9/20〜9/26のSANFRECCE Diary


<20.9.26> 明日はJ1リーグ戦第19節。サンフレッチェはホームにG大阪を迎えます。  第3節から4連勝で2位まで浮上していたガンバでしたが、第11節以降は1勝1分け4敗と調子を落とし、現在9位となっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
6H ○1-0 広島  【G】三浦
7A ○2-0 神戸  【G】小野、宇佐美
8H ●0-1 川崎F 【川】大島
L2A △1-1 大分  【G】パトリック、【分】小塚
9H ○2-1 横浜FC 【G】アデミウソン、パトリック、【F】斉藤光
L3A ○2-1 湘南  【G】唐山2、【湘】山田
11H ●1-3 浦和  【G】井手口、【浦】関根、レオナルド、武藤
12A △1-1 鹿島  【G】小野瀬、【鹿】犬飼
13H ●1-3 FC東京 【G】宇佐美、【東】ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロ、アダイウトン
14A ○4-1 仙台  【G】山本、アデミウソン、倉田、井手口、【仙】ゲデス
15A ●0-3 柏   【柏】オルンガ、江坂2
16H ●0-1 湘南  【湘】大野
17A ○1-0 札幌  【G】渡邉
18H ○2-1 名古屋 【G】山本、宇佐美、【名】金崎
 前節は前半21分に先制点を許したものの、後半8分に山本が直接FKを決めて同点に追いつき、後半終了間際に途中出場の宇佐美が決めて逆転勝利を収めています。後半31分の一気の3枚替えが功を奏してホームでの連敗を3で止めるとともに、およそ2ヶ月ぶりに連勝したガンバ。この勝利で、チーム全体の意気が上がっているのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節は温存した青山、柏らが先発復帰することになりそうです。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             柏

   浅野      森島

       ドグ

SUB:大迫、井林、ハイネル、東、土肥、エゼキエウ、永井
 大分戦ではハイプレスを続けることでリズムを作ったサンフレッチェとしては、明日も同様の戦いを貫いて結果を出したいところ。誰が出場することになっても全力で役割を果たして、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
<20.9.25> プレスリリースによると、日曜日に行われるG大阪戦の前売券の売れ行きは順調で、「メインSS指定席」「メインS指定席」「バック指定席」「セブンーイレブン フィールドシート」は既に完売。またサポーターAゾーンと車いす席も残り少なくなっており、十分に残っているのはバックスタンドのゾーン指定とサポーターBゾーン(バックスタンド側)のみとなっています。この試合から入場者数上限が7,000人に緩和されていますが前売りのみで売り切れる可能性もありそうなので、観戦予定の方はJリーグチケットから早めにご購入下さい。
<20.9.24> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第18節大分戦は、我慢の展開から後半に2点を取って突き放し、3試合ぶりの勝利を挙げました。
 広島は前節から先発6人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
        林

   井林  荒木 佐々木

    ハイネル 柴崎(→野上80分)
    (→川辺63分)
茶島             東
(→柏72分)
   土肥      森島(→浅野73分)

       永井(→ドウグラス・ヴィエイラ63分)

SUB:大迫、野津田
 対する大分は前節から4人入れ替えて、GK:ムン、DF:三竿、鈴木、岩田、羽田、MF:松本、町田(→星80分)、野村(→田中69分)、高山(→高澤69分)、前田(→島川80分)、FW:渡(→知念59分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島は積極的に前からボールを奪いに行き、大分を追い込んで行きます。15分には森島のパスで東が抜け出したもののトラップが乱れてDFがクリア。18分にはハイネルがターンして前線に送りましたが永井には合いません。また36分には井林のロングパスを永井がペナルティエリア内で収めると中央へクロス。これを東がヘッドで狙いましたが惜しくもバーに弾かれます。大分も時折サイドからのクロスで得点を狙ってきましたがシュートは許さず、両者とも決め手の無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半開始からしばらくは大分がパスカットから、あるいはロングパスから広島陣内に攻め込むシーンが続きます。しかし城福監督が川辺とドウグラス・ヴィエイラを投入すると再び広島のペース。後半19分には森島が惜しいシュートを放ちますがクリアされます。そして飲水タイム直後の後半24分、茶島の浮き球のパスをドウグラス・ヴィエイラが前向きに収めるとDFラインのギャップにパス。ここに走り込んだ森島が決めて、広島が先制点を奪いました。
 この後も広島がゲームを支配して、28分には川辺が遠目から狙いましたが枠外に外れます。大分も田中達也が左から仕掛けて、36分にはミドルで狙いましたが林が素晴らしいセーブを見せます。そして後半40分、大分のプレスをかわして柏がパスを送ると、ドウグラス・ヴィエイラが抜け出してコースを狙って2点目を奪います。そしてその後は大分の反撃を落ちついて跳ね返し、最後はコーナーで時間を使ってそのまま逃げ切りました。
 両チーム合わせてシュートは9本。特に前半は広島の1本だけだったと言うことでDAZNの解説は「塩試合」のような言い方をしていましたが、決してそんなことは無かったと思います。広島は試合の最初から最後までハイプレスを敢行し、パスでかわされても諦めずに追い続けました。中でも13試合ぶりにリーグ戦の先発となった永井はシュートこそ無かったものの常に全力で前線で追い続け、前半12分にPK獲得か、と思わせたシーンはチームに勢いをもたらしました。この試合でゴールを決めたのは「レギュラー」の森島とドウグラス・ヴィエイラでしたが、試合に勝てたのは永井、土肥、柴崎、井林ら「控え組」を含めた全選手が自らの「ミッション」を完遂したためだった、と言って良いでしょう。前回の対戦では終盤に逆転負けを食らうと言う「屈辱」を受けた大分戦でしたが、この試合で十分にその借りを返すことができた、と言って良いのではないでしょうか。
 この試合で広島は全リーグ戦の半分を消化して勝点は25。優勝した2012年以来の17試合消化時点での勝点は33, 36, 27, 34, 29, 10, 41, 27だったのと比較すると、森保監督が退任した2017年に次いで少ない勝点、と言うことになります。特に城福監督が就任してからは一番悪い成績と言うことになりますが、ただハイプレスの戦術を浸透させ、ベテランを適切に起用しつつ若手を育てていることを考えると、チームとしては着実に成長してきている、と言って良いと思います。首位の川崎Fは消化試合が2試合多いとは言え勝点は50。残り17試合で勝点差25を逆転するのは非常に困難だと言わざるを得ないのですが、目標は高ければ高いほど目指し甲斐があると言うもの。残り17試合をチーム一丸となって戦って、一つでも上を目指して欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  大分公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  大分vs広島で珍事
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評
Football LAB
<20.9.23> 中国新聞によると、昨日の前日練習では主力組を6人入れ替えていたとのこと。今日はワントップには永井、トップ下には土肥、ボランチにはハイネルと柴崎、ストッパーには井林を起用して、3試合ぶりの勝利を目指すことになりそうです。
 今日の試合会場は昭和電工ドーム大分で、午後7時キックオフ。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。ブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<20.9.22> 明日はJ1リーグ戦第18節。サンフレッチェは大分とのアウェイゲームを戦います。
 第3節に広島に逆転勝利した後は第14節まで1勝4分け7敗と苦しんでいた大分でしたが、第16節に仙台に快勝するとその後は3連勝で、広島と同勝点で11位まで順位を上げてきています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
3A ○2-1 広島  【分】高澤、三平、【広】レアンドロ・ペレイラ
4H △1-1 神戸  【分】岩田、【神】古橋
5A ●1-2 G大阪 【分】渡、【G】宇佐美、アデミウソン
6H ●0-3 名古屋 【名】吉田、丸山、米本
7A ●2-4 清水  【分】知念、高澤、【清】ファン、カルリーニョス・ジュニオ、立田、ヴァウド
8H ●1-4 鹿島  【分】高澤、【鹿】エヴェラウド3、伊藤
L2H △1-1 G大阪 【分】小塚、【G】パトリック
9A ●0-2 川崎F 【川】三苫、レアンドロ・ダミアン
L3A ●1-3 柏   【分】渡、【柏】細谷、北爪2
10H ○1-0 横浜FM 【分】田中
11A △1-1 札幌  【分】伊佐、【札】ルーカス・フェルナンデス
12H △0-0 柏
13A ●1-2 浦和  【分】三平、【浦】レオナルド、橋岡
14H ●0-1 FC東京 【東】安部
15H △2-2 湘南  【分】島川、伊佐、【湘】石原直、大岩
16A ○3-0 仙台  【分】三平、知念、田中
24A ○3-2 FC東京 【分】松本、田中、野村、【東】レアンドロ、品田
17H ○1-0 横浜FC 【分】田中
 前節はFC東京戦から先発6人を変更して戦うと、序盤からペースを握って前半38分に先制。その直後に得たPKは決めることができなかったものの、後半の横浜FCの猛攻を凌いで勝利しています。3週間連続のミッドウィークの試合、しかも前節から中2日とと言うことで体力的には厳しいものと思われますが、勝っている時にはむしろ間隔を空けずに戦った方が良い結果が出るもの。明日も勝って連勝を伸ばすつもりで、待ちかまえているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、モバイルサイトによると城福監督は大分戦のメンバーについて「グラウンドでやっている(控え)選手たちに、いかにチャンスを与えて行くか」と語っていて、ある程度の選手の入れ替えを示唆しています。一時期怪我のため離脱していた永井が調子を上げている、と言う情報もあるので、思いきって大きくメンバーを入れ替えてくる可能性もありそうです。と言うことで、希望も込めて以下のようにメンバーを予想しておきます。
        林

   野上  荒木 佐々木

     柴崎  川辺

ハイネル           東

   浅野      ドグ

       永井

SUB:大迫、井林、青山、柏、森島、エゼキエウ、レアンドロ・ペレイラ
 3試合連続のアウェイゲームで、しかも中3日と厳しい条件での戦いとなりますが、こういう時こそ必要なのがチーム全員で戦うこと。前回のホームゲームで試合終了間際で逆転負けを食らった悔しさを晴らして、広島に戻ってきて欲しいと思います。
<20.9.21> 土曜日に行われたスーパープリンスリーグ2020中国の第3節で、サンフレッチェ広島ユースは5-1で勝って首位をキープしました。広島の得点は40分に高柳、42分に菅野、45+1分に高柳、後半2分に竹内、42分にOG。失点は後半32分でした。第3節の全結果と順位表は次の通り。
【第3節】
鳥取U-18  3-2 作陽高
米子北高  7-1 玉野光南高
広島ユース 5-1 岡山学芸館高
瀬戸内高  2-3 岡山U-18

        勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1広島ユース    9   3  3  0  0  +17
2米子北高     9   3  3  0  0  +10
3鳥取U-18     6   3  2  0  1  -5
4作陽高      4   3  1  1  1  +1
5岡山U-18     3   1  1  0  0  +1
6就実高      3   2  1  0  1  -1
7瀬戸内高     1   3  0  1  2  -3
8立正大淞南高   0   0  0  0  0   0
9広島皆実高    0   3  0  1  2  -3
10岡山学芸館高   0   3  0  0  3  -6
11玉野光南高    0   2  0  0  2  -11

<20.9.20> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第17節柏レイソル戦は、前半に1点ずつ取り合ったものの後半は動かず、勝点1ずつを分け合いました。
 GKには林、また浅野と茶島を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

   野上  荒木 佐々木

     青山  川辺

茶島             柏(→東61分)
(→土肥80分)
   浅野      森島(→Lペレイラ53分)
   (→ハイネル61分)
       ドグ(→エゼキエウ80分)

SUB:大迫、井林
 対するレイソルは、GK:キム・スンギュ、DF:北爪、山下、古賀、三丸、MF:三原、大谷、戸嶋、江坂、FW:オルンガ、呉屋、と言うメンバーでした。立ち上がりからレイソルにペースを握られ、2分にはクロスにオルンガが合わせましたが林がセーブ。5分には北爪が抜け出してシュートしましたがサイドネットで助かります。そんな流れの中で先制点を奪ったのは広島。浅野のパスから柏が左サイドを突破してクロスを上げると、中央で待ちかまえていたドウグラス・ヴィエイラがヘッドで決めて、幸先良くリードを奪いました。
 これで広島が勢いを増して、サイドからの攻撃で追加点を狙いにいきます。しかしレイソルも押し返して、19分には呉屋のクロスにオルンガが飛び込みましたがわずかに合わず助かります。広島は前半35分、柏のクロスに浅野がフリーで合わせましたが枠外に外れます。逆にレイソルも40分にはオルンガが林もかわしてシュートしましたが荒木がぎりぎりでクリア。42分にもオルンガのシュートを許しましたが佐々木が身体に当てます。そして前半アディショナルタイム、広島の攻撃のコンビネーションが合わずに逆襲を受けて、江坂のパスで北爪に抜け出されるとそのままゴール。前半は1-1で終えることになりました。
 後半に入っても両チームともにパスを繋ぎ、また良く走って激しい攻防が続きます。13分にはオルンガが反転シュートを狙いましたが荒木が対応。また北爪のシュートは浅野がクリアします。また19分にはハイネルからボールを奪ったオルンガがシュートしましたが枠外に外れて助かります。更に21分には江坂に危ないシュートを打たれましたがこれもわずかに枠を外れます。広島は23分にCKの折り返しを荒木が狙いましたが枠外に外し、32分にはレアンドロ・ペレイラが頭で叩きつけましたがGKの好セーブに阻まれます。39分には呉屋のヘッドをバーが弾き、カウンターから押し返しますがパスが合わずにシュートまで行けません。後半アディショナルタイムにはレイソルに決定的なシーンを作られたものの何とか凌いで、勝点1ずつを分け合いました。
 この試合のハイライトは、何と言ってもオルンガと荒木の戦いだったと思います。ここまで16試合で16得点と得点王争いを独走するオルンガに7本のシュートを打たれたものの、本当に危ないシーンは林がかわされた前半40分のシーンぐらい。荒木は無闇に身体で止めるのではなく、仕掛けを見極めて良い形でシュートを打たせないことに集中していたように思います。また類い稀な身体能力を生かしてDFを振り切ってフリーになることの多いオルンガですが、荒木は良く相手を監視して裏を取らせませんでした。昨年ルーキーイヤーにA代表にも選ばれた才能を、着々と伸ばしていると言って良いのではないでしょうか。
 ただその一方でチーム全体としては、いろいろと課題が残った試合だったと言えるように思います。レイソルのホームゲームだったから止むを得ない、とは言え全体的にレイソルの方が動きが良く、攻めに入ったところでパスをカットされてカウンターを浴びるシーンが多かったように思います。また先制点のようにサイドの「ポケット」を取って決定的なシーンを作ることも少なく、練習の成果があまり出せていなかったような印象を受けました。城福監督は「勝点3を絶対に取りたいという思いで柏まで来た。なので、勝点1で終わったことは悔しい」と語っていますが、しかし2試合連続の関東でのアウェイゲームと言う状況の中で、何とか勝点1を確保できたことは悪い結果ではないと思います。次は中3日でまたもや(しかも九州での)アウェイゲームとなりますが、チーム全員の力で乗り越えて欲しいと思います。

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