12/13〜12/19のSANFRECCE Diary


<20.12.19> 中国新聞によると中2日での試合と言うことで、昨日の全体練習は軽めのメニューで終わったとのこと。ここまでの過密日程を戦い抜いてきた選手たちに体調が万全な選手はいないと思いますが、最後までチーム全員で力を合わせて、シーズンを良い形で締めくくって欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで、午後2時キックオフ。アウェイ指定席は残り少なくなっていますので、当日券を購入予定の方はお早めにどうぞ。テレビ中継はNHK広島とNHK名古屋及びDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
<20.12.18> 異例尽くしだった2020年シーズンも明日が最終節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 J1に戻ってきた2018年から2年連続で残留争いを強いられた名古屋でしたが、フィッカデンティ体制2年目の今季は開幕から6試合を負けなしでスタートすると、その後も上位をキープして現在は勝ち点60で3位。次節に勝利すれば自力でACL出場権を獲得できる位置につけています。前回の対戦以降の戦績は次のとおり。
7A ●0-2 広島  【広】レアンドロ・ペレイラ、森島
27H ○1-0 FC東京 【名】マテウス
28H ○3-1 湘南  【名】マテウス、阿部、ガブリエル・シャビエル、【湘】坂
30H △0-0 大分
31A ○1-0 柏   【名】相馬
32H △0-0 横浜FC
 前節は後半35分にPKを獲得したものの審判の協議により取り消され、その直後にはガブリエル・シャビエルがレッドカードで退場になると言う後味の悪い形で、この日が最後となる瑞穂での勝利を逃しています。明日はガブリエル・シャビエルが出場停止となりますが、水曜日には試合が無かったため休養十分でベストメンバーを並べて勝利を目指してくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節退場処分を受けた城福監督がベンチに入ることができません。またこちらは前節から中2日と言うことで選手の疲労が気になるところですが、この試合が今年最後と言うことでベストメンバーを組んでくるのではないかと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             東

    浅野    森島

       ドグ

SUB:大迫、井林、柏、土肥、松本大、藤井、柴崎
 最終順位の可能性としては8〜10位しかなくなったサンフレッチェですが、やはり一つでも上の順位で終わりたいところ。最後は勝って自力で8位を確定して、今季を良い形で締めくくって欲しいと思います。
<20.12.18> 日本サッカー協会は昨日U-23日本代表候補を発表し、広島から大迫、浅野、東が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】波多野(FC東京)、大迫(広島)、沖(鹿島)
【DF】渡辺、中村帆(FC東京)、岩田(大分)、大南、古賀(柏)、
    町田(鹿島)、橋岡(浦和)、瀬古(C大阪)、東(広島)
【MF】相馬(名古屋)、田中駿、金子拓、高嶺(札幌)、安部(FC東京)、
    金子大、齊藤(湘南)、郷家(神戸)
【FW】浅野(広島)、前田(横浜FM)、上田(鹿島)
 U-23代表の活動としては今年1月に行われた「AFC U-23選手権タイ2020」以来で、そのメンバーから続けて選ばれているのは大迫、渡辺、町田、古賀、橋岡、相馬、田中駿、齊藤、上田の9人のみ。海外組のほか、天皇杯を戦う川崎FとG大阪の選手はメンバー外となっています。今年はほとんど活動できないままに終わったU-23代表ですが、多くの選手がJリーグで出場機会をつかんでレベルアップしているはず。広島から選出された3人も、自信を持ってプレーしてきて欲しいと思います。
<20.12.17> 昨日のホーム最終戦となるJ1リーグ戦第33節柏戦は、1点が遠く2試合連続の0-1での敗戦で、今シーズンの8位以下が確定しました。
 大迫が3試合ぶりに先発。またワントップに浅野を起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     土肥  川辺
     (→青山57分)
茶島             東(→藤井79分)
(→柏66分)
    柴崎    森島
   (→Dヴィエイラ57分)
       浅野(→松本大66分)

SUB:林、井林
 対する柏は、GK:キム・スンギュ、DF:高橋、大南、鎌田、古賀、MF:大谷(→小林68分)、三原、江坂(→仲間75分)、瀬川、FW:呉屋(→細谷81分)、オルンガ、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを支配した広島でしたが、なかなかシュートまでも行けない中で強みを生かしたのは柏。1分のオルンガのシュートは大迫が反応したものの、16分に呉屋のパスを受けたオルンガは荒木を振りきるとGKとの1対1からゴールを決め、先制を許してしまいました。広島も前半22分に茶島のクロスに浅野が合わせる、と言うシーンを作り、26分には川辺がミドルシュートを狙ったもののブロック。29分にも川辺のシュートのこぼれを拾って波状攻撃を仕掛けましたが実りません。前からの守備もパスの繋ぎも良かったもののシュートは3本に終わり、柏のリードでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初の決定機は広島で、8分に茶島がカットインしてシュートしましたがわずかに枠を外れます。また15分には浅野が抜け出したもののDFに対応されてシュートまで行けません。青山とドウグラス・ヴィエイラを入れてギアを上げようとする広島。その後も松本大、柏、藤井を投入しましたがなかなか決定機を作ることができません。32分にはようやくドウグラス・ヴィエイラがシュートし、終了間際にはゴール前に走り込んだ川辺がフリーになる、と言うシーンを作ったものの何とシュートを空振り。2試合連続で得点を奪えないままに試合終了のホイッスルが鳴り響きました。
 試合全体の内容を見れば、決して悪くはなかったと思います。特に前半は雪が舞いピッチ上に薄く積もるコンディションだったにも関わらず、臆せず前からの戦いを挑みました。オルンガに点を取られたシーンは守備のミスではあるものの、チャレンジした結果であり責めることはできないと思います。
 ただそのような良い内容のサッカーをしたにも関わらず点を取って勝てなかったことは、重い課題として残りました。サッカーがボールの支配率を競う競技ではなく点を多く取った方が勝つスポーツである以上、どのように点を取るかと言うシナリオが必要です。それがレアンドロ・ペレイラのような特別な存在なのか、あるいは他の手があるのか。ここまでチーム作りを進めてきた城福監督がどう解決するのか、来季に向けての宿題を突きつけられた試合だった、と言えるような気がします。全てが異例だった2020年シーズンはあと1試合で終わりますが、そこで今季の戦いに決着をつけて、来季はもっとレベルアップするための出発点にして欲しい、と思います。

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<20.12.16> 中国新聞によるとエゼキエウと永井はまだ別メニューだとのことで、昨日は1トップに浅野、シャドウに柴崎を入れる布陣などを試していたそうです。またGKは大迫の先発が濃厚だとのこと。オルンガ、クリスティアーノらの強力な柏の攻撃陣を完封して、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、陸上自衛隊海田市駐屯地第13音楽隊による演奏が5時50分ごろから行われます。また試合終了後にはホーム最終戦セレモニーとして、城福監督と仙田社長の挨拶や選手場内ラウンドなどが予定されています。
 メインスタンド前のおまつり広場では、「俺たちの円陣プロジェクトブース」で今日から追加される返礼品の展示などが行われます。先着プレゼントは「2020サンクスベースボールシャツ」と「メガエッグオリジナルボールペン」を3,900名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、佐々木選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメは、メインスタンド3Fコンコースとバックスタンドコンコースで縮小しての販売となります。当日券情報や駐車場情報など詳細は、サンフレッチェ広島公式ホームページをご覧ください。
 試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
<20.12.15> 明日はJ1リーグ戦第33節。サンフレッチェはホーム最終戦を柏レイソルと戦います。
 開幕から上位をキープし、YBCルヴァンカップでも決勝進出を勝ち取った柏でしたが、10/31の第25節終了後に新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ11月上旬のチーム活動を休止。それによりルヴァンカップの決勝が1/4に延期されるとともに、リーグ戦は11/21からの1ヶ月で8試合を消化する過密日程を戦っています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
17H △1-1 広島  【柏】北爪、【広】ドウグラス・ヴィエイラ
18A ○1-0 札幌  【柏】大谷
19H ●1-3 横浜FM 【柏】オルンガ、【M】エリキ、OG、前田
20A ○3-0 横浜FC 【柏】オルンガ2、大谷
YLSF ○1-0 横浜FM 【柏】山下
21H ○4-3 神戸  【柏】オルンガ2、江坂2、【神】田中順2、イニエスタ
22H △1-1 浦和  【柏】江坂、【浦】興梠
23A ●2-3 湘南  【柏】オルンガ、神谷、【湘】岡本、松田、石原直
24A ●1-2 G大阪 【柏】オルンガ、【G】OG、アデミウソン
30A ○3-1 FC東京 【柏】江坂、クリスティアーノ2、【東】アダイウトン
25H △0-0 清水
28H ●1-2 鳥栖  【柏】オルンガ、【鳥】林、本田
29A ○4-1 鹿島  【柏】北爪、オルンガ、クリスティアーノ、神谷、【鹿】OG
26A ○2-0 仙台  【柏】クリスティアーノ、オルンガ
31H ●0-1 名古屋 【名】相馬
27H △1-1 大分  【柏】呉屋、【分】岩田
32A △0-0 C大阪
 エース・オルンガの決定力で勝利を積み重ねてきた柏でしたが、このところ3試合は無得点。江坂、クリスティアーノも決定的な働きができず、勝ちきれない試合が続いています。リーグ戦は広島同様に6位以下が確定していますが、しかし明日勝てば最終順位で広島と横浜FMを上回ることは確実。年明けに行われるルヴァンカップ決勝に向けてのモティベーションを高めつつ、勝利を狙って戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェはレアンドロ・ペレイラの帰国や永井、エゼキエウの怪我でメンバー構成が苦しいところですが、1週間で3試合を戦う日程を考えて選手のコンディション優先の起用になるかも知れません。と言うことでメンバーは良く分からないので、希望を込めて次のように予想します。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     柴崎  川辺

柏             藤井

    浅野    森島

       ドグ

SUB:林、井林、土肥、松本大、青山、茶島、東
 今季はこれまで13勝9分け10敗の広島ですが、ホームに限れば8勝4分け4敗と大きく勝ち越し、10月以降は負けなしで来ています。明日もホームのサポーターの手拍子を受けて、勝利で難しかったシーズンを締めくくって欲しいと思います。
<20.12.14> サンフレッチェは先週、次回の「第19回サポーターズカンファレンス」の実施方法について発表しました。これまではシーズン開幕前にクラブのフロントとサポーターが一堂に会して意見交換を行ってきましたが、コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて会合は開かず、ファン・サポーターからのご意見やご質問を専用フォームから受け付け、それに対する回答を公式ホームページ上に掲載するとのこと。受付は12/11(金)から始まっていて、〆切は12/20(日)の午後11時59分となっています。専用フォームは以下にありますので、ぜひいろいろなご意見、ご質問をお寄せください。

https://f.msgs.jp/webapp/form/20157_hvdb_404/index.do
<20.12.13> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第31節FC東京戦は、決定力不足に悩まされ0-1で敗戦を喫し、6位以下が確定しました。
 ドウグラス・ヴィエイラをワントップに、また茶島を3試合ぶりに先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             東
(→柏755分)
    浅野    森島
   (→柴崎78分)
       ドグ

SUB:大迫、井林、土肥、松本大、藤井
 対するFC東京は平均年齢23歳台の若手中心で、GK:波多野、DF:中村拓、木村、丹羽、中村帆、MF:品田、内田、三田(→平川85分)、FW:原、アダイウトン(→矢島72分)、田川(→紺野58分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島。パスを回して相手を押し込み、チャンスを何度も作ります。前半2分には浅野のクロスにドウグラス・ヴィエイラがヘッドで合わせましたがGKが好反応で弾き、7分の川辺のミドルは枠外。13分の川辺のシュートはブロックされ、14分にはドウグラス・ヴィエイラ、森島、浅野が次々と決定機を迎えましたが、東京の守備陣が身を挺して守ります。前半18分には青山のミドルが相手に当たってバーに弾かれ、こぼれをドウグラス・ヴィエイラが狙いましたが枠を捉える事ができず。前半22分にも茶島のクロスをドウグラス・ヴィエイラが叩きつけましたが、GKが横っ飛びでキャッチします。飲水タイム後も広島の攻勢が続き、32分には浅野がカットインから狙ったもののGKの正面。36分には右からのクロスを佐々木がヘッドで叩き、これに荒木が合わせましたが惜しくも枠外に外れます。FC東京はカウンターからの攻撃を狙ってきたものの前半のシュートはわずかに3本。広島が圧倒的に攻めながらも得点は奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりから広島がペースを握り、6分には東のクロスに浅野が頭で合わせましたが枠外。8分には東が強烈なシュートを放ちましたがサイドネットに行ってしまいます。柏を投入してリズムを変えようとする城福監督。それに対して長谷川監督も同サイドに紺野を投入します。そしてそれが功を奏したのはFC東京で、後半13分の紺野のクロスからの三田の決定的なシュートは林が防いだものの、19分には三田の横パスに走り込んだ中村帆にシュートを突き刺されて先制点を許してしまいました。
 1点リードでますます自陣に引きこもる東京。広島は何とか崩そうとしますが手詰まりに陥ります。24分には野上のクロスに東がヘッドで合わせ、41分には青山のクロスのこぼれを東が狙いましたが枠を捉える事ができません。終盤は東京の巧妙な時間稼ぎもあってリズムを作れず、攻め手を失ったまま終了のホイッスルとなりました。
 試合後に城福監督は「力のなさ、監督としての自分の足りないところを思い知った試合でもあります」と語っていますが、確かにそのように思っても仕方のない試合だったと思います。広島は前節から2週間空いていて十分に準備する時間があったのに対して、FC東京はACLから戻ってきたばかり。連戦の疲れを考慮してか森重、高萩、ディエゴ・オリヴェイラ、永井、レアンドロ、安部ら主力はベンチにも入れず、若手中心で臨みました。そして割り切って守りを固めて後半勝負に持ち込み、選手交代をきっかけに得点を奪って勝利に持ち込みました。それに対して広島も良く相手の守備を動かしてチャンスを作り、決定機を何度も迎えたものの決めきれず。終盤の選手交代によるギアチェンジもできずに尻すぼみに終わりました。レアンドロ・ペレイラの帰国やエゼキエウの怪我により使える駒が少なかった、と言う事情はあったにしろ、それらも含めてチームマネジメントで負けた、と言わざるをえないように思います。
 この試合が終わって広島の勝ち点は48のまま。残り2試合に勝っても最大勝ち点は54と言うことで、最終順位は6位〜10位になります。城福監督の1年目は勝ち点57で2位、2年目は勝ち点55で6位だったことを考えると、これまでで最も悪い成績になることが確定したわけですが、しかしプレッシングサッカーを導入し、超変則的な試合日程の中で勝ち点を積み重ね、しかも若手を成長させてきた成果は評価すべきだと思います。既報のように城福監督の留任が確定的なものの戦力補強はほとんど無いままに来季を迎えることになりそうですが、逆に考えれば今季のサッカーをそのままレベルアップさせればよいわけです。今季は残り2試合となってしまいましたが、ぜひとも来季に繋がるような戦いをして、良い形で締めくくって欲しいものです。

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サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評  中村帆高が見据える先
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