2/17〜2/23のSANFRECCE Diary


<19.2.23> 中国新聞によると、今日のゴールマウスを守るのは中林になりそうだとのこと。またサッカーダイジェストWEBはワントップに渡、トップ下に東を予想しています。一方の清水は高さのあるDFを揃えて3バックで戦う可能性が高そう。チェンライ戦で120分間無得点だった広島がどう点を取るか、が焦点になりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、12時18分ごろから「フォリアチャレンジカップ」、12次55分ごろから本田望結さんのミニトークショーが行われます。場外スロープ下のサンチェひろばでは、キックターゲットやゲーフラを作ろう等の「子育て応援!カルビーパーク」とユニフォームレンタルサービスを行います。メインスタンド前のおまつり広場では、10時から「2019キービジュアル特大パネル」や「JALで行く学校では受けられない授業タイアップイベント参加者募集」「サンフレッチェカード新規入会キャンペーン」「月刊わしらPRブース」を行います。また安芸高田市のブースではコラボバッジ販売、甲冑武者試着体験、「たかたん」来場などがあります。一方沼田町商工会ブースでは汁なし担々麺を500円で販売します。更に10時から、SPL∞ASHやKobac、FUTRIBESが搭乗してにぎわいステージを開催します。
 先着プレゼントはエディオン提供の「ICHIGANブランケット」を7,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、チーム集合写真のプレミアムカードです。また今シーズンのオフィシャルイヤーブックを試合会場でお求め頂いた方には「オリジナルポストカード」をプレゼントしますので、ぜひご購入下さい。
 テレビ放送ですが、今日はDAZNのみの中継となります。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.2.23> 中国新聞によると、サンフレッチェがブラジルからFWハイネルを獲得することが分かった、とのことです。ハイネルは2017年にポンチ・プレッタから川崎Fに期限付き移籍で加入し、主にトップ下でリーグ戦14試合に出場して1得点。またACLでは7試合に出場して2ゴールを記録しています。スピードがあって足下の技術が高く、ボランチやサイドでのプレーもできるとのこと。ACL出場による過密日程を考慮して、選手層を厚くする狙いだと思われます。
<19.2.22> 明日はJ1リーグ開幕戦。サンフレッチェはホームで清水エスパルスと戦います。
 昨年は1位の川崎Fと1点差の総得点56を挙げたエスパルスは、更なる飛躍を期してアウグスト、ヴァンデルソン、エウシーニョと言うブラジル人3人を補強して今シーズンを迎えました。しかし昨年途中加入だったにも関わらず11得点をゲットしたドウグラスが不整脈を訴えて一時帰国。先週来日したものの明日の試合には出場できません。北川のワントップにするか、それとも鄭大世とのツートップにするか。また昨年同様の4バックで戦うのか、あるいは3バックか、出方が読みにくいところではあるものの、広島を十分に研究して対策を立ててくるはず。明日はチェンライ戦とは違った意味で難しい試合になるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、まだ公式戦2試合目と言うことでプレーオフのメンバーが中心になるものと思われます。ただ、120分戦った選手は体調が戻るかどうかが問題。中国新聞によると昨日の練習では東が主力組のトップ下に入っていたとのことなので、明日のメンバーは次のようになりそうです。
      大迫

  荒木  吉野 佐々木

   川辺   松本泰

エミル           柏

   野津田   東

      皆川

SUB:中林、野上、清水、松本大、柴崎、渡、パトリック
 開幕戦はリーグ戦34試合のうちの一つではあるものの、勝つか負けるかではその後の流れも変わる、というもの。昨年は苦しみながらも開幕戦に勝利したことがその後の快進撃に繋がっただけに、明日は何としても勝ちたいところです。プレーオフに続いてJリーグでも勝利を掴んで、良いスタートを切って欲しいと思います。
<19.2.21> 指宿キャンプ中に風邪で体調を崩していた野上ですが、中国新聞によると昨日もリカバリーではなく通常メニューに取り組み、復活をアピールしていたそうです。一時は体重が4キロも減るなどして調整が遅れていたそうですが、開幕戦を照準に据えて精力的にミニゲームなどをこなしていたとのこと。チェンライ戦で先発して無失点に貢献した荒木との激しいポジション争いが勃発することになりそうです。
<19.2.20> 昨日ホームでAFCチャンピオンズリーグプレーオフを戦ったサンフレッチェは、PK戦でチェンライ・ユナイテッドを下して5回目の本戦進出を決めました。
 主力に怪我人が多かったこともあって、城福監督は平均年齢25.64歳のメンバーを先発のピッチに送り込みました。
      大迫

  荒木  吉野 佐々木
  (→野上100分)
   川辺   松本泰

エミル           柏
(→松本大77分)
   野津田  柴崎
   (→東64分)
      皆川
      (→パトリック82分)

SUB:中林、清水、渡
 対するチェンライは、GK:サラヌーン・アヌイン、DF:タナサク・シーサイ、ブリンネル、スリヤー・シンムイ、サラウット・インペーン、シンナパット・リーオ、MF:ピティワット、イ・ヨンレ、FW:ビル、シワコーン・ティアトラクン(→アディサク・クルンコスム87分→ピーラポン115分)、ウィリアム(→チェヤワット・ブラン73分)、と言うメンバーでした。広島は序盤から相手を押し込んで、前半3分には柏のクロスに皆川が飛び込み、5分には川辺のパスを野津田が狙いましたが枠外に外れます。逆に6分にはチェンライのCKからブリンネルにフリーでシュートを打たれましたが大迫が冷静にキャッチします。そして8分には佐々木のクロスを野津田が逸らし、皆川のシュートがハンドを誘ってPKを得ます。しかし皆川が蹴ったボールはGKに防がれ、絶好の先制のチャンスを逸します。その後も広島が攻め続け、15分には松本泰がフリーでシュートしましたが枠外。28分には右からのクロスにサロモンソンが頭で合わせましたがこれも枠を外してしまいます。32分には柴崎が遠目から狙ったもののGKがセーブ。36分にも柏のクロスに柴崎が頭で合わせましたがGKが好反応で防ぎます。前半は広島が70%以上のボール支配率で攻め続けたものの決め切れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはチェンライが攻勢に出たもののその後は広島がペースをつかみ、13分にはCKに皆川が合わせましたがシュートはクロスバーの上。15分には佐々木がミドルを打ちましたがDFにブロックされ、そこからのカウンターからウィリアムにシュートを打たれましたが大迫が胸でキャッチします。野津田に代えて東を投入する城福監督。24分にはその東が右からドリブルで侵入してチャンスを作り、25分にはサロモンソンのパスを受けた柴崎がペナの手前からシュートを放ちましたがGKが好セーブ。その直後のCKに荒木が合わせましたがバーを叩きます。更に後半30分には川辺の縦パスを受けた東が左足で狙ったもののGK正面を突き、31分には東野クロスを松本大が狙いましたがDFに当たってわずかに外れます。逆に37分には速攻からビルが持ち上がり、荒木をかわして決定的なシュートを打ちましたが大迫がわずかに触って枠外に導きます。広島は42分にも松本大がミドルを打ったものの大きく枠を外し、得点の無いままに延長戦に突入しました。
 延長に入っても広島がボールを支配するものの、チェンライの人数をかけた守備を崩しきれずもどかしい時間が続きます。運動量が落ちて、なかなか決定的な形を作ることができなくなった広島。それでも延長後半14分には、東のクロスから柴崎がシュートを放つと、これがDFに当たってこぼれたところをパトリックが押し込みます。しかし微妙なジャッジによりオフサイドと判定されてゴールは取り消され、PK戦に突入することになりました。そしてそのPK戦では川辺以外の全員が決めた広島に対してチェンナイは2人目と3人目が外して、広島が120分超の死闘を制してACL本戦進出を決めました。
 ベテラン中心で戦った2018年シーズンから一転して、19歳の大迫や20歳の松本泰ら若手を起用して臨んだ今季初の公式戦。勝利が絶対条件、と言う試合で選手たちが見せたサッカーの内容は素晴らしかったと思います。中でも特に素晴らしかったのは守備。高い位置からのプレッシャーが効果的で相手にパス回しからのビルドアップを許さず、巨漢FWのポストプレーを起点とした攻撃も寸断。また精度の高いキックを生かしたセットプレーも高い集中力で跳ね返しました。120分間を通じて唯一の相手の決定機、と言えるのは後半37分にビルがDFをかわしてシュートまで持ち込んだシーンでしたが、これも大迫が素晴らしい反応でシュートを枠に飛ばさせませんでした。そしてPK戦でも大迫が甘いコースへのキックを許さない、と言う存在感を示して2本のキックミスを誘ったことが、PK戦で勝ち抜けた原因の一つだったと言って良いのではないでしょうか。
 それに対して攻撃は、決定機を作っても枠に飛ばせなかったり相手に当たったりで、120分を通じて得点を奪うことができませんでした。とりわけ序盤で得たPKを決めることができなかったのは後々まで響くことになった、と言えるわけで、難しい試合をより難しくしてしまった原因だったと言えるでしょう。ただ、城福監督がこれからの長いシーズンを考えて守備からチーム作りを進めていた事を考えれば、このような結果に悲観的になる必要はない、と思います。むしろ体力が落ちる延長後半に素晴らしい連係とビルドアップから柴崎のシュートシーンを作り出し、パトリックの「幻のゴール」を生んだことは自信にしていい、と言って良いのではないでしょうか。
 それにしても、怪我人の続出によって若手中心でメンバーを構成しなければならなかったサンフレッチェが、「ACL本戦出場権獲得」と言う結果を得ることができたのは今後を考えると非常に大きい、と思います。少なくともこの日出場した選手たちは、大きな自信を手にしたに違いありません。逆にこの日出場した選手以外でも、GK:林、DF:井林、水本、清水、MF:和田、青山、稲垣、森島、渡、ドウグラス・ヴィエイラ、FW:ベリーシャ、と十分に戦えるメンバーを並べることができます。JリーグとACLを並行して戦うには2チーム分の戦力が必要、とは良く言われることですが、図らずもこの日の結果によってサンフレッチェにはそのポテンシャルがある、と示したと言えそう。怪我人が戻ってくるまでしばらくは苦しい戦いが続きますが、それによって選手が成長すれば、新しいサンフレッチェの姿が見えてくることになるのではないでしょうか。

広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  本田圭佑ACLで日本凱旋へ
日刊スポーツ  ACLプレーオフ詳細  本戦は"本田効果"追い風に満員スタンドで
サッカーダイジェストWeb  【ACL速報】激闘を広島が制す  ACL本戦組み合わせが決定  「見よ!明らかな誤審だ!」  採点&寸評  柏が飛躍を宣言  薄氷の勝利に海外メディアは  川辺駿はキーマンとなれるのか
<19.2.19> 中国新聞によるとドウグラス・ヴィエイラは昨日の公開練習には姿を現さなかったそうで、欠場の見込みだとのことです。一方で大迫や荒木が出場する可能性が高いとのこと。昨シーズンとは一転して大きく若返ったメンバーで重要な戦いに臨むことになりそうです。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場で、午後7時キックオフ。サンフレッチェクラブ会員限定で、新加入選手のプレミアムカードを先着3,000名様にプレゼント。また「世界を紫に染めろ」と書いたプリントタオルマフラーを販売します。そして今日は試合開始30分以降の入場で当日券が半額で買える平日限定の「駆けつけ割」を実施しますので、仕事や学校の都合でキックオフに間に合わない方もぜひご来場下さい。
 テレビ放送はスカパー!ch608とCS257の日テレジータスで生放送が予定されています。今日は仕事の都合で速報はできませんので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はモバイルサイトの速報などをどうぞ。
<19.2.18> 明日はいよいよ2019年シーズンの最初の公式戦。サンフレッチェはホームでAFCチャンピオンズリーグのプレーオフを戦います。
 予選でヤンゴン・ユナイテッドを下して勝ち上がってきたチェンライ・ユナイテッドは、昨年のタイ・プレミアリーグは5位だったもののFAカップとリーグカップの2冠を達成して予選の出場権を獲得しました。その優勝メンバーからエースストライカーのクレイトン・シウバやタイ代表GKのチャチャイ・ブドブロムらがチームを離れているものの、元韓国代表のイ・ヨンネや巨漢FWのビル、元タイ代表のスリヤー・シンムイら能力の高い選手を揃えています。堅い守備から前線のFWに当ててカウンターを狙うだけでなく、機を見て前線からのプレスも仕掛ける、と言う戦い方もできるチェンライ・ユナイテッド。一発勝負を戦う相手としては、非常に厄介なチームだと言わざるをえません。
 対するサンフレッチェですが、今朝の中国新聞によるとドウグラス・ヴィエイラが脚の痛みを訴えて早めに練習を切り上げたとのこと。城福監督は「長いシーズンを考えると、今無理をすべきかどうか」と語っているそうなので、出場は微妙な状況。と言うことで、明日のメンバーは次のような感じになりそうです。
      大迫

  荒木  吉野 佐々木

   川辺   松本泰

エミル           柏

   野津田  柴崎

       渡

SUB:中林、水本、清水、和田、東、皆川、パトリック
 明日は、負ければACL敗退、となる大事な試合。そこで勝利するために必要なことは、チーム全員が心を一つにして戦い抜くことです。キャンプから積み上げてきたものを信じて、力を合わせて勝利して欲しいと思います。
<19.2.17> 昨日サンフレッチェは吉田サッカー公園で練習を行い、ACLプレーオフに向けて調整を進めました。モバイルサイトによると10分〜13分の紅白戦を3本行ったそうで、得点者は柴崎と皆川だったとのこと。この柴崎の得点はカウンターからで、相手の圧力をかい潜ってGKからのパスを受けた柴崎が持ち上がり、東のクリアのこぼれを柴崎が叩き込みました。一方の皆川のゴールの起点は森島で、清水からボールを奪って野上、野津田、皆川、佐々木、川辺と繋ぎ、野津田のスルーパスに走った佐々木のクロスを皆川が押し込みました。得点が生まれたと言うことは守備を崩されたと言うことでもあるわけで、成果と課題が出た紅白戦となった模様です。
 なお怪我で離脱している林は昨日も別メニューで紅白戦には出場できなかったとのこと。火曜日のチェンライ・ユナイテッド戦は、中林、廣永、大迫の中から守護神が選ばれることになりそうです。
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