2/10〜2/16のSANFRECCE Diary


<19.2.16> 先週発売の紫熊倶楽部3月号(Vol. 253)を紹介します。最初の記事は「微笑みの国で走れ」と題して、タイキャンプの様子を写真で綴っています。続く記事で取り上げられているのは野津田選手。「僕は、広島が、好きなんだ」と言うタイトルで、2016年に新潟へのレンタル移籍を決意してから広島に戻ることが決まるまでの経緯を描いています。これに続く記事で搭乗しているのは渡選手。「本気の男、独白」と言うタイトル通り、1時間にわたって語った今年に向けての決意を書いています。なお、この2つの記事の途中までSIGMACLUC WEBに掲載されています(野津田編渡編)ので、未見の方はぜひどうぞ。
 続く記事は新加入選手の紹介。城福監督がサッカー仲間からかけられたという「広島はACLを戦う気はあるの?」と言う言葉に象徴されるように「地味な補強」と言うのが今年の広島の評判ですが、そうではなく「名よりも実」を取った補強だ、と言うことを説明する記事となっています。また「ACLに向かう道程」と言う記事では、ACLの厳しさを振り返りつつ今季への期待を述べています。
 「READERS AREA」を挟んで「SAPPORT FOR SANFRECCE」(これは「SUPPORT FOR SANFRECCE」の誤植でしょう)では、裏方としてチームを支える水野友博マネージャーを紹介。「紫熊戦士たちの物語」では、大迫選手、ドウグラス・ヴィエイラ選手、松本泰選手、森島選手を取り上げています。
 ピッチレポーター掛本智子さんによるインタビューは城福監督。「僕の好きな○○」では、稲垣選手がお風呂と読書について語っています。またキャンプ中に行われたチョンブリFC戦とU-23韓国代表戦をレポートしています。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最終ページではACLプレーオフとJリーグ開幕戦へのご来場を訴えています。
 
<19.2.14> サンフレッチェは昨日、10日間にわたった指宿での2次キャンプを打ち上げて広島に戻りました。キャンプ中には主力に離脱する選手が多くなかなかベストメンバーを組めませんでしたが、しかしそれによって「チーム内競争も...より激しくなり、現在は誰が先発で出てもおかしくないほどの争いとなっている」(オフィシャルサイト)とのこと。特に山口戦でパトリックと柴崎の調子が上がってきているところを見せたことで、指宿に残って非公開の練習試合を行った選手たち(たぶんメンバーは、GK:大迫、DF:荒木、吉野、佐々木、MF:サロモンソン、川辺、松本泰、柏、野津田、ドウグラス・ヴィエイラ、FW:渡)のモティベーションも高まっているものと思われます。中国新聞によると「強固な守備と流れるような攻撃、発展途上にチームにとって目指す到達点への道のりはまだ遠い」とのことですが、まずは火曜日のACLプレーオフを勝ち抜いて、2019年シーズンの良いスタートを切って欲しいと思います。
<19.2.13> 昨日AFCチャンピオンズリーグのPreliminary Stageが行われ、タイのチェンライ・ユナイテッドがミャンマーのヤンゴン・ユナイテッドを3-1で破り、プレーオフでサンフレッチェと戦うことになりました。チェンライ・ユナイテッドは2009年設立の新興クラブですが、2011年にプレミアリーグに昇格すると徐々に順位を上げて昨年はリーグ戦5位。そして2017年と2018年にタイFAカップを連覇するとともに、昨年はリーグカップも制しています。ACLは昨年もプレーオフに進出したものの上海上港に敗れているだけに、今年こそは本大会の出場権を獲得したいと思っているのではないでしょうか。
<19.2.12> 昨日維新みらいふスタジアムで行われた「2019Jリーグプレシーズンマッチin山口」でレノファ山口と対戦したサンフレッチェ広島は、柴崎のゴールで1-0で勝ちました。広島のメンバーは磐田戦の第2試合から2人入れ替えて、以下のような布陣だったものと思われます。
      中林

   水本 井林 清水

      松本大
    (→鮎川82分)
和田          高橋(→柴崎HT)

    森島    東
    (→川井66分)
   皆川 パトリック(→土肥73分)
   (→ベリーシャHT)

SUB:廣永
 対する山口は、GK:山田、DF:田中貴(→鳥養74分)、菊地(→ドストン67分)、楠本(→ヘナン86分)、瀬川、MF:佐々木、小野原、三幸、FW:高木大(→田中パ67分)、山下(→工藤79分)、清永(→高井67分)、と言うメンバーでした。得点は後半10分で、縦パスで抜け出したパトリックのクロスを柴崎が落ち着いて決めました。試合後の両チームの監督の言葉を見る限りでは山口が押している場面が多かったものの、最後の部分のクオリティの部分で上回って広島が勝った、と言う試合だった様子。どちらも「レギュラー」とは言えないメンバーで戦って、それなりに収穫のある試合だったのではないかと思われます。特に広島は怪我で出遅れていた柴崎、パトリック、ベリーシャがある程度の時間プレーできたのはポジティブだったと言えそうです。

広島公式サイト  山口公式サイト
ゲキサカ
サッカーダイジェスト
<19.2.11> 中国新聞によると、アジアカップに参加していた佐々木は7日の練習から合流したとのこと。また体調不良で練習を休んでいた野上も練習を再開したそうです。昨日の実戦形式の練習での主力組は佐々木、吉野、荒木、控え組は清水、井林、水本で途中から水本、野上、井林だったそうですが、今後は様々な組み合わせでポジション争いが繰り広げられることになるのではないでしょうか。
<19.2.10> プレスリリースによると、水曜日の練習で負傷した稲垣選手が広島市内の病院で検査を受け、右肩鎖関節亜脱臼で全治4週間と診断されて開幕戦は絶望的となりました。
 広島のボランチは、右膝を痛めている青山が治療方針も定まらず復帰の見通しも立っていない状態。従って稲垣の離脱により、昨年のレギュラーが2人とも開幕戦に不在、と言う事態になります。ただ、この「危機」は他の選手にとっては大きなチャンス。磐田戦で主力組でプレーした川辺、松本泰、松本大だけでなく和田も森島もこのポジションを狙っていますし、柴崎と野津田もボランチでのプレーが可能。明日の山口とのPSMで城福監督がどのような選択をするか、また選手がそれにどう答えるか、注目です。
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