3/22〜3/28のSANFRECCE Diary


<20.3.28> 昨日吉田サッカー公園で鳥取との練習試合を45分×3本で行い、5-1で勝ちました。中国新聞によると広島は若手主体のメンバーだったそうで、先制点は1本目の37分に永井。2本目は19分に野津田、28分に浅野、33分に東が立て続けに決め、3本目は23分に松本泰が決めましたが、40分に鳥取の西山が1点を返すゴールを決めました。この試合は公式戦再開後の過密日程を見据えて、複数ポジションをこなせる選手を見極める機会と位置づけていたとのこと。例えば1本目はトップ下に入ったエゼキエウは2本目は左右のウイングバックに入り、サイドの突破や最終ラインまで下がっての守備など奮闘していたそうです。また野津田もボランチとして90分間プレーして、持ち前の展開力を生かして攻撃を組み立てていたとのこと。城福監督は「エゼキエウと森島のコンビはありうるし、野津田もボランチが主戦場と考えてもいい出来だった」と評価していたそうです。
<20.3.27> 中国新聞によると、J1の再開が5/9に延びたことを受けて、明日から6日間のオフを設けることにしたそうです。城福監督は「試合が無い中、選手は90分戦えるコンディションを維持し続けてきたが、精神的に限界がある」として、心身両面でのリフレッシュをはかって欲しいと語りました。
<20.3.26> Jリーグは昨日臨時実行委員会を開き、4/3の公式戦再開を断念して、J1は5/9、J2は5/2、J3は4/25からの再開を目指すことになりました。この結果、サンフレッチェの公式戦としてはJ1リーグ戦の第12節清水戦までの6試合とルヴァンカップのグループステージ第4節から第6節の3試合が新たに延期となり、これまでと合わせてリーグ戦11試合、ルヴァンカップ5試合が延期されることになります。中国新聞によると城福監督は昨日の練習後に「1回目の中断が決まってからも選手は気を緩めることなく準備してきたが、緊張感を保ち続けるのは難しい。休息が必要」と語り、3/27に予定されている鳥取との練習試合の後にオフを取ることを示唆しました。
<20.3.25> 日本サッカー協会は昨日、「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」の4回戦までの組み合わせが決定した、と発表しました。それによると1回戦は5/23(土)と5/24(日)で、JFL優勝のHonda FCと都道府県代表チームが出場。2回戦は6/10(日)でJ2の12チーム(昨年J2の11位〜20位とJ3の1位2位)が登場し、7/8(水)の3回戦は2回戦の勝者とJ2の10チーム(昨年J1の17位、18位とJ2の3〜10位)が戦います。そして4回戦は3回戦を勝ち抜いた14チームにJ1の18チームが加わって、当初の予定通り8/19(水)に行われる予定となっています。そして10/14(水)のラウンド16、11/3(火・祝)の準々決勝、12/19(土)の準決勝を経て、2021年元日の決勝に至ることになります。因みにサンフレッチェの「山」は1回戦が秋田県代表×宮城県代表で、勝者が2回戦で栃木SCと対戦。3回戦で岡山と戦って勝ったチームが広島と戦うことになります。
<20.3.25> 昨日、東京五輪の森組織委員長と安倍首相らがIOCのバッハ会長と電話会議を行い、五輪を1年程度延期することが決まりました。新型コロナウイルスの影響が全世界に広がっていることから、選手選考や選手の準備、派遣などで今夏の開催は無理ではないか、との見方が広がっていただけに、当然の判断だと言えるでしょう。今後、新しい日程の決定や大会会場の確保、出場権を獲得している選手の選考をやり直すのかどうかなど様々な問題が出てくるのは間違いないところですが、一つ一つ解決して行くしかありません。
 ところでサッカーに関して言うと、来年の開催になると森島司や小川航基、前田大然、三好康児、中山雄太、板倉滉ら1997年生まれの選手はU-23の枠から外れることから、選手選考がやり直しになるのが難しいところです。逆に言えば1998年以降の選手にとってはチャンスが広がることになるわけで、これまで候補に入っていた多くの選手たちは複雑な思いを抱いているに違いありません。一方Jリーグから見ると、今年の東京五輪が無くなることによってその期間中にリーグ戦が開催できるようになることから、2月下旬以降に中止した試合の日程を組みやすくなる、と言う側面もあります。報道によるとJリーグは4/3の再開を諦めて再延期する方向になるようですが、仮に4/18に再開できたとすると、それから最終節まで夏場も含めた休みなしの連戦になるかも知れません。
<20.3.24> Jリーグは日本プロ野球機構(NPB)とともに昨日「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」を行い、専門家チームから「早期の開催は非常に難しい状況」と、できる限り開幕・再開の日時を遅らせるべきだとする意見を受けたそうです。Jリーグはこの意見を受けて明日の実行委員会で具体案について議論するそうですが、村井チェアマンは「仮に上旬の再開が難しければ、4/18, 5/2と2週間単位でシミュレーションしながら日程の検討を進めている」とのこと。NPBは4/24の開幕を目指すと決めたことを考えると、Jリーグの再開も早くて4/18にずれ込みそうです。
<20.3.23> 先々週発売の「紫熊倶楽部」を紹介します。最初の記事で取り上げられているのはレアンドロ・ペレイラ選手。2016年の「シャペコエンセの悲劇」で多くの友人をなくした経験から始まって、少年時代からブラジルとベルギーでのプロとしてのキャリア、そして松本での経験から広島への移籍と今年のプレーを振り返りつつ、広島のエースとして君臨しつつあるストライカーの姿を描いています。
 2人目に取り上げられているのは松本泰志選手。昨年の前半にはレギュラーとして活躍し、A代表にまで選ばれたにも関わらずシーズン後半にはベンチから外れることも多かった彼が、今の思いと今シーズンに向けてのの抱負を語っています。
 続いて取り上げられているのは、森崎兄弟とユースで活躍し、今は「新日本パワーサプライ株式会社」の社長を務める足立真一氏。森崎和幸C.R.M.との繋がりから、クラブをサポートする決意を語っています。また「サンフレッチェを支える人々」では事業本部営業部の河野圭子さんを取り上げて、「フィギュアの追っかけ生活」から劇団四季での経験を経てサンフレッチェに就職した経緯や、今のサンフレッチェに対する想いを書いています。
 「READERS AREA」を経て「サンフレッチェを支える人々」の第2弾は、昨年限りで引退してスクールコーチになった丸谷拓也氏。昨年限りで引退を決意した理由やサンフレッチェの選手たちとの会話、そして思いがけない指導者のオファーについて語っています。「2020年、紫の躍動」と言う1ページずつの記事で取り上げられているのは、ハイネル選手と永井選手。「MATCH REPORT」はルヴァン杯の横浜FC戦とリーグの鹿島戦。「掛本智子のFACE TO FACE」は柴崎選手の「サポーターからの質問に答えます」の前編。「僕の好きな○○」は増田卓也選手のスピーカーです。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最後のページはサンフレッチェレディースの岡田あずみさんが登場しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税抜き360円。V-POINTとホームゲーム会場のほか、広島県内の大手書店や東京の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<20.3.22> 日刊スポーツの記事によると、鹿島と札幌が昨日カシマスタジアムで練習試合を行い、Jクラブの練習試合としては初めてDAZNでライブ配信されました。この試合は当初は鹿島の公式YuTubeチャンネルで配信される予定でしたが、Jリーグと両クラブの間で「練習見学もできないサポーターのために何ができるか」を話し合った結果実現した、と言うことです。試合の2日前に決めたと言うことで準備期間の無い中での対応でしたが、「とにかくサポーターに試合を届けたい」と言う熱意がライブ配信を実現させたとのこと。ファンの思いを大事にした、素晴らしい取り組みだったと言えるのではないでしょうか。
 一方のサンフレッチェですが、昨日はアウェイでJクラブとの練習試合をやっているはずなのに情報は一切なし。結果どころかどことやったのかさえ明らかにしない徹底ぶりとなっています。今日の中国新聞によるとサンフレッチェもsanfreccechannelでの動画投稿による情報発信を強化しているとのことですが、トレーニングの動画は週1ペースでゲーム形式の映像も無く、かなり物足りないところ。試合中継には機材も人材も必要なのでそう簡単ではないのは分かりますが、サポーターにチームの状況を伝えようと言う気持ちを、もっと見せても良いのではないでしょうか?
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