12/12〜12/18のSANFRECCE Diary


<21.12.18> サンフレッチェは昨日、スキッベ監督の就任記者会見をオンラインで行いました。その中でまず足立強化部長は招聘理由として「我々がさらに上にいこうとするなか、スキッベ監督のような豊富な経験を、チームに落とし込む必要があると考えた」と説明。今のチームをベースにして更に進化するために適した人材だと判断したとのことです。これに対してスキッベ監督は冒頭で日本語で挨拶したあと、「サンフレッチェは伝統的なクラブであり、ここ10年を見たときに優勝も経験している。また、ACLでも活躍したクラブです。そこに少しでも近づけるように、もう一度、力強いサンフレッチェを作る」と目標を掲げました。日韓ワールドカップの時に来日してからJリーグに興味を持っていたと言うスキッベ監督は、既にサンフレッチェの試合を10試合ほど観て良い印象を持ったとのこと。全員で攻め、全員で守ると言うアグレッシブなサッカーを構築して行きたい、と決意を述べました。現在オミクロン株の影響により外国人の入国ができない状態になっていますが、クラブとしては1月上旬の始動時の不在も想定しながら準備を進めていくとのことです。
 因みに中国新聞には、オーストリア2部のワッカー・インスブルックで監督を務めるモラス雅輝さんが、スキッベ監督の指導者としての特徴や現地での評価などについて詳しく語っている記事が掲載されています。ドルトムントやレバークーゼンでの監督で実績を挙げた一方で、その後のトルコのクラブやヘルタ・ベルリンで苦い経験をしているスキッベ監督ですが、それはむしろクラブの方に問題があったとのこと。「知的でスマート」なイメージの人物で、広島に合うだろう、と答えています。「広島の選手が、広島初のドイツ人監督に対してオープンな姿勢があるのかどうかが大事」と語っていますが、クラブとしてはJリーグ創設以来に限っても8人目のヨーロッパからの監督招聘と言うことで、その点に関しては問題はないはず。むしろ10年ぶりのドイツ語圏からの監督は、クラブに新たな風を吹かせることになりそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト
<21.12.17> プレスリリースによると、来季のトップチームのコーチにセハット・ウマル氏の就任が決定しました。ウマル氏は2015年1月から10月までトルコのエスキシェヒルスポルでアシスタントコーチの立場でスキッベ監督とともに仕事とをしたことがあるとのこと。また昨年はドイツ・ブンデスリーガ2部のハノーファーで原口や室屋の指導をしていた経験があるそうです。
<21.12.16> サンフレッチェは昨日、柴崎晃誠、鮎川誠両選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると柴崎は現状維持の4,700万円、鮎川は200万円増の800万円だとのことです。
<21.12.15> サンフレッチェは昨日、大迫敬介選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の2,000万円で、来季も林との激しいポジション争いが繰り広げられることになりそうです。
<21.12.15> プレスリリースによると、沢田謙太郎監督がアカデミー部長に就任することが決まりました。現役引退後にサンフレッチェ広島ユースのコーチに就任した沢田氏は、2009年からジュニアユースの監督として2014年にJFAプレミアカップに優勝。2015年にユースの監督に就任すると、初年度こそ高円宮杯プレミアリーグウェスト5位に終わったものの、2016年と2019年はリーグ優勝、2017年は2位に導きました。トップチームの監督としては1勝1分け4敗の成績に終わりましたが、今後は改めて育成年代の指導者として、チームを支えることになります。サンフレッチェの下部組織は小学校教諭時代に森崎兄弟を育てた山出久男氏がアカデミー部長として統括していましたが、この8/31に退任して以降空席となっていました。
<21.12.14> 移籍のウワサをまとめたTRANSFER RUMORSの記事によると、この夏に荒木選手に欧州のクラブから正式オファーが届いていたものの、川辺の移籍を優先し主力の同時流出を避けるために交渉が決裂していたそうです。「関係者が示唆した」と言うことなので信憑性には疑問符がつく話なのですが、近年は若くて能力の高い日本人選手が狙われる傾向にあるだけに、いつ具体的な話が出ても不思議ではない、と言う気がします。
<21.12.13> 高円宮杯nJFA U-18サッカープレミアリーグ2021は先週末に延期となっていた試合を開催して、今シーズンの全日程を終了し最終順位が確定しました。ウェストの試合結果と順位表は次の通り。
【第13節】
磐田U-18  2-1 大津高
京都U-18  2-5 G大阪ユース

【第5節】
神戸U-18  2-0 東福岡高

【第12節】
C大阪U-18 2-2 鳥栖U-18

         勝点平均 勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース    2.17     39    18   12   3   3   +18
2 名古屋U-18    1.93     29    15    9   2   4    +9
3 G大阪ユース   1.64     23    14    7   2   5   +13
4 大津高      1.64     23    14    6   5   3    +8
5 鳥栖U-18     1.60     24    15    6   6   3    +6
6 C大阪U-18    1.18     19    16    6   1   9    -2
7 神戸U-18     1.13     17    15    5   2   8    -9
9 磐田U-18     1.05     19    18    5   4   9   -17
8 東福岡高     0.92     13    14    3   4   7    -9
10 京都U-18     0.64     11    17    2   5  10   -17
 なお、広島市内で開催されたプレーオフは、桐生第一高、川崎FU-18、静岡学園高、前橋育英高、JFAアカデミー福島U-18、履正社高が勝ち抜き、来季のプレミアリーグ参入を決めました。
<21.12.12> 中学年代の日本一を決める「高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権大会」に中国第一代表として参加したサンフレッチェ広島ジュニアユースは昨日1回戦を戦い、鹿島つくばジュニアユースに1-2で敗れて初戦敗退となりました。広島のメンバーは、GK:釜田、DF:大上免、飯塚、山口、MF:桝谷、井上、岡野、中島、FW:中村(→吉田61分)、廣重、山田(→宗田74分)。広島の得点は後半11分で、クリアボールを拾った中島のクロスを桝谷が決めました。鹿島の得点は後半4分と14分に徳田でした。なお、中国地域のプレーオフを勝ち抜いて中国第二代表となった岡山U-15は四国第二代表のFCゼブラを7-1で下し、関東第一代表のFCラヴィーダとの2回戦に進みます。
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