで、何とかロングパスから打開しようとします。そして前半19分にはロングボールを受けた原口がCKをゲットすると、柴崎のボールを冨安がヘッドで決めて日本が先制点を奪いました。
 これでより攻勢を強めるサウジアラビアに対して、日本は引いて守る、と言う展開が続きます。後半は暑さのためか日本の足が止まり、自陣に押し込まれる我慢の時間帯が続きます。サウジの猛攻は終盤まで収まることは無かったものの日本の守備の集中は最後まで切れず、1点差を守って逃げ切りました。
 この試合のスタッツを見ると、日本のボール支配率は23%。サウジアラビアにボールを回されてまったく取れない、と言う時間が長く続きました。しかしだからと言って「内容的に圧倒された」と言う訳ではなかったのがサッカーの面白いところ。サウジアラビアにボールを持たれてもゴール前への侵入は許さず、シュートを許したシーンでも誰かは必ず身体を寄せに行っていてミスを誘いました。そして終盤はカウンターに行く体力が無くなったと見るや1点差を保って逃げ切るとチーム全体で意思統一して、ゴール前に人垣を作って逃げ切りました。午後の暑い時間帯で、しかも相手のホームとも言える場所での試合と言うことを考えると、セットプレーで得点して守りを固めて逃げ切った日本の戦い方はある意味「理想的だった」と言って良いでしょう。「森保ジャパン」はアジア制覇に向けて、オプションを増やして一歩前進した、と言って良いのではないでしょうか。
<19.1.22> プレスリリースによると、青山選手は右膝痛のため日本代表を離脱することになりました。スポニチによるとウズベキスタン戦で負傷していたそうで、昨日の夜にUAEからタイに移動して、サンフレッチェの医療スタッフのチェックを受けることになったそうです。青山はウズベキスタン戦ではキャプテンマークを巻いて前線への鋭いパスを連発していただけに、代表にとっても本人にとっても痛い離脱だと言えそうです。
<19.1.21> 中国新聞によると、サンフレッチェの選手とスタッフは昨日、福岡空港を発って3時40分ごろにタイのスワンナブーム空港に到着しました。日本代表の青山、佐々木だけでなく体調不良で城福監督と川辺、大迫が遅れて合流することになり、選手26人が参加したとのこと。宿舎に到着すると、軽く身体を動かしたそうです。のっけから「指揮官不在の異例の事態」となっていますが、中村ヘッドコーチは「いろんな状況が起こりうる。監督が合流後にスムーズにできるよう取り組みたい」と語っていたそうです。
<19.1.20> 中国新聞によると、15日から開始した全体練習は天候にも恵まれ「量的に思うことができた。プラン通り」(城福監督)だったそうです。そして明日から始まるタイでの一次キャンプでは体力作りを最優先するとのこと。初日、2日目は抑え目に調整し、3日目以降からの本格的なトレーニングで「コンディションを2ランク上げる」のだそうです。因みに今年のタイキャンプの12日間の間に組まれる対外試合は、2/26のチョンブリ戦と1/31のU-23韓国代表戦のみ。城福監督によると「ゲームによって相手が主力が出てきたり控えが出てきたりするため選手の評価がしづらい」と言うことから、紅白戦などでチーム内競争を煽りながら戦力を見極めていくとのことです。
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