4/12〜4/18のSANFRECCE Diary


<20.4.17> 中国新聞によると、新型コロナウイルスの感染拡大や公式戦の中断が、サンフレッチェの補強戦略にも影響を及ぼしているそうです。例年であれば春休み以降は学生の大会が多く視察の絶好機ですが、今年は軒並み中止。高校3年生には急激に伸びる選手もいるそうで、足立強化部長も「そんな選手を探せないのは痛い」と語っています。来季は藤井智也選手の獲得が内定していますが、それ以外にリストアップした選手の確認ができないのが悩みの種だとのこと。また外国人選手の情報収集も難しく、調査も捗っていないそうです。そもそも公式戦を2試合しか消化していないことから現有戦力の評価もできないため、再開後に向けての補強も難しいとのこと。これまでと同様に現有戦力のレベルアップで、今シーズンを乗り切ることになりそうです。
<20.4.16> 日刊スポーツによるとJリーグは昨日ウェブによる臨時理事会を開き、今季の大会方式の変更を決めました。既報のように今季はJ1参入プレーオフは実施せず、J3とJ2の上位2チームが自動昇格となり、来季のJ1は20チームで開催することになります。ただ順位を決めるのは全試合数の75%が開催され、かつ全クラブが50%を消化した場合に限るとのこと。この条件が満たされなかった場合は大会が成立しなかったものと見なして、順位決定は行わないことになります。村井チェアマンは各クラブの代表者に「Jリーグとしては現在、6,7,8月再開の3つのシナリオで日程を組み直している」と伝えているとのこと。こちらの記事によると、「7月再開なら、週2度リーグ戦を実施して代表活動中もリーグ戦やルヴァン杯をこなせば、なんとか年内に日程を消化できる可能性があるが、8月再開になると、リーグ戦の規模縮小など、大幅に日程をいじる必要がある」と話しているそうです。
<20.4.15> 先週末に発売された「紫熊倶楽部」5月号(Vol. 267)を紹介します。表紙は佐々木選手と野上選手で、最初の記事はこの2人の対談となっています。野上選手が広島に移籍した時の第一印象から始まって、広島というクラブについての話やサッカー観、プレースタイル、そして今後の目標などについて語っています。2つ目の対談は浅野選手と永井選手。「広島と言う強いチームに移籍してきました」と言うタイトルで、楽しい雰囲気で語り合っています。「時間にして約60分、本当に爆笑し続けた」と言う対談は、6ページにわたる「紫熊倶楽部の対談史上最も多い文章」になっているとのこと。この2つの対談記事で、サンフレッチェのチーム内の雰囲気の一端が分かるのではないでしょうか。
 「サンフレッチェを支える人々」は、総務・人事グループ主任の木村陽子さんと経理・財務グループ主任の矢吹邦子さん。Jリーグ開幕から3ヶ月後に入社した矢吹さんと、育児休業に入る時に仕事を引き継いだ木村さんが、主婦として家庭を支えながらサンフレッチェのために働いてきた歴史を振り返っています。
 「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページで取り上げられているのは野津田選手ら若手選手たち。試合が無くなってしまった厳しい状況を逆手にとって自らを高めようとしている姿を紹介しています。またエゼキエウ選手、森島司選手、松本泰志選手を1ページずつ取り上げて、中断期間中の様子と彼らの思いを書いています。
 「サンフレッチェレディース/SPL∞ASHに懸けた青春」で登場しているのは梶田和子さんで、「真面目すぎる」と言う素顔を描いています。また「サンフレッチェを支える人々」では、エディオンスタジアムに出店している「TRATTORIA-PIZZERIA POLIPO」のオーナーシェフの山川直紀さんを取り上げて、今季から始まったスタジアムグルメを紹介しています。
 「掛本智子のFACE TO FACE」は柴崎選手編の後編。「僕の好きな○○」は、松本大弥選手が抱き枕を紹介しています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税抜き360円。V-POINT、広島県内大手書店、銀座の広島県アンテナショップ「tau」等で販売中です。また通販はe-VPOINTからどうぞ。
<20.4.14> サンフレッチェは昨日、トップチームの活動を一時休止する、と発表しました。これは広島県内の新型コロナウイルス感染者が増大してきていることに伴うもの。一昨日行われた「広島県新型インフルエンザ等対策専門家会議」で広島県が「感染拡大警戒地域に該当している」と指摘を受けたことを受けての判断となります。期間はとりあえず今日から2週間程度で、期間中は吉田サッカー公園のクラブハウスの利用を禁止するほか、不要不急の外出の自粛や行動履歴の記録などを徹底するとのこと。中国新聞によると城福監督は「今は感染しない、させないことが最も大切。再開後の身体作りは大変になるが、ベストを尽くすだけ」と話していたそうです。
<20.4.13> 金曜日に「eJリーグオンラインチャレンジカップ」の開幕戦が行われ、森崎浩司アンバサダーがプレーするサンフレッチェ広島が石川直宏氏のFC東京を4-1で下しました。このダイジェストはYouTubeのsanfreccechannelで配信され、1日ちょっとで6千回以上のビューを稼ぐ人気コンテンツとなっています。森崎浩司さんの久々の「ヒーローインタビュー」もありますので、ぜひご覧ください。
 なお、4/11には2回戦をC大阪と戦いましたが、相手はeスポーツのプロだったと言うこともあって、健闘むなしく0-6で敗れました。
<20.4.12> FOOTBALL CHANNELに元川悦子さんが連載している「東京五輪世代の今」の第13回、第14回で、サンフレッチェの松本泰志、森島司両選手が取り上げられています。まず第13回は「大先輩たちの背中を越えてゆけ」と言うタイトルで松本選手が登場。森保監督のU-21代表の立ち上げから招集されてきた彼が、自分自身に「足りない」と自覚する部分を語っています。そして五輪代表時代に予選を戦いながら本大会に出場できなかった森崎和、青山と言う先輩ボランチを見習いながら、再開後の過密日程を見据えつつ大きな飛躍を誓っています。
 同じく昨日アップされた第14回は「アジアで苦戦し『周りから叩かれたけど...』」と言うタイトルで、今シーズンから背番号10を背負うことになった森島選手が、E-1選手権とAFC U-23選手権を振り返りながら自らの課題と東京五輪に向けての決意を語っています。久保竜彦、柏木陽介、高萩洋次郎、浅野琢磨と日本代表経験者ばかりながら、いずれもワールドカップには出場していない「広島の歴代10番」。森島には今の困難な状況の中で成長して、「今のサンフレッチェは優勝できる力はあるので、しっかりと狙っていきたい」「国内にいる限りはそこ(東京五輪)を狙っていくつもりですし、A代表にも選ばれるように」なって、いずれは先輩たちを越えて行って欲しいと思います。
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