12/1〜12/7のSANFRECCE Diary


<19.12.7> サッカーダイジェストWebと中国新聞によると、今日は3試合ぶりにドウグラス・ヴィエイラの先発起用が濃厚。また運動量とプレー強度を重視して、ボランチに川辺と稲垣を配置して戦うことになりそうです。前節は湘南のアグレッシブな戦いに押されて良いところなく敗れただけに、自分たちのサッカーを取り戻して良い内容と結果でシーズンを締めくくって欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-10とU-12が9時から、「中国新聞ちゅーピー倶楽部サッカー教室」が10時半から、「フォリアカップ」が12時18分頃から行われます。場外スロープ下の「さんちぇ広場」では、BMXやキックバイクでパンプトラックを体験走行するイベントや「チケット制アトラクション」「ユニフォームレンタルサービス」を実施。メインスタンド前のおまつり広場では、「DAZN年間視聴パス」特別販売や「サンフレッチェカード入会ブース」「フレンドリータウン北広島町」「フレンドリータウン広島広域都市圏」「ひろしまけいりんPRブース」「ニチバンPRブース」「にぎわいステージ」などをそれぞれ10時から開催します。
 先着プレゼントは「サンフレッチェ・サンクス・サンタ帽」を1万名様に、「ケンシン エコ・ボールペン」を5,000名様に、「サンフレッチェ×海上自衛隊コラボクリアファイル」を4,000名様に差し上げます。また、サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアムカードとなっています。
 試合会場限定グルメは、メインスタンド内とバックスタンド裏のコンコースとおまつり広場前の場外エリアで、選手コラボメニューなどを販売します。また、仙台戦限定の「ベガルタ仙台コラボガチャガチャ(アクリルキーホルダー)」とサンチェ・フレッチェの「缶バッジクリスマスバージョン」のガチャガチャ、絵馬根付、森崎兄弟の共著「うつ白」の追加販売なども予定されています。詳細はオフィシャルホームページをご覧下さい。
 試合中継はNHK広島とNHK仙台、及びDAZNで予定されています。また基町クレド・パセーラ1Fふれあい広場では、パブリックビューイングを開催します。ブログでも今シーズン最後の速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.12.6> 長かった2019年シーズンも明日が最終戦。サンフレッチェはJ1リーグの第34節をベガルタ仙台と戦います。
 開幕戦で引き分けた後に4連敗を喫し、最下位からのスタートとなった仙台でしたが、第14節からの4連勝で息を吹き返すとその後は粘り強く勝点を積み重ね、前節ようやくJ1残留を確定させています。J1リーグ後半戦の戦績は次の通り。
18A ●0-1 浦和  【浦】興梠
19H ●0-4 鹿島  【鹿】セルジーニョ2、白崎、土居
20A △0-0 C大阪
21H ○2-1 磐田  【仙】関口、道渕、【磐】今野
22A ●0-1 FC東京 【東】ディエゴ・オリヴェイラ
23H △2-2 川崎F 【仙】長沢2、【川】阿部、長谷川
24H △1-1 湘南  【仙】道渕、【湘】金子
25A ●1-2 鳥栖  【仙】道渕、【鳥】金崎2
26A ○3-1 札幌  【仙】松下、シマオ・マテ、ハモン・ロペス、【札】荒野
27H △1-1 横浜FM 【仙】永戸、【横】松原
28H ●0-1 松本  【松】セルジーニョ
29A ○2-0 名古屋 【仙】平岡、ハモン・ロペス
30A ●0-2 神戸  【神】小川2
31H ○2-0 清水  【仙】関口、平岡
32A ●0-2 G大阪 【G】宇佐美、アデミウソン
33H ○2-0 大分  【仙】道渕、長沢
 前節は大分に7割以上のボール支配を許しながらも粘り強く戦って、セットプレーとカウンターから2点を奪ってホームサポーターの前でJ1残留を確定しています。明日は残留争いのプレッシャーから解放されて、仙台らしい伸び伸びとしたサッカーで戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると東が主力組のトップ下で起用されているそうで明日の先発の可能性が高まっているとのこと。ここ2試合続いたレアンドロ・ペレイラのワントップも結果が出ていないことを考えると、前線の選手の入れ替えもあるかも知れません。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

ハイネル           柏

    東     森島

       ドグ

SUB:林、清水、吉野、稲垣、柴崎、渡、Lペレイラ
 前節は湘南の勢いに押されて良いところの無い敗戦となったサンフレッチェ。今季の順位は6位に確定しているため明日は消化試合となりますが、このまま勝ち無しでシーズンを終えるわけにはいきません。今季チームとして成長した姿を見せるためにも、明日はここまで積み上げてきたものを全て出して、勝利で締めくくって欲しいと思います。
<19.12.5> 日本サッカー協会は昨日「EAFF E-1サッカー選手権2019」の日本代表メンバーを発表し、広島から大迫敬、佐々木、森島が選出されました。今回選ばれたのは次の22人。
【GK】中村(柏)、小島(大分)、大迫敬(広島)
【DF】佐々木(広島)、室屋、渡辺剛(FC東京)、三浦(G大阪)、
    畠中(横浜FM)、古賀(柏)
【MF】仲川、遠藤渓(横浜FM)、大島、田中碧(川崎F)、
    橋本(FC東京)、鈴木(札幌)、井手口(G大阪)、
    相馬(鹿島)、森島(広島)、田中駿(大体大)
【FW】小川(水戸)、上田(鹿島)、田川(FC東京)
 ベネズエラ戦のメンバーから欧州組と車屋(川崎F)、進藤(札幌)、荒木(広島)、山口、古橋(神戸)、永井(FC東京)、オナイウ(大分)が外れ、渡辺剛、古賀、仲川、相馬、森島、田中駿、遠藤渓、田中碧、小川、田川を初めて選出。また大迫敬、小島、上田がコパ・アメリカ以来の代表復帰となっています。このメンバーは12/8からトレーニングを開始して、12/10に中国、12/14に香港、12/18に韓国と対戦します。
 一方、ジャマイカと対戦するU-22日本代表メンバーも発表し、広島から松本泰と東に加えて愛媛にレンタル中の長沼が選出されました。今回選ばれたメンバーは次の19人。
【GK】山口(エストレマドゥーラ)、谷(G大阪)、小久保(SLベンフィカ)
【DF】中山(ズヴォレ)、岩田(大分)、大南(磐田)、岡崎(FC東京)、
    瀬古(C大阪)
【MF】長沼(愛媛)、三苫(筑波大)、旗手(順天堂大)、高(山口)、
    岩崎、菅(札幌)、松本泰、東(広島)、安部(バルセロナ)
【FW】前田(マリティモ)、一美(京都)
 コロンビア戦のメンバーで残ったのは谷、岩田、中山、長沼、菅、前田の5人だけで、瀬古、三苫、旗手はブラジル遠征以来の選出となっています。このメンバーは12/24に長崎に集合してトレーニングを行い、12/28(土)にU-22ジャマイカ代表と対戦します。
<19.12.3> 先日は大分の丸谷選手の引退が発表されましたが、その他にも元広島の選手の動きが明らかになってきています。その中で今シーズン限りでの引退が発表されたのは京都の田中マルクス闘莉王選手。16歳でブラジルから来日して渋谷幕張高校に入学し、広島県出身だった祖父の勧めで2001年にサンフレッチェでプロとしてのキャリアをスタートしましたが、外国人枠の関係で2003年に水戸に期限付き移籍。そこで攻撃力のあるDFとして開花し、日本国籍を取得したこともあって浦和、名古屋、京都、そして日本代表として活躍してきました。また今日の日刊スポーツによると、サンフレッチェユース出身で2013年から浦和でプレーしてきた森脇選手の浦和との契約が今季限りとなったそうで、出場機会を求めて移籍を希望しているとのことです。
<19.12.2> 土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第17節で、サンフレッチェ広島ユースは大津高との接戦を制して3-2で勝ちました。広島のメンバーは、GK:平野、DF:佐藤(→光廣86分)、伊藤、MF:西川(→城水HT)、細谷(→竹内70分)、池田、西村、FW:影山、棚田颯、菅野(→鮎川HT)、福崎(→土肥HT)。先制点は前半10分で、PKを棚田颯が決めました。また棚田は13分にも菅野のパスから追加点を奪いましたが、前半の広島のシュートは3本だけ。対する大津高のシュート数8本に示されるように攻め込まれる場面が多かったようで、前半44分にPKから1点を返されました。そして後半16分にパスをカットされて同点に追いつかれましたが、後半44分に影山のパスから鮎川が勝ち越しゴールを決めて逃げ切りました。第17節の全結果と順位表は以下の通り。
【第17節】
名古屋U-18 3-1 C大阪U-18
広島ユース 3-2 大津高
東福岡高  2-3 福岡U-18
愛媛U-18  4-1 神戸U-18
京都U-18  2-1 G大阪ユース

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 名古屋U-18   41    17   13   2   2   +32
2 京都U-18    32    17   10   2   5   +10
3 G大阪ユース  31    17    9   4   4   +24
4 大津高     30    17    9   3   4    +2
5 広島ユース   29    17    9   2   6   +13
6 神戸U-18    19    16    6   1   9    -9
7 東福岡高    19    17    6   1  10   -14
8 福岡U-18    16    17    4   4   9   -21
9 C大阪U-18   15    16    4   3   9    -9
10 愛媛U-18     9    17    3   0  14   -26
 ここまでの結果で名古屋の優勝と愛媛の最下位は決まっていますが、2〜5位と6〜9位はそれぞれ4チームずつによる争いとなっています。最終節に京都U-18と大津高の直接対決があるため広島の順位は3位以下が確定していますが、来週の相手はプレミアリーグ残留のためには勝利が必須の福岡U-18。相手の気迫に負けないように戦って、今シーズンの最終戦を締めくくって欲しいものです。
<19.12.1> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第33節で、サンフレッチェは湘南に敗れてリーグ戦6位が確定しました。
 先発メンバーは前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣(→DヴィエイラHT)
     (→柴崎77分)
ハイネル           柏

    川辺    森島(→東84分)

      Lペレイラ

SUB:林、吉野、柴崎、渡
 対する湘南は、GK:富居、DF:岡本、坂、山根、MF:古林(→大野77分)、齊藤、金子、鈴木、FW:松田、指宿(→野田69分)、山田(→中川54分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースをつかんだのは湘南で、高い位置からのプレスで広島のパス回しを封じ、またDFラインからのロングボールを効果的に使って広島陣内に攻め込みます。1分の指宿のシュートは枠外に外れ、7分のシュートも枠を外れたものの、9分にはワンツーで左サイドを抜け出した山田が低いクロス。これは荒木が足を出したもののクリアしきれず自陣ゴールに飛んでしまい、痛恨のオウンゴールで先制点を許してしまいました。
 これで勇気を得た湘南は、その後も積極的なサッカーで広島陣内に攻め込みます。14分には山田のパスを古林がシュートしましたがわずかに枠外。17分には松田が狙いましたが枠外に外れて助かります。また28分にも指宿の折り返しに山田が走り込みましたが枠外に外れます。広島のチャンスは20分のハイネルのシュートと前半終了間際に川辺がドリブルで運んだシーンぐらいで、1失点で済んで良かった、と思えるぐらいの圧倒的な内容差でハーフタイムを迎えました。
 城福監督は後半からドウグラス・ヴィエイラを投入してツートップの形にし、またDFラインを2バックのようにして反撃を試みます。そして2分にはレアンドロ・ペレイラがペナルティエリア内からファーサイドを狙ってシュートしましたがGKの好守に防がれます。また14分にはCKを野上がフリックするとファーサイドで荒木がヘディングで狙いましたがゴール上に外れます。続いて18分にはレアンドロ・ペレイラがシュートしましたがDFがブロック。22分にもレアンドロ・ペレイラがシュートしましたがジャストミートできません。野田を投入して流れを変えようとする浮島監督。そして野田は26分には股抜きでフリーになって危ういシュートを打ってきます。広島は柏を右サイドに回してハイネルをトップ下に上げたり、あるいは東を投入したりして点を取りに行きますが、しかし後ろに人数をかける湘南の守りを崩すことはできません。最後はロングボール攻撃でゴールをこじ開けようとしたものの効果は薄く、湘南に逃げきりを許してしまいました。
 この試合、アウェイゴール裏は多くの広島サポーターで埋まりましたが、前半終了時や試合終了時に湧き上がったのはブーイングでした。特に前半はJ1残留を目指す湘南の圧力に押されて、全くいいところなし。攻めに出ようとしてもパスは繋がらず、また球際ではことごとく競り負けて勝負になりませんでした。また後半はようやく反撃に出てチャンスは作ったものの、シュートはと言えば枠外ばかり。パスやドリブルで攻め込んでも相手の身体を張った守備に阻止され、高さのあるツートップを目がけたロングボールもほとんどチャンスに繋がりませんでした。まさに90分を通して湘南の気迫に負けた、と言う感じの試合で、ブーイングされるのも当然、と言う内容だったと言えるでしょう。
 第33節は5位C大阪が勝利した一方で7位大分が敗れ、広島の6位が確定しました。今シーズンは開幕から7試合負けなしで首位に立ったもののその後は勝てなくなって第17節には9位に後退。しかしその後は盛り返して一時は4位まで上がっていたわけですから、やや残念な結果だったと言えます。特にここ4試合は勝ちが無くずるずると順位を落としてきたわけで、昨年に続いて竜頭蛇尾のシーズンだった、と言われかねない結果となっています。チームとして、個人として成長してきた2019年シーズンを良い印象で終えるためには、ホーム最終戦となる次節はこれまで以上に大事。この試合で何が悪かったか、どうすれば良かったのかを良く考えて、次こそは勝利でシーズンを締めくくって欲しいと思います。


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