8/30〜9/5のSANFRECCE Diary


<20.9.5> 中国新聞によると、昨日北海道に移動して前日練習に臨んだ城福監督は「われわれがいかに勝点3に意欲的であるかを見せられるようアグレッシブに戦う」と語っていたそうです。札幌の2017年のJ1復帰以降、カップ戦を含めて5戦未勝利と言う苦手のアウェイ戦ですが、チーム全員の力を合わせてこれまでの悔しさを晴らして欲しいものです。
 今日の試合会場は札幌厚別公園競技場で、午後2時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<20.9.4> 明日はJ1リーグ戦第14節。サンフレッチェはアウェイで札幌と対戦します。
 ルヴァンカップではプライムステージに進出した札幌ですが、8月中に勝った試合はそのグループステージの広島戦だけ。リーグ戦では6試合未勝利と苦しい戦いが続いています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L2H ○1-2 広島  【札】金子拓、ドウグラス・オリヴェイラ、【広】浅野
9A ●1-3 清水  【札】鈴木、【清】金子翔、ヘナト・アウグスト、カルリーニョス・ジュニオ
L3H △1-1 横浜FC 【札】アンデルソン・ロペス、【F】瀬沼
10H ●1-6 川崎F 【札】ジェイ、【川】車屋、三苫2、レアンドロ・ダミアン、小林2
11H △1-1 大分  【札】ルーカス・フェルナンデス、【分】伊佐
29A ●1-4 横浜FM 【札】アンデルソン・ロペス、【M】ジュニオール・サントス2、畠中、仲川
13H △0-0 名古屋
LQFH ●1-1 横浜FM 【札】駒井、【M】天野
   PK4-5
 水曜日に行われたルヴァンカップ準々決勝ではレギュラーを起用して戦いましたが、終盤に追いつかれてPK戦の末に敗れています。ただこの試合では最近着手しているマンツーマンディフェンスが機能していたそうで、内容的には悪くなったとのこと。明日は中2日での試合となるためある程度メンバーを入れ替えてくる可能性がありますが、先週後半から涼しい北海道で練習を続けていることを考えると十分な準備をしていると考えた方が良いと思います。
 対するサンフレッチェですが、再開後の全試合に出場していた藤井が立命館大に戻ったためこの試合から不在となります。また練習では主力組のメンバーをいろいろ入れ替えていたとのことですが先発起用するかどうかは分からないので、次のようにメンバーを予想しておきます。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             柏

   浅野      森島

      ペレイラ

SUB:林、井林、清水、ハイネル、東、エゼキエウ、レアンドロ・ペレイラ
 こちらも8月の勝利は湘南戦だけ、と苦しんでいる広島ですが、内容は良いので何とか結果に繋げたいところ。明日は選手全員の力を合わせて、勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<20.9.3> 中国新聞によると、昨日は「メンバー選考を兼ねた紅白戦を実施し、新たな組み合わせを模索した」そうです。これまで3バックは野上、荒木、佐々木がリーグ戦全試合に先発出場していましたが、昨日は井林と清水が主力組でプレーしていたとのこと。また藤井が大学のリーグ戦出場のためしばらく出場できなくなることから、東がウィングバックに専念していたそうです。これまでリーグ戦には23選手が出場していますが、全1,080分のうち半分以上プレーしているのは10人だけとやや固定化している感もあるだけに、今後の過密日程を勝ち抜くためには多くの選手に出場機会をつかんでもらわなければなりません。
<20.9.2> 中国新聞によると、広島市の松井市長は一昨日の記者会見で中央公園広場へのサッカースタジアム建設計画について「全体の予算規模を明示しながら具体的作業に着手しなければ、議論ばかりで前に進まない」とした上で、広島市と広島県の負担割合1対1を「仮置き」しながら作業を進めると説明したとのことです。スタジアム建設費の257億円については、エディオンが30億円、マツダが20億円を寄付すると表明。公園整備や防災機能の向上のための国からの交付金78.8億円、地元企業からの寄付金10億円、個人からの寄付金3億円、市債を27.1億円と想定し、残る88億円余りを市と県で分担することになります。松井市長は「県民市民に納得してもらう施設にしたい」と述べて、「県全体に恩恵がある具体像を議論しながら県市が足並みをそろえて2021年度当初予算案に必要経費を計上したい考えを示した」そうですが、広島県の湯崎知事は協力する姿勢を示しながらも負担割合については「どちらかというと白紙の状況」と述べるにとどまったとのこと。サッカー専用スタジアム建設に向けて前進はしているものの、事業費確保に向けてはまだまだ乗り越えなければならない壁は少なくない、とのことです。
<20.9.1> 昨日サンフレッチェは、サンフレッチェ応援アプリの開発に向けてStadium Experiment社と基本合意書を締結した、と発表しました。Stadium Experiment社は「スポーツ観戦をデジタル・トランスフォーメーションする目的で、クリエイティブ集団PARTYにより新たに設立された」会社で、選手の3Dスキャン技術を活用したクラブ専用アプリ「スタジアムアプリ™️」を開発しているとのこと。その手始めとして広島の他に札幌、清水、町田、奈良でアプリを導入し、9月から運用開始することになりました。サンフレッチェ専用のアプリは「SAPORTA」と言うネーミングで、サービス内通貨である「サポート」を使ってグッズ購入や選手のサポートができるとのこと。コロナ禍により観戦様式やクラブ経営に新しい形が求められる中で、「クラブ・選手との新しい関係を生み出す壮大な実験」(Stadium Experiment社伊藤CEO)に参加することになります。
<20.8.30> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第13節仙台戦は、お互いに何度も決定機を作ったものの1点ずつを取り合っただけに終わり、痛み分けとなりました。
 城福監督はハイネルを2試合連続でボランチで起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

    ハイネル 川辺
    (→青山80分)
茶島             柏(→東64分)
(→藤井80分)
   ドグ      森島(→浅野64分)
   (→エゼキエウ85分)
      ペレイラ

SUB:林、井林
 対する仙台は、GK:スウォビィク、DF:柳、吉野、平岡、蜂須賀(→兵藤69分)、MF:浜崎、椎橋、関口、FW:真瀬、石原(→西村64分)、ゲデス(→長沢84分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは仙台で、石原のポストプレーからゲデスがシュートしましたが枠外に外れます。逆に3分、佐々木のクサビのパスを受けたレアンドロ・ペレイラが反転するとペナルティエリアの外からシュート。これがGKの手を弾いてゴールネットに突き刺さって、広島が幸先良く先制点を奪いました。
 その後も5分の茶島のクロスや11分の川辺のドリブルからのシュートなどでチャンスを作ったものの、徐々に重心が後ろに下がって仙台の攻勢を受けます。前半14分にはCKのこぼれを打った蜂須賀のシュートはバーを直撃。17分にはCKを蜂須賀が折り返しましたが大迫がおさえ、20分の真瀬のヘッドも大迫がナイスセーブで防ぎます。また24分にもFKのこぼれを石原に狙われましたが枠外に外れて助かります。広島も34分にハイネルがシュートチャンスを作ったものの、39分にはゲデスの危ういシュートを大迫が好反応で防ぎます。広島は前半終了間際にようやく押し返す時間を作ったものの全般的には押され気味の展開で、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは広島が攻勢をとって、2分には川辺のクロスにレアンドロ・ペレイラが合わせましたが枠外。3分には茶島の仕掛けからのクロスがわずかに合わず、4分にはペナルティエリア内でパスミスを奪ったドウグラス・オリヴェイラがGKもかわしてシュートしましたがDFに当ててしまい、こぼれを打ったものの枠を外してしまいます。続いて19分には川辺のパスから浅野がシュートしたもののGKの正面を突きます。数々のチャンスを作った広島でしたが、チャンスを逃し続ければ罰を受けるのがサッカーの法則。後半26分、仙台の縦パスが右に流れた選手に繋がり、荒木が対応したものの転倒して真瀬に折り返しを許します。そしてそこに走り込んだ兵藤にゴールを奪われ、同点に追いつかれてしまいました。
 何としても勝ちたい広島は、次々と選手を入れ替えて攻勢を強めます。そして31分にはクロスのこぼれを浅野が打ちましたがGKがキャッチ。38分には川辺が惜しいシュートを放ちます。後半42分には川辺のクロスに荒木が合わせたもののバーに弾かれ、後半アディショナルタイムにはFKのこぼれを佐々木がシュートしましたがGKのスーパーセーブに防がれます。終盤は広島がほぼ一方的に攻め続けたもののゴールネットは揺らせず、勝点1を取っただけに終わりました。
 試合後に城福監督は「勝点3を取らないといけないゲームだったと思います」と語っています。前半から相手にボールを持たれる時間が長く、決定機も作られていたものの大迫の活躍で失点は防いでいたので、そのまま逃げ切るべき試合だったと思います。失点シーンでは縦パスを受けたゲデスが荒木と絡んで倒れた時に、「PKか?」と一瞬集中が切れたのかも。そこでこぼれ球に反応した真瀬とマークを振り切ってスペースに入って行った兵藤にゴールを許してしまったわけで、小さいミスの連鎖が失点に繋がった、と言わざるをえないと思います。またミス、と言えば後半4分のビッグチャンスのシーンも同様で、相手のパスミスによりドウグラス・ヴィエイラが完全にフリーになったにも関わらず、DFのいるところにシュートしてしまいました。他にもビッグチャンスを作りながら決めきれないシーンは多かったわけで、それらのうちどこかで追加点を取って勝つべき試合だった、と言って良いでしょう。なかなか結果が出ない中ですぐに次の試合が来るのは難しいところではありますが、ルヴァンカップで敗退したおかげで次の試合まで1週間空くことを利用して、しっかりと修正して欲しいと思います。

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