9/29〜10/5のSANFRECCE Diary


<19.10.5> 中国新聞によると昨日の練習では、「仮想イニエスタ」を務める柴崎に青山が激しく重圧をかける練習をしていたとのこと。神戸の前線の古橋とビジャは技術とスピードに長けているだけに、イニエスタ、サンペール、山口らに自由にパスを出させないような守備ができるかどうかが今日の試合のポイントになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-8が11時から、「フレスタサッカー教室」が11時半から、「フォリアカップ」が2時18分頃から行われます。場外スロープ下のサンチェひろばでは「チケット制アトラクション」と「ユニフォームレンタルサービス」が12時から。メインスタンド前のおまつり広場では、「マツダブース」(先着300名のお子様対象に「サンチェドライバーオリジナルトートバッグ」作り)、「JALブース」(パイロット、CA等の制服を着用しての記念撮影など)、「安佐動物公園PRブース」(オオサンショウウオの展示など)、「花王PRブース」(先着3000名様に試供品プレゼント)、「サンフレ縁日」(くじ引き、射的、わなげなど)、「フラワーアレンジメント」(公式フラワー「ムーンダスト」を使ったワークショップ)、「明治安田生命PRブース」(先着1500名様にオリジナルピンバッジをプレゼント等)、「フレンドリータウン沼田町商工会」(汁なし坦坦麺500円)、「フレンドリータウン三次市」(ジビエフランクウィンナー、鹿すじ煮込み、手にぎり天各300円など)等を12時から開始します。そして「にぎわいステージ」ではSPL∞ASHのライブステージのほか、アクターズスクール広島によるライブも行われます。
 先着プレゼントはマツダの提供による「Be a Driver. オリジナルタオルマフラー」を7,000名様に2時から配布。サンフレッチェクラブ会員プレゼントは、荒木選手のプレミアムカードです。そして試合会場限定グルメとしては、気仙沼で水揚げされた新鮮なさんまを炭火で焼いて販売する「サンフレさんま祭り」が行われます。その他にも指定商品が大幅値引きで買える「ワゴンセール」や「ハロウィンマスコット缶バッジガチャガチャ」等様々なイベントが用意されていますので、詳細は公式ホームページをご覧下さい。
 なお今日の試合のチケットですが、「SS指定席」「S指定席」「セブン・イレブンフィールドシート」は前売で完売しているため当日券はありません。その他の座席についてはまだ購入可能ですが、「入場引換券」についてはバックスタンド自由シートのみ引換可能となっていますので、試合会場かV-POINT(午後1時まで)でお引き換えください。
 試合中継は、NHK広島放送局とDAZNでの放送となっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<19.10.4> 明日はJ1リーグ戦第28節。サンフレッチェはホームでヴィッセル神戸と戦います。
 大型補強して今シーズンを迎えながらなかなか結果が出なかった神戸でしたが、6/8に今季3人目の監督となるトルステン・フィンク氏が就任。こちらも当初は結果が出なかったものの、夏の移籍マーケットで酒井高、飯倉、フェルマーレンらを補強するとともに第22節から3バックに変更すると、それが功を奏してそこから4勝1分け1敗。順位も9位まで上げてきています。6月以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
14A △1-1 磐田  【神】ビジャ、【磐】ロドリゲス
15A ○1-0 FC東京 【神】イニエスタ
16H △2-2 大分  【神】ビジャ、ウェリントン、【分】オナイウ、小林成
17H ○5-3 名古屋 【神】ビジャ2、イニエスタ2、小川、【名】和泉、宮原、中谷
18A ●1-2 清水  【神】ビジャ、【清】北川、ドウグラス
19A ●1-3 湘南  【神】古橋、【湘】山崎、杉岡、フレイレ
20H ●0-2 横浜FM 【横】エジガル・ジュニオ、マルコス・ジュニオール
21H △2-2 G大阪 【神】イニエスタ、増山、【G】倉田、パトリック
22A △1-1 大分  【神】古橋、【分】オナイウ
23H ○3-0 浦和  【神】古橋、山口、イニエスタ
24A ○6-1 鳥栖  【神】山口2、イニエスタ、田中、古橋2、【鳥】金井
25H ●2-3 札幌  【神】田中2、【札】鈴木、ジェイ、宮澤
26H ○2-1 松本  【神】ビジャ、小川、【松】セルジーニョ
27A ○2-1 川崎F 【神】ビジャ、大崎、【川】長谷川
 前節は川崎F相手に主導権を握って戦い続け、ビジャと古橋のコンビネーションで先制点を奪うと、イニエスタのクロスの折り返しを大崎が押し込んで突き放し、川崎Fの反撃を1点に抑えて勝利しています。「バルセロナ化」は諦めたように見えるものの、その代わりに手堅いサッカーで個人の高い能力を活かした戦いをしてくる神戸。前回の対戦時に比べて難しい相手になっている、と思った方が良さそうです。
 対するサンフレッチェですが、ドウグラス・ヴィエイラが先発に復帰することになりそうです。他のメンバーを変える可能性もありますが情報がないので、一応前節と同じ先発メンバーを予想しておきます。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣

ハイネル           柏

    川辺    森島

       ドグ

SUB:林、吉野、サロモンソン、松本泰、柴崎、東、渡
 9月は公式戦の勝利がなかったサンフレッチェですが、内容は悪くないだけにここが踏ん張りどころ。まずは10月最初の試合に勝って、上位を追撃して欲しいと思います。
<19.10.4> 日本サッカー協会は昨日ブラジルに遠征するU-22日本代表を発表し、広島から大迫敬と森島が選ばれました。今回選出されたのは次の22人。
【GK】大迫敬(広島)、谷(G大阪)
【DF】渡辺剛(FC東京)、町田(鹿島)、立田(清水)、原(鳥栖)、
    古賀(柏)、瀬古(C大阪)
【MF】中山(ズヴォレ)、三好(ロイヤル・アントワープ)、森島(広島)、
    三苫(筑波大)、田中駿(大体大)、遠藤渓、渡辺皓(横浜FM)、
    食野(ハーツ)、杉岡(湘南)、田中碧(川崎F)、橋岡(浦和)、
    菅原(アルクマール)
【FW】小川(水戸)、旗手(順天堂大)
 9月にアメリカ遠征したメンバーから小島、岩田(大分)、大南(磐田)、岡崎(FC東京)、長沼(愛媛)、高(山口)、松本泰(広島)、齊藤(湘南)、菅(札幌)、安部(バルセロナ)、前田(マリティモ)、上田(鹿島)が外れ、谷、渡辺剛、原、古賀、中山、三好、森島、三苫、田中駿、食野、菅原、旗手が選ばれています。このメンバーは10/6に集合してブラジルに移動し、U-20サンパウロとの練習試合とU-22ブラジル代表との国際親善試合を戦います。
 また日本サッカー協会は、W杯アジア2次予選を戦う日本代表も発表しました。こちらは次の23人。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(ポルティモネンセ)、
    シュミット(シントトロイデン)
【DF】長友(ガラタサライ)、吉田(サウサンプトン)、酒井宏(マルセイユ)、
    植田(セルクル・ブルージュ)、安西(ポルティモネンセ)、
    畠中(横浜FM)、冨安(ボローニャ)
【MF】原口(ハノーファー96)、柴崎(デポルティボ)、伊東(ヘンク)、
    遠藤航(シュツットガルト)、橋本(FC東京)、中島(ポルト)、
    南野(ザルツブルグ)、板倉(フローニンゲン)、堂安(アイントホーフェン)、
    久保(マジョルカ)
【FW】永井(FC東京)、浅野(パルチザン)、鎌田(フランクフルト)
 ミャンマー戦のメンバーから大迫勇(ブレーメン)と鈴木(札幌)が外れ、浅野と鎌田が招集されています。この代表は10/10に埼玉スタジアムでモンゴルと、10/15にアウェイでタジキスタンと戦います。
<19.10.3> 中国新聞によると、名古屋戦で途中出場したドウグラス・ヴィエイラは右膝の痛みも解消したそうで、神戸戦での先発復帰が濃厚だとのことです。また9月7日に内転筋の肉離れを起こして全治8週間と診断されていたレアンドロ・ペレイラも回復は順調で、既にウォーキングからジョギング、ランニングと強度も上がってきているとのこと。神戸戦での出場は無理でも次々節の清水戦での復帰の可能性は高そうです。
<19.10.3> 先週から始まっているJユースカップ。サンフレッチェ広島ユースは10/5(土)の11時から、吉田サッカー公園で横浜FCユースと1回戦を戦います。また勝った場合は10/20(日)に栃木SCユースと枚方FCカンテラの勝者と2回戦を、そしてそこで勝てば10/27(日)に時之栖で3回戦を戦います。決勝は11/17(日)にミクニワールドスタジアム北九州で行われる予定です。
<19.10.2> 広島市は昨日から、サッカースタジアム建設に係る寄附の募集を開始しました。広島市はサッカースタジアムの建設場所を中央公園広場にすることなどを盛り込んだ基本方針を策定し、2024年の開業に向けて取り組んでいます。今回募集する寄附金は「サッカースタジアム建設基金」に積み立てて、スタジアム建設の資金に活用するとのこと。募集期間は2023年の3月末までで、目標額は1億円。クレジットカード決済や口座振込などによる寄附のほか、ふるさと納税での寄附も受け付けています。因みにふるさと納税を選んだ場合は、サンフレッチェ応援グッズなどの返礼品のほか、シリアル番号入り記念カードやスタジアム完成後の芳名板への掲載等を選ぶことができます。詳細は広島市のホームページをご覧下さい。
 因みにサンフレッチェもこの寄附金募集に全面的に協力し、ホームゲーム会場やイベント等で告知活動を行って行くとのこと。詳細はサンフレッチェ広島公式ページをご覧下さい。
<19.10.1> 9/22に高円宮杯プレミアリーグウェストの第14節が行われ、サンフレッチェユースは東福岡高を3-0で下して5位をキープしました。メンバーは、GK:平野、DF:佐藤、松本太、伊藤、MF:西川、土肥、細谷(→城水90分)、池田、FW:影山、棚田颯(→鮎川62分)、竹内。先制点は前半3分で、細谷のパスを受けた棚田颯が右足で決めました。2点目は前半15分で、影山のパスが相手に当たってオウンゴールとなりました。そして3点目は後半37分で、相手パスをカットした竹内のパスから鮎川が決めました。第14節の全結果と延期となっていた第8節の結果、及び順位表は次の通り。
【第14節】
京都U-18   1-0 愛媛U-18
福岡U-18   0-0 C大阪U-18
広島ユース  3-0 東福岡高
G大阪ユース 0-0 神戸U-18
名古屋U-18  2-1 大津高

【第8節】
C大阪U-18  0-1 名古屋U-18


         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 名古屋U-18   32    14   10   2   2   +23
2 G大阪ユース  29    14    9   2   3   +24
3 京都U-18    28    14    9   1   4   +11
4 大津高     24    14    7   3   4     0
5 広島ユース   22    14    7   1   6   +10
6 神戸U-18    19    14    6   1   7    -3
7 東福岡高    18    14    6   0   8   -12
8 C大阪U-18   14    14    4   2   8    -7
9 福岡U-18    13    14    3   4   7   -17
10 愛媛U-18     3    14    1   0  13   -29

<19.9.30> 昨日吉田サッカー公園で「Jリーグ育成マッチデー」で愛媛と対戦し、1-1で引き分けました。サンフレッチェのメンバーは、GK:廣永、DF:吉野、井林、清水(→福崎75分)、MF:サロモンソン、柴崎(→竹内67分)、土肥、鮎川、東、野津田、FW:松本大。対する愛媛は、GK:原(→パク・ソンス40分)、DF:玉林、ユトリッチ、川村、MF:木暮、神田、禹(→高野84分)、三原、FW:中川、有田(→西田HT)、河原(→岩井68分)、と言うメンバーでした。モバイルサイトによると後半12分の広島の得点は吉野が起点で、東から受けた松本大がドリブルで運ぶとスルーパスからサロモンソンがクロス。これはバーを叩いたものの詰めていた野津田がダイビングヘッドを見せ、GKが弾いたボールがDFに当たってゴールに飛び込んだそうです。それに対して後半41分、ビルドアップにプレスをかけられ、横パスを奪われて中川に決められました。試合の結果としては引き分けだったものの決定機は広島が多く、愛媛のチャンスはほとんど無かったらしく、FWでプレーした松本大や野津田、吉野の活躍が見られたとのこと。結果はともなく、収穫の多い試合だった模様です。
<19.9.29> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第27節名古屋戦は、終始攻め続けたものの追加点が奪えず1-1の引き分けに終わりました。
 森島が2試合ぶりにリーグ戦の先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣

ハイネル           柏

    川辺    森島(→清水73分)
    (→柴崎82分)
        渡(→ドグ57分)

SUB:林、井林、東、サロモンソン
 対する名古屋は前節から先発3人を入れ替えて、GK:ランゲラック、DF:吉田、中谷、丸山、太田、MF:シミッチ、米本、和泉、FW:前田(→赤崎77分)、ジョー、ガブリエル・シャビエル、と言うメンバーでした。立ち上がりはやや名古屋に攻め込まれるシーンもあったものの、徐々に広島がペースをつかみます。そして前半27分には野上の縦パスを受けて反転した川辺が遠目から狙うと、相手が触って軌道が変わり惜しくもバーに弾かれます。そして前半32分、森島のCKのボールをファーサイドでフリーになった野上が確実に頭で押し込んで、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島がボールを支配して名古屋を自陣に押し込みます。そして36分には森島がシュート性のクロスを送りましたがGKに抑えられます。逆に前半43分、大迫が蹴り出したボールを名古屋がスローインから繋いでくると、ジョーが荒木を背負いながらペナルティエリア内へパス。ここに走り込んだ前田に決められて同点に追いつかれてしまいました。
 後半のファーストシュートは名古屋でしたが、しかしその後は広島がボールを支配して攻め続けます。3分には素早いパス交換から右サイドを抜け出した森島がクロスを入れましたが合わず、その直後にも森島が倒されたもののファウルを取ってもらえません。6分にはハイネルのパスを受けた渡がシュートしたものの枠外。7分にも青山のクロスに渡が合わせましたが枠を捉えることができず、9分の青山のミドルも上に外れます。何とか打開しようとドウグラス・ヴィエイラを投入する城福監督。14分にはハイネルが惜しいシュートを放ったもののGKに反応されます。また23分には川辺が、27分には柏がシュートしましたが枠を捉えることができません。終盤はハイネルをトップ下に上げ、更に柴崎も投入したもののむしろチャンスを作れなくなり、終盤には名古屋に押し返されることも多くなります。後半アディショナルタイムには波状攻撃を仕掛けたものの名古屋の堅守は破れず、終了のホイッスルとともに広島の選手たちは膝をつき名古屋の選手はガッツポーズしました。
 監督交代によりポゼッションスタイルを捨てた名古屋に対して、広島は6割近くのキープ率でゲームを支配。名古屋のシュートも3本に抑え、ほとんどチャンスを作らせませんでした。ただ、ボールを支配したと言ってもシュートは10本。引いて守る相手に対して完全に崩したシーンは少なく、なかなか難しいゲームとなりました。特に後半の途中からドウグラス・ヴィエイラの投入やハイネルのトップ下起用など用意していたオプションを繰り出したにも関わらず、相手を混乱させることはできなかったのは痛恨。引いた相手を崩すのはどのチームにとっても難しいことですが、まだまだチームとしての成長が必要、と言うことだと思います。
 しかしそれ以上に問題だと思われるのは、相手に数少ないチャンスを決められてしまったことだ、と言えます。失点したのは前半ももう終わろうとする時間帯で、流れ的にはそのまま1-0でハーフタイムを迎えるべきだったと思います。そこで大迫がフィードをミスして相手にスローインを与えてしまったこと、そこから簡単に繋がれてジョーにクサビのパスを入れられたこと、そこで荒木がマークに付いていたにも関わらずジョーに反転を許したこと、前田をフリーにしてしまったこと、そして大迫が適切なポジションをとれなかったことなど、いろいろな要因が重なっての失点でした。サッカーでミスをゼロにするのは難しいのですが、しかし一つミスをしてもそれを全員でカバーできていれば失点は防ぐことができるはず。少なくとも8月までの戦いではそれができていたわけですから、もう一度その時の守り方を思い出さなければならないのではないか、と思います。
 今節はC大阪が勝って勝点を46に伸ばしたため、サンフレッチェは6位に後退することになりました。優勝を、あるいはACL出場権を取るためには痛い引き分けだったと言えますが、ただ今節はその他の上位陣も勝点1に終わったところが多く、離されなかった、と言うのは幸いだったと言えます。残り7試合に全部勝てば勝点を65まで伸ばすことができることを考えれば、まだまだ諦める必要はない。9月に入ってから不調に陥った感のあるサンフレッチェですが、このところの試合で学んだことを生かして、優勝に向かってリスタートを切って欲しいと思います。

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