4/4〜4/10のSANFRECCE Diary


<21.4.10> 中国新聞によると、昨年9月27日のG大阪戦以来長期離脱していたハイネルは、昨日の前日練習で主力組の中盤に入っていたとのこと。またDFラインには井林と清水が入っていたそうで、いずれも今季初めてのリーグ戦先発となります。過密日程を勝ち抜くためには、チーム力の底上げが必須。誰が出場するにしても全員の力を合わせて、勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-9, U-11, U-12が9時半から行われます。メインスタンド前のおまつり広場では、「JAXA宇宙展示ブース」「広島市サッカースタジアム建設PR&個人寄附金ブース」「にぎわいステージ」が10時から行われます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、ジュニオール・サントス選手のプレミアムカードを3,000名様に。飲食売店はおまつり広場が10時、メインスタンド3Fコンコースとバックスタンドコンコースは11時半開店です。当日券はメインスタンド前とバックスタンド前のチケットBOXで販売しますが、Jリーグチケットでご購入の上でのご来場をお勧めします。その他、グッズ情報やアクセス情報など詳細はサンフレッチェ広島公式ページをご覧ください。
 試合中継はDAZNのみで、今日もブログでの速報も予定していますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<21.4.9> 明日はJ1リーグ戦第9節。サンフレッチェはホームで湘南ベルマーレと戦います。
 昨年最下位に終わった湘南は、齊藤未月や鈴木冬一らが欧州に移籍。また金子大毅や松田天馬ら主力級も移籍して、チームの3分の1近くが入れ替わりました。また得点力アップの切り札として補強したウェリントンとウェリントン・ジュニオールはコロナのおかげで入国が遅れていることもあって、なかなか調子が上がらず現在15位となっています。今季これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-1鳥栖  【鳥】林
L1H △0-0浦和
2A ●1-2柏   【湘】岡本、【柏】呉屋2
3A ●1-3鹿島  【湘】岡本、【鹿】荒木2、町田
4H ○3-1仙台  【湘】高橋、名古、町野、【仙】松下
5A ●2-3FC東京 【湘】山田、高橋、【東】田川、ディエゴ・オリヴェイラ、渡辺
6H △0-0C大阪
L2H ○1-0横浜FC 【湘】根本
7A △1-1横浜FM 【湘】山田、【FM】エウベル
8H △0-0名古屋
 前節は前半終了間際に三幸が退場となったことから後半はほぼ一方的に攻め立てられましたが、DF陣が身体を投げ出して守りきって勝点1を確保しています。勝ちにはなかなか繋がらないもののC大阪、横浜FM、名古屋と言う強豪相手の3連戦をいずれも引き分けで終えたと言うことで、戦い方に自信をつかみつつあるはず。明日も集中した守備で戦って、少しでも勝点を積み上げて帰ろうと考えているのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、中2日の試合で、しかも来週は名古屋、川崎Fとの対戦が控えているということで、メンバーを大きく入れ替えてくる可能性もありそうです。と言うことで、メンバー予想は難しいのですが、以下のように予想しておきます。
       大迫

野上   荒木  今津    東

       青山

    川辺    森島

長沼         Jサントス

       鮎川

SUB:林、茶島、藤井、柏、浅野、エゼキエウ、Dヴィエイラ
 前節は4-3-3が機能して快勝したサンフレッチェですが、そのキーポイントとなったのは前線からの連動した守備でした。明日は体力的に厳しい試合となりますがチーム全体で心を合わせて、ホームのサポーターに勝利をプレゼントして欲しいと思います。
<21.4.8> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第8節横浜FC戦は、浅野の2ゴールなどで攻守で圧倒して開幕戦からの無敗を8に伸ばしました。
 城福監督は前節から先発2人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

野上   荒木  今津    東

       川辺(→長沼66分)

    柴崎    森島(→茶島53分)

浅野         エゼキエウ(→鮎川79分)
(→柏66分)
     Dヴィエイラ(→Jサントス53分)

SUB:林、藤井
 対する横浜FCは、GK:南、岩武(→前嶋55分)、田代、韓、袴田、MF:安永、手塚、中村(→伊藤70分)、FW:ジャーメイン(→小川55分)、渡邉(→クレーベ70分)、松尾(→松浦77分)、と言うメンバーでした。サンフレッチェは立ち上がりから前からのプレスを敢行してペースを握ります。そして10分にはエゼキエウが突破してシュートしましたが枠外。15分にはエゼキエウのパスを東が狙いましたがこれも枠を捉える事ができません。しかし前半19分、浅野がヒールパスを出してDFラインの裏に走ると川辺がドンピシャのパス。これを浅野が角度の無いところから決めて、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島が圧倒的にボールを支配して横浜を押し込みます。31分にはエゼキエウが反転してスルーパスを出しましたがドウグラス・ヴィエイラはわずかにオフサイドを取られます。そして前半34分、エゼキエウとドウグラス・ヴィエイラが連動したプレスで相手のミスを誘うと、こぼれ球を浅野が豪快に蹴り込んで2点目を奪いました。更に後半39分にはエゼキエウが倒されて得たFKを森島が蹴り、壁に跳ね返されたボールを拾った柴崎がコントロールショットを決めて、3点リードで前半を折り返しました。
 後半立ち上がりには森島が惜しいシュートを放ちましたが、その後は横浜がボールを握る時間が増えます。しかし広島は効率的な攻撃を見せて、7分には東が決定的なシュートを放ちましたが枠外。8分にはジュニオール・サントスがペナルティエリア内から打ちましたが惜しくも枠を外れます。15分には横浜FCに初シュートを許したものの大迫が落ち着いてキャッチ。逆に18分にはジュニオール・サントスが惜しいシュートを放ち、20分には茶島がミドルレンジから狙います。この流れは飲水タイム後も続いて28分には柏がシュートしましたが枠を捉えず。34分にもこぼれ球を拾ったジュニオール・サントスが惜しいシュートを放ちます。横浜FCは選手を代えながら何とか点を取ろうと来るものの広島の守備の集中は高く、試合を通してシュート1本に抑えてそのまま勝ちきりました。
 試合後に城福監督は「前半の素晴らしい45分間」と語った一方で「後半も4点目、5点目のチャンスがあったので取りたかった」と言っていますが、しかしより重要なのは「後半は何よりも守備が緩まず...スキを与えなかった」と言うところではないかと思います。前半で3点リード、と言うことで思い出されるのは2011年の第25節C大阪戦。3-0でハーフタイムを迎えたにも関わらず後半になって立て続けに失点を繰り返し、終わってみれば4-5で敗れています。同様にこの試合も後半は横浜FCにボールを支配されて守りを固める時間が長かったわけで、そこで気を抜けば同じことが起きる可能性もありました。実際に開幕戦では後半終了間際に失点して引き分けに終わっているわけで、そこでしっかり守って無失点に抑えたことはチームとしての成長を見ることができた、と言って良いと思います。
 この試合の結果サンフレッチェは開幕戦からの負けなしが8試合になり、勝点16で順位も4位に上げました。上位は1試合多い川崎Fが8勝1分け、名古屋が6勝2分けで突っ走っていますが、しかしリーグ戦はまだ1/5が終わったばかりです。今後サンフレッチェがどこまで行けるかは、チームと選手がどれだけ成長できるかにかかっています。今後も取り組んでいるサッカーに確信を持って、上位を追撃して欲しいと思います。

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<21.4.7> 中国新聞によると、今日はエゼキエウの先発出場が濃厚だとのこと。また今季まだPKで1ゴールを挙げただけのドウグラス・ヴィエイラも、復調を誓っているそうです。守備を固めてくる可能性の高い横浜FCの守備をブラジル人のパワーとテクニックで打ち破って、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で、午後7時キックオフ。当日券はアウェイゴール裏も販売される予定ですので、観戦予定の方はJリーグチケットでご購入下さい。また今日も試合中継はDAZNのみで、ブログでの速報も予定していますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はそちらをどうぞ。
<21.4.6> 明日はJ1リーグ戦第8節。サンフレッチェはアウェイで横浜FCと対戦します。
 昨年は15位に終わった横浜FCは、J1定着を目標に小川、渡邉、伊藤らを補強。チームの約半数を入れ替えて今シーズンに臨みました。しかしスタートは最悪。ルヴァンカップの初戦こそ勝利したもののリーグ戦は6連敗。リーグ戦7試合の勝点はわずかに1で、19位に沈んでいます。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●1-5 札幌  【横】クレーベ、【札】駒井、金子2、アンデルソン・ロペス、チャナティップ
L1A ○1-0 柏   【横】伊藤
2H ●1-2 大分  【横】手塚、【分】三竿、小林
3A ●0-2 浦和  【浦】杉本、阿部
4H ●1-4 C大阪 【横】ジャーメイン、【C】豊川、大久保、加藤、高木
5A ●0-3 名古屋 【名】前田、マテウス、山崎
6A ●1-2 徳島  【横】袴田、【徳】OG、宮代
L2A ●0-1 湘南  【湘】根本
7H △1-1 柏   【横】田代、【柏】大南
 第6節までに18失点と崩壊していた守備を立て直すためルヴァンカップの湘南戦から戦い方を修正し、柏戦ではそれが一定程度実を結んで初の勝点1を取っています。明日もコンパクトな守備で粘り強く戦って、少しでも勝点を取ろうとする戦いをしてくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、アウェイゲームであることや中2日で次のリーグ戦があることを考えると、ある程度選手を入れ替えて戦う可能性が高いのではないかと思われます。と言うことでメンバーは難しいのですが、私は次のように予想します。
       大迫

茶島   荒木  今津    東

       柴崎

    川辺    森島

柏          エゼキエウ

       鮎川

SUB:林、野上、青山、藤井、長沼、浅野、ジュニオール・サントス
 前節は4-3-3で戦って一定の手応えを得ることができましたが、それを自信に変えるためには得点を挙げなければいけません。明日もチーム全員で心を合わせて、勝って広島に帰ってきて欲しいと思います。
<21.4.5> サンフレッチェ広島レジーナは昨日、なでしこリーグ2部の吉備国際大学Charme岡山高梁と45分×3のフレンドリーマッチを行い、4-0で勝ちました。得点は1本目の13分に立花、3本目の6分に大内、12分と42分に柳瀬でした。
<21.4.5> 昨日アウェイで行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第1節で、サンフレッチェ広島ユースは3-0で神戸U-18を下し、幸先の良いスタートを切りました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田、光廣、藤野、MF:西村(→井野85分)、森夲(→滝口85分)、池田、畑野、越道(→仲川90+2分)、FW:高柳(→笠木81分)、棚田。先制点は前半26分で、藤野のシュートのこぼれを高柳がダイレクトで蹴り込みました。2点目も高柳で、後半10分にCKを繋いで光廣からのパスをゲット。そして後半21分には池田のパスから森夲が決めました。第1節の全結果と順位表は次の通り。
【第1節】
名古屋U-18  4-0 鳥栖U-18
神戸U-18   0-3 広島ユース
京都U-18   0-1 磐田U-18
G大阪ユース 5-2 東福岡高
(C大阪U-18×大津高は日程未定)

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 名古屋U-18    3     1    1   0   0    +4
2 G大阪ユース   3     1    1   0   0    +3
3 広島ユース    3     1    1   0   0    +3
4 磐田U-18     3     1    1   0   0    +1
5 C大阪U-18    0     0    0   0   0     0
5 大津高      0     0    0   0   0     0
7 京都U-18     0     1    0   0   1    -1
8 東福岡高     0     1    0   0   1    -3
9 神戸U-18     0     1    0   0   1    -3
10 鳥栖U-18     0     1    0   0   1    -4

<21.4.4> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第7節G大阪戦はスコアレスドローに終わり、順位は1つ下がって6位になりました。
 サンフレッチェは今季初の4-3-3で、以下の布陣で戦いました。
       大迫

野上   荒木  今津    東

       青山

    川辺    森島(→長沼86分)

浅野         Jサントス(→エゼキエウ83分)
(→柏83分)
     Dヴィエイラ

SUB:林、藤井、茶島、鮎川
 対するガンバはGK:東口、DF:昌子、藤春、三浦、高尾、MF:小野瀬(→矢島83分)、倉田(→福田68分)、井手口、山本(→チュ・セジョン83分)、FW:パトリック(→レアンドロ・ペレイラ68分)、チアゴ・アウベス(→宇佐美61分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは試合を戦える喜びに満ちた?ガンバのプレッシャーを受けて、ファーストシュートを倉田に打たれます。しかし広島も高い位置からの守備で対抗し、17分には浅野がカットインしてシュートしましたが枠外。22分にはチアゴ・アウベスに強烈なミドルを打たれましたが大迫が反応します。24分にはCKからのシーンで青山のハンドが疑われたものの、VARによるチェックで主審は取らないとジャッジします。31分には高い位置で奪って浅野の仕掛けから森島が狙いましたがDFに当たって枠外。32分にはCKに野上が合わせましたが枠を捉える事ができません。そして43分にはCKからの混戦で今津、ドウグラス・ヴィエイラがそれぞれペナルティエリア内から狙いましたが、ガンバの集中した守備陣に跳ね返されます。前半はほぼイーブンの流れながら両者無得点でハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとガンバは1ヶ月ぶりの試合と言うことからか運動量が落ちて、広島が圧倒的に攻め込みます。2分にはジュニオール・サントスがペナルティエリア内から狙いましたがDFがブロック。3分にはCKのこぼれを野上が狙いましたがクリアされ、6分にはドウグラス・ヴィエイラのクロスにジュニオール・サントスが飛び込みましたが枠を外してしまいます。続いて10分にはジュニオール・サントスのクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせましたがシュートはGKに抑えられ、21分には川辺がミドルを放ったものの枠外。26分の青山の地を這うシュートは東口が横っ飛びで弾き、31分の川辺のシュートも枠を捉える事が出来ません。後半の後半はガンバが宇佐美やチュ・セジョンを投入したことにより動きが良くなり、広島が押し込まれる時間も増えたものの、唯一危なかった36分の福田のシュートも枠を外れて助かります。結局両チームともに最後までゴールを割れず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 コロナ感染者の発生により1ヶ月ぶりの試合となったガンバが相手ということで、ガンバだけでなく広島にとっても難しい試合になったと思います。前半はガンバの選手たちの身体のキレが良く、本来の選手個々の能力の高さもあって緊張感の漂う試合となりました。ところが後半になるとガンバの「ゲーム体力」の不足が如実に出たか広島がほぼ一方的にゲームを支配。シュート数こそさほど多くなかったものの、ボールを奪われてもすぐに回収して波状攻撃をかけて決定機を作りました。試合後に城福監督は「特に後半の入りから30分間くらいのわれわれのペースのときに点を決め切ることができなかった」と語っていますが、全体的な流れとしては勝ち点2を逃した試合だった、と言えるでしょう。
 ところでこの試合で城福監督は、4-3-3のフォーメーションにトライしました。城福監督は「トータルしたら悪くなかったと思いますけど、非常に良かったかと言ったら、前半は慣れる時間が必要だった」語っていますが、初めてのチャレンジとしては良かったのではないでしょうか。ジュニオール・サントスは左サイドでボールを持つと、高い技術を生かして突破を図りました。2,3人の相手に囲まれて最後は奪われるシーンが多かったのは確かですが、もう少し周りとのコンビネーションを使う意識が高くなれば、空いたスペースを使って一気にゴール前に持ち込むことも増えるのではないかと思います。また2.5列目中央に位置することになった森島も、低い位置でボールを持って前に運んだり、あるいは左右にボールを散らしてリズムを作りました。またその横に並んだ川辺はピッチ全体を自在に動いて守備と攻撃を活性化させました。そもそもは「ジュニオール・サントスの個の力を生かす」(城福監督)ためのオプションなのかも知れませんが、今後4-2-2と使い分けることにより、戦い方の幅を広げることができるのではないでしょうか。今後8週間にわたって週2試合の過密日程が続きますが、いろいろな選手といろいろなオプションを駆使しながら、勝ち抜いて行ってほしいと思います。

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