5/5〜5/11のSANFRECCE Diary


<19.5.11> 明日はJ1リーグ戦第11節。サンフレッチェはアウェイでベガルタ仙台と対戦します。
 昨年は上位を狙える位置をキープしていたにも関わらず終盤に勝ち点を伸ばせず11位に終わった仙台でしたが、天皇杯では初めて決勝に進出して準優勝と言う結果を残しました。そして迎えたクラブ創設25周年の今年でしたが、昨年の主力だった野津田、奥埜、板倉らを失った影響かなかなかメンバーを固定できず、リーグ戦はこれまで勝点7で17位に沈んでいます。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H △0-0 浦和
2A ●1-2 横浜FM 【仙】石原直、【横】エジガル・ジュニオ2
L1A ○3-1 鳥栖  【仙】ジャーメイン2、阿部、【鳥】谷口
3H ●1-3 神戸  【仙】シマオ・マテ、【神】古橋、ビジャ、OG
L2H ○2-1 FC東京 【仙】梁、長沢、【東】太田
4A ●1-2 湘南  【仙】ハモン・ロペス、【湘】小野田、山根
5H ●0-2 C大阪 【C】都倉、田中
6H ○3-0 鳥栖  【仙】ジャーメイン、兵藤、ハモン・ロペス
L3H ○2-1 柏   【仙】長沢、石原直、【柏】江坂
7A ●0-2 大分  【分】岩田、オナイウ
8A ●0-1 鹿島  【鹿】犬飼
L4H △1-1 鳥栖  【仙】長沢、【鳥】趙東建
9H ○2-1 G大阪 【仙】永戸、長沢、【G】金英權
10A ●1-3 川崎F 【仙】大岩、【川】小林2、長谷川
L5A △0-0 FC東京
 前節は川崎Fに押し込まれて前半のうちに2失点。後半もPKから3点目を失うと、その後の反撃も及ばず敗れています。また水曜日に行われたルヴァンカップでは川崎F戦の先発全員をメンバーから外して戦って、主力を投入してきたFC東京の攻撃を無失点に抑えてグループステージの首位を確定しています。5月中のホームゲームは明日の広島戦しかないと言うことで、ホームのサポーターとともに喜び合いたいと言う気持ちは強いはず。明日は休養十分の選手を揃えて、万全の広島対策を立てて待ち構えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると左脚の故障で戦列を離れていたドウグラス・ヴィエイラが練習に復帰していて、昨日の実戦形式の練習では1トップに入っていたとのこと。ドウグラス・ヴィエイラが欠場していた4試合中3試合で無得点での敗戦を喫しているだけに、いきなり先発から復帰する、と言う可能性もありそうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
       大迫

   野上  吉野 佐々木

     川辺  稲垣

エミル            柏

    柴崎    野津田

       ドグ

SUB:林、荒木、松本泰、森島、ハイネル、清水、渡
 ACLは4連勝と好調のサンフレッチェですが、リーグ戦は内容は悪くないのにも関わらず結果が出ていないのは何とかしたいところ。明日もチーム全員が心を一つにして、連敗を脱出して欲しいと思います。
<19.5.10> プレスリリースによると、J1リーグ戦第15節湘南戦と第16節川崎F戦の日程が、それぞれ以下のように変更になりました。
第15節 湘南戦  6/14(金)午後7時キックオフ(エディオンスタジアム広島)
第16節 川崎F戦 7/31(水)午後7時キックオフ(エディオンスタジアム広島)
 これはACLのラウンド16の1st legが6/17〜19、2nd legが6/24〜26に行われることによるもの。この2試合の間の週末のリーグ戦が無くなったことで、ACLに集中できることになりました。因みにサンフレッチェがラウンド16で戦うのはグループEの2位チーム。グループEは今のところ鹿島が2位で、MD6の山東魯能戦が引き分け以上なら2位が確定、敗れた場合でも慶南×ジョホール・ダルル・タクジム戦が引き分けに終われば鹿島が2位となります。従ってその場合、6/29の第17節と合わせて鹿島と3連戦を戦うことになります。
<19.5.9> 昨日ホームで行われたACLグループステージMD5でサンフレッチェは広州恒大を1-0で下し、グループステージ首位での勝ち抜きを決めました。
 横浜FM戦から先発6人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   荒木  野上 佐々木

     松本泰 稲垣

清水            東(→柏61分)

    森島    野津田(→渡64分)

      パトリック
     (→皆川77分)

SUB:林、松本大、柴崎、吉野
 対する広州は、GK:リウ・ディエンズオ、DF:ブラウニング、パク・チス、ドン・ハンウェン、リー・シュエポン、MF:パウリーニョ、ジャン・シウェイ(→ヤン・リーユーHT)、フー・チャオ(→ジャン・リンポンHT)、フアン・ポーウェン、FW:ウェイ・シーハオ(→フォン・ポーシュエン79分)、ガオ・リン、と言うメンバーでした。立ち上がりは広州がボールを支配しますが、徐々に押し返すと広島のチャンスが増えて行きます。8分にはCKから東がシュートしましたが枠外。10分には清水のクロスにパトリックが飛び込みましたがわずかに合いません。そして前半14分、野津田のクロスはクリアされたもののそこで得たCKで森島のボールを佐々木がねじ込み、広島が先制点を奪いました。
 この後も広島が落ち着いて試合を進め、20分には佐々木が遠目から狙いましたがわずかに枠外。21分には野津田がシュートしましたが目の前の相手にブロックされます。また29分には森島がシュートを放ち、32分には佐々木が、43分にはパトリックがペナルティエリア内で倒されましたが笛を吹いてもらえません。逆に前半41分、ガオ・リンのクロスをジャン・シウェイにフリーで打たれましたがゴールライン上で野上がクリアして助かります。前半はこのシュート以外はほとんど相手にチャンスを与えず、広島ペースでハーフタイムを迎えました。
 2枚替えで流れを変えようとするカンナバーロ監督。それが功を奏したか後半は広州がボールを回してなかなか押し返せない時間が続きます。2分にはリー・シュエポンに打たれましたが枠外。11分にはウェイ・シーハオに打たれます。柏に続き渡を投入し、運動量を確保して凌ごうとする城福監督。広州は左右からのクロスと裏へのパスで打開を図りますが、大迫が立ちはだかります。広島も38分には森島のFKから皆川が頭で合わせましたがGKの正面を突きます。最後はパワープレーでこじ開けようとする広州に対して広島はサイドでパスを繋いで時間を使って、危ないシーンも作らせることなく1点差を守りきって終了のホイッスルとなりました。
 相手はアジア有数のビッグクラブで、しかもグループリーグ初戦では前半のうちに2点を取られて敗れていることから苦しい戦いが予想されていました。しかも直近のリーグ戦の先発メンバーから半数を入れ替えて臨んだサンフレッチェでしたが、しかし内容は文句のつけようの無いものだったと思います。前半の得点はセットプレーからでしたが、佐々木が試合後に語っていたように得点できたのは「いい繋ぎからいいチャンスが作れていた」から。ゆっくりしたパス回しとクサビのパスからの速い攻撃のバランスが絶妙で、前半の内容はほぼ完璧だったと言っても良いでしょう。また前半唯一のピンチだった41分のシーンについて野上は「シンプルにカバーするためにゴールの中に入っただけだった」と語っていますが、これは普段の練習から心がけていることが自然に出た、と言うことなのだと思います。前回の対戦では「リスペクトしすぎて」消極的に戦ってしまったサンフレッチェですが、後半に押し返して対等以上に戦えた経験が生きた、と言って良いのではないでしょうか。
 この結果サンフレッチェの勝点は12。前節まで3位だった大邱がメルボルンに4-0で勝ったため2位との勝点差は3のままですが、仮に次節の結果で同勝点で並んでも対戦成績で上回っているためグループステージ首位が確定しました。これまでサンフレッチェはACLに4回出場していたもののグループステージを勝ち抜いたのは2014年の一度だけ。その時は勝点9で2位だったので、一試合を残して過去最高の成績に到達したことになります。次のメルボルン戦は結果に左右されない試合となりますが、国外でのアウェイゲームを戦えるチャンスはめったに無いので有効に使いたいところです。城福監督は試合後の会見で「南半球から帰ってくる疲労を若い選手たちは克服してくれる」と語っているので、おそらく次は「完全ターンオーバー」で若手を起用するはず。試合に飢えている選手に「消化試合」は無いので、次も未来に繋がるゲームをしてきて欲しい、と思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  広島が広州恒大にリベンジ  広島首位突破  突破でも"日本勢対決"避けられず
日刊スポーツ  ACL一次リーグ詳細  佐々木「全員で戦えた」
サッカーダイジェストWeb  ACL採点&寸評  【ACL速報】広島のスタメン発表  【ACL速報】広島大きな先制点  5年ぶりの決勝T進出  佐々木翔が挙げた勝因は?  AFC公式が広島を称賛  堅守を象徴するセンターバック
<19.5.8> サッカーダイジェストWebによると、今日は横浜FM戦のメンバーをメインに戦うことになりそう。また中国新聞によると、林が今季初めてベンチ入りすることになったそうです。一方の広州恒大はタリスカが遠征に帯同していないそうですが、アジア有数のビッグクラブである広州恒大にはベンチにも代表クラスを揃えているので戦力低下は無いはず。前回の対戦では前半に2失点して難しい試合になってしまっただけに、今日は良い守備から入ってペースを作って欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島広域公園陸上競技場で、午後7時キックオフ。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、渡選手のプレミアムカードです。また今日は当日券の特別割引として「スーパー駆けつけ割!」を販売します。キックオフ30分以降にご来場された場合の当日券を「半額の半額」で提供しますので、お仕事や学校の都合で遅れる方もぜひご来場下さい。
 テレビ中継は日テレジータス(スカパー!ch608/CS257)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を実施する予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.5.8> 日本サッカー協会は昨日「FIFA U-20ワールドカップポーランド2019」に出場するU-20日本代表を発表し、広島からは東が選ばれました。今回選出されたのは次の21人。
【GK】茂木(C大阪)、若原(京都)、鈴木彩(浦和ユース)
【DF】鈴木冬(湘南)、瀬古(C大阪)、三國、喜田(福岡)、
    菅原(名古屋)、小林(神戸)、東(広島)
【MF】齊藤未(湘南)、伊藤洋(名古屋)、郷家(神戸)、藤本(東京V)、
    山田(横浜FM)、滝(清水)、斉藤光(横浜FC)
【FW】田川(FC東京)、宮代(川崎F)、中村敬(G大阪)、西川(桐光学園高)
 先月行われた代表合宿のメンバーからは大迫(広島)、谷(G大阪)、石原(福岡)、橋岡(浦和)、角田(筑波大)、安部(鹿島)、中島(C大阪)が外れ、鈴木彩、鈴木冬、喜田、齊藤未、滝、田川、中村敬が選ばれています。このメンバーは5/12に集合してキャンプを行い、5/23にグループステージ初戦のエクアドル戦を戦います。
 なおこの年代の主力として戦ってきた大迫、安部、久保が外れていますが、これは南米選手権に出場するA代表への選出が見込まれているからだとのこと。サンフレッチェとしても大迫が選ばれていれば第12節から第16節までのリーグ戦5試合を欠場することになるだけに、有り難いことだと言えそうです。
<19.5.7> 明日はACLのグループステージMD5。サンフレッチェはホームで広州恒大と戦います。
 3試合消化時点でグループ首位に立っていた広州恒大ですが、メルボルンとのアウェイ戦が引き分けに終わり現在の勝点は7。ノックアウトステージに進出するためには残り2試合のうち1勝が必要な状況となっています。一方中国超級リーグは、ここまで8試合を消化して6勝2敗で3位に付けています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
ACL1 ○2-0 広島   【恒】タリスカ、パウリーニョ
超2 ○1-0 天津泰達 【恒】パウリーニョ
ACL2 ●1-3 大邱   【恒】タリスカ、【大】エドガル2、キム・デウォン
超3 ○1-0 大連一方 【恒】タリスカ
超4 ○2-0 広州富力 【恒】タリスカ2
ACL3 ○4-0 メルボルン【恒】タリスカ2、ヤン・リウ、OG
超5 ●1-2 北京人和 【恒】ヤン・リウ、【人】ディオプ、チェン・ジエ
超6 ○2-1 山東魯能 【恒】タリスカ2、【魯】ペッレ
ACL4 △1-1 メルボルン【恒】ファン・ボウエン、【メ】インガム
超7 ○1-0 重慶力帆 【恒】タリスカ
超8 ●0-1 北京国安 【国】ビエラ
 土曜日に行われた超級リーグ第8節では、タリスカの欠場が響いたか今季初めて無得点に終わり、首位に立つチャンスを逃しています。明日はタリスカが出場するのかどうかは分かりませんが、中国代表のガオ・リンがいるので戦力的な低下はない、と考えて良いでしょう。明日も前回の対戦同様に厳しい戦いになるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、リーグ戦で3連敗していると言う状況を打破するためには「救世主」の台頭が待たれるところ。と言うことで、リーグ戦の出場機会の少ない選手が起用される可能性が高いのではないか、と思われます。と言うことでメンバー予想は難しいのですが、希望を込めて以下のように予想します。
       大迫

   荒木  野上  水本

    松本大  松本泰

エミル           清水

     東    森島

      パトリック

SUB:中林、佐々木、稲垣、川辺、柏、柴崎、渡、
 明日は引き分け以上で勝ち抜けが決まる、と言う状況を考えると、先に失点することだけは避けたいところ。明日は集中した守備で広州恒大の攻撃を跳ね返して、グループステージ突破を決めて欲しいと思います。
<19.5.6> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第5節で、サンフレッチェ広島ユースはアウェイで東福岡高を下して2位をキープしました。メンバーは、GK:平野、DF:佐藤、影山、松本、MF:西川、土肥、竹内、光廣、FW:棚田颯(→福崎72分)、鮎川、細谷。得点は後半34分に鮎川でした。第5節の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
東福岡高  0-1 広島ユース
大津高   2-1 名古屋U-18
神戸U-18  0-2 G大阪ユース
C大阪U-18 3-0 福岡U-18
愛媛U-18  0-3 京都U-18

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 G大阪ユース  13     5    4   1   0   +10
2 広島ユース   10     5    3   1   1    +5
3 大津高     10     5    3   1   1     0
4 京都U-18     9     5    3   0   2    +5
5 名古屋U-18    7     5    2   1   2    +1
6 神戸U-18     6     5    2   0   3    -1
7 C大阪U-18    6     5    2   0   3    -2
7 東福岡高     6     5    2   0   3    -2
9 愛媛U-18     3     5    1   0   4    -5
10 福岡U-18     3     5    1   0   4   -11

<19.5.5> サンフレッチェは先週、東俊希選手とプロA契約を締結した、と発表しました。東は昨年ユース在籍のまま天皇杯の名古屋戦とJ1リーグ第33節に出場。今季もACLのプレーオフを含めた5試合とリーグ戦4試合に出場して450分を越えました。中国新聞によると契約金は推定で600万円だとのことです。
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