7/28〜8/3のSANFRECCE Diary


<19.8.3> 中国新聞によると、前節右膝を痛めて途中交代した佐々木は今日の札幌戦を欠場することになるとのことです。佐々木の右膝、と言えば2度にわたって前十字靭帯を断裂した部分だけに、城福監督は無理はさせないとのことです。一方、第12節鳥栖戦以来先発出場の無かった野津田が、今日の札幌戦で9試合ぶりに先発することになりそう。またサロモンソンもコンディションが上がってきているとのことで、今日は2ヶ月ぶりにベンチ入りする可能性が高そうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、午後2時10分から「サンフレッチェカップ」のU-12が、午後2時半からU-10が、4時15分から「広島県×ファミリーマートサッカー教室」が行われます。また「フォリアカップ」は5時25分頃からです。
 場外スロープ下の「サンチェひろば」では、サンチェふわふわドーム、キックターゲットなどの「チケット制アトラクション」と「ユニフォームレンタルサービス」が3時からです。メインスタンド前の「おまつり広場」では、「オリジナルサンフレッチェパスケース」がもらえる「ゆめタウンブース」「ピースメッセージボードの設置」「『広島の復興の歩み』パネル展示」「広島を知ろう8月6日、きのこ雲の下でポスター展示」「折り鶴を折ろう」「サンフレキャッチャー」「にぎわいステージ」がそれぞれ3時から行われます。
 来場者プレゼントは「緑のジェット風船」を全員に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、森島選手のプレミアムカードです。その他、試合会場限定グルメやピースマッチ限定グッズ情報などは公式サイトの該当ページをご覧下さい。
 テレビ中継ですが、今日はDAZNの他にNHK-BS1での生放送が予定されています。今日もブログでの速報を予定していますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.8.3> 中国新聞によると、水本裕貴選手が松本に期限付き移籍することが分かったそうです。また松本のブラジル人FWのレアンドロ・ペレイラを期限付き移籍で獲得することも分かったとのこと。いずれも近く両クラブから発表されるとのことです。なお広島が獲得に動いている、と言う浅野ですが、セルビアのパルチザン・ベオグラードへの移籍が報道されています。パルチザンの公式ツイッターにも出ているとのことでほぼ決まり、と言う感じですが、サンフレッチェとしては「正式発表はまだない。動向を注視したい」と述べているとのことです。
<19.8.2> 明日はJ1リーグ戦第21節。サンフレッチェはホームにコンサドーレ札幌を迎えます。
 開幕から着実に進化して上位をキープし、ルヴァンカップも22年ぶりに準々決勝進出を決めてた札幌。リーグ戦の順位は8位ですが、広島との勝点差は1しかありません。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
14H ○1-0 広島  【札】早坂
15A ●1-1 川崎F 【札】鈴木、【川】小林
LPO1 ○2-1 磐田  【札】アンデルソン・ロペス2、【磐】ロドリゲス
16H ○3-1 鳥栖  【札】石川、ジェイ、鈴木、【鳥】金崎
LPO2 ○2-1 磐田  【札】鈴木、アンデルソン・ロペス、【磐】ロドリゲス
17A ●1-2 仙台  【札】アンデルソン・ロペス、【仙】シマオ・マテ、関口
天2 ●2-4 Honda  【札】中村、藤村、【H】遠野2、古橋、池松
18H △1-1 松本  【札】白井、【松】當間
19A ●1-2 大分  【札】OG、【分】オナイウ2
20H ○5-2 湘南  【札】進藤、ジェイ2、アンデルソン・ロペス、チャナティップ、【湘】大野、野田
 前々節まで3試合勝利なしで、天皇杯でもJFLのHondaに敗れた札幌でしたが、前節は攻撃サッカーが機能して大量5点を奪って快勝しています。湘南戦から2週間ぶりの試合と言うことで、広島を想定しつつ十分な練習を積んで来ているはず。明日は前節に続いて、また前回の対戦に続いて勝利するつもりで、広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、激闘の川崎F戦から中2日で戦わなければなりません。また前節途中交代した佐々木は大事に至らなかったものの、無理させない可能性もあります。従って出場停止から戻ってくる野上を含めて、フレッシュな選手を起用して戦うことになりそう。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

   野上  吉野  荒木

     青山 松本泰

清水             柏

    野津田   森島

        渡

SUB:林、井林、稲垣、川辺、ハイネル、柴崎、ドウグラス・ヴィエイラ
 明日は8/6に一番近い日程のホームゲームと言うことで、年に一度の「ピースマッチ」として開催されます。明日は誰が出場することになっても、全広島の願いを背に受けて全力で戦って欲しいと思います。
<19.8.1> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第16節川崎F戦は、終盤に攻め込まれたものの1点差を守り切って勝利し、順位を5位に上げました。
 井林が出場停止の野上に代わって今季初先発。また大迫が6試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   井林  荒木 佐々木(→吉野76分)

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→清水70分)
    柴崎    森島
    (→渡68分)
       ドグ

SUB:林、松本泰、青山、野津田
 対する川崎Fは、GK:チョン・ソンリョン、DF:馬渡、ジェジエウ、谷口、登里(→車屋73分)、MF:守田(→山村HT)、下田、家長、阿部(→レアンドロ・ダミアン57分)、長谷川、FW:小林、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に来た川崎Fのプレスを素早いパスワークでかい潜ると、2分に柏がCKを取ります。そして森島が蹴ったCKのボールはDFの股間を抜けて佐々木の足下へ。これを佐々木が落ち着いて蹴り込んで、幸先良く先制点を奪いました。
 この後は川崎Fがパスを回して押し込みます。しかし広島は2ラインのブロックを作ってチャンスを作らせません。広島はボールを奪うとどんどん裏を狙って攻めます。そして前半22分、カットインしたハイネルが逆サイドにパスを送ると、森島がゴール前を越えるクロスを送ります。これをドウグラス・ヴィエイラが身体をひねりながらファーサイドに流し込んで、リードを2点に広げました。
 その後も広島はドウグラス・ヴィエイラが、柴崎が追加点を狙いに行きます。川崎Fも徐々にチャンスを増やして、33分には家長が右サイドに抜け出しましたがオフサイド。35分には守田にフリーでシュートを許しましたが枠を外れて助かります。また42分には家長のクロスがゴール前を横切りましたが、井林がぎりぎりでクリアします。前半はそのまま得点は動かず、広島の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から山村を入れて圧力を強める川崎F。ボールを支配し何度も広島陣内に攻め込みますが、広島はチーム全員ではね返します。そして5分には相手パスをカットした柏が前に出ようとするところをファウルで止められます。FKを蹴るのは森島。そして高く上がったボールはいったんはクリアされたものの小さく、柴崎が折り返すと荒木が押し込んで3点目をゲットしました。
 この直後に阿部に危ないシュートを打たれたもののDFがクリアすると、その後は中盤の厳しい守備で川崎Fの攻撃を寸断。また球際の争いでも勝って相手を押し込みます。そして後半24分には、CKから佐々木が決定的なシュートを放ちましたがわずかに外れます。疲れからか足が止まってきた川崎Fに対して広島がペースを握り続け、そのまま押し切るかと思われた後半29分。川崎Fのクロスは大迫がはね返したものの、こぼれ球を繋がれて小林が突破してシュート。これが大迫の守備を破って1点を返されます。更にその4分後には左からのアーリークロスをレアンドロ・ダミアンに流し込まれて、1点差に迫られてしまいました。
 これで勢いの出た川崎Fは次々と広島陣内に攻め込みます。35分には山村に強烈なミドルを打たれましたが大迫がファインセーブ。36分には大迫の裏を突かれたものの渡がゴールライン上でクリアして失点を防ぎます。41分にはスルーパスで抜け出した長谷川に打たれましたがギリギリで枠外。43分の家長のボレーは大迫がキャッチします。川崎Fは右から左からクロスを入れて来ますが、広島は集中を切らさずはね返し続けます。そして長い長い5分間のアディショナルタイムも凌ぎきって、1点差を守ったままで試合終了のホイッスル。限界まで戦った広島の選手たちは、倒れ込みながら両こぶしを突き上げました。
 試合終了後に城福監督は「75分までは本当にパーフェクトなゲームができた」と語っていましたが、まさにその通りだったと思います。先制点のシーンはDFラインから川崎Fのプレスをかい潜って前線に運び、柏がゲットしたCKから。森島の鋭いボールに守田が対応できなかったのに対して、しっかりと準備していた佐々木が落ち着いてコースを狙って蹴り込みました。また2点目は右から左にボールを動かし、森島のクロスでもう一度右に振ってドウグラス・ヴィエイラが逆サイドのネットに沈める、と言う左右の揺さぶりからのゴール。そして3点目は高い位置でのパスカットが起点と、全て練習通りのゴールだったのだろうと思います。一方守備では相手ボールになってもしっかりとスペースを埋め、ほとんどシュートレンジに入れさせませんでした。川崎Fは中3日で全体的に身体が重く、中村憲も齊藤も先発起用できない状況だったとは言え、川崎は川崎。技術の高い選手を揃え、風間監督時代から構築してきたパスサッカーが完成の域に達している王者に対して、臆することなく真っ向から戦いを挑み、そして内容的にもスコア的にも圧倒していた75分だったと言えるでしょう。
 ところが後半30分、小林に得点を許すとすっかり潮目が変わりました。前線にレアンドロ・ダミアンと言うターゲットを据えた川崎Fは、右から左からどんどんハイボールを入れて広島守備陣をゴール前に釘付けにしました。時折ボールを奪っても、前線にいるのは疲れの見えるドウグラス・ヴィエイラだけ。キープして時間を作ることもままならず、波状攻撃を受け続けることになりました。前節に引き続いて改めてサッカーの怖さを思い知らされる展開となりましたが、しかし山村の強烈なミドルは大迫がビッグセーブで凌ぎ、その直後の大ピンチも渡がゴールライン上でクリアしてそれ以上の追加点を許しませんでした。そして最後はチーム全員で集中してはね返し、後半43分の家長のシュート以降は相手にチャンスを作らせませんでした。この試合は、まさにチームが一丸となって戦った「魂の勝利」だったと言えるでしょう。
 この試合の結果サンフレッチェは勝点を32に伸ばし、順位も5位に上がりました。首位・FC東京との勝点差は10、4位川崎Fとの差も6とまだ上位との差は大きいものの、中位グループから抜け出す準備は整った、と言えそうです。次節は勝点1差の札幌との対戦で、しかも相手は休養十分なのに対してこちらは中2日と非常に厳しい試合となりますが、今こそACLと平行して戦ってきた経験を活かす時。次もまたホームのサポーターとともに一丸となって、暑い夏を戦い抜いて欲しいと思います。

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<19.7.31> 中国新聞によると、大迫が6試合ぶりに先発に復帰する見通しとなりました。コパ・アメリカでチームを離れて以降、林の復帰もあってポジションを失っていましたが、ここに来てコンディションが上がってきているとのこと。川崎Fの攻撃を抑えて、チームに勝利をもたらして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、「フォリアカップ」が5時25分頃から、安田女子中バトン部と安田女子高ダンス部によるパフォーマンスが5時55分頃から行われます。場外スロープ下のサンチェひろばでは「くまガール限定 くまカフェ」を3時から参加費2,800円で開催。ケーキ2種、ドリンク2杯付きで、参加者全員に「くまガールユニ」をプレゼントします。また「リカちゃんラブリーフェスタ」やサンチェふわふわドームなどのチケット制アトラクションや、ユニフォームレンタルサービスが行われます。
 メインスタンド前のおまつり広場では「オタフクソースブース」「エフティ資生堂ブース」「サンフレキャッチャー」「にぎわいステージ」を3時から開催。「フェイスペイントシールプレゼント」「バルーンアート」等も行われます。
 「くまガール限定先着プレゼント」は「くまガールユニ」を先着5,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、吉野選手のプレミアムカードです。本日限定のスタジアムグルメは「黒糖タピオカミルクティ」など17種類提供。柏選手の得点に合わせて増えて行く「かしわ点」は6個セット600円です。更に、川崎Fとのコラボグッズも3種類販売される予定です。他にもいろいろなグッズが販売されますので、詳細はオフィシャルホームページをご覧下さい。
 試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日は試合開始までに帰れればブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<19.7.30> 明日はACLのために延期になっていた第16節川崎F戦がホームで行われます。
 2年連続でJ1リーグを制した川崎Fでしたが、今季は序盤戦は調子が上がらず開幕から4試合勝ち無し。またACLもグループステージで敗退となりました。しかし第5節で今季初勝利を挙げると、それ以降は15試合負けなしで勝点を38まで伸ばしています。今季のリーグ戦の戦績は次の通り。
1H △0-0 FC東京
2H △1-1 鹿島  【川】中村憲、【鹿】伊藤
3A △2-2 横浜FM 【川】レアンドロ・ダミアン2、【横】マルコス・ジュニオール、扇原
4H ●0-1 G大阪 【G】三浦
5A ○2-0 松本  【川】知念、阿部
6H △1-1 C大阪 【川】知念、【C】柿谷
7A ○1-0 鳥栖  【川】知念
8H ○2-0 湘南  【川】阿部、知念
9A ○2-1 神戸  【川】馬渡、小林、【神】古橋
10H ○3-1 仙台  【川】小林2、長谷川、【仙】大岩
11A ○4-0 清水  【川】小林、脇坂、大島、レアンドロ・ダミアン
12H △1-1 名古屋 【川】レアンドロ・ダミアン、【名】マテウス
13A ○1-0 大分  【川】マギーニョ
14H △1-1 浦和  【川】レアンドロ・ダミアン、【浦】森脇
15H △1-1 札幌  【川】小林、【札】鈴木
17A ○3-1 磐田  【川】小林、脇坂、知念、【磐】上原
18H △0-0 鳥栖
19A ○3-0 FC東京 【川】小林、齋藤、阿部
20H ○3-1 大分  【川】齋藤、小林、阿部、【分】オナイウ
 前節は大分のパスサッカーに苦しみながらも徐々にペースを握ると、後半6分に齋藤が先制点。その後一度は追いつかれたものの、相手のパスミスから勝ち越し点を奪い、後半40分に突き放して暫定3位に浮上しています。3連覇に向けて着々と歩を進める川崎F。明日も更に勝点を積み上げるつもりで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、野上が累積警告で出場停止となります。今日の中国新聞によると、井林のリーグ戦初先発の可能性が高いとのこと。また青山が今季初めてベンチ入りする可能性が高そうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
        林

   井林  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏

    柴崎    森島

       ドグ

SUB:大迫、吉野、松本泰、青山、清水、野津田、渡
 松本戦は悔しい引き分けに終わったサンフレッチェですが、一方では6月下旬からの公式戦6試合に負けなしで来ている、と見ることもできます。攻撃的サッカーにシフトチェンジして以降、チームとして成長していることに自信を持って、王者・川崎Fにぶつかって行って欲しいと思います。
<19.7.29> Jリーグは昨日、YBCルヴァンカップのプライムステージ(ノックアウトラウンド)の公開抽選会を行い、サンフレッチェの準々決勝の相手は札幌に決まりました。1st legは9/4(水)で札幌のホームゲーム、2nd legは広島のホームゲームで9/8(日)の開催となります。
<19.7.29> サンフレッチェは昨日、中林洋次選手が横浜FMに期限付き移籍する、と発表しました。神奈川県出身の中林は市立船橋高を出てサガン鳥栖でプロとしてのキャリアをスタートさせると、2008年のシーズン途中に広島に期限付き移籍。その翌年は下田、佐藤昭の離脱もあって正GKに定着し、4位進出に貢献しました。そして2010年に広島に完全移籍したものの、西川の加入もあって控えに回ることが多くなり2012年に岡山に完全移籍。守護神として2016年までの5年間で200試合以上に出場しました。しかし017年に広島に復帰して以降はなかなかポジションをつかめず、2年間でのリーグ戦出場は14試合。今季も大迫の台頭もあって、リーグ戦の出場は1試合にとどまっていました。横浜FMが中林にオファーしたのは飯倉の移籍によってGKの層が薄くなったからだと思われますが、中林の「小さい頃から憧れていたユニフォームに袖を通せることを嬉しく思います」と言う思いはチームの力になるはず。正GKパク・イルギュの壁は厚いと思いますが、まずはポステコグルー監督の戦術に対応するよう頑張って欲しいと思います。
<19.7.28> 昨日の中国新聞によると、一昨日行われた30分×2本の紅白戦に出場した青山は、稲垣とダブルボランチをくんで1本目は控え組、2本目は主力組でプレーしたとのこと。コンディションを考慮して2本目の途中で交代したものの、渡へのスルーパスでゴールをアシストするなど順調に仕上がっている様子を見せたそうです。モバイルサイトによると城福監督は「足に張りがあるということだったので大事を取って交代させましたが...プレーはまったく問題ない」と語り、中2日で組まれている川崎F戦か札幌戦での復帰を示唆しました。一方、先週から全体練習に合流していたサロモンソンも紅白戦で30分間プレーしたそうで、今週はコンディションを見ながら状態を上げて行くことになりそうです。
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