3/3〜3/9のSANFRECCE Diary


<19.3.9> サッカーダイジェストWebによると林と稲垣がチーム練習に合流したそうですが、しかし城福監督は起用に慎重だとのことです。一方広州恒大戦の後半に攻撃面で収穫を得たことから、ベンチ入りメンバーの何人かをACL組から抜擢する決意を固めたとのこと。競り合いが予想される今日の試合は、途中から出てくる選手のプレーによって試合が決まる、と言う展開になるかも知れません。
 今日の試合会場はヤンマースタジアム長居で、午後4時キックオフ。テレビ放送はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.3.8> 明日はJ1リーグ戦第3節。サンフレッチェはアウェイでセレッソ大阪と戦います。
 2年間指揮を執った尹晶煥監督が退任し、東京VをJ1参入プレーオフ決勝まで導いたロティーナ監督が就任したセレッソは、昨年と同様にACL出場権とタイトル獲得を目指して始動しました。そして開幕戦は神戸との競り合いを制して勝利したものの、第2節名古屋戦とルヴァンカップの大分戦に連敗を喫しています。これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○1-0 神戸  【C】山下
2A ●0-2 名古屋 【名】赤崎2
L1A ●1-2 大分  【C】ブルーノ・メンデス、【分】丸谷、後藤
 前節名古屋戦は攻め込まれながら後ろを固めて失点を防ぎ、後半勝負に持ち込みました。そして都倉のシュートなどで相手ゴールを脅かすシーンも作ったものの、後半から出場した赤崎に2点を取られて敗れています。また水曜日に行われたルヴァンカップの大分戦では、前半23分にブルーノ・メンデスの個人技で先制点を奪ったものの、後半終了間際に2点を奪われ痛恨の逆転負けを喫しています。好スタートを切りながら波に乗れないセレッソとしては、明日のホームゲームは何としても勝ちたいところ。大分戦は木本以外のレギュラーを温存して戦っているだけに、広島戦に向けて万全の準備をしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらも広州恒大戦をターンオーバーで戦っているので、明日は「リーグ戦用メンバー」で行くのは間違いない、と思われます。と言うことで予想メンバーは次の通り。
       大迫

   野上  吉野 佐々木

    川辺   松本泰

エミル           柏

    野津田  柴崎

      パトリック

SUB:中林、井林、松本大、清水、東、ドウグラス・ヴィエイラ、渡
 開幕戦は前半押されながらも後半盛り返し、第2節は終始押されながらも粘り強く戦っていずれも勝点1を確保したサンフレッチェ。2試合で1失点と守備の安定感はあるものの、点が取れないのが課題となっています。明日も1点差勝負になることが予想されますが、苦しい時間帯があったとしても粘り強く戦って、昨年9月以来の公式戦勝利を勝ち取って欲しいと思います。
<19.3.7> プレスリリースによると、4/23(火)に行われるACLグループステージMD4のアウェイ応援ツアーの募集が始まりました。日程は4/23の朝8:42に福山駅、9:05に広島駅を出発して、博多駅からタクシーで博多港へ移動。博多と釜山を繋ぐ高速船ビートルで韓国入りし、昼食後に専用車で大邱に行きます。そして試合観戦後に大邱クリスタルホテルに宿泊して、翌日は釜山市内を観光した後に再びビートルに乗って、広島には午後9時過ぎに戻ってくる、と言う予定になっています。料金はアウェイサポーター席の入場券と朝食、昼食、夕食各1回ついて大人49,800円、子供43,800円。1人部屋を希望される方は5,500円追加、サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は2,000円引きとなります。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(082-543-2022)か、ホームページからどうぞ。
 なお、東京などから飛行機を利用して大邱に行くツアーは各社から2〜3万円で出ています。月曜日の仕事の後に出発するものや、オフィシャルツアーと同じホテルに泊まるものなどいろいろあるようですので、旅行比較サイトなどでご検討下さい。
<19.3.6> 昨日アウェイで行われたACLグループステージMD1は広州恒大に0-2で敗れ、黒星スタートとなりました。
 サンフレッチェは水本が体調不良で、サブ登録メンバーを一人減らして以下の布陣で戦いました。
       中林

   荒木  井林  清水
       (→吉野80分)
    和田   松本大

森島            東

     渡   ドグ
     (→野津田HT)
       皆川(→松本泰58分)

SUB:廣永、高橋、川井
 対する広州は、GK:ゾン・チョン、DF:ブラウニング、ジャン・リンポン、パク・ジス、リー・シュエポン(→フー・ルイバオHT)、MF:パウリーニョ、タリスカ、ヘー・チャオ(→ジャン・シュウェイ74分)、ファン・ボーウェン、FW:ユー・ハンチャオ、ガオ・リン(→ウェイ・シーハオ80分)、と言うメンバーでした。最初にシュートチャンスを迎えたのは広島で、2分に東のパスでドウグラス・ヴィエイラが抜け出してシュートを打ちましたがGKに弾かれます。また11分にはクリアボールが主審に当たったこぼれを渡が打ちましたが枠外に外れます。しかしその後は広州に押し込まれると前半18分、スルーパスで右サイドを破られユー・ハンチャオがクロス。これをタリスカに頭で決められ先制点を奪われました。続いて前半24分にはカウンターからガオ・リンに打たれたシュートは防いだものの、その直後のCKからパウリーニョに押し込まれてリードを広げられました。
 広島は後半から野津田を投入して反撃を開始して、4分には東のクロスを野津田が収めましたが打ち切れずにGK。8分には左右からクロスを入れて最後は野津田が頭で飛び込みましたがGKにセーブされます。城福監督は皆川に代えて松本泰を入れ、ドウグラス・ヴィエイラをワントップに上げて森島を左に、和田を右に配置して点を取りに行きます。27分には松本大がミドルシュートを放ちましたが枠外。30分には東のクロスに野津田が頭を当てましたがしっかり打てず、32分の清水のシュートも阻まれ、35分にはドウグラス・ヴィエイラが打ったものの枠外に外れます。また37分にはCKから荒木、40分には森島、42分には吉野が決定機を迎えますが決めることができません。更に後半アディショナルタイムにはドウグラス・ヴィエイラがクロスに合わせたものの枠外に外れ、最後までゴールネットを揺らすことができずに終わりました。
 直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えたサンフレッチェ。しかも水本が体調不良でメンバーにも入れず、急きょ清水が左ストッパーに入ると言う「スクランブル体制」で戦ったわけですが、その割にはよくやった、と言えます。前半はブラジル代表や中国代表が前からプレスをかけてきても臆することなくパスを繋ぎ、ドウグラス・ヴィエイラや渡がスペースに走り込んでDFラインを裏返そうと試みました。また後半は引いて守る相手に対して粘り強くパスを回して守備の穴を探し、何度もシュートシーンを作りました。Jリーグを代表してACLに出場している、とは言え昨年終盤は公式戦10試合勝ちなしで終わり、前半の貯金で何とか2位を守った広島。今季はその教訓から、ボールを大事にして主導権を取って戦う戦術を構築しつつあります。その結果、ここまでの公式戦3試合を戦って3引き分けと言う結果だったわけです。その上、この試合は「グループ最強」とも目される広州恒大とのアウェイゲーム。仮に絶好調の状態で乗り込んでも勝ちに持って行くのは難しいことを考えれば、負けたからと言って失望する必要はありません。むしろ前半18分に失点したシーンを厳しく検証して、2度と同じことのないようにすることが重要なのではないでしょうか。
 グループFのもう一つの試合はホームのメルボルンが序盤から大邱を押し込み先制点を奪ったものの、大邱が「無名の男」西の投入によって蘇って逆転勝ちしています。サンフレッチェの次の試合は、そのメルボルンとのホームゲーム。ここで勝ち点3を取って、グループステージ突破に向けて前進して欲しいと思います。

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広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  ACL一次リーグ詳細  広島完敗...前半失点で苦しい展開に
サッカーダイジェストWeb  ACL採点&寸評  【ACL速報】広島のスタメン発表  【ACL速報】パウリーニョ弾などで前半2失点  ACL初戦は広州恒大に完敗  海外メディアが酷評
<19.3.5> 中国新聞によると、磐田戦で先発して広州遠征に帯同しているのは吉野、野津田、松本泰の3人だけだとのこと。また外国人選手も1人だけ(おそらくベリーシャ)で、やはり「完全ターンオーバー」で戦うことになりそうです。ただ、城福監督が記者会見で語っているようにコンディションは良くモティベーションも高いので、広島らしいサッカーを見せてくれるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は広州天河体育中心体育場で、午後8時(日本時間午後9時)キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch608とCS257(日テレジータス)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報をしますので、現地に行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.3.4> 明日はAFCチャンピオンズリーググループステージ第1節。サンフレッチェはアウェイで広州恒大と戦います。
 中国有数のビッグクラブとして知られる広州恒大は、中国超級リーグで圧倒的な力を誇り、2011年から7連覇。またACLでも2013年と2015年に優勝するなどアジアを代表するクラブとなっていました。しかし昨年は上海上港との競り合いに敗れて優勝を逃し、ACLも中国FAカップも敗れて無冠に終わっています。2年目を迎えるカンナバーロ監督としては、リーグ戦だけでなくACLの覇権奪還もミッションと考えているに違いないところ。中国もリーグ戦が始まったばかりで連戦の疲れも無いはずなので、明日はベストメンバーを起用して全力で叩き潰しにくるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、磐田戦の後のインタビューで城福監督は「ずっと準備をしてきてくれている選手たちがいるので、彼らの奮起に期待したい」と語っているので、これまで出場機会の少なかった選手を起用する可能性が高そう。と言うことで私の予想は次の通り。
       中林

   荒木  井林  水本

    森島   松本大

和田           清水

     渡    東

      ベリーシャ

SUB:廣永、野上、川辺、高橋、野津田、ドウグラス・ヴィエイラ、皆川
 リーグ戦で出場機会の少ない選手を並べましたが、しかしこれまでの経験値から考えればむしろこちらの方が上。実績を考えればこちらが1stチームであっても不思議ではない布陣です。サンフレッチェはこれまでACLに4回出場して初戦は一度も勝てていないのですが、それによってその後の戦いが厳しくなっていたのも確か。明日はチーム一丸となって、勝利を手にして広島に帰ってきて欲しいと思います。
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