11/7〜11/13のSANFRECCE Diary


<21.11.13> 中国新聞によると足立強化部長は一昨日、来季の新監督の選定作業は順調だと述べました。クラブは国内外の複数の候補をリストアップしているそうですが、その中で「現有戦力の維持に努めながら、その能力を磨いて戦っていける監督」を選ぼうとしているとのこと。「シーズン終了後、すぐに発表できるようにと考えている」と語っていることから、リーグ最終戦の12/4前後には決定される見通しだそうです。
<21.11.12> 昨日行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選で、日本代表はアウェイでベトナムを下して3勝目を挙げました。日本代表のメンバーはオーストラリア戦とほぼ同じで、GK:権田、DF:山根、冨安、吉田、長友(→中山63分)、MF:遠藤、守田(→原口88分)、田中(→柴崎75分)、南野(→浅野63分)、伊東、FW:大迫(→古橋75分)。日本代表は前半6分にゴール前でフリーになった南野がシュートしたものの枠外。11分には長友のクロスに南野が合わせましたがGKにキャッチされます。そして前半17分、冨安がはね返したボールを大迫が裏に出すと、一気に駆け上がった南野が左からゴール前を横切るクロス。ここに走り込んだ伊東が押し込んで、日本が幸先良く先制しました。続いて40分には相手CKのこぼれを拾った伊東がドリブルで持ち上がるとカットインしてシュートをゴール左上に突き刺します。しかしVARの介入とオンフィールドレビューにより田中のオフサイドと判定されて、1-0でハーフタイムを迎えました。後半も日本がボールを支配して攻め込む時間が長く続きますが、ベトナムの粘り強い守備に遭ってなかなかシュートに持ち込めません。途中からは浅野、古橋らを投入して追加点を取りに行き、後半36分には柴崎がシュートしたもののGKがセーブ。40分の柴崎のシュートもGKに止められ、こぼれ球に守田が詰めたものの押し込めず。後半アディショナルタイムには古橋の突破からのクロスに浅野が飛び込んだものの惜しくも合わず、最少得点差で逃げ切っての勝利となりました。なおグループBの他の試合はサウジアラビア×オーストラリアと中国×オマーンがいずれも引き分けに終わり、日本は2位オーストラリアと勝点差1の3位に浮上しました。
 ヨーロッパからのチャーター便が給油のトラブルで10時間遅れの到着となり、1日しか全体練習ができなかったと言うことで、森保監督は怪我の酒井宏に代えて山根を起用した他はオーストラリア戦と同じメンバーを送り込みました。そのためか戦術的には問題なかったとは思いますが、やはりコンビネーションで崩すシーンは少なく高い個人能力で乗り切った、と言う感じの試合でした。絶対に勝ち点3が必要な試合で勝ったことは何よりも重要ですが、次のオマーン戦も同じように乗り切れるとは思えないところ。次は新戦力の力もうまく使いながら、チーム全体の力で勝利して欲しいと思います。
<21.11.11> 11/20に行われるアウェイ・清水戦ですが、清水の公式サイトによると「新型コロナワクチン接種証明」または「PCR検査陰性証明」を確認する「ワクチン・検査パッケージ」を活用したチケットを販売しています。広島戦で販売されるのはバックスタンドS指定席(東側)の一部エリアの約250席で、前売り価格は4,500円。このエリアでは100%収容の配席で販売されるそうです。因みにこの試合の前売券の販売は順調なようで、ビジター2F指定席は既に完売。またその下の東サイドスタンド1F指定席も残り少なくなっていますので、観戦を予定している方はJリーグチケットから早めにご購入下さい。
<21.11.10> 土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第11節で、サンフレッチェ広島ユースは京都U-18に2-0で勝って2位との勝点差を10に広げました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田、MF:光廣、西村(→井野69分)、藤野、高柳(→笠木33分)、池田、畑野(→香取90分)、高下(→中川73分)、FW:棚田、森夲(→滝口69分)。前半5分に高下のパスから森夲が左足で決めて先制点を奪うと、9分には池田の左からのクロスを高柳がゲット。その後も広島が主導権を握り続け、広島が前後半それぞれ9本ずつのシュートを放ったのに対して京都のシュートは後半の3本に抑えて完勝しました。先々週と先週の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
磐田U-18  0-5 G大阪ユース

【第6節】
C大阪U-18 6-2 神戸U-18

【第8節】
名古屋U-18 4-1 G大阪ユース

【第11節】
名古屋U-18 0-1 磐田U-18
京都U-18  0-2 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース   30    13    9   3   1   +20
2 大津高     20     9    6   2   1   +10
3 名古屋U-18   20    11    6   2   2    +5
4 鳥栖U-18    18    10    5   3   2    +7
5 G大阪ユース  16     9    5   1   3    +7
6 磐田U-18    14    13    4   2   7   -12
7 C大阪U-18   12    11    4   0   7    -3
8 東福岡高     9    10    2   3   5    -8
9 京都U-18     8    13    1   5   7   -13
10 神戸U-18     7    11    2   1   8   -13

<21.11.9> 11チームでリーグ戦を行うWEリーグは、全22節のうち2日間がゲームの無い日になりますが、お休みのチームは「WE ACTION DAY(理念推進日)」として様々な取り組みを行います。サンフレッチェ広島レジーナは一昨日がその日に当たっていたため4つのイベントに参加。「マイナンバーカード出張申請サポート応援イベント」には近賀、中嶋、齋原の3人、「広島県×レジーナ 女性活動推進の広報活動」には木稲、松原優、中村、木崎、増矢、上野、山口、久保田、松原志、島袋、藤田の11人、「グリーンバード×レジーナ 街頭清掃」には左山、川島、谷口、大内、柳瀬、内田、塩田、立花の8人と中村監督、河野GKコーチ、「ブラインドサッカー×レジーナ ヒューマンフェスタ2021ひろしま~こころカラフル、みらいピースフル~」には呉屋、小川、福元の3人が参加して、様々な社会貢献活動を行いました。ひろスポ!ではこれらのうち街頭清掃の様子と参加した選手たちのコメントが掲載されていますのでご覧ください。
<21.11.8> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第35節湘南戦は、柴崎の一発退場が響いて防戦一方となりましたが何とか耐えて、勝ち点1をゲットしました。
 出場停止の佐々木に代わって左ストッパーで先発したのは塩谷。また他に先発4人を入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
        林

  野上   荒木   塩谷(→今津75分)

     松本泰 青山

柏             東
(→藤井86分)
   柴崎   エゼキエウ(→ハイネル55分)
   (退場19分)
      Jサントス(→浅野55分)

SUB:大迫、森島、茶島
 対する湘南は、GK:谷、DF:石原広、大岩、山本、MF:岡本、茨田(→山田63分)、田中、平岡(→石原直90分)、高橋(→畑70分)、FW:ウェリントン、町野(→大橋70分)、と言うメンバーでした。J1残留のためには勝利が欲しい湘南は、立ち上がりからクロスとロングスローで広島ゴールに迫ります。0分にはロングスローから大岩に狙われましたが林がキャッチ。3分にもロングスローを大岩がヘッドで狙い、6分には低い位置で奪われ高橋にシュートを打たれましたが枠外に外れます。広島がようやくチャンスを作れたのは前半11分で、相手からボールを奪ったエゼキエウがドリブルで持ち上がり、柏のクロスのこぼれを青山が打ちましたが惜しくも枠外に外れます。じりじりした展開に動きがあったのは前半18分。柴崎のファウルは最初はFKが与えられただけでしたが、VARの介入によりオンフィールドレビューが行われると、足裏での危険なタックルと言うことで一発退場となってしまいました。
 残り70分を10人で戦わなければならなくなった広島は、後ろを固めてカウンターに徹します。しかしロングボールは収まらず、またジュニオール・サントスやエゼキエウがドリブルで運ぼうとしても潰されてなかなかチャンスになりません。対する湘南はウェリントンをターゲットに次々とクロスを入れてきて、32分の大岩のシュートは枠外。35分にはウェリントンが決定的なシュートを放ちましたが上に外れて助かります。広島は前半終了間際にセットプレーのチャンスを得たもののシュートまで行かず、スコアレスで前半を終わりました。
 後半も最初のシュートは湘南で、ウェリントンの落としを高橋が打ちましたが枠外。5分の高橋のシュートも枠外に外れ、7分の町野のシュートはDFがブロックします。浅野とハイネルを投入してカウンター狙いをはっきりさせる沢田監督。そして浅野は13分にCKのこぼれを狙いましたが枠外に外れます。その後も湘南の攻勢は続き、14分のウェリントンのヘッドは林がキャッチ。16分にもクロスのこぼれを狙われましたが枠外に外れて助かります。後半の後半は相手陣内に持ち込むこともできなくなり、ほぼ一方的に攻め込まれます。そして後半アディショナルタイムにはCKのこぼれを畑に狙われたもののポストに当たり、こぼれを石原直に狙われたものの身体を張って防ぎます。結局湘南に24本のシュートを打たれたものの何とか耐えて、沢田監督になって初めての勝ち点をゲットしました。
 前節は今季初の4失点での敗戦。特に荒木がミスを連発し、佐々木が出場停止と言うことで守備の立て直しから入ったと言うことは理解できます。また前半19分で数的不利に陥って、よりいっそう失点を避ける戦いにせざるをえなかったのも分かるのですが、それにしてもあまりにも一方的な試合で、どちらが残留争いをしているのか分からないゲーム内容でした。今季は高い位置での守備で相手のボールを奪いきって、そこからの速い攻めで得点を奪う、と言うサッカーを追い求めてきたはずなのに、それを全く忘れてしまったようなサッカーで、試合後に青山も「いい結果なのかどうか、よく分からない。この勝ち点1が何を意味するのか。オッケーと言うわけにはいかない」と語っていた(中国新聞による)そうです。城福監督を「解任」したのは来季に向けての戦いをスタートさせるためだったはずですが、果たしてこのような戦い方が本当に来季に繋がるのか。2週間後の清水戦では、ぜひともその答えを見せて欲しいものです。

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<21.11.7> 中国新聞によると出場停止の佐々木に代わって左ストッパーに入るのは塩谷。またジュニオール・サントス、柴崎、柏、松本泰が先発して、フレッシュなメンバーで戦うことになりそうです。鹿島戦の敗因はミスがきっかけですが、ミスをカバーしあってこそのチーム。チーム全体でお互いに支え合って、強い気持ちで戦い抜いて欲しいと思います。  今日の試合会場はレモンガススタジアム平塚で午後3時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継は今日もDAZNでの配信のみで、生配信を見ながらブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
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