2/28〜3/6のSANFRECCE Diary


<21.3.6> 明日はJ1リーグ戦第2節。サンフレッチェはアウェイで横浜F・マリノスと対戦します。
 昨年はACL参戦のための超過密日程に苦しめられ、リーグ戦は9位、ACLはベスト16で敗退と結果を残すことができませんでした。そしてシーズンオフにエリキとジュニオール・サントスを失ったもののその他の主力は残り、新たにエウベルとレオ・セアラを獲得するとともにDFラインには岩田を加えて覇権奪回を狙っています。今季これまでの戦績は次の通り。
1A ●0-2 川崎F 【川】家長2
L1H ○1-0 仙台  【横】オナイウ
 開幕戦はポステゴグルー監督が「自分たちのサッカーがまったくできない試合」だったと振り返るほどの完敗でしたが、ルヴァンカップの仙台戦はプレッシングサッカーが機能して勝利を収めています。前からのプレスで主導権を握るサッカーで一昨年のリーグ戦を制した横浜FMは、過去3年間の積み重ねをベースに更に攻撃的なサッカーで勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると城福監督は「調子の良さ、結果を出した選手を積極的に使って」過密日程を乗り切ろうとしているとのことですが、明日は仙台戦のメンバーが基本になる可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
       大迫

野上   荒木  佐々木   東

     青山  川辺

浅野    Jサントス    森島

     Dヴィエイラ

SUB:林、今津、土肥、藤井、柏、エゼキエウ、鮎川
 ここまで公式戦2試合を戦って2引き分け、と言う結果は悪くはないのですが、やはり早く勝利が欲しいところ。明日はハイプレスの「元祖」の横浜FM相手に堂々と渡りあって、広島に勝ち点3を持ち帰って欲しい、と思います。
<21.3.5> 3/13(土)にアウェイで行われる鹿島戦のアウェイ応援ツアーの募集が始まっています。東京駅発着の日帰りバスツアーで、11時20分に東京駅に集合し、道の駅いたこでのショッピングタイムを挟んで午後2時20分に鹿島サッカースタジアムに到着。4時からの試合を観戦して、午後9時に東京駅に戻ります。料金はビジターのチケット付きで大人が9,900円。お申し込み等の詳細は西鉄旅行のホームページをご覧ください。
<21.3.4> 昨日ホームで行われたルヴァンカップグループステージ第1節清水戦は、スコアレスドローに終わり勝点1ずつを分け合いました。
 サンフレッチェは仙台戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
        林

茶島   今津  井林   清水(→佐々木62分)
         (→森島77分)
     柴崎  土肥

藤井      柏   エゼキエウ(→長沼68分)
(→浅野68分)(→Jサントス62分)
       鮎川

SUB:増田、川辺
 対するエスパルスは前節から9人入れ替えて、GK:永井、DF:奥井、立田、福森、片山(→ヴァウドHT)、MF:宮本、河井(→竹内62分)、金子(→滝81分)、西澤、FW:ディサロ(→後藤HT)、鈴木(→指宿HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりからハイプレスでペースをつかもうとした広島ですが、最初にチャンスを作ったのは清水。前半7分に片山がミドルを放つと、逆を突かれた林が危うく弾きます。これに対して広島も10分に柏が奪ったボールをエゼキエウが運んでクロスに鮎川が合わせましたが惜しくも枠を外れます。21分には西澤のクロスに鈴木が合わせましたが枠外。26分には茶島のクロスからビッグチャンスを作りましたが決めきれません。前半の後半はプレスがはまらずボールを支配される時間帯が長かったものの、41分にはGKからのビルドアップから藤井がシュートを放ちます。前半は一進一退の攻防ながら両チームともに決め手に欠けて、スコアレスで折り返しました。
 後半に入るとエスパルスは3人を入れ替えてペースをつかもうとします。そして4分には金子にシュートを許したものの、広島も12分に鮎川が決定的なシュートを放ちましたがGKの好セーブに防がれ、13分にはエゼキエウが惜しいシュートを放ちます。ジュニオール・サントスに続いて浅野と長沼を投入して点を奪いに行く城福監督。そして後半40分には高い位置で奪って浅野が中央からシュートを放ちましたが惜しくも枠を捉える事ができず、42分のジュニオール・サントスのヘッドもGKに抑えられます。広島は最後まで点を取りに行ったもののゴールは割れず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後に城福監督は「今日はチームの中でいろんな発見もありましたし、特に空中戦のところで前半は劣勢に立たされた中でしっかりとゼロに抑えて、後半はわれわれのペースでゲームをできた。後半だけを見たら勝てるはずのゲームをできたことは非常に収穫だったと思います」と語っています。先発全員を替えて臨んだと言うことでややコンビネーションが合わないところがあったものの、それでもチーム全員が規律を持って「2021型サンフレッチェ」の戦いができたことは良かったと思います。城福監督は「トップ下で色々な選手をプレーさせることができたし、2トップの組み合わせも試せた」と語っていますが、練習だけでは見えないことが試合でこそ分かる、と言うこともあるでしょう。2試合でリーグ戦5試合を戦う今後の過密日程に向けて、いろいろと収穫のある試合だった、と言えそうです。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  清水公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評

<21.3.3> 中国新聞によると、鮎川のワントップでの公式戦初先発が濃厚だとのことです。仙台戦では後半アディショナルタイムに出場して見事なボレーシュートを放ったものの、GKに抑えられてヒーローになり損ねただけに、今日こそはゴールを決めてチームを勝利に導いて欲しいものです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、メインスタンド前のおまつり広場では4時から「ルヴァンカップキッズイレブン」が行われます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、新加入選手のプレミアムカードを先着3,000名様に差し上げます。試合会場限定のグッズは、今季最初のゴールを記念したジュニオール・サントスのTシャツを2,750円で販売。また今日はひな祭りと言うことで、サンチェ・フレッチェがお雛さまに扮したアクリルスタンドを1,100円で販売します。どちらも個数限定で、場外おまつり広場の特設売店のみでの販売となります。今日はキックオフ30分後以降、当日券が半額となる「駆けつけ割」を実施しますが、Jリーグチケットでの販売のみとなりますのでご注意下さい。その他、チケットやアクセスについての詳細は、公式ホームページをご覧ください。
 テレビ中継はスカパー!ch603とBS242(J SPORTS 1)とch588で生放送が予定されています。(何と解説は佐藤寿人さん!)今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。
<21.3.2> 明日はYBCルヴァンカップ第1節。サンフレッチェはホームで清水エスパルスと対戦します。
 昨年はクラモフスキー監督の下で新しいサッカーを目指したものの、不安定な戦いが続いたことから途中解任。平岡宏章監督が引き継いで立て直しを図ったものの、最終順位は16位に終わりました。2年連続のシーズン途中での監督交代、そして2年連続の最多失点と言う状況を打開すべく、C大阪を4位に導いたロティーナ監督を招聘。権田や原ら各チームの主力クラスを補強して、新シーズンの開幕を迎えました。と言うことで開幕戦の結果は次の通り。
1A ○3-1 鹿島  【清】チアゴ・サンタナ、後藤、OG、【鹿】荒木
 先発11人のうち7人が新加入選手、と言うフレッシュな顔ぶれで戦いを挑んだ清水は、後半30分にセットプレーの流れから先制点を与えたものの即座に反撃。8分間で逆転するとその5分後にも追加点を奪って突き放し、勝利で新チームのスタートを切っています。明日はどのようなメンバーで来るか分からないものの、ロティーナ監督のサッカーに自信を持って勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとリーグ戦の過密日程が続くことから、開幕戦からメンバーを一新する可能性が高いとのこと。城福監督も「全員でいい準備をしてやっていきたい」と語っているので、完全ターンオーバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
        林

茶島   今津  井林   清水

     柴崎  土肥

長沼    エゼキエウ     柏

       鮎川

SUB:増田、荒木、川辺、藤井、森島、永井、ジュニオール・サントス
 昨年はルヴァンカップが2試合しか無かった上に天皇杯も不出場。練習試合もほとんど組めなかったことから控え組の実戦の機会を作れず、チームの底上げができなかったことが終盤の失速に繋がりました。明日は誰が出場することになってもキャンプで積み上げてきたことを全て出し切って、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
<21.3.1> 来週水曜日(3/10)に行われるJ1リーグ戦第3節札幌戦のチケットは、先週から販売が開始されています。この試合も観客数の上限はスタジアム収容人数の50%である17,500人。入場時の検温、消毒の徹底や観客間を1席以上空けるなど、安全で快適なスタジアム運営を行います。販売場所はJリーグチケットのほか、V-POINT、ルヴァン杯清水戦の試合会場、中国新聞販売所となっていて、コンビニやプレイガイドでの販売はありません。割引率が20%になる会員先行販売は先週木曜日で終わっていて、金曜日以降は会員・一般販売となっています。発売予定のチケットの種類などの詳細はサンフレッチェ公式ページをご覧ください。
<21.2.28> 昨日エディオンスタジアムに8,820人を集めて行われたJ1リーグ戦開幕戦仙台戦は、ジュニオール・サントスのゴールで先制したものの終盤に追いつかれ、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 サンフレッチェは今季から取り入れた4-2-3-1で、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

野上   荒木  佐々木   東(→今津87分)

     青山  川辺

浅野    Jサントス    森島(→エゼキエウ90+2分)
(→鮎川90+2分)(→柏76分)
     Dヴィエイラ

SUB:林、藤井、柴崎
 対する仙台は、GK:スウォビィク、DF:秋山(→真瀬79分)、シマオ・マテ(退場27分)、アピアタウィア、蜂須賀、MF:上原、吉野(→平岡87分)、氣田(→松下HT)、関口、マルティノス(→赤崎87分)、FW:皆川(→石原62分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島で、高い位置からのプレスで仙台を押し込み、9分にはショートカウンターから東がシュートしましたが枠外に外れます。そして前半25分、スピードを生かしてDFラインの裏に抜け出そうとしたジュニオール・サントスをシマオ・マテが後ろから倒して一発退場。広島は残り65分間を数的優位で戦うことになりました。
 これで完全に自陣に引いて守りを固める仙台に対して、広島が攻める展開となります。前半28分の森島のFKは落ちきれずに枠外に外れたものの、32分に青山の縦パスを受けた浅野からのパスで前を向いたジュニオール・サントスが強引に前に出てシュート。これが吉野の身体に当たってゴールに吸い込まれ、広島が先制点を奪いました。
 2点目を失いたくない仙台は、よりいっそう守備を固めて待ちかまえます。広島もあの手この手で崩そうとして、33分にはドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたがDFがブロック。37分には浅野のクロスに東が頭で合わせましたが枠外に外れ、38分にはジュニオール・サントスのクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせましたが枠を捉えることができません。仙台は前半の終わり頃に何度かセットプレーで攻め込んだもののシュートはなく、前半は1-0で折り返すことになりました。
 後半も立ち上がりから広島が追加点を奪いに行き、開始早々にはジュニオール・サントスが抜け出してシュートしました枠外。10分にはカウンターからドウグラス・ヴィエイラが打ちましたが身体を張った守備に防がれ、11分にはCKを野上がヘッドで狙いましたがGKの好反応に弾かれ、詰めた荒木も押し込むことができません。後半に入ると仙台も選手交代を生かしてシュートシーンを作るものの、広島はしっかりと身体を寄せて決定機を作らせない守備をします。後半31分には佐々木がCKに合わせましたが身体を寄せられていて枠を捉える事ができず。40分には柏と浅野のコンビネーションから逆サイドへのクロスに東が飛び込んだもののスウォビィクのスーパーセーブに阻まれます。続いて42分にはGKが飛び出してがら空きになったゴール前で森島が受けたものの、シュートのタイミングを逃してしまいます。そして後半44分、中盤でドリブルを開始した関口を止めることができずにシュートを許すと、これが今津の背中に当たって赤崎の前へ。これを難なく決められて、同点に追いつかれてしまいます。その後広島は鮎川とエゼキエウを投入して得点を奪いに行き、後半アディショナルタイムには野上のクロスを鮎川が打ったもののこれもスウォビィクにキャッチされて、そのまま試合終了となりました。
 昨年の主力メンバーに新戦力としてジュニオール・サントスを加えた広島でしたが、早速その効果が出たのが前半25分で、シマオ・マテの退場はジュニオール・サントスの速さが生かされたシーンだったと言えます。また先制点もジュニオール・サントスの力強さがゴールに繋がったわけで、4-2-3-1の新布陣と合わせてほぼ狙い通りの試合展開だった、と言えます。相手が引いて守りを固める中でも何度もビッグチャンスを作っていたことも含めて、内容的には明らかに昨年よりも良くなっていて、キャンプでチームを作り上げてきた成果が出た、と言って良いでしょう。
 ただ、内容が良ければ勝てるわけではない、と言うのがサッカー。「辛抱強く厳しさを持って、守備から入ろう」と言うゲームプラン(手倉森監督)で来た仙台が数的不利になって、「勝点1を取れれば御の字だ」と言う狙い通りの展開になってしまいました。広島としてはずっとペースを握り続け、もう少しで追加点を奪えそうなシーンも多かっただけに、そこで更に点を取りに行くのか、それとも1点差で逃げ切るのか中途半端になってしまったところを突かれてしまいました。関口がドリブルで進んでいる時にずるずると下がるのではなく、高い位置で止めていれば何でもないシーンだっただけに、最後まで基本的な戦い方が徹底できなかったところが悔やまれるところ。体力的に厳しい終盤になっても基本の戦い方を徹底することができるかどうかが勝利のために重要だということを、思い知らされた試合だったと言えるでしょう。得点が1点しか取れなかったことも含めて、チーム戦術をより一層研ぎ澄ませていくしかありません。次節は川崎F相手に「自分たちのサッカーがまったくできない試合だった」(ポステゴグルー監督)と言う横浜FMとの対戦。ハイラン・ハイプレスで一昨年のJリーグを制した横浜FMに対して、怖れることなく戦いを挑んで欲しいと思います。

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