6/2〜6/8のSANFRECCE Diary


<19.6.8> 中国新聞によると、サンフレッチェは昌平高3年の大和海里(ヤマト・カイリ)選手の獲得を目指しているそうです。大和選手はトップ下と左サイドをこなす攻撃的MFで、身長168cmと小柄ですが、スピードとドリブル突破が持ち味の選手だとのこと。これまで年代別代表の経験はないものの、J1とJ2の複数クラブとの争奪戦になっている模様です。広島にはこれまで2度練習に参加しているらしく、交渉は大詰めに来ている模様です。今季は一気に世代交代が進みつつあるサンフレッチェですが、来季は若手の中での競争も激しくなりそうです。

サッカーダイジェストWeb  指揮官が期待を懸ける大和とは何者か
<19.6.7> 広島のサッカー専用スタジアム建設について、このところ活発な動きが続いています。まず5/30には湯崎広島県知事、松井広島市長、広島商工会議所の深山会頭の3者によるトップ会談が開かれ、「サッカースタジアム建設の基本方針(案)」について合意するとともに建設推進会議と作業部会設置を決めました。そして建設推進会議にはサンフレッチェの久保会長が、作業部会には広島県サッカー協会職員をオブザーバとして参加することも決まりました。続いて6/1にはNHKが中央公園の試掘調査を開始する、と報道。6/4には松井市長が補正予算案を発表し、サッカースタジアム建設を具体化していくための予算として約1億9000万円を盛り込んだことが分かりました。この補正予算は中央公園地下の遺跡調査とともに、個人や企業に寄付を募るための基金の立ち上げ費用などが含まれるとのこと。この補正予算案は6/12に開会する定例市議会に提出され、6/21に開催される建設委員会で意見交換される予定だとのことです。ここまで紆余曲折を経てきたサッカースタジアム建設が具体的に進み始めたことはサポーターとしても嬉しいことですが、どのようなスタジアムにするかということとともに建設資金をどう工面するかなど、まだまだ課題が多い様子。今後とも注目するとともに、募金などにも協力していきたいと思います。

中国新聞  6/6社説
 動き出すサッカースタジアム構想  <上>資金計画  <中>多機能化・複合化  <下>寄付集め
ひろスポ!  建設推進会議と作業部会設置へ  NHKが中央公園試掘調査報じる  広島市が補正予算案
<19.6.6> 昨日トリニダード・トバゴとの親善試合を戦った日本代表は、スコアレスドローに終わりました。日本代表のメンバーは、GK:シュミット、DF:昌子、冨安、畠中、MF:酒井宏(→室屋62分)、柴崎、守田(→小林61分)、長友(→原口79分)、中島(→南野71分)、堂安(→伊東71分)、FW:大迫勇。この日初めて3バックを組んだ日本は序盤からボールを支配し、5分の中島のシュートを手始めに相手ゴールに迫ります。また冨安らも積極的に攻撃参加し、何度も相手ゴールに迫ります。そして後半もその流れが続き、原口、伊東や南野も投入して点を取りに行きましたが、GKの好守もあって最後までゴールを割れずに終わりました。今回の「キリンチャレンジカップ」は、コパ・アメリカの直前の試合とは言え年間試合日数が限られている貴重なAマッチデー。従って森保監督はコパ・アメリカの準備よりも、チーム作りを長い目で見て「枠を広げる」機会として使ったのではないか、と思われます。3バックと言う新しいチャレンジが成功した、とは今のところ言えませんが、きっと森保監督はこの試合から収穫と課題を抽出して、チーム作りに生かしていくのではないでしょうか。
<19.6.5> 昨日「FIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019」のラウンド16に臨んだU-20日本代表は、接戦の末韓国に敗れ2大会連続での16強敗退となりました。日本はイタリア戦から先発5人を入れ替えて、GK:若原、DF:菅原、小林、瀬古、鈴木冬(→原88分)、MF:藤本(→東88分)、齊藤未、山田、郷家(→中村68分)、FW:宮代、西川、と言うメンバーでした。ゲキサカの記事によると前半は日本が70%を越えるボール支配率で何度かチャンスを作ったそうですが韓国の堅い守備を崩せず、前半はスコアレスで折り返しました。そして後半5分に宮代のシュートのこぼれを郷家が押し込んでいったんはゴールが認められたものの、VARの判定により宮代のオフサイドと判定されてノーゴール。その後の韓国の攻撃を押し返して、後半33分にはCKに小林が合わせたもののわずかに外れます。更に34分には中村のシュートのこぼれに宮代が反応したもののポストを叩きます。逆に後半39分、菅原のパスミスからボールを奪われて先制点を許すと、その後の反撃も実らず0-1で敗れました。

ゲキサカ  影山監督「ギリギリの闘いでギリギリの結果」  主将齊藤未月「本当に悔しい」  VAR取り消し後の動揺  宮代復帰もポスト直撃  イ・ガンイン「耐えて耐えて耐え続けた末に」  菅原が最後にミス  ニンジン作戦を明かすU-20韓国代表
サッカーダイジェストWeb  戦評  採点&寸評  齊藤未月「次のサッカー人生につなげる」  韓国メディア  辛辣投稿とまらず
<19.6.5> 昨日トゥーロン国際大会のグループステージ第2節でU-22チリ代表と対戦したU-22日本代表は、6-1で快勝して2連勝となりました。横内監督代行はイングランド戦から先発8人を変更して、GK:山口、DF:大南、岡崎、椎橋(→松岡64分)、MF:川井、田中駿、高、相馬、三苫(→伊藤達76分)、岩崎、FW:旗手(→小松70分)。ゲキサカによると前半7分に川井のパスを旗手がスルー。これを受けた三苫が抜け出してゴールに流し込み、先制点を奪いました。続いて12分には相馬のクロスを旗手が押し込んで2点目。旗手は18分にも三苫のスルーパスから3点目をゲットしました。35分にはバックパスを蹴り込まれて1点を返されましたが、39分には川井のクロスを起点に岩崎が4点目を奪います。更に前半アディショナルタイムには旗手のスルーパスを岩崎が右足で流し込み、前半だけで5点を奪いました。そして後半17分には岩崎の落としを旗手が決めてハットトリックを達成。その後は選手を入れ替えながら試合をコントロールしてそのまま勝利しました。

サッカーダイジェストWeb  戦評  チリメディアは呆然
<19.6.4> 7/13(土)の鳥栖戦と8/10(土)のG大阪戦のアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。
 まず鳥栖戦のツアーは7/13の12時15分に広島駅新幹線口、12時45分に広島ヘリポートに集合し、玖珂PAと下松SAを経由して午後5時頃スタジアムに到着。試合観戦後に帰途について、深夜1時40分ごろに広島ヘリポート、2時ごろに広島駅に戻ってきます。料金はアウェイサポーター席の入場券付きで大人19,000円、小中高生17,000円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円引きになります。お申し込みの〆切は6/28となっています。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国旅行へどうぞ。
 一方のG大阪戦は8/10の11時15分に広島ヘリポート、11時45分に広島駅新幹線口に集合し、小谷SAと福山SAを経由して4時15分ごろスタジアムに到着。試合後に帰途について、深夜1時40分ごろに広島駅、2時ごろに広島ヘリポートに戻ってきます。こちらもビジター自由席の入場券付きで、大人19,800円、小中学生17,800円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピーくらぶ会員は1,000円引きで、お申し込み〆切は7/26です。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国旅行へどうぞ。
<19.6.3> 一昨日トゥーロン国際大会の初戦でU-20イングランド代表と対戦したU-22日本代表は、1点先制されたものの後半に2ゴールを奪って逆転勝利。大会3連覇中の相手に幸先良い勝利を挙げました。日本のメンバーは、GK:オビ、DF:古賀、岡崎、大南、MF:長沼、椎橋、田中碧、舩木、神谷、伊藤達(→岩崎89分)、FW:小川。JFA公式サイトによると立ち上がりは押し込まれたもののそのご反撃すると、17分と19分の神谷のシュート、20分の小川のシュートなどで攻め込みますが決めることができません。逆に前半38分にCKから先制点を許し、1点ビハインドで後半を迎えました。しかし後半早々の2分にセットプレーから舩木のゴールを大南が押し込んで同点に追いつくと、後半23分には伊藤達の突破からのクロスに飛び込んだ長沼がヘッドで合わせて逆転。その後はイングランドの反撃を受けたもののパワープレーも耐え抜いて、好スタートを切りました。

サッカーダイジェストWeb  戦評  U-22日本代表を海外メディア称賛!
<19.6.2>  昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第14節札幌戦は、1点を取り返せず0-1で敗れました。
 サロモンソンが欠場した右WBには清水を起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   荒木  野上 佐々木

     川辺 松本泰
     (→パトリック83分)
清水             柏
(→ハイネル64分)
    森島    柴崎(→渡62分)

       ドグ

SUB:林、稲垣、吉野、皆川
 対する札幌は、GK:ク・ソンユン、DF:進藤、キム・ミンテ、福森、MF:中野(→白井67分)、荒野、深井、菅(→石川84分)、早坂、ルーカス・フェルナンデス(退場87分)、FW:鈴木(→ジェイ71分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは前半1分で柏が遠目から狙ったもののGKにキャッチされます。その後は札幌にボールを回されますが、広島のブロックは硬くシュートを打たせません。広島は18分にはドウグラス・ヴィエイラが遠目からシュートしたものの枠外。また19分には低い位置でのパス回しからドウグラス・ヴィエイラがヘッドで流し、飛び出した清水がフリーでシュートしましたが枠を外してしまいます。札幌の最初のシュートは29分で、福森のミドルは大迫がキャッチ。33分には森島がFKを狙いますがこれも枠を外れてしまいます。前半は両チームとは決め手を欠いて、スコアレスのままにハーフタイムを迎えました。
 後半は広島がパスを繋いで相手陣内に迫るシーンが増えて、両サイドからクロスを入れますが跳ね返されます。また15分には柏のパスで柴崎が抜け出し、マイナスのパスをドウグラス・ヴィエイラに渡しましたが対応されます。柴崎に代えて渡を投入して点を取りに行こうとする城福監督。しかし後半17分、札幌の何気ないクロスがDFラインの裏に流れます。大迫は鈴木よりも先に反応したもののキャッチできず、こぼれ球を早川に流し込まれて先制点を許してしまいました。
 何とか点を取ろうと前からボールを奪いに行く広島。札幌も白井が、ルーカス・フェルナンデスがミドルで狙います。後半35分には松本泰がミドルで狙いましたがGK正面。41分にはルーカス・フェルナンデスが遅延行為で2枚目のイエローを受けて退場となり、数的優位になった広島は攻撃のテンポを上げます。そして47分には松本泰のクロスにパトリックが合わせましたが体勢が悪く打てず。48分にも柏のクロスをパトリックがヘッドで狙ったものの、ボールはGKに抑えられてしまいます。広島は最後までゴールを狙い続けたものの札幌の守備は崩れず、無得点のまま試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「札幌というチームと対戦するときに、相手が自陣に引きこもることは過去になかったでしょう。それが、相手が引いてくる展開になりました」、城福監督は「少し自分たちが攻撃にエネルギーをかけたいところで、守備にエネルギーを使ってしまった」と語っていますが、試合全体の印象としてはそれほど押し込まれていた、と言うわけではなかったと思います。前半こそ札幌がボールを持つ時間が長かったのですが、単にブロックの外で回させていただけ。広島ゴール前に入り込まれることはほとんどなく、札幌のシュートは遠目からの2本だけでした。そして後半は前への姿勢を強くしてパスを繋ぎ、相手陣内に攻め込みました。そう言う意味では狙い通りの試合展開だったのではないかとは思いますが、ただ問題は前半の札幌と同様に相手のブロックを崩せなかったこと。ラストパスやその一つ前のパスで相手に防がれることが多く、なかなかシュートまで行けませんでした。終盤になって柏の突破とパトリックの高さからチャンスを作りましたが、時既に遅し。どのようにして点を取るか、と言う課題を改めて突きつけられた試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 今週は「代表ウィーク」でリーグ戦はお休み。そして6/14に湘南戦を戦った後に、いよいよ鹿島との3連戦に突入します。ここまでJリーグとACLを並行して戦いながらチーム力を上げてきたサンフレッチェですが、大迫と松本泰が代表で離脱することもあってここからがチームの底力が問われるところ。ここから2週間でこれまで以上にチームと個人の力をアップさせて、中断明けを迎えて欲しいと思います。

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