11/24〜11/30のSANFRECCE Diary


<19.11.30> モバイルサイトによると城福監督は湘南について「ここ数試合と直近とでは、明白に変わっている。C大阪戦にしてもFC東京戦にしても、決定的なシーンは湘南の方が多かった」と語っています。曺監督のパワハラ問題で混乱していた湘南でしたが、浮島監督の戦術が浸透して来たのは確かでしょう。今日はいつも以上にチーム一丸となって自分たちのサッカーを展開することが、勝利のために必要なことだと言えそうです。
 今日の試合会場はShonan BMWスタジアム平塚で、午後2時キックオフ。当日券発売は10時半から前半終了までで、アウェイ側のシートは全席販売が予定されています。試合中継はDAZNのみで、私は現地観戦予定のためブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをどうぞ。
<19.11.29> 明日はJ1リーグ戦第33節。サンフレッチェはアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
 2012年に就任した曺貴裁監督の下で3度のJ1昇格を成し遂げ、昨年はルヴァンカップのタイトルも獲得するなど着実に力をつけてきた湘南は、今季も前半戦は5連敗を喫するなど苦しんだものの、第18節以降は5試合で4勝1敗と調子を上げてきていました。ところが8/12に曺貴裁監督による選手・スタッフへのパワハラ疑惑が浮上し、10/4に入ってJリーグが調査報告と裁定を発表。それに伴って湘南も曺監督の退任を発表して、10/10にようやく浮島監督への交代が決まりました。そしてこれらの騒動によってチームに動揺が走ったか、あるいは指揮官が長期間不在だった影響か第23節から9試合勝ち無しの泥沼にはまりこんで、現在プレーオフ行きとなる16位となっています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
15A ●0-2 広島  【広】ドウグラス・ヴィエイラ、稲垣
16A ●0-1 G大阪 【G】食野
17H ●0-2 C大阪 【C】奥埜、清武
18A ○2-0 名古屋 【湘】齊藤、金子
19H ○3-1 神戸  【湘】山崎、杉岡、フレイレ、【神】古橋
20A ●2-5 札幌  【湘】大野、野田、【札】進藤、ジェイ2、アンデルソン・ロペス、チャナティップ
21H ○3-2 鹿島  【湘】山崎、野田、坂、【鹿】セルジーニョ、伊藤
22A ○3-2 磐田  【湘】山崎、山田直、杉岡、【磐】山田大、大井
23H ●2-3 鳥栖  【湘】松田、古林、【鳥】クエンカ2、金井
24A △1-1 仙台  【湘】金子、【仙】道渕
25H △1-1 浦和  【湘】梅崎、【浦】興梠
26A ●1-2 大分  【湘】野田、【分】三平、伊佐
27H ●0-6 清水  【清】エウシーニョ2、河井、西澤2、ドウグラス
28H ●0-5 川崎F 【川】OG、中村、阿部、小林、長谷川
29A ●1-3 横浜FM 【湘】山崎、【横】仲川、マテウス、マルコス・ジュニオール
30H ●0-3 G大阪 【G】小野瀬、宇佐美2
31A ●0-1 C大阪 【C】奥埜
32A △1-1 FC東京 【湘】松田、【東】森重
 前節は前半のリードを試合終了間際まで守っていたものの、後半アディショナルタイムに森重にミドルシュートを決められて勝点2を失っています。17位松本との勝点差はわずかに2で、15位清水との勝点差は4あると言うことで、残り2試合は何としても連勝で終えたいと言う気持ちは強いはず。明日はホーム最終戦と言うこともあって、必勝体制で待ち構えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、このところ3試合は試合を支配しつつも勝てない流れが続いています。中国新聞によると今週はドウグラス・ヴィエイラをシャドウに入れる布陣を試していたそうですが、おそらくは得点が欲しい時のオプションでは無いかと思われるので、メンバー予想は前節と同じとしておきます。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣

ハイネル           柏

    川辺    森島

      Lペレイラ

SUB:林、清水、吉野、東、柴崎、渡、Dヴィエイラ
 前節の引き分けで3位以上の可能性が無くなったサンフレッチェですが、4位に入ればACL出場権獲得の可能性が残ります。そのためには残り2試合を連勝で終えることが条件。明日はこれまでに積み上げてきたものの出し切って、勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<19.11.28> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第15節(台風で延期された試合)のG大阪ユース戦は2-2で引き分けに終わりました。サンフレッチェ広島ユースのメンバーは、GK:平野、DF:影山、伊藤、西村、MF:佐藤(→城水HT)、土肥、池田、光廣、FW:鮎川(→菅野90+2分)、細谷(→棚田颯HT)、竹内(→有光80分)。先制点はG大阪で、前半21分にPKを決められました。その後広島も反撃して、32分に影山のクロスを土肥が決めて同点に追いつくと、後半10分には鮎川のシュートからの混戦から城水が押し込んで広島が勝ち越したものの、後半26分に同点に追いつかれてそのまま引き分けました。この結果サンフレッチェユースは6位以上が確定。また残り2試合で2位G大阪と首位名古屋U-18の勝点差が7となったため、名古屋のプレミアリーグウェスト優勝とチャンピオンシップ進出が決まりました。
<19.11.27> 大分トリニータは昨日、丸谷拓也選手の今シーズン限りでの現役引退を発表しました。鳥取県出身の丸谷は2008年に境高からサンフレッチェ入り。1年目は出場機会がなかったものの、2年目のナビスコカップ大分戦でFWとして先発起用されてプロデビューしました。しかしシーズン途中にボランチにポジションを移すと、翌年のACLグループステージ第6節で好プレーを見せたのをきっかけに出場機会が増えて、リーグ戦16試合、ナビスコカップ4試合、天皇杯1試合に出場するなどレギュラー獲得の一歩手前まで行きました。しかし翌年以降はなかなか出場機会が得られず2012年8月に大分に期限付き移籍。レギュラーとして大分のJ1昇格とJ1での戦いに貢献しました。そして2014年に広島に復帰すると、2016年シーズンのセカンドステージではほぼ全試合に先発出場してチームを支えましたが、2017年シーズンはチームが残留争いで苦しむ中でも貢献できず、昨年から再び大分に移籍。ほぼ全試合に先発出場して、J1昇格の原動力の一人となっていました。今季のリーグ戦はシーズン当初に起用されただけでしたがルヴァンカップでは全試合にフル出場しているので、まだまだやれるのではないか、と思うのですが、もともと県内屈指の進学校出身でサッカー選手にするのは惜しい、と言う話もあったと聞いています。本人も「これからは違う道を歩む事になります」と語っているので、きっと素晴らしいセカンドキャリアを築いてくれるのではないでしょうか。
<19.11.26> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第16節で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で京都U-18を下し3連勝で5位をキープしましたが、残り試合に全勝しても名古屋U-18を上回ることができないため優勝の可能性が無くなりました。広島のメンバーは、GK:平野、DF:佐藤(→城水69分)、伊藤、MF:土肥、池田、西村、光廣、FW:影山、棚田颯(→菅野59分)、鮎川、竹内(→有光81分)。先制点は広島で、前半6分に光廣の右からのクロスを竹内がヘッドで決めました。その後18分に同点に追いつかれましたが、後半13分に竹内のパスから鮎川が決めて勝ち越すと、後半34分に土肥のクロスを菅野が頭で決めてリードを広げそのまま勝利しました。第16節の全結果と順位表は次の通り。
【第16節】
愛媛U-18  2-1 福岡U-18
C大阪U-18 1-1 G大阪ユース
名古屋U-18 5-2 神戸U-18
東福岡高  1-2 大津高
京都U-18  1-3 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 名古屋U-18   38    16   12   2   2   +30
2 G大阪ユース  30    15    9   3   3   +24
3 大津高     30    16    9   3   4    +2
4 京都U-18    29    16    9   2   5    +9
5 広島ユース   25    15    8   1   6   +12
6 神戸U-18    19    15    6   1   8    -6
7 東福岡高    19    16    6   1   9   -13
8 C大阪U-18   15    15    4   3   8    -7
9 福岡U-18    13    16    3   4   9   -22
10 愛媛U-18     6    16    2   0  14   -29
 なお延期になっていた広島の第15節は明日11/27の11時からOFA万博フットボールセンターグラウンドで行われますが、ここでG大阪ユースが引き分け以下に終わると名古屋U-18の優勝が決まります。
<19.11.25> 昨日吉田サッカー公園で鳥栖との練習試合を行い、3-0で勝ちました。得点は前半25分と34分に野津田、後半15分に柴崎でした。
<19.11.24> 昨日ホームに17,033人の観客を集めて行われたJ1リーグ戦第32節鹿島戦はスコアレスドローに終わり、今季のリーグ戦4位以下が確定しました。
 レアンドロ・ペレイラが磐田戦以来の先発。また出場停止のハイネルが復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣

ハイネル           柏
(→清水88分)
    川辺    森島
    (→東79分)
      Lペレイラ
     (→Dヴィエイラ68分)

SUB:林、吉野、柴崎、渡
 対する鹿島の先発は前節と同じで、GK:クォン・スンテ、DF:内田(→三竿68分)、ブエノ、チョン・スンヒョン、町田(→相馬84分)、MF:永木、レオ・シルバ、セルジーニョ、白崎(→名古62分)、FW:土居、伊藤、と言うメンバーでした。最初にビッグチャンスを作ったのは広島で、2分に森島のFKをレアンドロ・ペレイラが頭で押し込んだものの、その前に他の選手のファウルを取られてゴールは認めらずに終わります。しかしこれで気落ちすることなくその後も広島がペースを握り、タッチ数の少ないパスで鹿島陣内に攻め込みます。そして28分には佐々木のオーバーラップからクリアのこぼれをレアンドロ・ペレイラがシュートしましたが枠外。30分には柏のクロスにレアンドロ・ペレイラが合わせましたが枠を捉えることができず、40分には森島のFKにレアンドロ・ペレイラが合わせましたが叩きつけることができず宙に浮きます。更に42分には森島のCKをレアンドロ・ペレイラが落とすと、これを野上がシュートしましたがGKの正面を突きます。前半は広島が何度も決定機を作ったものの決めきれず、逆に鹿島のシュートは33分と34分のミドル2本のみ。ほぼ広島のペースながら得点の無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半もファーストシュートは広島で、1分に稲垣が遠目から狙いましたがDFに当たってGKがキャッチします。しかし3分にはパスミスからカウンターを受けて、セルジーニョに打たれましたが枠外。また11分にはレオ・シルバにシュートを許しましたが枠外に外れます。後半の前半は鹿島にボールを回されて我慢の時間が続き、25分には鹿島のFKからブエノに当たったボールがゴール方向に飛びましたが大迫が落ち着いてキャッチ。31分の土居のミドルも大迫が処理し、33分の三竿のシュートは枠外に外れます。後半20分には柏のクロスに稲垣がダイビングヘッドで得点を狙いましたが、惜しくも枠を捉えることができません。ドウグラス・ヴィエイラ、東を投入して逆襲を狙う広島。しかし鹿島のブロックも堅くなかなか崩すことができません。終盤には両サイドから次々とクロスを入れ、45分には青山のシュートが相手の手に当たったようにも見えましたがハンドは取ってもらえず。広島は最後まで得点を狙って攻め続けたもののゴールを割れず、0-0のままで試合終了となりました。
 ACL出場権獲得のために、または優勝のために勝たなければならない両チーム。しかも広島は3週間ぶり、鹿島は2週間ぶりの試合と言うことでいずれも十分に準備をした上で臨んだ試合でした。そのためどちらも相手の良いところを潰しながらミスを狙う、と言う感じで、非常に堅い試合になりました。試合後に城福監督は「われわれはACLの試合も含めて3試合鹿島に先制点を奪われているので、まずは先に点を取られないことをみんなで強く意識しました」と語っていますが、直近の6試合連続で失点していたことも含めて、まずはしっかりとした守備から入ったものと思われます。その結果ゼロに抑えることはできたわけで、ある程度狙い通りの試合はできたのだと思います。一方の攻撃ですが、主に左サイドからのコンビネーションは作れていて、何本も良いクロスが入っていたものの鹿島守備陣を突き崩すことはできませんでした。前半42分の野上のシュートや後半20分の稲垣のヘッドなど、2列目より後ろの選手の攻撃参加によって決定的な場面は作れていたものの、やはりもっとFWやシャドウの選手にシュートさせるような形を作らなければならないのかも。レアンドロ・ペレイラを先発から起用することの是非も含めて、今後に向けての課題が明らかになった、と言えるかも知れません。
 今節は3位鹿島との勝点差を詰めることができなかったため、広島の4位以下が確定。また4位川崎Fも前倒し開催の浦和戦に勝利していたため勝点差が5となって、5位が現実的な目標となりました。今季は開幕から7試合を5勝2分けでスタートして一時は首位に立ち、その後苦しい時期があったものの第15節の湘南戦から立て直して11試合負け無しで4位まで浮上したことを考えると、やや物足りない結果に終わりそうではあります。ただ、若手選手が次々とレギュラーを掴み、チームとしても戦い方を進化させて成長してきたことを考えれば、このまま成長の足を止めずに来季に繋がるような戦いをしないといけない、と思います。残り2試合は下位チームとの戦いになりますが、ここで今年積み上げたものの出し切って、良い形でシーズンを終えて欲しいものです。

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