今週のSANFRECCE Diary


<21.1.9> サンフレッチェは昨日、エゼキエウ選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると年俸は現状維持の4,000万円だとのこと。これで外国人選手との契約は全て終了で、今季はブラジル人4人体制で戦うことになります。4人とも在留資格を有しているため再入国に問題はないそうで、14日を目処に来日して2週間の隔離期間を過ぎたあとに宮崎での1次キャンプに合流することになりそうです。
<21.1.9> サンフレッチェは昨日、ベガルタ仙台からGK川浪吾郎選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。
 つくば市出身の川浪は柏のアカデミーから2010年にトップ昇格し、2011年に期限付き移籍した岐阜でプロデビューして10試合に出場しました。その後レンタルを経て徳島に完全移籍し、新潟を経て2018年から仙台でプレーしていました。
<21.1.9> サンフレッチェは昨日、廣永遼太郎選手が神戸に完全移籍する、と発表しました。
 FC東京のアカデミー育ちの廣永は、2008年に椋原らと共にトップチームに昇格。すぐに横河武蔵野FCに期限付き移籍しました。2015年にFC東京から広島入りした廣永は、林や増田、中林らの陰に隠れてベンチ入りもままならない日々が続いていました。しかし2017年には林の怪我もあって開幕戦に先発。1失点を喫して引き分けに終わったものの、落ち着いたプレーを見せました。またルヴァンカップの3試合と天皇杯の1試合に出場したものの、その後の試合出場は2019年の天皇杯沖縄SV戦のみに終わりました。これまでなかなか出場機会が掴めない中で難しい立場だったのではないかと思いますが、ここで神戸からのオファーがあったと言うのは広島で積み上げてきたものが評価されたからではないか、と思います。ぜひその力を神戸で見せて、チャンスをつかんで欲しいと思います。

<21.1.8> サンフレッチェは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると、年俸は現状維持で推定5,000万円。これで契約更改のリリースがまだなのはエゼキエウ、廣永、鮎川の3人だけとなり、今季の主力はほぼ固まった、と言えそうです。
<21.1.8> サンフレッチェは昨日、松本泰志選手の福岡への期限付き移籍が終了するとともに、セレッソ大阪に期限付き移籍すると発表しました。一昨年は開幕からレギュラーを務めて日本代表にも選ばれた松本泰でしたが、昨年はベンチ入りもできない状態が続き8/22に福岡に期限付き移籍しました。そして翌日の第14節栃木戦に先発フル出場して勝利に貢献すると、その後はレギュラーとして25試合に出場。そこまでは16位だったチームも松本泰の加入とともに快進撃を開始して、第17節から12連勝して首位に立つと、その後の長崎の猛追をかわしてJ1昇格を決めました。まさにJ1昇格のキーパーソンとなった松本泰でしたが、ここで福岡残留でも広島復帰でもなくC大阪への移籍を選んだのはよほどの思いがあったのではないかと思います。広島に戻ってこなかったのは残念ですが、ぜひともC大阪で大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。
<21.1.7> サンフレッチェは昨日、柏から横浜FMにレンタルされていたジュニオール・サントスを完全移籍で獲得した、と発表しました。2017年に23歳でブラジルのオズヴァウドゥ・クルスFCでプロデビューしたジュニオール・サントスは、翌年はポンチ・ブレッタで9得点を挙げてブレイク。更に2019年には半年で10ゴールを挙げる活躍を見せて柏レイソルに移籍しました。しかしオルンガやクリスティアーノの壁に阻まれて、2019年は8試合の出場にとどまり無得点。また昨年もなかなか出場機会を掴めず、8/11に横浜FMに期限付き移籍しました。するとその8日後の清水戦で移籍後初先発していきなり2ゴールを決めて3試合ぶりの勝利に貢献。次節の広島戦でも先制ゴールを奪ってレギュラーを確保すると、リーグ戦25試合のうち22試合に出場して13ゴールを挙げる活躍で、エリキと並んでチーム得点王に輝きました。188cmの高さだけでなくドリブルもスピードもあり、足立強化部長によると「周囲の選手に点を取らせることができる」(中国新聞による)選手だとのこと。決定力の高さも考えると、「レアンドロ・ペレイラの穴を埋める」以上の存在になりえる選手だと言えそうです。
<21.1.7> プレスリリースによると、エミル・サロモンソン選手はアビスパ福岡に完全移籍することになりました。2019年にスウェーデン1部のIFKヨーテボリから広島入りしたサロモンソンは、開幕戦に先発して同点ゴールを決めるなどチームのスタートダッシュに貢献しましたが、初めての途中出場となった第12節鳥栖戦でクリアしたボールがネットに収まり敗戦の原因となるオウンゴール。次節の浦和戦では先発したものの股関節を傷めて戦列を離れ、その間にハイネルにポジションを奪われて19試合の出場に終わり、昨年は福岡に期限付き移籍。そこでほぼ全試合に出場して2ゴールを挙げて、J1昇格に貢献しました。中国新聞によると契約満了により移籍金は発生しないとのことですが、それ以上に福岡で不可欠な戦力だと評価されたのではないでしょうか。
<21.1.7> サンフレッチェは昨日、清水航平選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると現状維持で、推定年俸は2,500万円だとのことです。
<21.1.6> サンフレッチェは昨日、ブラジルのトンベンセからレンタル中のハイネル選手の期限付き移籍期間を延長する、と発表しました。広島に来て2年目の昨年は開幕から主に右WBで先発出場していましたが、右膝の負傷により9/27のG大阪戦を最後に欠場が続き、11月には治療のためブラジルに帰国していました。中国新聞によると年俸は現状維持の4,000万円で、ボランチやトップ下でもプレーできる点が評価された、とのことです。
<21.1.6> サンフレッチェは昨日、野津田岳人選手が甲府に期限付き移籍する、と発表しました。
 広島市西区生まれの野津田はサンフレッチェ広島Jrユースからユースに昇格して、1年生の時からレギュラーに抜擢されて高円宮杯3連覇に貢献。また2種登録でリーグ戦5試合に出場するとともにU-15からU-23までの年代別代表に継続的に選ばれるなど、将来の主力として期待されて2013年にトップ昇格しました。そしてプロ1年目にはリーグ戦20試合に出場して4ゴールを挙げるなど主にスーパーサブとして活躍。2015年には先発出場も増えてリーグ優勝にも貢献し、いよいよレギュラー獲りか、と思えました。しかしクラブW杯での怪我が原因でリオ五輪予選代表を辞退することになり、リーグ戦での出場機会が得られなかったこともあって新潟に期限付き移籍。18試合に出場して2ゴールを決める活躍を見せたものの、リオ五輪はバックアップメンバー止まりで出場を逃しました。その後2017年には清水に、シーズン途中からは仙台に期限付き移籍。特に2018年には主にボランチとしてポジションを確保して、リーグ戦23試合2064分出場しました。そして2019年には満を持して広島に復帰。開幕から先発で起用されてスタートダッシュに貢献しましたが、シーズン途中からメンバーから外れることが多くなり結局リーグ戦出場は17試合。また昨年は8試合の出場にとどまり、2年連続でノーゴールに終わりました。広島でもっと頑張るか、それとも新天地を求めるか、悩みも大きかったのではないかと思いますが、野津田も既に26歳。不退転の気持ちで甲府に行って、大きく成長して欲しいと思います。
 なお昨日は2018年から岐阜にレンタルされていたイヨハ理ヘンリー選手が、鹿児島ユナイテッドに期限付き移籍する、と発表しました。
<21.1.5> サンフレッチェは昨日、女子プロチームにちふれASエルフィン埼玉から福元美穂選手と木崎あおい選手が、またノジマステラ神奈川相模原から川島はるな選手が完全移籍で加入する、と発表しました。  福元選手は鹿児島県出身のGKで、2001年に当時地域リーグに属していた岡山湯郷Belleに加入し、2003年のLリーグへの昇格に貢献。2016年のINAC神戸への移籍を経て、2019年からエルフィン埼玉でプレーしていました。またなでしこジャパンには2002年の釜山アジア大会から招集されて、2006年のアジア大会や2012年のロンドン五輪で活躍しました。
 木崎選手は埼玉県出身のDFで、浦和レッズレディースユースから2016年にトップ昇格し、2019年にエルフィン埼玉に移籍。昨シーズンは公式戦全試合に出場して2ゴールを挙げています。これまでなでしこジャパンの招集はありませんが、2018年のU-20日本女子代表など年代別代表の選出経験があります。
 川島はるな選手は静岡県出身のMF/FWで、JFAアカデミー福島から2012年にベガルタ仙台レディースに加入し、2015年にはノジマステラ神奈川相模原に移籍。2016年のなでしこリーグ2部優勝と1部定着に貢献し、昨シーズンは全試合に出場して2ゴールを挙げています。こちらもなでしこジャパンの招集歴は無いものの、U-16からU-20までの年代別代表に継続して選ばれ、2010年のU-17女子W杯の準優勝や2011年のAFC U-19女子選手権の優勝に貢献しました。
<21.1.4> 遅くなりましたが、紫熊倶楽部1月号(Vol. 275)を紹介します。タイトルは「ワイドの挑戦者」で、最初に取り上げられているのは浅野雄也選手。札幌戦の85分のプレーを例に挙げて、「サイドは広島の生命線」であると書いています。続いて取り上げられているのは茶島選手。ボランチやトップ下など中央でプレーしてきた彼が、サイドに「配置転換」された思いと自粛期間中の生活、大分戦後の「地獄のような思い」、そして昨シーズンの戦いと今後に向けての決意を語っています。3人目は東選手で、1時間に及ぶZOOMでのインタビューで「自信をなくすことなんて、考えたこともない」と言う思いを引き出しています。更にモノクロページでは柏選手、松本大弥選手、藤井選手、土肥選手をピックアップしています。
 「READERS AREA」を挟んで「アウェイ見聞録」では、「テンションがあがったディープな街」として大阪での食べ歩きを描いています。続く記事では森崎和幸C.R.M.が、「俺たちの円陣プロジェクト」への支援について感謝の言葉を述べています。「MATCH REPORT」は、名古屋戦、横浜FC戦、C大阪戦、湘南戦、札幌戦。「COLUM for SPL∞ASH/I Love SANFRECCE」では室井萌々さんが「偏愛している」と言う青山選手への思いを語っています。また「掛本智子のFACE TO FACE」では、ケーブルテレビ局ちゅピCOMで行った全選手+α(松本泰志選手、森崎兄弟、中野編集長)へのアンケート結果を紹介。そして最後は「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税別360円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店等でご購入下さい。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからお買い求めください。
<21.1.3> サンフレッチェは昨日、佐々木、柏、茶島との契約更改を発表しました。中国新聞によると、佐々木は300万円増の4,500万円。柏は現状維持の6,000万円で、茶島は300万円増の2,000万円で合意した、とのことです。
<21.1.2> 年末に招集されたU-23代表候補は、活動の締めくくりとして12/26に関東大学選抜と45分×2本+30分×1本の練習試合を行いました。JFAの公式サイトによると最初のメンバーは、GK:沖、DF:森下、渡辺剛、町田、高嶺、MF:金子大、安部、金子拓、渡辺皓、相馬、FW:一美。序盤は金子大や森下のシュートなどで相手ゴールを脅かしたものの、なかなか攻撃の糸口がつかめずスコアレスで45分を終えました。2本目からはGKに波多野が入ると、54分に森下のクロスを安部が落とし、これを一美が決めて先制点を奪いました。60分からはフィールドプレーヤー全員が入れ替わって、GK:波多野、DF:中村帆、橋岡、瀬古、古賀、MF:齊藤未、田中駿、浅野、郷家、前田、FW:上田と言うメンバーになると、数分後にCKから橋岡が決めて2-0としましたがその後は追加点が奪えず、2本目が終わりました。3本目には大迫がGKに入ると、108分に浅野のクロスを郷家が決めて3点目。そして終了間際には中村帆のクロスを瀬古が決めてダメを押しました。U-23代表は1月のAFC U-23選手権でグループリーグ敗退に終わってから活動がありませんでしたが、一人一人の選手はJリーグで経験を積んでレベルアップしているのは間違いないところ。次はU-24代表として3月に国際親善試合を戦う予定だとのことなので、それまでに更にレベルアップして、東京五輪に向けて良いチームを作って欲しいと思います。
<21.1.1> 新年明けましておめでとうございます。今年もサンフレッチェ広島とSANFRECCE Diaryをよろしくお願いします。
 リーグ開幕戦の直後から4ヶ月にわたって中断し、その後は6ヶ月にわたって過密日程を戦い抜いた2020年シーズン。リーグ戦日程だけでなくルヴァンカップも天皇杯も大幅に縮小され、代表活動もほとんど行われないなど異例尽くしのシーズンとなりました。その中でサンフレッチェはルヴァンカップとリーグの開幕戦に快勝するなど素晴らしいスタートを切ったものの、リーグ戦中断や過密日程の影響からか起伏の多い戦いぶりとなりました。その結果、順位は城福監督就任後最も低い8位。失点はリーグで3番目に少ない37だったものの総得点はリーグ9位タイの46にとどまりました。この数字は4位だったC大阪と全く同じで2位のG大阪(得点46失点42)よりも良かったのですが、勝ち点がG大阪より17、C大阪より12も少なかったのはここぞと言うところでの勝負弱さがあったからだ、と言えます。その一つの指標とも言えるのは、相手に先制点を許した試合は一つも勝てなかったこと。城福監督が総括会見で語っていたように、5人まで交代できると言う特別ルールを上手く活用できなかったこととともに、カップ戦の縮小と練習試合の制限により選手層の底上げが不十分だったことが大きかったのではないでしょうか?今シーズンもコロナ禍の影響が出ない保障はなく、昨年以上に厳しい状況下で戦わなければならない可能性もありますが、そのような中で差が出るとすればいろいろな意味でのマネージメント能力だと思います。城福監督にはこれまで3年間で作り上げてきたチームの底上げをして、チーム力を大きくアップさせる力があるはず。これまで以上に世代交代を進めながら、より強いサンフレッチェを作り上げて欲しいと思います。
<21.1.1> サンフレッチェは昨日、柴崎、青山、増田、井林、東との契約更改を発表しました。中国新聞によると柴崎、青山、増田、井林はいずれも現状維持で、柴崎は4,700万円、青山は7,000万円、増田は1,700万円、井林は2,200万円。昨シーズンは大幅に出場が増えた東は500万円増の1,300万円で合意したとのことです。
<21.1.1> サンフレッチェは昨日、レアンドロ・ペレイラ選手の期限付き移籍期間満了を発表しました。
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