8/25〜8/31のSANFRECCE Diary


<19.8.31> 中国新聞などによると昨日の練習中にドウグラス・ヴィエイラが負傷したそうで、今日の欠場が濃厚になったとのことなので、レアンドロ・ペレイラがワントップで先発することになりそうです。広島移籍後まだ1ヶ月も経っていないと言うことで戦術理解はまだまだだとは思いますが、自分自身のストロングポイントを活かしてチームを勝利に導いて欲しい、と思います。
 今日の試合会場はヤマハスタジアムで、午後7時キックオフ。テレビ放送はDAZNのみとなっています。今日は可能であればブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをチェックしてみて下さい。
<19.8.31> 日本サッカー協会は昨日、北中米遠征に参加するU-22代表を発表し、広島から大迫敬と松本泰、愛媛にレンタル中の長沼が選ばれました。今回選出されたのは次の22人。
【GK】小島(大分)、大迫敬(広島)
【DF】岩田(大分)、町田(鹿島)、大南(磐田)、立田(清水)、
    岡崎(FC東京)、瀬古(C大阪)
【MF】長沼(愛媛)、遠藤、渡辺(横浜FM)、高(山口)、
    松本泰(広島)、杉岡、齊藤(湘南)、田中(川崎F)、
    菅(札幌)、安部(バルセロナ)、橋岡(浦和)
【FW】小川(水戸)、前田(マリティモ)、上田(鹿島)
 このメンバーは9/2に集合して、9/6にU-22メキシコ代表、9/9にU-22アメリカ代表と親善試合を行います。
 また、日本サッカー協会はキリンチャレンジとW杯予選のミャンマー戦に臨む日本代表も発表しました。こちらは次の23人。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(ポルティモネンセ)、
    シュミット(シントトロイデン)
【DF】長友(ガラタサライ)、吉田(サウサンプトン)、酒井宏(マルセイユ)、
    植田(セルクル・ブルージュ)、安西(ポルティモネンセ)、
    畠中(横浜FM)、冨安(ボローニャ)
【MF】原口(ハノーファー96)、柴崎(デポルティボ・ラ・コルーニャ)、
    遠藤(シュツットガルト)、伊東(ヘンク)、橋本(FC東京)、
    中島(ポルト)、南野(ザルツブルグ)、板倉(フローニンゲン)、
    堂安(PSVアイントホーフェン)、久保(マジョルカ)
【FW】永井(FC東京)、大迫勇(ブレーメン)、鈴木(札幌)
 こちらも9/2に集合して、9/5のパラグアイ戦と9/10のミャンマー戦を戦います。
<19.8.30> 明日はJ1リーグ戦第25節。サンフレッチェはアウェイでジュビロ磐田と対戦します。
 昨年はJ1参入プレーオフに勝ってJ1残留を果たした磐田は、名波監督が留任して今シーズンを迎えました。しかし17試合でわずか3勝で最下位に沈んでいた責任を取って名波監督が6月末に辞任。後を引き継いだ鈴木秀人監督も状況を好転させることができずに就任約1ヶ月で退任となり、8/20付けでスペイン人のフェルナンド・フベロ新監督が就任しています。6月以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
14H △1-1 神戸  【磐】ロドリゲス、【神】ビジャ
15H △0-0 G大阪
16A ●0-2 C大阪 【C】ブルーノ・メンデス、水沼
17H ●1-3 川崎F 【磐】上原、【川】小林、脇坂、知念
18A ●0-2 鹿島  【鹿】OG、小池
19A ○1-0 松本  【磐】ロドリゲス
20H ●1-3 浦和  【磐】上原、【浦】興梠、橋岡、長澤
21A ●1-2 仙台  【磐】今野、【仙】関口、道渕
22H ●2-3 湘南  【磐】山田大、大井、【湘】山崎、山田直、杉岡
23A △1-1 G大阪 【磐】中山、【G】小野瀬
24H ●0-2 C大阪 【C】丸橋、水沼
 フベロ監督の初陣となった前節はムサエフを久々に起用し、また後半から大久保を投入するなど積極的な采配で勝利を目指しましたが最後の部分での精度を欠き、C大阪の逃げ切りを許しています。残り10試合で自動降格を免れる16位とは勝点差6。もうこれ以上離されるわけにはいかないだけに、明日は何としても勝たなければならないと思っているはず。この1週間でフベロ監督の戦術を浸透させて、勝利を目指してくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節チャンスを量産しながら得点できなかったことから、ドウグラス・ヴィエイラとレアンドロ・ペレイラのツートップ等の布陣を試していたそうです。私のメンバー予想は前節と同様ですが、場合によっては先発から布陣を変えてくる可能性もありそうです。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏

    東     森島

       ドグ

SUB:林、井林、サロモンソン、青山、松本泰、渡、レアンドロ・ペレイラ
 ここまでリーグ戦10試合連続負けなしでクラブ記録に迫っているサンフレッチェですが、5試合が悔しい引き分けに終わっているだけにそこを勝ちに持って行きたいところ。明日は勝点3を積み上げて、上位陣を追撃して欲しいと思います。
<19.8.29> 中国新聞などによると、8/3の札幌戦で右足親指を骨折して離脱していた柴崎晃誠選手が昨日から全体練習に復帰して、明るい表情でボールを蹴っていたそうです。まだ違和感や痛みもあるそうで完全合流とは言えませんが、守備陣をつけたシュート練習ではトップ下に入って軽やかな動きを披露していたとのこと。来週の札幌とのルヴァンカップ準々決勝に向けて、状態を上げて行くことになるとのことです。
<19.8.28> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第11節で、サンフレッチェ広島ユースはC大阪U-18に1-2で敗れました。メンバーは、GK:平野、DF:長澤、佐藤、松本太、MF:西川、土肥、細谷、FW:影山、棚田颯(→福崎59分)、鮎川、竹内(→菅野85分)。得点は前半41分に棚田颯。失点は前半18分と後半34分でした。第11節の全結果と順位表は次の通り。
【第11節】
京都U-18   4-0 神戸U-18
C大阪U-18  2-1 広島ユース
大津高    2-2 福岡U-18
名古屋U-18  7-0 東福岡高
G大阪ユース 8-0 愛媛U-18

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 G大阪ユース  22    11    7   1   3   +16
2 京都U-18    22    11    7   1   3   +14
3 名古屋U-18   20    10    6   2   2   +15
4 大津高     20    11    6   2   3     0
5 広島ユース   16    11    5   1   5    +6
6 神戸U-18    15    11    5   0   6    -3
7 東福岡高    15    11    5   0   6    -9
8 C大阪U-18   12    10    4   0   6    -5
9 福岡U-18    12    11    3   3   5    -9
10 愛媛U-18     3    11    1   0  10   -25

<19.8.27> 一昨日は日刊スポーツのスタッツから「ボール支配率は大分が52%で上回っていたことになって」いた、と書きましたが、Football Labによると、序盤の30分間こそ大分の支配率が55%程度だったもののそれ以降は広島のボール支配率は60%を上回り、全体のボール支配率は56.1%となっています。因みに「試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を数値化したチャンス構築率(Chance Building Point)は21.3%。今シーズンの最高を記録しました。また「守備の際にどれだけ相手を前進させなかったか、相手を自陣ゴールに近づけなかったか」を表す指標であるKAGI(Keep Away from Goal Index)も今季最高の116と言うことで、見た目の印象だけでなくデータ的にも相手を圧倒した試合だった、と言うことが分かります。ポゼッションをチームスタイルとする大分相手にこれだけの数値を出せたと言うことは、湘南戦以降取り組んできたサッカーが着実に浸透してきている、と言って良いでしょう。ここで誰がどのように得点を取るか、と言う「方程式」ができ上がれば、更に上を狙って行けるのではないでしょうか。
<19.8.26> 昨日大分との練習試合を行い、3-2で勝ちました。得点は前半36分に渡、後半40分にサロモンソン、後半43分に松本大。大分の得点は後半33分に高畑、44分に庄司。城福監督は渡とレアンドロ・ペレイラを2トップに据えた3-1-4-2等の布陣を試し、内容的には相手を圧倒していたとのことです。
<19.8.25> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第24節は、相手を3倍以上も上回るシュート17本を打ったにも関わらずスコアレスドローに終わり、5位に後退しました。
 メンバーは控えも含めて前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→エミル78分)
    東     森島
    (→青山57分)
       ドグ(→Lペレイラ66分)

SUB:林、井林、松本泰、渡
 対する大分は、GK:高木、DF:三竿、鈴木、岩田、MF:小林裕、松本怜、前田(→長谷川86分)、田中、小塚(→三平65分)、嶋田(→星73分)、オナイウ、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを回して優位に立つ広島。前半8分には森島のパスを受けた柏がシュートしましたがブロックされ、10分には川辺のロングパスで森島が抜け出しましたがトラップできず。23分には川辺のシュートはブロックされ、東のクロスに佐々木が頭を当てましたが枠外に外れます。27分には左サイドのパス交換からCKを取り、ファーサイドで受けた森島が打ちましたがブロックされます。30分には川辺がミドルを放ちましたがGKが横っ飛びでセーブ。31分にもドウグラス・ヴィエイラがシュートしますが枠を捉えることができません。その後大分も嶋田のシュートや小塚のFK等で反撃するものの、42分には佐々木のクロスに東が頭を合わせましたがGKのファインセーブに阻まれます。続いてCKから野上が、川辺がシュートしましたがブロックされ、43分の東のシュートは枠を捉える事ができません。前半は大分のシュートは2本だったのに対して広島は11本と圧倒したもののゴールは割れず、両者とも得点のないままにハーフタイムを迎えました。
 後半3分に大迫のパスが相手に渡って危ないシーンがあったものの相手のミスで助かると、4分には右サイドで着くってドウグラス・ヴィエイラがシュートに持ち込みましたがヒットせず。9分にはドウグラス・ヴィエイラが遠目から狙いましたがGKにキャッチされます。東に代えて青山を投入する城福監督。17分には川辺のパスカットからドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたがGKに止められます。大分は広島のパスを引っかけて速攻しようと狙いますが、広島の堅守は崩れません。20分には川辺の右からのクロスのこぼれをドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたが浮いてしまいます。37分には青山のパスを受けた野上がシュートしましたがGK正面。38分にも柏から川辺に素晴らしいパスが通りましたがDF陣のタイトな守備でシュートを打たせてくれません。43分には川辺のキープから何度もシュート。45分には森島がシュートしましたがGKがセーブします。終盤は両チームとも死力を尽くして戦って、0-0で引き分けに終わりました。
 試合後に城福監督は「われわれが勝点3をとらないといけないゲームだった」と語っていますが、確かにその通り。大分のシュート3本のうち得点の可能性が感じられたのは後半28分のオナイウのヘディングぐらいのもので、90分を通して大分にほとんどチャンスを与えませんでした。それに対して、広島の17本のシュートの多くが相手の守備を崩したもので、客観的に見れば複数得点を取って勝つべき試合だったと思います。また日刊スポーツのスタッツを見るとボール支配率は大分が52%で上回っていたことになっていますが、印象は逆。広島は多くの時間帯で能動的にボールを回して相手の陣形を動かしていたのに対して、大分はパスを回しているだけ、と言う感じでした。ポゼッションサッカーを追求するためには「カウンターに対する守備」と「引かれた場合にどう崩すか」の2つの課題と向き合わなければなりませんが、前者に対してはOKだとしても、後者の課題が明らかになった試合だったと言えるでしょう。
 この節は上位陣のうち勝ったのは横浜FMだけで、FC東京、鹿島、川崎Fは引き分け。広島としては勝点差を詰めるチャンスを逃したわけですが、逆に引き離されずに済んだ、とも言えます。J1リーグは残り10試合。優勝争いに絡んで行くためには、「負けないチーム」から「勝てるチーム」にチームも選手も成長する必要がありそうです。

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