7/19〜7/26のSANFRECCE Diary


<20.7.24> 明日はJ1リーグ戦第7節。サンフレッチェはホームで名古屋グランパスと対戦します。
 昨年9月に風間監督を解任してフィッカデンティ監督が就任し、何とかJ1残留を果たした名古屋。今季はフィッカデンティ監督が本格的なチーム作りに着手して、堅い守備と速い攻撃を両立させたチーム作りを進めています。そしてその結果、ここまで公式戦7試合を戦って負けなしでリーグ2位に上昇してきています。今季の公式戦の戦績は次の通り。
L1H ○1-0 鹿島  【名】マテウス
1A △1-1 仙台  【名】阿部、【仙】シマオ・マテ
2A ○2-1 清水  【名】相馬、OG、【清】金子
3H △2-2 G大阪 【名】マテウス、ガブリエル・シャビエル、【G】三浦、渡邉
4A ○2-0 C大阪 【名】OG、阿部
5H ○1-0 鳥栖  【名】前田
6A ○3-0 大分  【名】吉田、丸山、米本
 前節はアウェイながら序盤から相手陣内に攻め込み前半31分に先生。後半早々には混戦から2点目を奪うと、後半28分には3点目を奪って快勝しています。阿部、稲垣、米本が相次いで負傷交代する等不安な点はあるものの、その分は他の選手がきっちりカバーするはず。明日は4連勝を狙って広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、ここ3試合ではPKからしか点を取っていない現状を打開するため、昨日はサイド攻撃に重点を置いた練習をしていたとのこと。明日の試合の後には中5日あることを考えて、現状のベストメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        林

   野上  荒木 佐々木

     川辺  青山

ハイネル          浅野

   ドグ      森島

      ペレイラ

SUB:大迫、井林、藤井、茶島、野津田、東、永井
 なかなか結果が出ないのは苦しいものですが、流れが良い時間帯には目指すサッカーができているのは確かでしょう。城福監督の下で3年かけて積み上げてきたものに確信を持って、結果を怖れずチーム全体で戦い抜いて欲しいと思います。
<20.7.23> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第6節G大阪戦は、セットプレーからの失点を取り返すことができず0-1で敗れ、10位に後退しました。
 柴崎と茶島が今季初先発。また左WBには浅野を起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     川辺  柴崎(→青山HT)

茶島            浅野(→ハイネルHT)
(→藤井64分)
   ドグ      森島(→東64分)
   (→永井77分)
      ペレイラ

SUB:大迫、井林
 対するガンバは、GK:東口、DF:藤春、三浦、キム・ヨングォン、高尾、MF:遠藤(→矢島66分)、倉田(→山本90+2分)、福田(→黒川90+2分)、井手口、FW:宇佐美(→小野66分)、渡邉(→パトリック75分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、茶島のクロスのこぼれを柴崎がシュートしましたが上に外れます。また7分には左サイドでパスを繋ぎ、佐々木のクロスに森島が合わせましたがうまく当てることができません。序盤は高い位置からボールを奪いに行き、サイドからの攻撃で打開しようとする広島。しかしクロスやラストパスが合わないシーンが続きます。逆に14分にはミドルレンジからの遠藤のシュートが広島ゴールを襲いましたが、わずかに外れて助かります。16分には森島のクロスに荒木が合わせたものの枠外。その後も何度もガンバ陣内に攻め込み、32分には茶島のパスからレアンドロ・ペレイラが決定的なシーンを作りましたがGKにセーブされ、35分の川辺のシュートも枠を捉えることができません。その後はガンバの逆襲を受け、37分には倉田にペナの中からフリーでシュートされましたが枠外。39分には福田の突破からのクロスを柴崎がクリアします。そして前半40分、右からの宇佐美のCKに三浦をフリーにしてしまい、頭で押し込まれて失点。その後もガンバに攻め込まれつつ耐えて、1点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
 後半から城福監督は青山とハイネルを投入。茶島を左WBに回して点を取りに行きます。そして2分には川辺が高い位置で奪ってショートカウンターからレアンドロ・ペレイラが打ちましたがサイドネット。8分のレアンドロ・ペレイラのシュートも9分の青山のシュートもDFにブロックされます。続いて11分にはカウンターからレアンドロ・ペレイラがシュートしましたが上に外れます。その後はガンバの反撃を受けて、14分にはCKのこぼれを倉田に打たれましたがハイネルがライン上でクリアして助かります。次々と選手を交代して点を取りに行く広島。28分には東のクロスにレアンドロ・ペレイラが合わせましたが枠を捉える事ができず、36分の藤井のミドルは東口がクリア。終盤は自陣にブロックを作って守りを固めるガンバ。広島は何度もゴール前に攻め込んで、永井がハイネルが打ちましたがゴールを割ることができません。結局最後までガンバゴールを割ることができず、終了のホイッスルとともに膝を突くしかありませんでした。
 試合後に城福監督は「悪くなかったが、今は結果がほしい状況。悔しさしかない」と語っていますが、内容そのものはここ数試合では一番良かったと思います。立ち上がりから高い位置からのプレスが効いて相手を押し込んでいましたし、前半の後半に押し込まれた時間帯でも良く集中して守っていました。失点シーンはマーカーの佐々木が三浦を見失ってしまったのが原因でそこは反省しなければならないのですが、組織として崩されていたわけではない、とは言えます。後半は相手が「守備モード」になっていたと言う点はあるにしろほぼ一方的に押し込んでいたことも含めて、ここまで数試合の悪い流れからは脱しつつあるとは言えるでしょう。
 ただ、ある程度思い描いていたサッカーができていながら得点を奪えなかった、と言うのは別の意味で問題です。例えばサイドで起用された茶島、浅野、藤井は単独で突破してクロスを入れる力はあるのですが、単純に上げるだけではよほど精度が高くない限り得点にはなりません。やはり単に突破してクロス、ではなく、カットインからのシュートや2人目、3人目の動きを使うなどバリエーションを見せなければ、なかなか相手の守備は崩せません。これが経験不足の故なのか、それともコンビネーションの熟成の問題なのかは分からないのですが、この部分をいかに突き詰めるかが今後の課題と言えるでしょう。次はまた中3日で名古屋戦と言うことで時間は少ないのですが、選手一人一人のコンディションを見極めながら、良い準備をして次こそ勝って欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  G大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  柴崎と茶島  先発4人入れ替えも  三浦1  三浦2
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評
Football LAB
<20.7.22> 中国新聞によると、過密日程を考えて青山はベンチに控え、代わりに柴崎が起用されることになりそうです。また両サイドは茶島と浅野の先発が濃厚だとのこと。今日はフレッシュな力で、久々の勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で、午後7時キックオフ。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。仕事の関係で微妙ですが、可能であればブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<20.7.21> 明日はJ1リーグ戦第6節。サンフレッチェはアウェイでG大阪と対戦します。
 再開初戦こそC大阪に競り負けたガンバでしたが、第3節名古屋線を後半アディショナルタイムの得点で同点に持ち込むとその後は勝負強さを見せて2連勝。調子を上げてきています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
L1H ●0-1 柏   【柏】オルンガ
1A ○2-1 横浜FM 【G】倉田、矢島、【FM】マルコス・ジュニオール
2H ●1-2 C大阪 【G】アデミウソン、【C】奥埜、丸橋
3A △2-2 名古屋 【G】三浦、渡邊、【名】マテウス、ガブリエル・シャビエル
4A ○2-1 清水  【G】小野瀬、渡邊、【清】立田
5H ○2-1 大分  【G】宇佐美、アデミウソン、【分】渡
 前節は大分に先生を許したものの落ち着いて反撃し、宇佐美の1ゴール1アシストの活躍で逆転勝利を収めています。勝点を10に伸ばし、順位を5位まで上げてきたガンバ。明日はホームの利を生かして首位追撃を狙っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、大分戦の逆転負けから1分け1敗とショックを払拭できていません。明日はC大阪戦で試した2トップを再び使うのか、それとも1トップに戻すのか。選手のコンディションを見ながら選手起用をすることになりそうです。ということで、私の希望も込めたメンバー予想は次の通り。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

       青山

茶島             藤井

   川辺      森島

     ドグ  永井

SUB:林、井林、藤井、柴崎、野津田、ハイネル、レアンドロ・ペレイラ
 ボールを動かしながら主導権を握るサッカーを目指している今季のサンフレッチェですが、なかなか思い通りに行かないのが今の成績に反映していると思われます。明日は連戦で体力的に厳しいところもあるでしょうが、チーム全体で助け合って勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<20.7.20> 7/26(日)に行われるホーム・名古屋戦のチケットが昨日から発売となっています。昨日の11時からお申し込みできるのはシーズンパスを寄付された方で、25%の割引となります。また今日の11時から明日まではサンフレッチェクラブ会員のみの先行販売で、こちらは割引率は20%。そして一般販売は7/22(水)の11時からとなっています。チケット販売はJリーグ公式チケットからとなっていますので、こちらからお申し込みください。
 一方水曜日のG大阪戦のチケットも販売中ですので、観戦できそうな方はJリーグチケットよりご購入下さい。
<20.7.19> 昨日エディオンスタジアム広島で行われたJ1リーグ戦第5節で、サンフレッチェは終盤の猛攻も及ばずC大阪に1-2で敗れ、順位を9位に下げました。
 永井が古巣相手に今季初先発し、ツートップの布陣で戦いました。
       林卓

   野上  荒木 佐々木

       青山(→東85分)

ハイネル          清水(→藤井HT)

   川辺      森島(→野津田75分)
   (→茶島55分)
    ペレイラ 永井(→ドグHT)

SUB:大迫、井林
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、丸橋、瀬古、ヨニッチ、MF:藤田(→木本90+3分)、デサバト、清武(→片山82分)、坂元、FW:都倉(→豊川82分)、奥埜(→鈴木90+1分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートはセレッソで、8分にロングパスを受けた都倉が反転して打ってきます。また9分にもCKのこぼれをシュート。広島は16分にレアンドロ・ペレイラの守備から川辺が飛び出す、と言うシーンを作りましたが、それ以外の時間はプレスが嵌まらずセレッソにボールを支配されます。そして前半19分、坂元がキックフェイントで清水をかわして低いクロス。これに佐々木が触れたもののクリアしきれず、そのままオウンゴールとなってしまいました。
 その後広島も反撃に出て、21分には永井がシュートを放ちましたがブロックされますが、36分には清武のFKがクロスバーを直撃する、と言うシーンを作られます。広島は42分に右サイドでのパス交換からチャンスを作り、最後は青山がミドルシュートを放ったもののGKに防がれ、1点のビハインドで前半を終えました。
 後半の頭からドウグラス・ヴィエイラと藤井を投入して流れを変えようとする城福監督。しかし4分に川辺が奪われC大阪のショートカウンターとなって、最後は藤田が林の股を抜いてシュートを決められてしまいます。しかし広島もその直後に森島のスルーパスで抜け出したドウグラス・ヴィエイラがヨニッチに倒されPKをゲット。これを自ら蹴って決めて、再び1点差に詰め寄りました。
 その後城福監督は茶島を右WBに入れ、ハイネルを中央に移して攻勢を強めます。そして13分にはレアンドロ・ペレイラが強引に突破してシュートしましたが枠外。27分にもレアンドロ・ペレイラが抜け出してシュートしましたがGK正面に行ってしまいます。セレッソもセットプレーとカウンターから追加点を狙いに来て、18分には坂元のヘッドがクロスバーを叩き、30分の坂元のシュートも枠を外れて助かります。後半の後半は広島がほぼ一方的に押し込み、31分には野津田、ハイネルが続けざまにシュートしましたがキム・ジンヒョンがセーブ。33分のドウグラス・ヴィエイラのシュートもDFに当たります。更に34分の青山の強烈なミドルも、38分のレアンドロ・ペレイラのドリブルからのシュートもキム・ジンヒョンの牙城を破ることができません。後半アディショナルタイムにもレアンドロ・ペレイラが、佐々木がヘッドで狙いましたがネットを揺らすことができず、久々のホームのサポーターに勝利を届けることはできませんでした。
 今季初めて3-5-2でスタートしたサンフレッチェ。前からの守備でボールを奪う、と言う形を狙っていたものの、上手くいったのは前半16分のシーンぐらい。むしろ中盤のスペースを埋めることができずにボールを回され、ずるずると下がってしまうシーンが目立ちました。また失点シーンもこれまでには無かった形で、守備と攻撃のバランスがうまく取れていなかった印象を持ちました。大分戦、鳥栖戦と内容が悪くなって行く中で結果も出なくなったサンフレッチェですが、選手を入れ替え戦術を変えてみたもののうまくいかなかった、と言うことではないかと思います。
 ただその一方で、2点目を取られた後にすぐに1点を取り返し、その後は圧倒的にボールを支配して攻め続けたことはポジティブに考えて良いように思います。やはり今季の基本戦術は前からのプレスで、それもチーム全体が連動して動くこと。過密日程と暑さでペースを落とさざるをえない時間帯があるのは止むを得ないとしても、やはりチーム全体が思いきって戦いを挑むことが重要だと言うことが、改めて分かったのではないでしょうか。この試合でも途中から出場した藤井、茶島、野津田らがチームを活性化させましたが、先発の11人だけでなくベンチスタートのメンバーや、この日はベンチ外だったメンバーも含めてこころを一つに強い気持ちで戦うことが、3試合連続勝ち無しの苦境から脱する一番の道なのではないかと思います。次の試合はまた3日後なので、コンディションの良い選手を見極めて、戦えるチームを送り出して欲しいと思います。

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