11/14〜11/20のSANFRECCE Diary


<21.11.20> 中国新聞によると、ドウグラス・ヴィエイラと森島のコンディションが良くないことから、エゼキエウの1トップに浅野、茶島のシャドウと言う布陣になりそうだとのこと。このところ3試合で1得点と点が取れていないだけに、若い力で得点を挙げて勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はIAIスタジアム日本平で午後3時キックオフ。チケットはほぼ売りきれているようで、当日券販売は無さそうです。今日も試合中継はDAZNのみで、生配信を見ながらブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<21.11.19> 明日はJ1リーグ戦第36節。サンフレッチェはアウェイで清水エスパルスと対戦します。
 上位進出を目指し、ロティーナ新監督の下で11人の新加入選手を加えて迎えた今季の清水でしたが、第7節から9試合勝ち無しで16位に転落。その後はやや持ち直したものの、夏以降は再び勝てないサイクルに陥って11/4についにロティーナ監督を解任し、平岡宏章コーチが監督を引き継いでいます。五輪以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
23H △2-2 横浜FM 【清】片山、西澤、【FM】マルコス・ジュニオール、エウベル
24H ●0-1 G大阪 【G】山見
25A △1-1 湘南  【清】鈴木唯、【湘】ウェリントン
26H ●0-4 鹿島  【鹿】上田、アルトゥール・カイキ、和泉、遠藤
27A △1-1 名古屋 【清】チアゴ・サンタナ、【名】前田
28A ●1-2 鳥栖  【清】チアゴ・サンタナ、【鳥】白崎、エドゥアルド
29H ○2-1 仙台  【清】チアゴ・サンタナ、藤本、【仙】フェリペ・カルドーゾ
30H ●0-2 神戸  【神】武藤、大崎
31A ○2-1 福岡  【清】チアゴ・サンタナ、カルリーニョス・ジュニオ、【福】ジョン・マリ
32H ●0-1 柏   【柏】三丸
33A ●0-1 川崎F 【川】レアンドロ・ダミアン
34A ●0-4 FC東京 【東】アダイウトン、OG、ディエゴ・オリヴェイラ、森重
35H △2-2 札幌  【清】チアゴ・サンタナ、滝、【札】金子、深井
 平岡監督の初陣となった前節は前半17分に先制点を奪ったもののすぐに追いつかれ、後半早々に逆転を許したものの後半38分に追いついて連敗を3でストップしています。「降格圏」の徳島との勝点差はわずかに3と言うことで、何としても勝利が欲しい清水。明日は必勝体制で広島を迎えようとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、佐々木が戻ってくるものの柴崎とハイネルが出場停止となります。中国新聞によると沢田監督は「実績組に代わって使いたい、と思わせる若手が出てきて欲しい」と語っていることから、明日は意外な選手を起用してくる可能性もありそうです。と言うことでメンバーは良く分からないのですが、私の予想は次の通り。
        林

  野上   荒木  佐々木

     松本泰 青山

藤井            東

   エゼキエウ  森島

       浅野

SUB:大迫、今津、塩谷、茶島、柏、長沼、Jサントス
 前節は堅い守備を取り戻して勝ち点1を確保したサンフレッチェでしたが、J1残留に燃える相手に押し込まれ続けた、と言う点は改善したいところ。城福監督の下で作り上げてきた前からのプレスとボールを大事にするサッカーを思い出して、好内容で勝利して欲しいと思います。
<21.11.18> 先週発売の「紫熊倶楽部」12月号(Vol. 286)のトップは城福監督退任の記事。「4年間、J1に残留させ続け、健全な競争原理を導入。新旧交代の道しるべをつくった城福浩監督に感謝を込めて」と言うタイトルで、4年間の功績を振り返っています。続いて取り上げているのは沢田新監督。紫熊倶楽部の2000年1月の創刊号で沢田選手を年間MVPに選出したことや、紫熊倶楽部にコラムを連載していたことなど様々なエピソードを通じて沢田監督の人物像を描き出しています。
 インタビュー記事で取り上げられているのは塩谷司選手。2017年夏にUAEに旅立ってからの4年間と、アル・アインを退団してからの4ヶ月、そしてサンフレッチェに戻ってきての思いなどを、8ページ10,000字で綴っています。また続く記事では棚田選手のトップ昇格決定とともに、ユース出身で流通経済大学の満田誠、仙田大志両選手の加入内定を紹介しています。
 マッチレポートは、仙台戦、鹿島戦、湘南戦。アウェイ見聞録は、夜行列車を利用した湘南への旅。齋原みず稀選手と10月の3試合を取り上げたレジーナの記事と「READERS AREA」を挟んで、後ろのカラーページの最初は「新サッカースタジアム、基本設計が発表」と言うタイトルで、基本設計案に対してサンフレッチェが提案した内容を説明しています。
 「ファミリーの熱い情熱、お届けします」と言う記事では、塩谷選手を応援するれいなさんと薩摩さんファミリーを紹介。「僕の好きな○○」ではエゼキエウ選手が、今はまっているシューティングゲームについて語っています。続くインタビュー記事はレジーナの木稲選手で、21歳の成長の軌跡を綴っています。また初めての「サンフレッチェ広島レジーナ選手名鑑」と、大内梨央選手が「めっちゃ可愛い」と語るカバを紹介する記事が続きます。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最後の記事は「大迫敬介GKシートで、GKの魅力を」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店および東京・銀座の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからご購入下さい。
<21.11.17> 昨日(日本時間今日早朝)行われたFIFAワールドカップアジア最終予選の第6節で、日本代表はオマーンを1-0で下して3連勝でグループ2位に浮上しました。
 日本代表は出場停止の守田に代わって柴崎を起用した以外はベトナム戦と同じで、GK:権田、DF:山根、吉田、冨安、長友(→中山62分)、MF:遠藤、柴崎(→三苫HT)、田中、伊東(→浅野82分)、南野(→古橋62分)、FW:大迫(→原口88分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから日本がDFラインでボールを回し、相手の隙を窺う展開となりますが、あまりリスクをかけずにサイドからのクロスをゴール前に入れる攻めが中心となります。それに対してオマーンも狭いスペースをものともしないボール扱いで日本のプレスをかわして攻めを構築し、前半18分にはアルシャドサイドアルアラウィが強烈なミドルシュートを放ちましたが枠外に外れます。日本も前半23分、長友のクロスに伊東がフリーで合わせましたが枠を外してしまいます。また36分には伊東のドリブルから大迫を狙ってクロスを入れましたがDFがクリア。その後も左右からクロスを入れるものの、中央に飛び込む人数も少なくなかなかチャンスになりません。逆に守備は素早い寄せでオマーンの得意の形を出させず、お互いに慎重な展開なまま前半を終わりました。
 後半の頭から三苫を投入する森保監督。そして三苫はいきなり得意のドリブルからチャンスを作ります。2分には三苫が倒されて得たFKのこぼれに田中が反応したものの枠外。4分には三苫のクロスから遠藤、大迫がチャンスを迎えますが決めることができません。対するオマーンも後半11分に、アルシャドサイドアルアラウィが鋭いミドルを放ちましたが枠を外れて助かります。後半19分にも三苫がドリブルからシュートしたものの枠外。30分には波状攻撃から中山がミドルを放ちましたがDFにブロックされます。そして後半36分、中山の縦パスを受けた三苫が左サイドを抜け出すとゴール前を横切るクロス。ここに飛び込んだ伊東が押し込んで、日本が先制点を奪います。そしてその後はオマーンの攻撃を落ち着いてはね返して危なげなく逃げ切り、ホームで敗れたリベンジを果たしました。
 負ければ4位に転落し、W杯出場にも赤信号が灯ると言う大事な試合。しかも中東でのアウェイゲームと言うことで、前半の日本は慎重に戦っていたように思います。人数をかけて点を取りに行けばカウンターを狙うオマーンの思う壺、と言うことで攻撃はサイドが中心。またクロスを入れても中央の数が足りずに前半はなかなか得点の香りがしませんでした。しかし後半の立ち上がりから三苫を投入すると、彼のドリブルからリズムをつかんで相手を押し込みました。得点シーンはまさに狙い通りで、中山が高い位置からペナルティエリアの左へ縦パスを入れると、受けた三苫からのクロスを逆サイドに詰めていた伊東が決めました。W杯予選に初出場の三苫はいわば秘密兵器。それを最も重要な試合の後半から使ってきたと言う森保監督の采配の勝利だったと言って良いと思います。また守備は前半こそオマーンに振り回されてボールが取れない時間があったものの、そこを耐えると運動量で上回ってほぼ相手の攻撃をシャットアウトしました。まさに「結果だけが大事」なワールドカップ予選らしい、手堅いサッカーできっちり勝ち点3を取った、と言えるでしょう。
 この結果日本代表は勝ち点を12に伸ばし、中国と引き分けたオーストラリアを抜いて2位に浮上しました。サウジアラビアは昨日もベトナムに勝って勝ち点16でグループ首位。一方のオーストラリアは勝ち点1差で日本を追う展開になっています。次のW杯予選は1/27と2/1の中国、サウジアラビアとのホーム連戦。欧州組はシーズン中ですが国内組はJリーグ開幕前と言うことで、またまたチーム作りの難しい日程での戦いとなりますが、ここで連勝できればW杯出場がぐっと近づきます。森保ジャパンの戦いは、ここからが本番と言うところではないでしょうか。
<21.11.16>  週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第6節で、サンフレッチェ広島ユースはG大阪ユースに1-6で敗れ2連敗となりました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田(→香取77分)、光廣、藤野、畑野、MF:西村(→滝口HT)、池田、笠木(→妹尾71分)、FW:棚田、森夲(→高下HT)、中川(→石橋84分)。前半4分に相手FWにインターセプトされて先制点を許しましたが、前半12分に笠木のゴールで同点に追いつきました。しかし前半24分、35分に立て続けに失点すると、後半には浅野直希にハットトリックを許して敗れました。(ゲキサカの記事)この試合を終えての順位表は次の通り。
【第6節】
G大阪ユース 6-1 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース   30    15    9   3   3   +13
2 名古屋U-18   23    12    7   2   2    +5
3 大津高     20     9    6   2   1   +10
4 G大阪ユース  19    10    6   1   3    +7
5 鳥栖U-18    19    11    5   4   2    +7
6 磐田U-18    15    14    4   3   7   -12
7 C大阪U-18   12    11    4   0   7    -3
8 東福岡高     9    10    2   3   5    -8
9 京都U-18     8    13    1   5   7   -13
10 神戸U-18     7    11    2   1   8   -13

<21.11.15>  昨日アウェイで行われたWEリーグ第9節AC長野パルセイロ・レディース戦は、後半アディショナルタイムでの2失点でショッキングな逆転負けを喫し8位に後退しました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
      木稲

松原優 左山  中村  木崎

    近賀  小川

      川島(→齋原65分)

谷口          中嶋
(→立花59分)
      上野(→大内82分)

SUB:福元、松原志、柳瀬、山口
 対する長野は、GK:伊藤有、DF:岡本、五嶋、大河内(→藤田65分)、MF:肝付、伊藤め(→大久保65分)、国澤、村上(→川船65分)、八坂(→泊29分)、鈴木(→住永82分)、FW:瀧澤、と言うメンバーでした。立ち上がりは長野の高い位置からのプレスと出足の鋭い守備で押し込まれましたが、木稲の正確なロングパスなどで押し返します。12分にはCKに左山が飛び込みましたが枠外。18分の中村がCKに合わせたボールも枠外に外れます。27分には中央でパスを受けて反転した川島が狙ったものの上に外れ、34分には川島が、42分には近賀がシュートを放ったものの決める事ができません。逆に24分にパスミスを奪われて鈴木にフリーで打たれましたが木稲の正面を突き、43分には高い位置からのプレスで奪われ瀧澤に決定的なシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。前半は広島がボールを支配する時間は長かったものの決定機は長野の方が多いと言う流れで、両者スコアレスに終わりました。
 後半立ち上がりは長野に攻め込まれ、4分と5分に危ないシュートを打たれます。対する広島は後半6分、松原優が左足でクロスを送ると飛び込んだ中嶋に気を取られたかGKがキャッチできずにそのままゴールに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いの出た広島は追加点を奪いに行き、左サイドの崩しから中嶋が何度も決定機を迎えます。20分には松原のパスを受けた上野がゴール前でシュートしたもののDFがブロックし、続いて立花が狙いましたがシュートは当たり損なって枠外に外れます。また22分には右からのCKを狙ったもののDFがライン上でクリア。続いて23分には小川のFKに左山が合わせましたが枠外に外れ、38分には小川の抜け出しから中嶋がフリーで打ったものの当たり損なってクリアされます。運動量が落ちない広島はその後も前からの守備で相手ボールを奪うと、43分には波状攻撃を仕掛けましたが長野の粘り強い守備を崩しきれません。逆に後半アディショナルタイム1分、木崎のファウルで与えたペナルティアークのやや外からのFKを五嶋に直接決められると、その直後のキックオフからの攻撃をはね返されて速攻から瀧澤に決められて逆転を許し、手痛い敗戦となりました。
 後半アディショナルタイムに勝ち点3を失う、と言う衝撃的な敗戦を喫したレジーナでしたが、試合の流れ自体は悪くなかったと思います。前半と後半立ち上がりの長野の攻勢を凌ぐとその後は丁寧なパスで両サイドから攻めて、何度も決定機を作りました。松原優の先制点はややラッキーなものでしたが、その後も何度も何度も相手ゴールに攻め込んで決定的なチャンスを作っていたわけで、ここで1点でも2点でも追加点を挙げていれば最後の逆転負けもなかった、と言えます。後半アディショナルタイムに失点は残念ですが、しかしサッカーならあり得ること。やはりそれまでに攻めながらも追加点を奪えなかったことが、敗因だったと言わざるをえません。
 ここまで8試合を消化して2勝2分け4敗となかなか波に乗れない広島。ボールを大事にしながらゲームを構築する、と言うサッカーはできていますが、しかし8試合通算の得点はリーグで4番目に少ない8。しかもそのうち3点は開幕戦で挙げたものだったので、第2節以降の1試合平均得点は0.71となっています。これは「4強」の神戸、仙台、浦和、日テレの1試合平均1.4〜1.9に比べると半分以下で、それがなかなか浮上できない原因だ、と言って良いでしょう。やはり開幕戦で3点全部に絡んだ増矢の離脱が響いている感じですが、しかし小川や中嶋ら若手が成長してきているのも確か。この試合でWEリーグデビューした大内らチーム全体で成長して、この屈辱を晴らして欲しいと思います。

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<21.11.14> ミッドウィークに行われた高円宮杯プレミアリーグウェストで、サンフレッチェ広島ユースは0-2で名古屋U-18に敗れて5連勝を逃しました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田、光廣、藤野、畑野、MF:西村(→妹尾67分)、池田、高下(→中川HT)、笠木(→香取87分)、FW:棚田、森夲(→滝口58分)。最初の失点は前半アディショナルタイムで、CKからの混戦から押し込まれました。そして後半13分に追加点を奪われると、その後はほぼ一方的に攻め込んだものの名古屋の守備を崩すことができずに終わりました。なお広島ユースの次の試合はアウェイの第6節G大阪ユース戦で、今日の10時からOFA万博フットボールセンターで行われます。入場は選手の家族と大阪府内在住のG大阪サポーターのみとなりますが、J SPORTS 4とJ SPORTSオンデマンドで生放送の予定です。
【第13節】
広島ユース 0-2 名古屋U-18

【第6節】
磐田U-18  1-1 鳥栖U-18

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース   30    14    9   3   2   +18
2 名古屋U-18   23    12    7   2   2    +5
3 大津高     20     9    6   2   1   +10
4 鳥栖U-18    19    11    5   4   2    +7
5 G大阪ユース  16     9    5   1   3    +7
6 磐田U-18    15    14    4   3   7   -12
7 C大阪U-18   12    11    4   0   7    -3
8 東福岡高     9    10    2   3   5    -8
9 京都U-18     8    13    1   5   7   -13
10 神戸U-18     7    11    2   1   8   -13

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