7/7〜7/13のSANFRECCE Diary


<19.7.13> 中国新聞によると昨日の実戦形式の練習では、ハイネルが渡とともに2トップを組んだ布陣を試していたそうです。城福監督は「最後に前線で追えるスピードがある。ボールを奪った後のスペースも使える」と狙いを明かしていますが、この布陣があるとすれば終盤をリードして迎えた場合でしょう。堅い守備と鋭いカウンターを持ち味とする鳥栖相手に勝つには、先に点を取られないことが重要。早い時間帯に先制点を奪われる、と言うここ数試合の流れを変えることができるかどうかが、今日の試合のポイントになりそうです。
 今日の試合会場は駅前不動産スタジアムで、キックオフは午後7時半。試合中継はDAZNのみとなっています。今日は久々にブログでの速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、そちらをご覧下さい。
<19.7.12> 明日はJ1リーグ戦第19節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と戦います。
 金監督就任後は3連勝して流れが変わったか、に見えた鳥栖でしたが、その後は3連敗するなど不安定な戦いを続けていて、順位も16位と降格圏から抜け出すことができていません。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
12A ○1-0 広島  【鳥】OG
L6H ●0-1 FC東京 【東】ユ・インス
13H ○1-0 鹿島  【鳥】豊田
14H ●0-1 C大阪 【C】ブルーノ・メンデス
15A ●1-2 浦和  【鳥】安、【浦】宇賀神、興梠
16A ●1-3 札幌  【鳥】金崎、【札】石川、ジェイ、鈴木
17H ○4-2 清水  【鳥】原川、フェルナンド・トーレス2、高橋秀、【清】ドウグラス、ヘナト・アウグスト
天2 ○1-1 熊本  【鳥】イバルボ、【熊】村上
   PK4-3
18A △0-0 川崎F
 前節は川崎Fに対して真っ向から勝負を挑み、粘り強い守備で引き分けに持ち込んでいます。ロングボールを生かした縦に速い攻撃だけでなく、ポゼッションを高めたサッカーで現状を打開しようとしている鳥栖。明日は勝点3を積み上げて、降格圏から脱出したいと考えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると練習ではパトリックの1トップと渡との2トップを試していたとのこと。またボランチは川辺と稲垣のセットだったとのことなので、メンバーは次のように予想しておきます。
        林

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏

    柴崎    森島

      パトリック

SUB:大迫、吉野、松本泰、東、野津田、渡、皆川
 このところ早い時間に失点して、追いかける展開が続いているサンフレッチェ。4バックにシフトチェンジしてギアを上げれるのは良いのですが、できれば最初から流れをつかんで落ち着いて戦いを進めたいものです。明日は立ち上がりから相手を圧倒するつもりで戦って、勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<19.7.11> 中国新聞によると、先日行われた高知との練習試合で青山が今季初めて90分プレーしたそうで、「(痛みの)リバウンドもない。攻撃も守備ももっと状態を上げられる」と語っていたそうです。今季はこれまでボランチは川辺、松本泰のセットが最も多く起用されていますが、コパ・アメリカで松本泰がチームを離れたのをきっかけに競争が激化。C大阪戦では柴崎と吉野のセットでスタートし、後半途中から稲垣と川辺の組み合わせにして反撃するなど誰が出ても不思議ではない状態となっています。モバイルサイトによると、帰国後は天皇杯でのプレーに留まっている松本泰は「僕にはまだまだ足りないところがある」と語り「もっとがむしゃらにやっていきたい」と決意を述べていたとのこと。高いレベルのポジション争いが、チームをより強くするのは間違いありません。
<19.7.10> 日本サッカー協会は一昨日、天皇杯3回戦の会場とキックオフ時間を発表しました。それによるとサンフレッチェが金沢と戦う試合の会場はエディオンスタジアム広島で、キックオフは8/14(水)の午後7時となっています。
<19.7.9> 6/29と7/6に高円宮杯プレミアリーグウェストの第8節、第9節を戦ったサンフレッチェ広島ユースは、連勝で勝点を16に伸ばし、3位に浮上しました。
 まず第8節の大津高とのアウェイゲームのメンバーは、GK:平野、DF:長澤、佐藤、松本太、MF:西川、土肥、FW:影山、棚田颯(→石上66分)、鮎川、竹内、福崎(→光廣59分)。得点は前半8分にクリアボールを拾った土肥が左足で決めました。exiteニュースによると全体的に一進一退のゲームながら早い時間に先制した広島が1-0で逃げ切った、と言う試合だった模様です。
 続いて第9節の福岡U-18とのアウェイゲームのメンバーは、GK:平野、DF:長澤、佐藤、松本太、MF:西川(→光廣72分)、細谷(→石上60分)、FW:影山(→西村90分)、棚田颯、鮎川、竹内、福崎。先制点は前半18分。鮎川のドリブルからのこぼれを拾った福崎が持ち込んで決めました。続いて前半26分には佐藤からのパスを受けた福崎が中央を破ってゴール。後半4分には鮎川のパスから福崎が決めて、ハットトリックを達成しました。更に後半7分には鮎川、11分には棚田颯が決めてリードを5点に広げます。その後35分に失点したものの42分に棚田颯がゲット。後半アディショナルタイムに1点を失ったものの、6-2で押しきりました。第8節、第9節の結果と順位表は次の通り。
【第8節】
大津高    0-1 広島ユース
福岡U-18   3-0 東福岡高
神戸U-18   3-0 愛媛U-18
G大阪ユース 3-5 京都U-18

【第9節】
広島ユース  6-2 福岡U-18
東福岡高   2-1 神戸U-18
京都U-18   3-0 大津高
愛媛U-18   0-1 C大阪U-18
名古屋U-18  2-1 G大阪ユース

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 G大阪ユース  19     9    6   1   2   +10
2 京都U-18    18     9    6   0   3   +10
3 広島ユース   16     9    5   1   3    +8
4 大津高     16     9    5   1   3    -2
5 名古屋U-18   14     8    4   2   2    +4
6 神戸U-18    12     9    4   0   5     0
7 東福岡高    12     9    4   0   5    -4
8 福岡U-18    10     9    3   1   5    -9
9 C大阪U-18    9     8    3   0   5    -4
10 愛媛U-18     3     9    1   0   8   -13

<19.7.8> 昨日エディオンスタジアム広島で四国サッカーリーグの高知ユナイテッドとの練習試合を行い、2-0で勝ちました。得点は前半44分に東、後半37分に皆川でした。
<19.7.7> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第18節C大阪戦は、前半に先制点を許したものの後半追いついて2試合連続で引き分けとなりました。
 パトリックがリーグ戦では10試合ぶりに先発。それ以外は鹿島戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     柴崎  吉野(→稲垣HT)

ハイネル           柏
(→皆川79分)
    川辺    森島(→野津田82分)

      パトリック

SUB:中林、井林、東、渡
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:木本(→山下77分)、瀬古、ヨニッチ、MF:松田、藤田、丸橋、奥埜(→高木65分)、FW:水沼、清武(→田中90分)、ブルーノ・メンデス、と言うメンバーでした。立ち上がりからC大阪にボールを支配され、押し込まれます。前半2分には右からのクロスを受けたブルーノ・メンデスにシュートを打たれましたがDFに当たって枠外。14分には速攻から水沼がシュートしましたが林がぎりぎりで弾きます。そして前半18分、荒木がブルーノ・メンデスを倒して与えたFKを水沼に決められ、またもや先制点を奪われてしまいました。
 その後もセレッソペースが続き、前半21分には松田のクロスにブルーノ・メンデスに合わせられましたが枠外。25分にはCKからヨニッチにシュートされますが防ぎます。前半の後半は広島がボールを持てる時間ができて、前半28分にはFKのこぼれを柏が打ちましたが枠外。35分には柏のクロスにパトリックが頭を当てましたが枠外に外れます。また42分にはペナルティエリア内から川辺が打ちましたが、これも枠を捉える事ができません。前半はボール支配率が46:54、シュートは広島の4本に対してC大阪は9本。全体的にスコア通りのC大阪優勢でハーフタイムを迎えました。
 後半から城福監督は吉野に代えて稲垣を投入します。そしてその稲垣は、後半5分に強烈なミドルを放ってセレッソのゴールを脅かします。その直後にはスルーパスで抜け出したブルーノ・メンデスに決定的なシュートを打たれましたが、これが枠を外れて助かるとその後は広島がゲームを支配します。後半6分のハイネルのシュートはDFに当たって外れたものの、後半20分、佐々木のクサビでスイッチを入れると森島のドリブルから稲垣が右に展開し、フリーで受けたハイネルのクロスをパトリックが頭で押し込んで同点に追いつきました。
 その後も広島は高い位置でボールを奪い、追加点を奪いに行きます。後半24分には、ハイネルが右から仕掛けてシュートまで持ち込みましたがGKの正面。27分には柏のクロスにパトリックがヘッドを合わせましたが、惜しくもポストに弾かれます。ハイネルに代えて皆川を投入し、4-4-2にシフトして勝ち越し点を奪いに行く広島。後半40分にはワンタッチパスを繋いで皆川がフリーでシュートしましたが右に外れて行きます。また43分にはハイボールのこぼれを柏が狙いましたがGKにキャッチされます。最後は野津田のFKをパトリックがヘッドで狙ったものの枠外に外れ、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後にロティーナ監督は「互いに1つのハーフを支配したと言う意味で、妥当な結果だったと思います」と語っていますが、客観的に見ればその通りだったと思います。前半はC大阪にパスを回され、なかなか反撃の糸口がつかめませんでした。失点は水沼のスーパーなFKのためでしたが、そもそもFKを与えたのは相手に振り回された結果。後半早々のブルーノ・メンデスの決定機も含めて、前半のうちに2点のリードを許していたら決まっていた試合だったかも知れません。
 しかし逆に後半はほぼ90分を通して広島のペースで、同点ゴール以外にも何度も決定機を作りました。城福監督は「勝点3は取れなかったことが非常に残念」とコメントしていますが、前半を1失点で耐えて後半修正して早い時間帯に追いつくことができたわけですから、そのままの勢いで2点目を取りたかった、と言うのは本音でしょう。後半、流れが変わったのは稲垣の厳しい守備が機能したからだと思いますが、そのような「高いレベルのベーシック」を継続した上で攻撃面を積み上げて行けば、より良いチームに成長できるはず。競った試合を勝ちに持って行けない、と言うことで少々歯痒いところがあるのですが、ここは我慢のしどころでしょう。次こそは勝点3を取って、流れをつかんで欲しいと思います。

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日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  被災地に届けた執念  水沼直接FKも逃げ切れず
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