4/26〜5/2のSANFRECCE Diary


<20.5.2> サンフレッチェは一昨日、5/31に予定していたJ1リーグ戦第16節横浜FC戦の延期を発表しました。これによりJ1リーグ戦の再開は最短でも6/13の第17節札幌戦となります。Jリーグは7月と8月に再開する可能性も含めて3パターンを準備しているとのことですが、最悪の場合はリーグ戦の10月再開も想定しているとのこと。その場合は1月までの4ヶ月でリーグ戦を消化することになるため、ほぼ毎週2試合ずつの「超過密日程」になりそうです。
<20.5.1> 中国新聞によるとサンフレッチェは昨日取締役会を書面審議で開き、2019年度の決算を承認しました。それによると売上高は前年に比べて3億7000万円増の37億3600万円。当期利益も2100万円と、2期ぶりの黒字を計上しました。その要因としては2018年シーズンに2位に入ったことによるリーグからの配分金4億円が大きかったとのこと。また観客は前年度から3万人1368人減ったものの、シーズンパスをリーグ戦に限定したことで7%増の5億9100万円となりました。また広告料収入は3%増の16億1100万円でしたが、グッズ収入は19%減の3億100万円に落ち込んだとのこと。今季は今のところホームゲームを1試合しか開催できず、再開の目処も立っていないだけに「20年度の赤字は必至の状況」(仙田社長)だとのこと。サポーターとしては、とりあえずグッズ購入などで支援したいものです。
<20.4.30> FOOTBALL ZONE WEBにエゼキエウの記事が出ています。「『1カ月は苦しんだ』 海外助っ人Jリーガー、日本挑戦の心境吐露『こんな騒動が…』」と言うタイトルで、母国メディア「Canal do TF」のインタビューを紹介。最初の1ヶ月は言葉の面で苦しんだものの、「すごく迅速に適応できた」と語っています。新型コロナウイルスの影響でなかなかプレーする姿を見ることができませんが、シーズンが再開されれば、ブラジルで高く評価されていたと言う実力を見せてくれるのではないでしょうか。
<20.4.29> サッカーダイジェストWebに「『森保はずっと、監督候補だった』。広島をJ1初優勝に導いた指揮官の就任秘話」と言う記事が出ています。紫熊倶楽部の中野和也編集長が、経営危機によりペトロヴィッチ監督との契約延長を見送らざるをえなかった2011年シーズン終了後に、どのような経緯で森保監督が就任したかを振り返っています。当時は新潟のヘッドコーチだったものの監督経験の無い森保氏が就任したと言うことで「『この人事では、チームの弱体化は避けられない』と怒りを爆発させたジャーナリストもいた」そうですが、しかしサンフレッチェとしては決して唐突ではなかった、と言うこの人事。「森保はずっと、監督候補だった。U-20日本代表や新潟に彼が行ったのも、武者修行に行ってもらっている感覚。本谷と話をしていても、(監督候補として)いつも森保の名前がまず、あがった。ミシャに後継監督に相談した時も森保のことを話したのだが、『それは良い選択だ』と言ってくれたんです」と言う久保允誉会長の言葉を引用しながら、森保監督就任の経緯を書いています。永井や浅野ら移籍した選手が「広島のような強豪」「優勝を狙えるチーム」と一様に口にするようになったのは、森保監督がチームをリーグ優勝に導いたところから始まったわけですが、それは決して森保監督だけの力だけではない。サンフレッチェが長期戦略の下にチーム作りをしてきたことが今のチームを作ったことが、良く分かる記事だと言えるでしょう。
<20.4.27> オフィシャルホームページによると、サンフレッチェはサンフレッチェクラブ会員とシーズンパス会員限定で、選手とのオンラインファンミーティングを開催します。これはオンラインミーティングツールのZOOMを用いて選手とファントの交流を行う、と言うもの。2部構成となっていて、5/5(火)の午後1時〜1時半は清水選手と井林選手、午後3時〜3時半は荒木選手と浅野選手が登場します。募集はそれぞれ15名ずつで、申し込み多数の場合は抽選となります。募集の〆切は明日4/28(火)。当選のご連絡は4/30(木)です。詳細とお申し込みはオフィシャルホームページからどうぞ。
 なお中国新聞によると、昨日は佐々木選手が同様にZOOMを使ってサンフレッチェ広島Jrでプレーする小学生22人と交流したとのこと。また公式インスタグラムでは4/29の午後2時から、清水選手が自宅でできる体幹トレーニングをライブ配信するそうです。
<20.4.26> Jリーグは先週、J1クラブのホームグロウン選手の人数を発表しました。この制度は昨年から始まったもので、12歳〜21歳の間にトップチームや下部組織に990日以上登録されていた選手を「ホームグロウン選手」と定義して、一定数以上の保有が義務づけられている、と言うもの。昨年と今年はJ1クラブが各2人、来年はJ1が3人、再来年はJ1が4人、J2とJ3が1人が基準で、これが守られなかった場合にはプロA契約の選手枠が人数分だけ減らされるペナルティがあります。昨年は松本山雅が基準を守れず1名減のペナルティを受けましたが、今季はJ1全クラブが基準を満たしました。
 全クラブのうち最もホームグロウン選手が多かったのはC大阪の16人でしたが、これはU-23チームを保有することから46人も登録選手がいるため。広島は1名少ない15人ながら、29人の登録選手に対する割合では最も多くなっています。鹿島との開幕戦では大迫、荒木、川辺、青山、森島と5人の「ホームグロウン」が先発し、松本大と東も途中出場で勝利に貢献したサンフレッチェ。まさに「育成クラブ」としての面目躍如、と言うところではないでしょうか。
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