11/22〜11/28のSANFRECCE Diary


<20.11.28> 中国新聞によると、今日も前節から全員を入れ替えて戦うとのこと。出場停止から復帰するレアンドロ・ペレイラ、佐々木だけでなく青山、荒木らも休養十分で札幌に対峙することになります。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、9時半から「サンフレッチェカップU-10」が、12時45分ごろからはスタジアム内で「広島観光親善大使 新旧交代式」が行われます。また、試合後には選手代表の挨拶と選手たちの状態ラウンド、及び選手からのプレミアムグッズプレゼントの大抽選会が行われます。
 メインスタンド前のおまつり広場では、10時から「フィットネスジムベースワンPRブース」「2021DAZN年間視聴パス販売」「広島県警啓発ブース」「ひろしまけいりんPRブース」「俺たちの円陣プロジェクトブース」「フレンドリータウン沼田町商工会青年部ブース」がオープンします。またにぎわいステージではSPL∞ASHのほか、FUTRIBES、楓子、澤井一希、広島県警察音楽隊が登場します。場外スロープ下の「サンチェひろば」では、いろいろな乗り物が体験できる「ノリノリ乗り物フェア」を開催。キックターゲットやパターゴルフ等の「チケット制アトラクション」も行います。
 先着プレゼントは「応援ハリセン」を8,000名様に、「コカ・コーラ フローズンレモン パウチ」を4,000名様に差し上げます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアムカード。グルメコーナーではスタジアムグルメ大使・サンチェプロデュース企画第4弾として「かきまつり」を開催。地御前の「焼き牡蠣」、大野の「カキフライ」、坂の「かきのおろしポン酢」をセットして900円で販売します。グッズ販売、チケット情報やアクセスも含めた詳細については、オフィシャルホームページをご覧ください。
 今日の試合中継はNHK広島、NHK札幌とDAZNで生放送が予定されています。今日は仕事の都合でブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビ/DAZNを見れない方はモバイルサイトなどの速報をご覧ください。
<20.11.27> 明日はJ1リーグ戦第30節。サンフレッチェはホームにコンサドーレ札幌を迎えます。
 第8節から9試合勝ちが無く、浦和戦後にペトロヴィッチ監督が「責任を感じなければいけない」と進退について言及したと言う札幌でしたがその後は復調。特に第26節川崎F戦ではオールコートマンツーマンディフェンスで戦いを挑み、内容的にも上回って完勝するなど調子を上げてきています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
14H ●0-2 広島  【広】ドウグラス・ヴィエイラ、浅野
15A ●0-2 C大阪 【C】奥埜2
16H ●3-4 浦和  【札】ジェイ2、OG、【浦】杉本2、槙野、柴戸
12A ○2-0 鳥栖  【札】駒井、アンデルソン・ロペス
17H ●0-1 G大阪 【G】渡邉
18H ●0-1 柏   【柏】大谷
19A ●0-4 神戸  【神】古橋2、郷家、小田
20H △3-3 仙台  【札】アンデルソン・ロペス2、菅、【仙】ゲデス2、平岡
21H ○2-1 湘南  【札】金子拓2、【湘】金子大
22A ●0-3 名古屋 【名】山崎、マテウス、稲垣
23H ○1-0 鹿島  【札】駒井
24H ○3-0 横浜FC 【札】アンデルソン・ロペス、ドウグラス・オリヴェイラ、金子拓
25A ●1-2 G大阪 【札】ドウグラス・オリヴェイラ、【G】井手口、パトリック
26A ○2-0 川崎F 【札】アンデルソン・ロペス、荒野
33A ●0-1 FC東京 【東】永井
27H △1-1 鳥栖  【札】ジェイ、【鳥】チアゴ・アウベス
28H ○5-1 清水  【札】アンデルソン・ロペス2、キム・ミンテ、ジェイ、福森、【清】ファン・ソッコ
 前節は開始早々に先制点を許し、前半11分には荒野が負傷退場するなど苦しい展開に追い込まれたものの、前半のうちに3得点を奪って逆転。後半も着々と加点して快勝しています。札幌は水曜日の試合は無かったため、1週間じっくりと広島対策を練った上で乗り込んでくることになりそうです。
 対するサンフレッチェですが、出場停止だったレアンドロ・ペレイラと佐々木が戻ってくることもあるので、C大阪戦のメンバーで戦うのは間違いないと思われます。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             東

    浅野    森島

      Lペレイラ

SUB:大迫、井林、柏、柴崎、野津田、永井、ドウグラス・ヴィエイラ
 変則日程が続いた今年のJリーグと言うことで、週末のホームゲームは明日が最後となります。コロナ感染拡大の第三波が来ている状況下ではありますが、明日は多くのサポーターと共に勝利を喜びあいたいものです。
<20.11.26> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第29節湘南戦は、後半追い上げたものの同点にとどまりましたが、順位は7位に上がりました。
 城福監督は完全ターンオーバーを敢行し、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

   櫛引  井林  清水(→東75分)

     柴崎 野津田(→川辺62分)

土肥           松本大
(→柏HT)
    ドグ  エゼキエウ(→森島42分)

       永井(→浅野HT)

SUB:廣永、野上
 対する湘南は前節から2人入れ替えて、GK:谷、DF:舘、石原広、大野、MF:岡本、茨田(→大岩83分)、柴田、齊藤(→古林62分)、畑、FW:松田(→指宿83分)、中川(→大橋70分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは湘南のプレスが速く、なかなかペースをつかむことができません。3分には石原広と齊藤が続けざまにシュートしましたが大迫がセーブ。5分には松田に危ういシュートを打たれましたが大迫が防ぎます。そして前半7分、湘南の左からのCKを逆サイドで折り返されると、岡本にヘッドで押し込まれて先制点を許してしまいました。
 その後は何とか押し返そうとするものの、焦りからかなかなかチャンスに繋がりません。14分には野津田がファーストシュートを打ったものの枠外。15分にはドウグラス・ヴィエイラのポストから永井が抜け出しましたがオフサイドを取られます。飲水タイムの後はようやく落ち着きを取り戻し、25分には松本のクロスを永井がヘッドで狙いましたがGKの正面。31分には土肥がミドルを狙いましたがわずかに外れます。湘南も43分に茨田がドリブルで抜け出してフリーでシュートを放ちましたが、大迫が触って勢いを殺すと素早く戻って抑えます。前半はなかなか思うようなサッカーができなかった広島でしたが、何とか失点を1に抑えてハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると城福監督は浅野と柏を投入して逆襲に転じます。そして3分には松本の直接FKがバーを直撃。真下に落ちたボールはわずかにゴールライン直上で掻き出されます。城福監督は後半15分、川辺を投入して勢いを加速するとそれが功を奏したのが後半20分。柴崎からのパスを受けたドウグラス・ヴィエイラが前を向いてスルーパスを出すと、走り込んだ川辺がGKの肩口を抜くシュートを突き刺し、同点に追いつきました。
 その後も広島がパスを回して湘南の守備の穴を探します。逆に湘南は前からのプレスを諦め後ろにブロックを作って守りを固めます。30分には森島が右サイドを抜け出して惜しいシュートを放ちましたが枠外。40分には松本のクロスをドウグラス・ヴィエイラがヘッドで狙い、GKがこぼしたところに浅野が詰めましたがGKが回収します。41分にも川辺が決定的なシュートを放ちましたがこれは枠を外してしまいます。終盤には湘南が反撃してきましたが、43分の指宿のシュートは大迫がセーブし、45+3分の古林のシュートも枠外に外れます。広島は45+5分にドウグラス・ヴィエイラが決定機を作ったものの決めきれず、両チームとも勝点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後に城福監督は「前半の入りは悔やまれますし、うまく試合に入らせてあげることができなかったのは自分の問題だと思います」と反省の弁を述べていますが、先発メンバー全員を入れ替えて臨んだと言うことで、ある程度は止むを得ないことだった、とは思います。今年はコロナ禍のおかげで再開後のルヴァンカップが1試合しか行われず、練習試合すら満足に組めない中で久々の試合に臨んだ選手がちが、相手の速いプレッシャーに戸惑ってしまったのも当然だと思います。そのような中で前半7分にあっさりと失点してしまい、その後もなかなか押し返せない流れが続いていたわけで、そこで追加点を奪われていればそのまま大敗、と言う可能性もあったのではないでしょうか。そのような中でも前半の失点を1に抑え、後半の選手交代で息を吹き返したことは評価しても良い、と思います。最後は決めるべき時に決めれない、と言う課題が出て勝ちを逃しましたが、少なくとも「完全ターンオーバー」の試みは失敗ではなかったと思います。この試合の経験は、きっとこのチームを成長させる糧になるに違いありません。
 その一方で、後半は流れをつかみ同点に追いつきながらも、勝ち越せなかったと言う課題が残りました。サンフレッチェは直近の7試合は負けなしで来ていますが、その中で引き分けが4試合。相手は仙台、浦和、横浜FC、湘南で、いずれも押せ押せの時間が長かったにも関わらず得点は1点以内にとどまっています。昨日の試合では何とか相手の守備を崩そうと色々な工夫を見せていましたが、引いて守る相手を崩して得点するのは容易なことではありません。ここまで色々な面で成長してきたサンフレッチェですが、ここからより高い壁を乗り越えなければならない、と言うことなのかも知れません。
 サンフレッチェの残り試合は4試合となって、最大勝点は59。数字的には2位のG大阪にも追いつくことは可能ですが、現実的には5位鹿島(残り3試合で勝点52)が目標になるでしょう。城福監督の就任以来、2位、6位の成績を上げてきたサンフレッチェとしては、それ以下の成績には終わりたくないところ。次節・札幌戦には何としても勝利して、上位フィニッシュの可能性を残さなければなりません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  湘南公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評
Football LAB
<20.11.25> 中国新聞によると城福監督は過密日程を乗り切るため、以下のように今日は先発メンバー全員を入れ替えて戦うことになりそうです。
       大迫

   櫛引  井林  清水

     柴崎 野津田

土肥           松本大

  エゼキエウ   永井

       ドグ
 今日の試合会場はShonan BMWスタジアム平塚で、午後7時半キックオフ。試合中継はDAZNで予定されています。今日もブログ速報を行いますので、スタジアムに行けない&中継を見れない方はこちらをご覧ください。
<20.11.24> 明日はJ1リーグ戦第29節。サンフレッチェはアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
 シーズン当初はなかなか結果が出ずに最下位に低迷していた湘南ですが、第23節柏戦に競り勝った後は調子を上げて、6試合負けなしで16位まで浮上してきています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
9A ●0-1 広島  【広】浅野
10A ●2-4 横浜FC 【湘】石原直、岡本、【F】松浦、松尾2、一美
11H ●0-1 名古屋 【名】OG
12A ●0-3 FC東京 【東】永井、ディエゴ・オリヴェイラ、原
14H △1-1 神戸  【湘】大岩、【神】酒井
15A △2-2 大分  【湘】石原直、大岩、【分】島川、伊佐
16A ○1-0 G大阪 【湘】大野
17H ●0-3 清水  【清】カルリーニョス・ジュニオ、ジュニオール・ドゥトラ、西澤
18A ●0-1 鹿島  【鹿】ファン・アラーノ
19H ●0-1 川崎F 【川】小林
20H ●0-1 FC東京 【東】アダイウトン
21A ●1-2 札幌  【湘】金子大、【札】金子拓
22A ●0-1 C大阪 【C】ヨニッチ
23H ○3-2 柏   【湘】岡本、松田、石原直、【柏】オルンガ、神谷
13H △0-0 鳥栖
24A △2-2 鳥栖  【湘】茨田、指宿、【鳥】趙、林
25H ○1-0 横浜FC 【湘】指宿
26H ○1-0 横浜FM 【湘】齊藤未
27A ○2-0 神戸  【湘】岡本、齊藤未
28A ●1-3 名古屋 【湘】坂、【名】マテウス、阿部、ガブリエル・シャビエル
 前節は連勝の勢いを3位・名古屋にぶつけて戦ったものの、ミスからの失点が重なり久々の敗戦を喫しています。明日はチームとしてやるべきことを再確認して、連勝時の勢いを取り戻すべく戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、明日はレアンドロ・ペレイラと佐々木が出場停止。また中2日でホームゲームを控えていることもあるので、大幅にメンバーを入れ替える可能性が高そうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       大迫

   野上  荒木  井林

     柴崎  土肥

柏              東

  エゼキエウ   永井

       ドグ

SUB:林、櫛引、青山、川辺、茶島、森島、浅野
 ここ6試合3勝3分けと負けなしのサンフレッチェですが、勝ったのは上位チームばかりで守りを固められると勝ちきれない、と言う結果となっています。明日はレアンドロ・ペレイラと佐々木の欠場を選手全員の力で補って、勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<20.11.23> 土曜日に行われた「スーパープリンスリーグ2020中国」の第8節で、サンフレッチェ広島ユースは就実高を10-1で下し、首位を守りました。得点は前半7分に竹内、17分と29分に菅野、31分に城水、後半4分に菅野、11分と20分に濱田、後半アディショナルタイムに越道、高柳、福崎。失点は前半20分でした。第8節の全結果と順位表は次の通り。
【第8節】
作陽高    2-0 岡山U-18
玉野光南高  1-1 鳥取U-18
岡山学芸館高 2-3 瀬戸内高
広島ユース  10-1 就実高
(米子北高×皆実高は11/23開催)

        勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1広島ユース   19   7  6  1  0  +36
2鳥取U-18    14   7  4  2  1  -2
3米子北高    13   5  4  1  0  +12
4岡山学芸館高   9   7  3  0  4  +2
5作陽高      8   6  2  2  2  -2
6瀬戸内高     8   8  2  2  4  -7
7岡山U-18     7   6  2  1  3  -4
8玉野光南高    5   7  1  2  4  -12
9就実高      4   6  1  1  4  -14
10広島皆実高    3   5  1  0  4  -10
11立正大淞南高   0   0  0  0  0   0

<20.11.23> 土曜日に行われた「クラセンU-15中国地区予選」の準々決勝で、サンフレッチェ広島ジュニアユースは中嶋、堀、大森、小田、桝谷のゴールでセイザンFCに5-1で勝ちました。準々決勝の全結果は次の通り。
【準々決勝】
サンフレッチェ広島   5-1 セイザン
サンフレッチェくにびき 2-1 ハジャス
シーガル        1-0 FCバイエルンツネイシ
レノファ山口U-15    2-3 ローザス
 準決勝は12/5で、11時からサンフレッチェ広島×シーガル、2時からサンフレッチェくにびき×ローザスが対戦します。
<20.11.22> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第28節C大阪戦は、レアンドロ・ペレイラのゴールを守りきって勝ち、順位を8位に戻しました。
 先発は名古屋戦と同じで、以下のメンバーで戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺
     (→柴崎90分)
茶島             東
(→井林76分)
    浅野    森島(→永井90分)
   (→Dヴィエイラ65分)
      Lペレイラ(退場62分)

SUB:大迫、エゼキエウ、柏
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田(→丸橋HT)、瀬古(→奥埜58分)、片山、ヨニッチ、MF:木本、藤田(→高木84分)、清武、坂元、FW:都倉(→西川HT)、豊川(→ブルーノ・メンデス58分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートはセレッソでしたが、その後は広島がボールを支配し、また攻撃的な守備で押し込みます。6分には東のクロスにレアンドロ・ペレイラが合わせましたが枠外。12分には川辺のパスをペナルティエリア内で受けた茶島が折り返しましたがクリアされます。続いて18分には森島が直接FKを狙いましたがGKがキャッチ。19分にも森島がドリブルで突破してゴールを狙います。そして前半23分、青山のワンタッチパスで左サイドのスペースに走り込んだ東がダイレクトでクロス。これはDFに跳ね返されたものの、拾ったレアンドロ・ペレイラが右足を振り抜いてゴールに突き刺し、広島が先制点を奪いました。
 この後も広島が厳しいプレスでセレッソを押し込みます。28分には茶島のクロスに浅野が合わせましたが惜しくも枠外。32分には茶島がカットインからシュートしましたが惜しくも上に外れます。セレッソは42分にようやく豊川がシュートを打ったもののチャンスらしいチャンスはそれだけ。前半は点差以上に広島が圧倒して、ハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとセレッソは次々と選手を入れ替えて流れを変えようとします。それに対して広島は低い位置にブロックを作って守りを固めます。後半13分には清武をペナルティエリア内で前を向かせてしまいましたが、林が素晴らしい飛び出しでセーブします。そして後半16分、守備に行ったレアンドロ・ペレイラが笛の後にボールを蹴ってしまって警告を受けます。前半に続いて2つ目のイエローと言うことで退場となって、サンフは残り30分を10人で戦わなければならなくなりました。
 その後はボールを回して点を取りに来るセレッソに対して、広島は両WBをDFラインに下げてゴール前を固めます。セレッソはクロスの雨を降らせましたが広島はことごとく跳ね返し、後半28分の坂元のシュートと39分の高木のシュートはクロスバーが弾きます。広島は攻められながらも何とか繋いで反撃しようとするものの、後半のシュートは川辺のロングシュート1本のみ。それに対してセレッソは圧倒的に攻めながらもシュート4本に終わり、広島が堅い守備で逃げ切りました。
 試合後に城福監督は「11対11のときは、攻守においてわれわれらしく、非常に良い内容だった」と語っていますが、まさにその通り。前半は前線からのプレスが良く効いて、セレッソに殆どサッカーをさせませんでした。2点目、3点目を取るチャンスもあっただけに、そこで決めきっていればもっと楽に試合を進めることができたでしょう。城福監督は「今日の前半戦を我々の基準としたい」と言っていますが、常にこのようなサッカーができれば、どんな相手にでも戦えるのではないかと思います。昨年終盤から取り組んできたプレッシングサッカーの熟成度が上がり、チームとして成長していることが実感できた試合だったと言えます。
 ただそのような流れの中で退場者が出て数的不利になり、守りを固めるモードになってからもまた、このチームの真骨頂だと言って良いかも知れません。青山選手は「しっかり外に追い出して、外からのボールだったらウチは強いので、しっかりスライドしながら、時間をかけて、自分たちが前向きにペナルティーエリアの中で待って守れる状態を意識していた」と語っていますが、実際にセレッソはブロックを崩しきることができずに、クロスを放り込んで来るしかありませんでした。その中で特筆すべきだったのは、後半アディショナルタイムの川辺のプレー。45+1分には高い位置でしっかり身体を寄せてボールを奪い取ると、そのままドリブルで持ち上がってドウグラス・ヴィエイラへのスルーパスでチャンスを演出しました。また45+2分にはキム・ジンヒョンが前に出ているのを見ると思いきって趙ロングシュート。いずれのシーンも単に守りを固めるだけでなく得点を取るんだ、と言う意識を見せて、チームを勇気づけました。青山や林らベテランの活躍がチームを支えているのは確かですが、やはり川辺や荒木、森島ら20代前半の選手が引っ張るようになってきたのが、チームとしての成長の証と言えるかも知れません。
 今週は中3日で湘南戦があり、続いて中2日で札幌戦が控える過密日程となっています。従ってメンバーを入れ替えながらの戦いとなるものと思われますが、C大阪戦のような試合を続けることができれば、勝利を積み重ねることができるのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  城福監督  ロティーナ監督  青山
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評
Football LAB
SANFRECCE Diaryトップページに戻る