1/17〜1/23のSANFRECCE Diary


<21.1.22> サンフレッチェは昨日、女子プロチームに加入する新人選手を発表しました。大阪出身のDF久保田晴香選手(神奈川大)、東京出身のMF小川愛選手(慶応大)、静岡出身のFW大内梨央選手(東洋大)、愛知県出身のMF柳瀬楓菜選手(藤枝順心高)の4人で、いずれも年代別日本代表の選出歴はありませんが、大内選手は2019年のユニバーシアード女子代表の一員としてイタリア大会に出場し、準決勝では2ゴールを決めてチームを決勝進出に導いています。また柳瀬選手は女子高校選手権で2連覇を果たした藤枝順心高のキャプテンで、将来は女子サッカー界を引っ張る逸材、と期待されているそうです。これで女子プロチームと契約したのは19人で、ほぼチームの骨格は固まった、と言えそうです。因みにWEリーグ準備室長の久保雅義氏のインタビューによると1/24にセレクションを実施するそうなので、そこで何人か追加してチームとしてのスタートを切ることになるのではないでしょうか?
<21.1.22> プレスリリースによると、サンフレッチェは19日に選手1名がコロナ陽性の判定を受けたことから、20日にトップチームの選手、スタッフだけでなく関係するフロントスタッフなど48名の追加PCR検査を実施し、全員が陰性であることを確認したとのことです。この結果を受けてチームは明日から再始動して広島市内でトレーニングを行い、明後日からの宮崎キャンプは予定通り実施することになりました。
<21.1.21> 今朝の中国新聞に、サンフレッチェの選手の今季年俸の一覧が出ています。それによるとダウン査定だった選手はゼロで、ほとんどが現状維持か少々のアップ査定となっています。まとめると以下の通り。
【現状維持】
青山(7000)、柏(6000)、ドウグラス・ヴィエイラ(5000)、
柴崎(4700)、林、エゼキエウ、ハイネル(4000)、清水(2500)、
井林(2200)、永井(2000)、増田(1700)、鮎川(360)

【アップ】
佐々木(4500/+300)、野上(3600/+600)、川辺(3300/+600)、
森島(2000/+400)、茶島(2000/+300)、荒木(1800/+800)、
大迫(1800/+500)、東(1300/+500)、浅野(1200/+400)、
土肥(600/+240)

【新加入】
ジュニオール・サントス(4000)、今津(1000)、長沼(850)、
川浪(650)、藤井(600)
 コロナ禍で経営が悪化する中、昨年は17.5億円だった強化費も減額せざるを得なかったそうですが、出場給と勝利給を減額して年俸を確保したとのこと。各クラブとも経営が厳しい中で若手選手の需要が高まり、サンフレッチェの若手にもオファーがあったそうですが、「残ってもらうために少しでも年俸を上げた」(足立強化部長)ことが功を奏したと言えそうです。またレアンドロ・ペレイラは8000万円の年俸の大幅アップを要求してきたことから早々に方針転換してジュニオール・サントスにオファーしたそうで、結果的に移籍金も含めた総額でも予算より低く抑えることができたとのこと。流出を最小限に抑えるとともに代わりの選手を確保し、有望な若手選手はレンタルに出すことができるなど、サンフレッチェのオフシーズンの戦いは順調だった、と言えそうです。
<21.1.20> サンフレッチェは昨日、トップチームの選手1名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた、と発表しました。これは1/16に実施したJリーグによる定期的なPCR検査によって判明したもの。現時点では当該選手に体調不良や発熱などの症状はないそうですが、1/15と1/18に自主トレーニングに参加していたことから練習場の消毒などを行ったそうです。また今日から開始予定だった全体練習も延期予定ですが、24日から行われる宮崎一次キャンプは予定通り実施する方針だ、とのことです。
<21.1.20> サンフレッチェは昨日、女子プロチームにセレッソ大阪堺レディースから松原優菜選手が、またバニーズ京都SCより谷口木乃実選手がそれぞれ完全移籍で加入した、と発表しました。
 松原選手は大阪生まれのDFで、セレッソ大阪の下部組織からC大阪レディースに昇格して、なでしこリーグの試合に62試合出場して1得点を挙げています。C大阪のサイトによると「冷静な読みと落ち着いたプレーが特長のセンターバック。ディフェンス能力が高く、バックラインに欠かせない存在」だそうで、昨シーズンの途中からレギュラーをとって15試合に出場しています。
 一方の谷口選手は京都生まれのFWで、京都教育大在学中にスペランツァ大阪高槻に加入。エースストライカーとして8得点を挙げて、なでしこリーグ2部の新人賞を受賞しました。そして2018年にバニーズ京都に移籍し、なでしこジャパンにも選出されています。また昨年はFWあるいはMFとして全試合に出場して4得点を挙げています。
<21.1.19> 先週発売の「紫熊倶楽部」2月号(Vol. 276)を紹介します。最初の記事は森崎和幸C.R.M.で、クラブ史上初のクラウドファンディング成功に感謝の言葉を述べています。続く記事は今季の陣容について。主力をほぼキープした上で、出て行った選手を的確に補充した戦力補強について説明しています。そして表紙とともに取り上げられているのは青山選手。35歳になる今年、より高みを目指す強い意欲を語っています。またコラム「THIS IS FOOTBALL」では、厳しい2021シーズンで「残留のために、そして上を目指すために、やっていきたいこと」を書いています。更に足立強化部長が「寅ディションとイノベーション」と言うタイトルで、チームの進む方向性について説明しています。
 「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページは、今季のユニフォームと背番号について。新連載「WEリーグへのチャレンジ」では、中村伸女子チーム監督がインタビューに答えています。また「MARTCH REPORT」はリーグ戦終盤のFC東京戦、柏戦、名古屋戦。「サンフレッチェを支える人々」では、日本航空株式会社の広島支店長と広島空港所長が取り上げられています。「掛本智子のFACE TO FAC」では、「全選手アンケートをやってみたら、面白い結果が」のpart 2。「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最終ページでは「佐々木翔選手が大好きです」と言うSPL∞ASHの岡田あずみさんが取り上げられています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税別360円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店等でご購入下さい。また通販はまだ出ていないのですが、J.LEAGUE ONLINE STOREで購入できるはずです。
<21.1.17> 昨日サンフレッチェは広島市内のホテルで、今季の新加入選手の発表記者会見を行いました。会場ではまず仙田社長が挨拶。4チーム降格と言うレギュレーションとタイトなスケジュールとなる今シーズンを勝ち抜くために、「大変いい陣容で臨むことができる」と述べました。続いて足立強化部長が新加入選手を紹介。川浪選手については「持ち前の明るさでチームを盛り上げ、全体を押し上げて行く存在になってもらえたら」と期待を語りました。また今津選手にはDF陣の競争の激化だけでなく「さらなる強化のピースとして加入してもらった」と語り、ストロングポイントでもある攻撃面での活躍を期待していると説明しました。続く藤井選手については「スピードを武器に、力を存分に発揮して欲しい」と語りました。そして自宅待機中のジュニオール・サントスについては「ピッチの上で躍動して欲しい」と述べました。
 なお川浪、今津、藤井の3人についてはZOOMを使った「新加入選手 ウェルカムトーク」のLIVE配信が行われましたが、その様子はYouTubeのSANFRECCEチャンネルで公開されていますので、ぜひご覧ください。

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