8/18〜8/24のSANFRECCE Diary


<19.8.24> サッカーダイジェストWebによると、今日の先発メンバーとしてFC東京戦と同じ11人が予想されています。前節は前半からパスを回しながら相手を疲れさせ、後半途中からの青山の投入でギアを上げて勝利しましたが、今日はおそらくはボールをいかに握るか、の勝負になるはず。相手にパスを回されても焦れずに戦って、後半勝負に持ち込めばきっと勝機が見えてくるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はエディオンスタジアムで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-9、U-10、U-12が午後2時半から、「フォリアカップ」が5時25分ごろから行われます。場外スロープ下のサンチェひろばでは、サンチェふわふわドームやキックターゲットなどの「チケット制アトラクション」が3時から。またレンタル料300円でユニフォームを借りることができます。メインスタンド前のおまつり広場では「広島ガスPRブース」「みらさかピオーネ特別販売」(1房320円で販売)「ONE PIECEコラボイベント」「日刊わしらPRブース」(先着300名様にクリアファイルプレゼント)「フレンドリータウン呉市ブース」「にぎわいステージ」等がいずれも午後3時からオープンします。
 先着プレゼントは「夏フェスタオル」を小中高生先着3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、清水選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、柏好文コラボシリーズ「かしわ点」を7個セット700円で販売。また「選手コラボグルメ第1弾」として、森島選手の「よもぎ大福」600円、佐々木選手の「牛タンステーキ」900円、川辺選手の「アサイースムージー」600円などをスタジアム内のあちこちの売店で販売します。イベントの詳細はオフィシャルホームページをご覧ください。
 試合中継はDAZNのみとなっています。今日も仕事の関係でキックオフまでに帰れない可能性が高いので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&TVを見れない方は、モバイルサイトなどの速報をどうぞ。
<19.8.23> 明日はJ1リーグ戦第24節。サンフレッチェはホームで大分トリニータと戦います。
 序盤の12試合で7勝3分け2敗と好スタートを切った大分は、その後5試合勝ち無しと苦しい時期もあったものの粘り強く勝点を積み重ねて現在8位に付けています。6月以降の公式戦の戦績は次の通り。
14A ●1-3 FC東京 【分】オナイウ、【東】橋本、久保2
15H △1-1 名古屋 【分】オナイウ、【名】宮原
16A △2-2 神戸  【分】オナイウ、小林成、【神】ビジャ、ウェリントン
17H ○2-0 浦和  【分】藤本、小林成
天2 ○4-1 鳥取  【分】三平2、刀根、後藤、【取】ヴィートル・ガブリエル
18A ●0-1 横浜FM 【横】エジガル・ジュニオ
19H ○2-1 札幌  【分】オナイウ2、【札】OG
20A ●1-3 川崎F 【分】オナイウ、【川】齋藤、小林悠、阿部
21A △2-2 鳥栖  【分】三竿、岩田、【栖】安、金崎
22H △1-1 神戸  【分】オナイウ、【神】古橋
天3 ○2-1 鹿屋体大【分】星、伊藤、【屋】OG
23H ●0-1 鹿島  【島】相馬
 前節は鹿島と接戦を演じたものの最後まで得点を奪えず、逆に名古屋から移籍したばかりの相馬の個人技にやられて敗れています。このところリーグ戦4試合勝ち無しとやや勢いが衰えている感のある大分ですが、片野坂監督はブレることなくパスサッカーを貫いています。明日もこれまで通りGKも使ったパス回しからゴールを狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとレアンドロ・ペレイラを2トップの一角にいれた3-5-2の布陣を試していたそうです。ただ、おそらく当面は終盤に点を取りたい時のオプションの一つとして考えているはず。先発メンバーと布陣に大きな変更はないと予想します。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏

    東     森島

       ドグ

SUB:林、井林、サロモンソン、松本泰、青山、渡、レアンドロ・ペレイラ
 前節の勝利で勝点を39に伸ばしたサンフレッチェは、J1残留の目安と言われる勝点40まであと1に迫っています。まずは明日の試合に勝って第一目標をクリアして、更に上を目指して戦って欲しいと思います。
<19.8.22> 8/9にJリーグは未定だった第26節以降の試合日程を発表しました。それを含めて、今後のサンフレッチェの日程をまとめると次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
24
8/24(土)
19:00
大分トリニータ
エディオンスタジアム広島
25
8/31(土)
19:00
ジュビロ磐田
ヤマハスタジアム
L-QF1
9/4(水)
19:00
コンサドーレ札幌
札幌厚別公園競技場
スカチャン1
L-QF2
9/8(日)
19:00
コンサドーレ札幌
エディオンスタジアム広島
スカチャン1
26
9/14(土)
19:00
横浜F・マリノス
ニッパツスタジアム三ツ沢
天4
9/18(水)
19:00
大分トリニータ
エディオンスタジアム広島
スカイA
27
9/28(土)
19:00
名古屋グランパス
エディオンスタジアム広島
28
10/5(土)
16:00
ヴィッセル神戸
エディオンスタジアム広島
NHK広島
LSF1
10/9(水)
ルヴァンカップ準決勝1st leg
LSF2
10/13(日)
ルヴァンカップ準決勝2nd leg
29
10/19(土)
14:00
清水エスパルス
アイ・イ・アイスタジアム日本平
静岡放送
天QF
10/23(水)
天皇杯準々決勝
LF
10/26(火)
ルヴァンカップ決勝
埼玉スタジアム2002
30
11/2(土)
15:05
川崎フロンターレ
等々力競技場
31
11/9(土)
14:00
浦和レッズ
エディオンスタジアム広島
10/29(火)に変更の可能性あり
32
11/23(土)
14:00
鹿島アントラーズ
エディオンスタジアム広島
11/5(火)に変更の可能性あり
33
11/30(土)
14:00
湘南ベルマーレ
BMWスタジアム平塚
34
12/7(土)
14:00
ベガルタ仙台
エディオンスタジアム広島
NHK広島、NHK仙台
天SF
12/12(土)
天皇杯準決勝
天F
1/1(水・祝)
天皇杯決勝
新国立競技場


<19.8.21> Jリーグのこの夏の移籍市場は例年以上に活発で、主力クラスの選手の移籍も多く見られました。その中でサンフレッチェは6人が移籍したのに対して獲得したのはレアンドロ・ペレイラだけ。それで大丈夫なのか、と言う疑問もあると思うのですが、クラブの考え方について足立強化部長が答えている記事が今日の中国新聞に載っているので、その概要を紹介します。
 まず退団が多かった理由ですが、今季はACLがあったため例年よりも多い31人でスタートしたものの、敗退に伴って全員が試合出場の機会をつかむのが難しくなったため放出した、とのことです。その中でパトリックは中国や中東からのオファーを予想して移籍金を設定していたものの、それを上回るオファーがあったため認めざるを得なかったようです。またベリーシャは「外国人枠3、アジア枠1」のACLの規定の中でアジア枠で起用する予定だったところが、オーストラリア国籍の取得が遅れてしまったのが誤算だったとのこと。キャンプでの怪我による出遅れがあったものの、そもそもACLにメンバー登録できなかったのがお互いにとって不運だった、と言えそうです。
 この夏の「補強の目玉」とされていた浅野琢磨選手ですが、ちょうどアーセナルとの契約が切れるタイミングで、国内に移籍するのであれば広島に交渉権があったため話をしたそうです。またその場合の移籍金の額も決まっていたそうですが、アーセナルとしてはより高いオファーを探してそちらに売った様子。「浅野自身は新スタジアムでプレーしたいと話していた」とのことなので、今後も継続して見て行くとのことです。
 一方、レアンドロ・ペレイラについては「十分に(パトリックの)代わりになる選手」「パスサッカーの中でパトリックと違った持ち味も出せる」、浅野雄也については「広島のサイドは期限付き移籍や年齢の高い選手が多い。日本全体がサイドが不足している中で、未来的な視点」だと獲得の狙いを語っています。この夏は多くの日本人選手が欧州に移籍しましたが、「広島にも注目されている選手がいる」とのこと。今後はこれまで以上に強化部の動きが重要になるのは間違いありません。
<19.8.20> 先週発売された「紫熊倶楽部」9月号を紹介します。最初の記事では、この夏に激しく動いた移籍市場と広島から旅立った選手たちについて書いています。続いて今回の特集は「ボランチは広島を救う」。一番最初は「万能のHARD WORKER川辺駿」で、今季は開幕からボランチとして起用されて、伸び伸びとプレーしている川辺選手の「現在地」を探っています。続く記事は「青山敏弘/復活の夏」。選手生命の危機とも言える膝の怪我から復活した広島を象徴する「攻撃的ボランチ」として青山選手を紹介しています。そして松本泰志選手は「試練の夏」、稲垣祥選手は「充実の夏」と言うタイトルで、それぞれの現在の姿を描いています。更に「広島のボランチ、そのあるべき姿」として、広島の象徴とも言える森崎和幸氏のかつてのプレーを振り返っています。
 「READERS AREA」を挟んでモノクロページで紹介されているのは、信江スタジアム総合戦略推進室長のインタビュー。「アメリカスタジアム視察で考えたこと」の前編です。後ろのカラーページの最初の記事は、荒木、東両選手がソチ五輪銀メダリストの竹内智香さんと一緒に料理したイベントのレポート。「MATCH REPORT」は鳥栖戦、松本戦、川崎F戦、札幌戦です。掛本智子さんの記事は水本選手のレガースについて。「僕の好きな○○」は井林選手の「アニメ」です。そして最後は「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲームスタジアムとV-POINTのほか、広島県内の大手書店と東京・銀座の広島県アンテナショップ「tau」等で販売中です。
<19.8.19> Jリーグは先週、「2019Jリーグ育成マッチデー」としてサンフレッチェ関係の追加日程2試合を発表しました。そのカードと日程は次の通り。
9/22(日)14:00 鳥取×広島(チュウブYAJINスタジアム)
9/29(日)13:00 広島×愛媛(吉田サッカー公園)
 この2試合のうち鳥取戦は有料で、前売・当日共通で自由席1,000円(大学生以下は無料)となっています。チケットは今日から(株)SC鳥取 西部事務所・東部事務所で販売されています。
 因みにこの「Jリーグ育成マッチデー」はかつてのサテライトリーグに代わるもので、今季は鳥取、山口、愛媛、岡山、徳島、広島が参加して、4月〜6月で9試合を消化しています。育成の場として本当に機能しているかどうかは微妙なのですが、ただ練習試合を組むのも大変な中四国地域のクラブにとっては試合経験を積む重要な機会。9月下旬は公式戦の試合間隔が長くなっていてリーグ戦のレギュラー以外はプレーの機会が少なくなる時期なので、多くの選手にとって絶好のアピールチャンスになるのではないでしょうか。
<19.8.18> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第23節で、サンフレッチェは1-0で首位・FC東京を下して勝点差を9に縮めるとともに、4位に上がりました。
 東俊希がリーグ戦初先発。また佐々木が3試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→エミル77分)
    東俊    森島
    (→青山57分)
       ドグ(→Lペレイラ72分)

SUB:林卓、井林、松本泰、渡
 対するFC東京は、GK:林彰、DF:室屋、渡辺、森重、オ・ジェソク、MF:大森(→三田62分)、高萩、橋本、東慶(→ナ・サンホ75分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井(→ジャエル62分)、と言うメンバーでした。序盤から広島がボールを支配して相手の守備の穴を探すものの、なかなかシュートチャンスを作れません。逆にFC東京も速い攻撃から得点を狙いに来ますが、広島も高い集中ではね返します。前半19分には室屋の低いクロスにディエゴ・オリヴェイラが走り込んだものの枠外。33分には荒木のパスミスからショートカウンターを受けましたが、シュートはDFがブロックします。広島の前半唯一のシュートは39分で、右からのCKに野上が頭で合わせましたが林にキャッチされます。前半は両者とも持ち味の堅い守りを存分に発揮して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても両者の集中の高さは変わらず、お互いに我慢の時間帯が続きます。ここで先に動いたのは広島。後半11分に青山を投入して川辺をトップ下に上げると、その効果が出たのは後半15分のことでした。青山が柏にパスを出すと、川辺が右SBの裏のスペースに動いて柏からのパスを受けます。すると川辺に食いついたDFが空けたスペースにトップスピードで走り込んだ柏がリターンパスを受けてそのまま持ち込んでシュート。GKが反応したものの触っただけでゴールネットに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 この後はFC東京も次々と選手を入れ替えて同点を狙ってきます。そして後半19分にはCKから波状攻撃を受けますが大迫が対応。36分にはジャエルが頭で狙いましたが大迫がキャッチし、ナ・サンホの強烈なFKも大迫が胸でがっちりキャッチします。広島も川辺が、柏がカウンターから追加点を狙いに行きますが、FC東京のDFも素晴らしい対応でシュートを許しません。結局アディショナルタイムの5分も何も起こることなく過ぎ去って、紫のゴール裏は歓喜に包まれました。
 この試合のスタッツを見ると、シュート数は広島が2本だったのに対してFC東京は5本。決定的な場面は、と言えば柏のゴールシーンぐらいで決して派手な試合では無かったのですが、しかしどちらのチームも死力の限りを尽くした好ゲームだったと思います。昼間の暑さは日が陰っても衰えることはなく気温は32.1度。スタンドに囲まれたピッチ上はそよとも風が吹くことはなく、じっとしていても汗が吹き出るような状況でしたが、両チームの選手は一瞬たりとも集中を切らすことなく戦い抜きました。その中で広島は、前半はボール支配率を高めて支配率は55%。パス本数も150本近くの差をつけて、「相手を疲弊させることが、相手の怖いカウンターへの最大の対策」(城福監督)を実行しました。そして後半途中から青山を投入して前への推進力を高めると、その4分後に「練習でやっている形」(柏)で得点を奪いました。そしてその後はカウンターから追加点を狙いつつ、疲れが出てきた相手の攻撃をはね返し続けて逃げ切りました。試合終了後には優勝したかのような歓喜に包まれていたそうですが、それはそれだけ苦しい試合だったということ。プラン通りにやり切った、素晴らしい勝利だったと言って良いでしょう。
 この試合の結果、FC東京との勝点差は9となり、順位も4位に浮上しました。残り11試合と言うことを考えると「まだまだFC東京の背中が見えない状況」(城福監督)ではありますが、しかし第15節の湘南戦から戦い方をチェンジして、その後は5勝4分けと負けなしで来ていることは、大きな自信になっているに違いありません。このままチームも選手も成長して行けるなら、まだまだ上を目指せるはず。昨年はこの時期から勝てなくなって首位から滑り落ちてしまいましたが、今年は逆の結果を期待しても良いのではないでしょうか。

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