10/18〜10/24のSANFRECCE Diary


<20.10.24> 中国新聞によると、親族の不幸でチームを離れていた城福監督が昨日神栖市で行われた前日練習からチームに合流したそうです。沢田コーチが代行で指揮を執った神戸戦はDAZNで観戦していたそうで「不思議な感覚だった。感動したし、選手に元気をもらった」と感謝の言葉を語っていたとのこと。今日の鹿島は中2日の試合ですが、城福監督は「そう言う時こそ...勝負に対する執念が出てくる...彼らは開幕戦の悔しさを晴らすと言うモティベーションの高さもある」と警戒心を強めています。「ずっと我々のやってきていること、積み上げてきたことを、しっかりと出すこと」によってこそ、勝利をつかむことができるに違いありません。
 今日の試合会場はカシマスタジアムで、午後2時キックオフ。当日券の窓口販売は無いそうですので、観戦予定の方は予めJリーグチケットでご購入下さい。今日の試合中継はNHK-BS1とDAZNで、ブログでの速報も行う予定です。スタジアムに行けない&中継を見れない方はこちらをどうぞ。
<20.10.23> 明日はJ1リーグ戦第24節。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと戦います。
 開幕戦で広島に敗れ、再開後のリーグ戦もなかなか勝てずに4連敗スタートとなった今季の鹿島ですが、8/26に行われたFC東京戦から7連勝するなど着々と勝点を積み上げて、現在勝点42で6位となっています。今季のリーグ戦の戦績は次の通り。
1A ●0-3 広島  【広】ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラ、森島
2A ●1-2 川崎F 【鹿】OG、谷口、長谷川
3H ●0-2 札幌  【札】鈴木、ルーカス・フェルナンデス
4A ●0-1 浦和  【浦】エヴェルトン
5H ○4-2 横浜FM 【鹿】上田2、エヴェラウド、白崎、【M】マルコス・ジュニオール2
6A ●0-1 湘南  【湘】石原直
7H △2-2 FC東京 【鹿】エヴェラウド、土居、【東】渡辺、森重
8A ○4-1 大分  【鹿】エヴェラウド3、伊藤、【分】高澤
9H ○2-0 鳥栖  【鹿】和泉、エヴェラウド
10H △2-2 神戸  【鹿】エヴェラウド、荒木、【神】ダンクレー、郷家
11A ●0-1 横浜FC 【F】皆川
12H △1-1 G大阪 【鹿】犬飼、【G】小野瀬
26A ○2-1 FC東京 【鹿】エヴェラウド、ファン・アラーノ、【東】OG
13A ○3-2 柏   【鹿】三竿、土居2、【柏】オルンガ2
14A ○3-1 名古屋 【鹿】和泉、荒木、土居、【名】稲垣
15H ○2-1 仙台  【鹿】エヴェラウド、上田、【仙】長沢
16A ○2-1 清水  【鹿】エヴェラウド、土居、【清】ティーラシン
17A ○2-1 C大阪 【鹿】ファン・アラーノ、エヴェラウド、【C】ブルーノ・メンデス
18H ○1-0 湘南  【鹿】ファン・アラーノ
19H ●0-2 大分  【分】小塚、高澤
20A ●0-2 G大阪 【G】パトリック、渡邉
21H ○3-2 横浜FC 【鹿】エヴェラウド、OG、小泉、【F】瀬沼、松尾
22A ○2-0 鳥栖  【鹿】白崎、犬飼
23A ●0-1 札幌  【札】駒井
33A ○3-1 神戸  【鹿】上田、和泉、土居、【神】藤本
 水曜日に行われた神戸戦では19試合ぶりに先発起用された上田が先制点を奪って試合を優位に進め、効果的な時間帯に追加点を加えて勝点3を奪っています。前節から中2日と厳しい日程の中での試合となるものの、久々のホームゲームと言うことで気持ちを入れ直しているのは間違いないところ。明日はホームのサポーターの声援を背にして勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、累積警告でレアンドロ・ペレイラが出場停止となります。清水戦で負傷退場したドウグラス・ヴィエイラと永井は一昨日から全体練習に合流しているそうですが、怪我明けで無理はさせられないことから昨日は浅野をワントップに入れて練習していたとのこと。と言うことで、今のところの予想メンバーは次の通り。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             東

  エゼキエウ    森島

       浅野

SUB:大迫、井林、柏、柴崎、土肥、ドウグラス・ヴィエイラ、永井
 残り12試合で首位・川崎Fとの勝点差は33と追いつくのはほぼ無理ですが、2位C大阪との差は14。C大阪の消化試合数が2多いことを考えれば、まだまだ射程距離だと言って良いでしょう。ACLだけでなく天皇杯の出場権も得られる2位を目指して、ここからの上位対決に勝ち続けて欲しいと思います。
<20.10.22> 先週発売された「紫熊倶楽部」11月号(Vol. 273)を紹介します。タイトルは「紫の青春時代」で、昨年から今年にかけて台頭してきている若手選手たちを特集しています。最初に取り上げているのは森島司選手。「笑顔のむこう」と題して、自粛期間の生活から再開後のプレー、そして「サポーターにたくさんスタジアムに来て欲しい」と言う思いを語っています。続いて取り上げられているのは浅野雄也選手。2歳上の兄・拓磨との子供時代から良い指導者との出会い、水戸でスタートしたプロ生活、そして広島への移籍と、「拓磨の弟」から「広島の浅野」に成長する過程を描いています。続くモノクロページも若手選手の特集で、「大迫敬介 偉大なる先達を乗り越えてこそ」「東俊希 待望のJ1発ゴールはセンスの証明」「松本大弥 屈辱は絶対必ず跳ね返す」「土肥航大 『僕、緊張しないんで』13キロを笑顔で走る」「エゼキエウ 愛妻の来日が安定をもたらす」の5人が取り上げられています。
 「READERS AREA」を挟んで「サンフレッチェを支える人々」では、株式会社福山臨床検査センター代表取締役の近本陽一氏を紹介。医療現場を支える会社としてこの「コロナ禍」とどう向かい合ってきたのか、またサンフレッチェとどう関わってきたか、等について語っています。「掛本智子のFACE TO FACE」は4年ぶりに広島復帰した増田選手の前編。「僕の好きな○○」は鮎川選手の前編です。「MATCH REPORT」は清水戦、川崎F戦、柏戦、大分戦、G大阪戦、鳥栖戦。サンフレッチェレディースの永尾梨央さんが、大好きなアニメと柴崎選手について語っています。次の「アウェイ見聞録」では、GO TOトラベルキャンペーンで行った大分の旅を綴っています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税別360円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店等でご購入下さい。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<20.10.21> Jリーグは新型コロナウイルス感染防止のためアウェイサポーターの入場を制限してきましたが、9/30以降は各クラブの判断で徐々に解除されてきています。まず今週末(10/24)に行われるアウェイ鹿島戦は最大収容可能人数の50%の約20,000人が上限となり、「サポーターズシートビジター席」も設置されます。一般向けチケットはJリーグチケットで販売中です。
 一方10/31(土)にサンフレッチェがアウェイゲームを戦う仙台ですが、来週水曜日の神戸戦から「ステップ3」としてビジター席の販売を開始し、昨日からは広島戦の一般販売も始まっています。今日の時点ではビジター自由席は残り少なくなっており、A指定席ビジターも売れ行き好調のようですので、応援に行くことを考えている方はお早めにJリーグチケットからご購入下さい。
<20.10.19> 昨日ホームに再開後最多の8,005人を集めて行われたJ1リーグ戦第23節神戸戦は、終盤の猛攻を1失点で凌いで逃げ切り、久々に順位を1つ上げました。
 身内の不幸で不在だった城福監督に代わって沢田ヘッドコーチが指揮を執り、野津田とエゼキエウを先発起用して以下の布陣で戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     野津田 川辺
     (→青山66分)
茶島             東
(→柏74分)
  エゼキエウ    森島(→土肥90+1分)
   (→浅野66分)
      Lペレイラ

SUB:大迫、井林、松本大
 対する神戸は、GK:飯倉、DF:ダンクレー、サンペール(→藤本68分)、フェルマーレン、MF:西、山口、イニエスタ、酒井(→初瀬77分)、FW:郷家(→田中57分)、ドウグラス、古橋、と言うメンバーでした。立ち上がりに攻勢に出たのは広島で、前半1分に森島がドリブルで攻め上がってシュートを放ち、こぼれ球をレアンドロ・ペレイラが狙います。しかし神戸もすぐに反撃。4分には西のロングパスにドウグラスが走り込み、荒木が身体を寄せるのも構わず打ちましたが枠を外れて助かります。ドウグラスはその後も8分にミドルシュートを放ったものの林がキャッチ。19分にはFKに頭を当てましたが枠外に外れます。ボールを支配されながらも決定的な形を作らせず隙を狙う広島は、33分にはレアンドロ・ペレイラがペナルティエリア内でキープして短いクロスを送ると、茶島がヘッドで狙いましたがGKにセーブされます。また36分には東がミドルシュートを狙い、クロスに野津田が飛び込みましたがDFにクリアされます。そして前半42分、森島のCKを佐々木がヘッドで叩き込んで広島が先制。更にその後の神戸の猛攻を耐えると前半アディショナルタイムにはエゼキエウが奪ったボールを受けたレアンドロ・ペレイラが、そのまま中央を割ってゴールを決めて、2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半の立ち上がりも広島がチャンスを作り、5分には野上のスルーパスからレアンドロ・ペレイラがシュートしましたがわずかに枠外に外れます。続いて16分の川辺のミドルはGKに弾かれ、茶島のクロスにレアンドロ・ペレイラが合わせましたがGKにキャッチされます。また24分にはレアンドロ・ペレイラが、26分には茶島が惜しいシュートを放ちます。後半の後半は神戸の反撃を受けて、29分の古橋のミドルと36分のドウグラスのシュートは守備陣が身体を投げ出して防ぎます。しかし後半38分、ドウグラスのパスを後ろから上がってきたダンクレーがシュートすると、佐々木の背中に当たってコースが変わってゴールに飛び込み、1点差に迫られました。
 その直後に浅野と川辺が決定的な場面を作り、44分にはカウンターからレアンドロ・ペレイラがシュートしましたが決めきれずに進むと、5分のアディショナルタイムには神戸の猛攻を受けます。後半49分には古橋のクロスに合わせた田中のヘッドはポストを叩き、その直後には古橋のクロスが東の手に当たりましたが見逃されて助かります。神戸は最後まで同点を狙いに来たものの広島守備陣が踏ん張り、1点のリードを守ったままで試合終了となりました。
 家庭の事情で2日前の練習から指揮官不在だったと言うことで、沢田ヘッドコーチが電話で連絡を取りあいながら神戸対策やメンバー選考を進めたとのことですが、その中で先発に起用されたのは野津田とエゼキエウ。野津田は今季初先発、エゼキエウは2試合目の先発と言うことで、選手にとっては不安もあったのではないかと思います。しかし試合が始まってみると立ち上がりからエンジン全開で「タレント軍団」にハイプレスで挑みかかり、チャンスを作りました。そして徐々に神戸にボールを握られる時間が増えて行っても落ち着いてはね返し、速い攻撃からチャンスを作りました。その中で得た2点目はエゼキエウがプレスバックすることによってボールを奪い、レアンドロ・ペレイラに渡すとすぐに右のスペースに走ってDFを引きつけたことによってゲットした得点で、まさにここまでの練習の積み重ねの結果だったと言えるでしょう。また野津田は序盤こそボールに絡むシーンが少なかったものの、前半18分に酒井のクロスをカットしたあたりから重要な場面に顔を出すようになり、36分にはゴール前に飛び込んでぎりぎりのシーンを作るなど良い動きを見せました。後半は2人ともやや運動量が落ちたため途中交代となりましたが、今後とも貴重な戦力としてチームに貢献できることを示したのではないでしょうか。今週はミッドウィークの試合はありませんが、土曜日からは11日間で4試合の過密日程が始まります。その厳しい試合を勝ち抜くためにはチームの総力を挙げて戦うことは必須です。このような難しい状況の中で勝ちきれたことの本当の価値は、今週末からの4試合の中で分かってくるに違いありません。

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<20.10.18> 中国新聞によると、今日は青山に代わって野津田が今季初先発することになりそうだとのこと。これまでベンチ入りもできない中でも腐らず練習を続けてきた成果を見せて欲しい、と思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後5時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-11と「明治安田生命サッカー教室」が11時半から行われます。メインスタンド前のおまつり広場では、午後2時から「広島県信用組合ブース」がPRチラシを配付するほか、「フレンドリータウン府中市」では味噌かりんとう、つちのこ饅頭、諸田ごぼうせんべい等を販売します。また「アスカネットPRブース」ではサンプル商品展示とアンケートを実施。2時からのにぎわいステージでは、SPL∞ASHのほかにFUTRIBES、HASS-ENT.、ファンキージャムキッズが出演します。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは森島選手のプレミアムカード。ステージ前のグルメコーナーでは、サンチェプロデュースの「鮭まつり」を開催します。その他のグルメ情報やアクセス情報はサンフレッチェ広島オフィシャルサイトをご覧ください。
 今日の試合中継はDAZNのみで、ブログでの速報も行う予定です。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
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