12/22〜12/31のSANFRECCE Diary


<19.12.31> サンフレッチェは昨日、青山、柴崎、野津田との契約更新を発表しました。中国新聞によると全員が現状維持で、青山は推定7,000万円、柴崎は4,700万円、野津田は2,200万円だ、とのことです。
<19.12.31> プレスリリースによると、愛媛に期限付き移籍中の長沼洋一選手のレンタル延長が決まりました。2016年に広島ユースからトップ昇格した長沼は、2017年に山形、2018年に岐阜にレンタルされてそれぞれ3試合、17試合の出場にとどまっていましたが、今季は愛媛でレギュラーを確保して33試合に出場していました。長沼には出身地の甲府もオファーを出していた、と言う噂が流れていましたが、東京五輪出場のためには出場機会を得ることが重要なことから、愛媛に残ったのではないでしょうか?
<19.12.30> 日本サッカー協会は昨日「AFC U-23選手権タイ2020」を戦うU-23日本代表メンバーを発表し、広島からは大迫敬、松本泰、森島が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】小島(新潟)、大迫敬(広島)、谷(G大阪)
【DF】渡辺剛、岡崎(FC東京)、町田(鹿島)、立田(清水)、
    古賀(柏)、橋岡(浦和)
【MF】相馬(鹿島)、森島、松本泰(広島)、田中駿(大体大)、
    遠藤渓(横浜FM)、旗手(順天堂大)、食野(ハーツ)、
    杉岡、齊藤(湘南)、田中碧(川崎F)、菅(札幌)、
    田川(FC東京)
【FW】小川(水戸)、上田(鹿島)
 E-1選手権の日本代表メンバーの中から小島、大迫敬、渡辺剛、古賀、橋岡、遠藤渓、田中碧、菅、相馬、森島、田中駿、小川、上田、田川を選出。一方、ジャマイカ戦のU-22代表メンバーから谷、岡崎、旗手、松本泰、杉岡が選ばれ、町田、立田、食野はコロンビア戦以来の、齊藤はアメリカ遠征以来の選出となっています。「欧州組」は食野だけで、しかもグループステージの3試合限定だとのこと。国内組の「ベストメンバー」でどこまで戦えるか、が試されることになりそうです。
<19.12.30> サンフレッチェは昨日、柏、佐々木、廣永、井林との契約更新を発表しました。中国新聞によると柏は600万円増の6,000万円、佐々木は1,200万円増の4,200万円でサイン。廣永と井林は現状維持で、それぞれ650万円と2,200万円で契約を更新しました。
<19.12.29> U-22日本代表は昨日U-22ジャマイカ代表との親善試合を行い、9-0で勝ちました。メンバーは、GK:山口、DF:岩田、中山、瀬古、岡崎(→高72分)、MF:長沼、松本泰(→松岡81分)、東(→鈴木81分)、旗手(→三苫58分)、安部(→岩崎58分)、FW:前田(→一美58分)。立ち上がりから日本は積極的なプレーでジャマイカを押し込みチャンスを作ります。そして前半5分には右寄りからのFKを中山が決めて先制点を奪うと、16分には安部のスローインを受けた松本泰が左サイドのゴールライン際からクロスを入れると旗手がダイレクトで決めて2点目。その1分後には旗手のパスでフリーになった長沼のクロスに前田が合わせ、19分には中山のスルーパスで抜け出した東がクロスを入れると、これを旗手が決めてあっという間にリードを4点に広げます。更に前半28分にはドリブルで仕掛けた安部が倒されてPKをゲットすると、これを自ら蹴って決めて、5点リードで前半を折り返しました。この流れは後半も続き、4分に安部が倒されてFKを得ると、東が蹴ったボールはワンバウンドしてゴールに吸い込まれて6点目。更に後半37分からは途中交代で入った一美、三苫、岩崎が次々と決めてダメを押しました。
 今回は広島から選出された松本泰、東に加えて愛媛にレンタル中の長沼も先発し、それぞれ持ち味を発揮していたと思います。3人とも得点に繋がるラストパスを出し、東はゴールまで決めたことを考えれば上々の出来だった、と言って良いと思います。この年代の選手はU-22コロンビア代表戦を戦ったメンバーだけでなくE-1選手権の日本代表に選ばれた選手も多いため競争は激しいのですが、少なくともこのチームにとって必要な選手であることはアピールできた、と言えるのではないでしょうか?

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<19.12.29> サンフレッチェは昨日、東、鮎川、土肥との契約更新を発表しました。中国新聞によると、東は200万円増の年俸800万円。鮎川と土肥はC契約で、360万円で契約したとのことです。
<19.12.28> サンフレッチェは昨日、稲垣祥選手が名古屋に完全移籍する、と発表しました。2017年に甲府から広島に移籍した稲垣は、豊富な運動量と粘り強い守備でボランチとして活躍し、昨年は33試合に出場して2位躍進に貢献。今季も怪我もあってシーズン当初は出遅れたものの、第10節の横浜FM戦で今季初先発するとその後はレギュラーに返り咲いて、リーグ戦24試合、ACL5試合などに出場しました。城福広島でキーワードとなっている「靴一足分の寄せ」を体現する選手として守備の強さやスタミナがクローズアップされることの多い稲垣ですが、タイミングの良い攻め上がりでゴール前に顔を出して今季は4ゴール。またチームが繋ぐサッカーに転換してからも自らをそれに合わせるように成長させて、第24節大分戦では83本のパスを出して成功率100%、と言う記録(80本以上のパスで成功率100%と言うのは2017年の森崎和以来らしい)を出すに至っています。広島としては当然キープしたい選手の一人だったわけですが、名古屋が違約金を支払うと言うことで移籍が成立しました。
<19.12.28> サンフレッチェは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ、大迫、荒木との契約更新を発表しました。中国新聞によると、推定年俸はドウグラス・ヴィエイラが5,000万円で、大迫と荒木はそれぞれ400万円アップの1,000万円でサインしたとのことです。
<19.12.28> プレスリリースによると、大宮でコーチを務めていた藤原寿徳氏がトップチームのGKコーチに就任することになりました。藤原氏はプロとしてのプレー経験はありませんが、駒沢大のサッカー部のコーチを務めた後鹿島ユースのコーチに就任して曽ヶ端らを育成。1998年からは日本サッカー協会のGK育成プロジェクトコーチとして若年層の指導にもあたっていました。そしてその後は京都、U-22/23代表、日本代表、千葉、山口、今治のコーチを歴任し、昨年から大宮のGKコーチを務めるなど言わばGKコーチのプロ。「GK王国・広島」を更に強くさせてくれるのではないでしょうか。
<19.12.27> サンフレッチェは昨日、松本からFWの永井龍選手を獲得した、と発表しました。中国新聞によると年俸2,000万円となっています。中学生の時からC大阪のアカデミーでプレーした永井は、2010年にトップチームに昇格。シーズン後半から徐々に出場機会を増やして、7試合に出場しました。しかし2012年までの3年間で25試合出場にとどまったこともあってシーズン途中にパース・グローリーに期限付き移籍。1年半で26試合に出場して4ゴールを挙げ、2014年にはC大阪に復帰して21試合出場して3ゴールを挙げました。しかしレギュラー獲得には至らず2015年からは大分、C大阪、長崎、名古屋と渡り歩き、昨年から松本に加入して今季はチーム最多の3ゴールを挙げました。もともとは縦へのスピードを生かしたフィジカル系のFWだった永井ですが、風間監督の薫陶を受けたことによって技術的にも成長したとのこと。ワントップとしてだけでなくトップ下もできる点取り屋として、期待したいと思います。
 またサンフレッチェは松本から期限付き移籍中のレアンドロ・ペレイラ選手のレンタル期間延長も発表しました。
<19.12.27> サンフレッチェは昨日、野上、森島、松本泰、松本大との契約更新を発表しました。中国新聞によると、野上は800円増の3,000万円、森島は倍増の1,600万円、松本泰は350万円増の1,000万円、松本大は150万円増の750万円で契約した、とのことです。
<19.12.26> サンフレッチェは昨日、櫛引一紀選手の完全移籍での獲得を発表しました。北海道出身の櫛引は室蘭大谷高から2011年に札幌入りし、初年度から13試合に出場しました。そして2017年には名古屋に移籍してレギュラーとしてJ1昇格に貢献。今季は途中から大宮に期限付き移籍して、レギュラーとして活躍していました。広島としてはDFラインの3人は確立しているものの控えの層が薄いだけに、経験豊富なDFの獲得はチーム力アップに繋がる、と言えるでしょう。
<19.12.26> サンフレッチェは昨日、増田卓也選手、茶島雄介選手、浅野雄也選手のレンタル移籍からの復帰を発表しました。
 広島市生まれで皆実高から流通経済大を経て2012年に広島でプロのキャリアをスタートさせた増田は、2017年に長崎に期限付き移籍すると全試合にフル出場して初のJ1昇格に貢献しました。そして翌年も開幕から4試合は先発したもののその後は控えに回って試合出場は6試合。今季は町田に移籍して38試合に出場していました。
 サンフレッチェのアカデミーから東京学芸大を経て2014年にプロとなった茶島は、2015年のクラブワールドカップでの活躍をきっかけに翌年は22試合に出場してレギュラーを獲得したか、に見えました。しかし翌年は12試合出場にとどまり2018年に千葉に期限付き移籍。2年間で61試合に出場して4得点を挙げるなど経験を積んできました。
 浅野雄也選手は浅野琢磨選手の実弟で、昨年大阪体育大を卒業して水戸でプロ生活をスタートさせました。そして8/16に広島への移籍が発表されたものの、そのまま水戸に期限付き移籍と言う形で在籍して34試合に出場して4得点を挙げていました。中国新聞によると推定年俸は増田と茶島が1,700万円、浅野は800万円だとのことです。
 一方、愛媛FCに育成型期限付き移籍中の川村拓夢選手の期限付き移籍期間延長も発表されました。
<19.12.25> サンフレッチェは昨日、吉野恭平選手が仙台に、渡大生選手が大分に、それぞれ完全移籍する、と発表しました。
 吉野は2010年に東京Vユースに加入し、中島翔哉、前田直輝らとともに2011年のクラブユース選手権優勝や2012年の高円宮杯プレミアリーグイースト優勝に貢献。U-16から年代別代表にも選ばれて、2013年にはトップに昇格してリーグ戦9試合に出場しました。またリオ五輪を目指すU-21代表にも選ばれてアジアカップにも出場しましたが、東京Vの深刻な資金難から2014年に移籍金2,000万円で広島に完全移籍。しばらくは東京Vへのレンタルと言う形でそのままプレーしたものの、8月に広島に移籍しました。しかし優勝を争うチームの中ではなかなかポジションを獲得できず、2016年シーズン途中から京都にレンタル移籍。2017年にはレギュラーとして34試合に出場して、満を持して2018年に広島に戻ってきました。そして今季は開幕戦に先発出場すると第12節までは先発フル出場しましたが、その後荒木にポジションを奪われ、ボランチとして3試合に先発したもののその後は出場機会を掴めずに終わりました。期待されて広島に来て、チャンスも与えられながらブレイクしきれなかった吉野ですが、高い能力を持っているのは間違いないところ。生まれ故郷の仙台で、頑張って欲しいと思います。
 渡は広島市安佐北区の出身で、皆実高では2年生でレギュラーとなって高校選手権にも出場しました。そして卒業後に北九州でプロとしてのキャリアをスタートすると、4年間にJ2リーグ戦130試合に出場して24得点をゲット。2016年に徳島に移籍して、エースストライカーとして2年間で35得点を挙げました。そして2018年に広島に加入し、昨年は17試合、今年は23試合に出場しましたが途中出場が多く、レギュラーを確保するには至りませんでした。大分は8月に藤本が移籍し、シーズン終了後にはオナイウの移籍が発表されるなど前線の再構築が必要になっているだけに、渡に対する期待は高いはず。広島での経験を活かして、頑張って欲しいと思います。
<19.12.24> 中国新聞によると、松本から永井龍選手を獲得することが明らかになった、とのことです。C大阪のアカデミーからトップ昇格した永井はオーストラリアのパース・グローリーや大分への期限付き移籍を経て2016年に長崎に完全移籍。昨年は名古屋、今季は松本でプレーして、J1で3ゴール、J2で28ゴールを挙げています。広島はドウグラス・ヴィエイラとレアンドロ・ペレイラが残留する見通しですが、大分からオファーが来ている渡が移籍すればFWが手薄になるため獲得に動いた模様で、近く発表されるとのことです。
<19.12.24> サンフレッチェは昨日、横浜FMにレンタル中の和田拓也選手と中林洋次選手が完全移籍する、と発表しました。
 2018年に大宮から広島入りした和田は、右SBとして開幕から33試合に先発(うち32試合はフル出場)して2位躍進に貢献しましたが、チームが3バックに移行するとともにポジションを失い今季も出場はACLだけ。リーグ戦はベンチ入り1試合にとどまり、3/22に横浜FMに期限付き移籍していました。
 一方の中林は2017年に岡山から広島に完全移籍し、その年はリーグ戦14試合に出場しましたが、翌年はリーグ戦出場は無し。今季も第15節の湘南戦のみの出場にとどまり、8月に横浜FMに期限付き移籍していました。2人とも横浜FMではベンチに控えることが多かったものの、今季最終節の川崎F戦に出場して優勝に貢献できています。来季はACLも戦うことになるので、広島での経験を活かして欲しいと思います。
 またサンフレッチェは昨日、山口にレンタル中の川井歩選手の期限付き移籍期間の延長を発表しました。
<19.12.23> 中国新聞と中日新聞によると、稲垣祥選手の名古屋への移籍が濃厚になった、とのことです。名古屋は守備的なサッカーを指向するフィッカデンティ監督が稲垣に白羽の矢を立てた様子で、完全移籍でのオファーがあったそうです。稲垣は「広島は居心地がいいし、自分に合っている」と語っている一方で、「年齢的には選手としてもう一枚皮を破るために頑張る時期だとも考えている」とのこと。昨年もC大阪からのオファーがあったものの広島残留を決断した稲垣でしたが、今度こそ移籍することになるのかも知れません。
<19.12.22> サンフレッチェは先日、来季の開幕までの日程を発表しました。それによるとユニフォームの発表は1/9で、翌日は恒例の清神社での必勝祈願を行ってトレーニングを開始。11日には新加入選手の記者会見を行います。1次キャンプは1/13から1/23の予定で鹿児島県指宿市で行い、2次キャンプは1/30から2/9まで宮崎市で行います。そしてシーズン最初の公式戦は、2/16のルヴァンカップのグループステージ初戦となります。
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