4/5〜4/11のSANFRECCE Diary


<20.4.11> 岩手県サッカー協会は昨日、開催を予定していた天皇杯の岩手県予選の延期を決定しました。岩手県サッカー協会は県内に感染者が出ていないことから4/12に準決勝、4/19に決勝を開催することを決めたものの、その後事務所に「今はやるべきではない」と否定的な意見が殺到したとのこと。社会的な反響の大きさに、あえなく断念することになりました。
 因みに広島県サッカー協会は4/6に、「JFA主催の全ての会議・イベント等については5/6まで延期・中止する」と言う指針に従って5/9,10に開催予定だった天皇杯広島県予選を中止する、と発表。天皇杯の広島県代表には、昨年度中国地域リーグを制したSRC広島を推薦することに決めた、とのことです。
<20.4.10> 一昨日の日刊スポーツに「94年広島初Vの功績と…/記者が振り返るあの瞬間」と言う記事が出ています。「サッカー担当記者 マイメモリーズ」と言う連載記事の第4回で、広島担当だった横田和幸記者が「駆け出し」だったころに見たステージ優勝の場面を振り返っています。現日本代表監督の森保一氏だけでなく、高木琢也、風間八宏、片野坂知宏、森山佳郎ら今の日本のサッカー界を支える指導者たちを揃え、「社会教育をされた選手が、個人技に頼りすぎない組織的な戦術でタイトルをたぐり寄せた」初めての優勝は、今のサンフレッチェの礎となっているに違いありません。
<20.4.9> Jリーグは昨日、5/27までの公式戦の延期を正式に発表しました。3日の臨時実行委員会ではJ1再開が早くても6月以降とすることで合意していますが、日刊スポーツによると7月再開のシミュレーションに着手したとのこと。既にJFAと交渉して国際Aマッチデー(IMD)にも公式戦を組むと言うことで了承を得ているそうです。今のところIADにはルヴァンカップを行う予定ですが、ルヴァンカップをトーナメントや1回戦総当たり等に変更して、IADにリーグ戦を組み込む可能性も考えているとのことです。
<20.4.8> 中国新聞によると、サンフレッチェは「フィジカルの維持」を軸に中断期間の調整を進める方針を固めた、とのことです。池田フィジカルコーチは「試合に近いコンディションを保ち続けた方が調整は簡単」と説明し、ベストコンディションの70%の状態維持を目指すとのこと。再開が決まった場合に3週間で100%で仕上げることを目標に、選手にかかる精神面の負担を考えつつ調整を進めているそうです。現在、関東と関西にあるJ1全11クラブが全て練習を休んでいる状況下にあって、練習ができるだけでも良いと考えて、怪我をしないよう、感染に気をつけながら続けなければなりません。
<20.4.7> 中国新聞によると、公式戦が続く影響で今季のサンフレッチェの収益は数億円の減収になる見通しだ、とのことです。これまで3度にわたる公式戦開催の延期により11試合の主催試合の開催が棚上げになり、1試合当たり約2千万円の入場料収入が入らない状況が続いていますが、仮に5月末に再開できたとしても過密日程となって平日開催が増えるのは必定。また感染防止のために収容率を5割以下に抑えることを求められるため、指定席の販売にも悪影響を及ぼす可能性が出てきます。クラブは既に経費削減の検討を進めているそうですが、サポーターにもグッズ購入などで応援して欲しい、と呼びかけているとのこと。今こそサポーターが、チームを「サポートする」時なのではないでしょうか。
<20.4.6> 中国新聞によると、J1再開が更に1ヶ月程度先に延びたことを受けて、サンフレッチェは一昨日今後の練習方針を決めました。城福監督は「再開に備えたフィジカル面の維持と度重なる延期による精神的な疲労の影響の両方を考慮して判断」して、今後は長期のオフは設けず広島県内で練習を続けるとのこと。移動のリスクを考慮して今月中旬に予定していた中国地方でのキャンプを取りやめ、練習試合も当面控えることになるそうです。練習場所を日によって変えたり1回の練習も1時間程度の集中型にするなどマンネリに陥らないように注意しながら、選手の状態を見ながらトレーニングを重ねて行くとのことです。
<20.4.5> 一昨日、国際オリンピック委員会の通達文書の内容が判明し、五輪の1年延期を受けて改定した規定で「年齢制限がある場合、2020年7月に資格がある選手は21年まで保持できるように基準を広げなければいけない」と明記されていたそうです。これにより東京五輪のサッカー男子の出場資格を原則23歳以下から24歳以下になり、森島司ら1997年生まれの選手も出場できることになりました。
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