12/26〜12/31のSANFRECCE Diary


<21.12.31> サンフレッチェは昨日、柏好文選手と来季の契約を更改した、と発表しました。中国新聞によると年俸は現状維持の6,000万円。これで、日本人選手の契約更改は東と清水を残すのみとなりました。
<21.12.30> サンフレッチェ広島レジーナは昨日、皇后杯の準々決勝を浦和レッズレディースと戦い、0-2で敗れました。レジーナの先発メンバーは4回戦の仙台戦と同じで、以下の布陣でした。
      木稲

松原優 左山  中村  木崎
(→谷口17分)
   松原志   近賀(→柳瀬61分)

      川島(→齋原71分)

立花          中嶋(→島袋61分)

      上野真(→大内45+2分)

SUB:福元、小川
 対する浦和レッズレディースは、GK:池田、DF:清家(→島田82分)、高橋は、南、佐々木、MF:安藤、柴田、水谷(→長嶋73分)、楢本(→上野紗90+4分)、塩越、FW:菅澤、というメンバーでした。序盤はお互いに堅い守備をベースにコンビネーションで相手を崩そうとする展開。広島は9分に中嶋のドリブルから上野が右のスペースを狙ったもののDFに引っかかり、11分には上野のクロスに川島が走り込んだもののGKがキャッチ。12分には近賀のパスから立花がシュートまで持ち込むもののDFがブロックしてGKがキャッチします。また22分には川島のクロスから中嶋がシュートしたものの枠外に外れます。浦和は楢本を起点に攻撃を構築して、21分には楢本がFKを直接狙いましたが枠外。33分には楢本の突破から菅澤がフリーでシュートしましたがポストを叩いて助かります。続いて40分には高い位置での守備から水谷にシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。前半の後半は浦和に攻め込まれたものの守備陣が踏ん張って、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は立ち上がりから浦和の猛攻にさらされ、3分には清家、5分には塩越にシュートを打たれます。広島は柳瀬と島袋を投入して流れを変えようとして、17分には島袋のクロスに大内が飛び込んだものの惜しくも枠外に外れます。そして後半34分、バイタルエリアで一瞬フリーになった楢本が左足でシュート。木稲は反応したものの弾き出せず、先制点を許してしまいました。
 何とか追いつきたい広島はロングパスを使って浦和陣内に攻め込みます。そして42分には松原志のFKからシュートに持ち込みますがブロックされます。逆に後半アディショナルタイムにはカウンターから菅澤に決められて点差を広げられて、試合終了となりました。
 浦和の楠瀬監督は試合後に「しっかりと研究して慎重に入っていった」と語っていますが、リーグ戦での敗戦を教訓に十分な準備をしてこの試合に臨んでいたように思います。これに対して広島は松原志をボランチに置いて強度の強い守備を中心にした戦術が機能していたものの、ここぞというところのパスが相手に引っかかるシーンが多く、シュートに持ち込むシーンを作れませんでした。広島は松原優と上野真の早い時間帯での負傷退場も響いて、なかなか相手の守備を崩すことができませんでした。今季からチームを始動してアグレッシブなサッカーを作り上げてきたレジーナですが、強豪チームに勝つにはもう一段のレベルアップが必要であることを学んだ試合だった、と言うべきかも。WEリーグはこの後しばらく中断に入りますが、その間にしっかりとトレーニングして、リーグ後半戦に臨んで欲しいと思います。

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<21.12.29> サンフレッチェは昨日、今津佑太選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると年俸は100万円増の1,100万円だとのことです。
<21.12.28> サンフレッチェは昨日、甲府に期限付き移籍していた野津田岳人選手が復帰する、と発表しました。中国新聞によると、年俸は2,200万円だとのことです。
 広島生まれの野津田はシーガル広島からジュニアユース、ユースを経て高2だった2011年から2種登録選手としてトップ登録され、高3の3月にはトップデビューしてリーグ戦5試合、カップ戦2試合に出場しました。そしてその後もコンスタントに出場して3度のリーグ優勝に貢献したものの、2016年には出場機会を求めて新潟に期限付き移籍。また2017年は清水、シーズン途中から仙台に移籍して、2019年に広島に戻ってきました。しかし昨年は8試合の出場にとどまったこともあって今季は甲府に期限付き移籍し、主にボランチとして41試合に出場して2得点を挙げるなど、チームの主力として活躍してきました。U-15からU-23まで各年代の日本代表に選ばれるなど大きく期待されながら、今一つ伸び悩んでいた野津田ももう27歳。今度こそ広島でレギュラーをつかんで、チームを引っ張る存在になって欲しいと思います。
<21.12.28> サンフレッチェは昨日、佐々木翔選手と茶島雄介選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると佐々木は500万円増の年俸5,000万円、茶島は現状維持の2,000万円とのことです。
<21.12.28> プレスリリースによると、トップチームの来季のスタッフが以下のように決まりました。
【監督】ミヒャエル・スキッベ
【ヘッドコーチ】迫井深也
【コーチ】有馬賢二、セハット・ウマル、御簾野将、松尾喜文
【GKコーチ】菊池新吉
【フィジカルコーチ】磯部峰一
 この中で新任の松尾コーチは千葉県松戸市の出身で、順天堂大学の大学院を修了後にドイツ体育大学ケルンに進学し、エージェントとして多くの選手のサポートを行ってきたほか、2017年のサンフレッチェ広島ジュニアユースのデュイスブルク遠征などをコーディネート。また近年はSCデュッセルドルフWESTと1.FCケルンの国際部/スクールコーチを務めてきました。来季は通訳としてスキッベ監督と選手の間に立つとともに、ドイツのサッカーを広島に伝える役割を果たすことになるのではないでしょうか?
<21.12.27> サンフレッチェは昨日、松本大弥選手の金沢への、土肥航大選手の水戸への期限付き移籍を発表しました。移籍期間はいずれも来年の2月1日から1年間で、期間中に広島と対戦する公式戦には出場できない契約となっています。
 2018年に広島ユースからトップ昇格した松本大は、2019年に4試合、2020年に7試合と徐々に出場機会を増やしましたが、レギュラーを取るには至らず今季は大宮に期限付き移籍。そして開幕戦から2試合に先発出場したものの徐々に出場機会を失い、その後も何度か先発起用されるチャンスを掴んだもののレギュラーを取るには至らず16試合910分の出場にとどまっていました。一方、ユースでは松本大の1年後輩の土肥は、2年目の2020年にリーグ戦13試合に出場して足がかりをつかみました。しかし今シーズンは怪我に悩まされてリーグ戦出場はわずか6試合。特に第28節横浜FM戦では素晴らしい浮き玉のパスで先制点の起点になりましたが、レオ・セアラの激しいボディアタックで怪我を負ってシーズン終盤の離脱を余儀なくされました。2人ともポテンシャルの高さは垣間見せているものの、成長のためには試合出場が一番必要なのは間違いないところ。J2での武者修行で大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。
<21.12.26> 昨日「皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会」の4回戦をホームで戦ったサンフレッチェ広島レジーナは、マイナビ仙台レディースを2-0で下して準々決勝進出を決めました。広島のメンバーは、GK:木稲、DF:松原優、左山、中村、木崎、MF:川島(→大内65分)、松原志、近賀、FW:立花(→谷口90+2分)、上野(→齋原90+2分)、中嶋(→島袋70分)。対する仙台は、GK:松本、DF:國武(→佐藤59分)、市瀬、高平、MF:矢形、隅田(→船木59分)、長野、万屋(→福田76分)、FW:宮澤、池尻、白木(→武田59分)。広島の先制点は前半45+1分で、この日初めてボランチに入った松原志が高い位置でボールをカットすると、上野のクロスのこぼれを右足で打ち抜いてゴールを決めました。また追加点は後半7分で、松原志の左からのCKを中央で近賀がヘッドで流し込みました。準々決勝は12/29(水)の午後1時からで、相手は浦和レディース。NHK-BS1で生放送の予定です。
<21.12.26> サンフレッチェは昨日、住吉ジェラニレショーン選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると年俸は現状維持の1,000万円だとのことです。
<21.12.26> サンフレッチェは昨日、トンベンセからレンタル中だったハイネルが退団する、と発表しました。2019年に広島入りしたハイネルは右WBとして24試合に出場して2得点を挙げましたが、昨年は怪我もあって18試合の出場にとどまりました。そして今年は主にボランチとして26試合に出場して1得点を挙げていました。中国新聞によると、来季はJ2に降格した横浜FCへのレンタルが決まっているとのこと。川崎Fに所属していた2017年以来の神奈川で、また一花咲かせて欲しいと思います。
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