11/10〜11/16のSANFRECCE Diary


<19.11.16> 一昨日、広島で合宿中のU-22日本代表と35分×2の練習試合を行い、1-0で勝ちました。紫熊倶楽部WEBによると広島のメンバーは、GK:廣永、DF:練習生、吉野(→土肥HT)、清水、MF:サロモンソン、柴崎、松本大、東、渡、野津田、FW:ドウグラス・ヴィエイラ。対するU-22日本代表は、GK:谷(→大迫HT)、DF:岩田(→高28分)、立田(→板倉HT)、瀬古、MF:長沼(→菅原46分)、原(→橋岡56分)、中山(→田仲駿HT)、菅(→三好HT→久保54分)、鈴木、食野(→前田54分)、FW:小川(→上田HT)、と言うメンバーでした。序盤はDFラインのコンビネーションが合わないことが多く、ミスから押し込まれるシーンが多かったそうですが、廣永の好セーブなどでリズムを作ると徐々にペースを握ったそうです。そして前半29分にはドウグラス・ヴィエイラのスルーパスで飛び出した東がGKと1対1のシーンを作ったものの決めきれず、スコアレスで前半を折り返しました。
 後半は6人入れ替えたU-22代表に対して広島は吉野に代えて土肥を投入。松本大をリベロに落とした布陣で臨みます。そしてその土肥の展開などでU-22代表を押し込み、後半13分にはドウグラス・ヴィエイラのループを大迫がクリアして得たCKのこぼれを東が叩き込んで、先制点を奪います。これに対してU-22代表もその後選手を入れ替えて反撃し、特に後半19分から久保が投入されると決定的なシーンを作られたそうです。しかし広島は疲れが出る時間帯にもしっかりと規律を持って戦って、そのまま無失点で試合を終えました。U-22代表は集合したばかりでばらついたコンディションを調整中だったのに対して、広島も翌日に予定されていた非公開の練習試合に向けて主力を温存した、と言うゲームでしたが、U-22年代の東と松本大が良いプレーを見せてアピールしたことなどを含め収穫の多い試合だった模様です。
<19.11.15> 昨日行われたFIFAワールドカップアジア2次予選で、日本代表はアウェイでキルギスに2-0で勝ち、4連勝で前半戦を終了しました。この日のメンバーは、GK:権田、DF:酒井宏、吉田、植田、長友、MF:伊東(→中島78分)、遠藤(→山口78分)、柴崎、原口、南野、FW:永井(→鈴木87分)。立ち上がりからペースを握ったのはキルギス。ホームの声援を受け、またピッチの悪さも味方につけて正確なサイドチェンジを駆使して日本人無いに攻め込みます。日本も前半14分に酒井宏のクロスに南野がヘッドで合わせ、18分には南野がGKとの1対1からシュートを放ちますが決めきれません。パスを繋いで日本ゴールに迫るキルギスは、24分、32分、36分に決定機を作りますが、シュートの正確性がなく助かります。そして前半40分、遠藤のスルーパスから南野がペナルティエリア内に飛び込むと、GKに引っかけられてPKを獲得。これを南野が自ら決めて、1点リードで前半を折り返しました。後半も日本はパスが繋がらずに苦戦しましたが、後半8分に遠藤が倒されて得たFKを原口が直接決めて点差を広げます。その後もキルギスに攻め込まれるシーンが多かったものの権田の好セーブにも救われ、最後はゴール前に人垣を作って守って2点差を保ったまま逃げ切りました。
 試合後に吉田選手は苦戦の原因について「自分たちが攻めた後のセカンドボールでガチャガチャとなったところが相手に渡るのが多かった。そこでの球際の強さ、セカンドボールの予測だったり」のところに問題があった、と振り返っています。確かに全体的に球際でかわされ、またボールを奪われるシーンが多くかったのは間違いないところ。やはりアウェイの過酷な環境に対応しきれなかった、と言うのが原因だったのではないかと思います。また怪我やU-22代表への招集もあって、前線のメンバーが入れ替わったのも苦戦の要因だったのかも知れません。ただ、そのような難しい状況でもきっちりと無失点勝利を挙げているのは何よりも大きな収穫。森保ジャパンはワールドカップに向けて、着実に歩みを進めていると言って良いのではないでしょうか。
<19.11.13> 中国新聞によると城福監督は、優勝の可能性が消滅しACL圏内も厳しい現状を踏まえて、残り3試合について「チームが進む方向をしっかりみんなが認識して、今シーズンを締めたい...勝点9を目指す」と語りました。ここから3連勝すれば最終的な勝点は60になり、昨年の57を越えます。城福監督は「去年の勝点を上回りたいと言う意識はずっと持ちながらやってきた」と語っていて、その意識はチーム全体として共有されているはず。ACL出場権を取れるかどうかは他チームの動向次第ではありますが、可能性を残すためにはまずは3連勝しなければなりません。
<19.11.12> 先週発売の「紫熊倶楽部」12月号(Vol. 262)を紹介します。最初の記事は「俺たちの和幸、俺たちの誇り」と言うタイトルで、Jリーグ功労選手賞の受賞が決まった森崎和幸C.R.M.のインタビューが掲載されています。これに続くのは今月号のメイン記事で、タイトルは「サンフレッチェ6月革命」。ミハイロ・ペトロヴィッチと城福浩と言う2人の監督の比較から始まって、札幌戦と湘南戦の間で起きた「革命」とも言える戦術の大転換と今後の課題について書いています。
 Special Interviewはドウグラス・ヴィエイラ選手。「FOR THE TEAM」を貫くドウグラス・ヴィエイラと言う選手がどのように形作られたか。どのような思いでサンフレッチェでプレーしているかなどを描いています。「サンフレッチェを支える人々」で取り上げられているのは事業本部長の山田誠さん。エディオン広島本店の店長を3度も務めた経験を活かして、どのようにサンフレッチェ広島と言う事業を進めて行くか、について語っています。
 「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページの最初は「自信しかない男 松本大弥」。自信満々のルーキーが自由奔放に語っています。「Match Report」は清水戦、浦和戦、川崎F戦。佐々木、荒木両選手が日本代表に選出された、と言う記事も掲載されています。掛本智子さんの「FACE TO FACE」は東選手編の前編。「僕の好きな○○」は、大迫選手が川島選手の著書を紹介しています。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」に続いて、最終ページではサンフレッチェレディースの泉舞衣子さんを取り上げています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税別で360円。ホームゲーム会場、V-POINT、広島県内の大手書店のほか、東京銀座の広島県アンテナショップ「tau」で販売中です。また通販はe-VPOINTでどうぞ。
<19.11.11> プレスリリースによると、今週末の11/16(土)に吉田サッカー公園で「サンフレッチェ広島ファン感謝デー2019」が開催されます。開場は午前11時で、午後1時20分からの選手トークショーのほか、選手アトラクション「選手とフラフープでペアリレー」「選手のPK迫力体験」「選手のFKの壁を体験してみよう」「選手と追いかけ玉入れ」「選手と借り物競争」「選手コラボ、ファン感グルメメニュー」「サンチェふわふわ、キックターゲット」「選手とウォーキングサッカー体験」などが予定されています。また、「帆前掛け【青山選手モデル】」「マグカップ【稲垣選手モデル】」「トートバッグ【大迫選手モデル】」などファン感限定グッズも販売予定です。諸注意など詳細はオフィシャルホームページをご覧下さい。
<19.11.10> 昨日行われたJ1リーグ戦でFC東京と横浜FMが勝って勝点をそれぞれ62と61に伸ばし、サンフレッチェの優勝の可能性は消滅しました。また川崎Fが鹿島に勝ったため鹿島の勝点は59のままなのに対して川崎Fは57。広島との勝点差はそれぞれ8と6なので、ACL出場権を獲得するためには最低でも残り3試合で2勝1分け以上の成績が必要になりました。
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