5/16〜5/22のSANFRECCE Diary


<21.5.22> 明日はJ1リーグ戦第15節。サンフレッチェはアウェイでC大阪と対戦します。
 昨年は4位でフィニッシュしてACLのプレーオフ出場権を獲得したC大阪でしたが、2年連続で好成績を挙げたロティーナ監督との契約を解除してクルピ監督を招聘。3度目の就任でトップ3を目指してチーム作りを進めています。そして第3節清水戦から3連勝するなど調子を上げて一時は3位まで浮上したものの、大久保ら攻撃陣に負傷者が続出していることもあって第8節以降は7試合でわずか1勝と苦しんでいます。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-0 柏   【C】大久保、坂元
11A ●2-3 川崎F 【C】大久保2、【川】レアンドロ・ダミアン、三苫
2A ●2-3 FC東京 【C】大久保、原川、【東】田川、レアンドロ、森重
3H ○2-1 清水  【C】西尾、清武、【清】中山
4A ○4-1 横浜FC 【C】豊川、大久保、加藤、高木、【FC】ジャーメイン
5H ○1-0 大分  【C】坂元
6A △0-0 湘南
7H ○1-0 鳥栖  【C】奥埜
8A ●0-1 横浜FM 【FM】オナイウ
9H △2-2 福岡  【C】中島、加藤、【福】吉岡、ファンマ
18H ●1-2 徳島  【C】進藤、【徳】宮代、OG
10H ○1-0 浦和  【C】丸橋
12H △1-1 G大阪 【C】中島、【G】パトリック
13A ●0-1 名古屋 【名】吉田
14A △1-1 神戸  【C】坂元、【神】フェルマーレン
 前節は後半30分に坂元が先制点を挙げて後半アディショナルタイム6分までリードしていたものの、神戸の波状攻撃に耐えきれずに同点ゴールを献上して勝点2を失っています。拮抗した展開をなかなか結果に繋げられていないC大阪ですが、しかし4月中旬以降は毎週1試合ずつと日程に恵まれていてじっくりとチーム作りを進めることができているのは間違いないところ。明日は十分な広島対策を立てて、改修前の最後のヤンマースタジアムでの試合を勝利で飾ろうと考えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらは過酷な「17連戦」は15試合目と終盤に近づいています。チーム全体に疲労感が漂うところですが、ただ仙台戦は多くの主力選手を休ませることができただけでなく怪我で離脱していた選手も復帰してきているので、コンディションの良い選手を優先して起用してくるのではないかと思われます。と言うことで、先発メンバーの予想は次の通り。
       大迫

野上   荒木  佐々木   東

    川辺    青山

       森島

浅野         Jサントス

     Dヴィエイラ

SUB:林、今津、藤井、柴崎、柏、エゼキエウ、鮎川
 仙台戦で惨敗を喫したサンフレッチェでしたが、原因の一つは城福監督の基本である「靴一足分の寄せ」ができていなかったことだと言えます。ピッチ上の全選手が「高いレベルのベーシック」を体現できなければ勝利することはできないのは当然のこと。明日もチーム全員で力を合わせて、勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<21.5.22> 今日はレジーナ初のホームでの公式戦、「WEリーグプレシーズンマッチ」ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦が広島広域公園第一球技場で午後1時から行われます。広島県に緊急事態宣言が発令されていることにより席数や応援スタイルなどに制限がありますが、試合開催自体は予定通り行われます。当日券もキックオフの1時間前から発売されますので、ぜひ多くの方に応援に行って欲しいと思います。来場に際しての注意やアクセス等については公式サイトをご覧ください。

 なお試合中継はYouTubeライブで配信される予定ですので、スタジアムに行けない方はこちらをご覧ください。
<21.5.21> 日本サッカー協会は2セットの日本代表メンバーを発表し、6月のW杯予選のメンバーに佐々木と川辺が選ばれました。
 まず、5/28に行われるW杯2次予選ミャンマー戦は国際Aマッチデーではないと言うことでJリーグ所属選手は選ばれず、以下の「海外組」26人が選出されています。
【GK】川島(ストラスブール)、シュミット(シントトロイデン)、中村(ポルティモネンセ)
【DF】長友、酒井宏(マルセイユ)、吉田(サンプドリア)、室屋(ハノーファー)、
    植田(ニーム)、中山(ズヴォレ)、冨安(ボローニャ)、
    橋岡(シントトロイデン)、菅原(AZ)
【MF】原口(ハノーファー)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東(ヘンク)、橋本(ロストフ)、
    南野(サウサンプトン)、守田(サンタ・クララ)、板倉(フローニンゲン)、
    三好(アントワープ)、遠藤渓(ウニオン・ベルリン)、堂安(ビーレフェルト)、
    久保(ヘタフェ)、鎌田(フランクフルト)
【FW】大迫勇(ブレーメン)、浅野(無所属)
 このメンバーは5/28にフクダ電子アリーナで開催されるミャンマー代表戦を戦います。
 続いて6月シリーズのメンバーは次の24人。
【GK】川島(ストラスブール)、シュミット(シントトロイデン)、中村(ポルティモネンセ)
    権田(清水)
【DF】長友(マルセイユ)、佐々木(広島)、谷口、山根(川崎F)、
    昌子(G大阪)、室屋(ハノーファー)、植田(ニーム)、中谷(名古屋)、
    小川(FC東京)
【MF】原口(ハノーファー)、伊東(ヘンク)、橋本(ロストフ)、川辺(広島)、
    南野(サウサンプトン)、守田(サンタ・クララ)、鎌田(フランクフルト)、
    坂元(C大阪)、古橋(神戸)
【FW】大迫勇(ブレーメン)、浅野(無所属)
 このメンバーは6/7のタジキスタン代表戦と6/15のキルギス代表戦を戦います。
 また日本サッカー協会は東京オリンピックに向けてのU-24日本代表メンバーも発表し、広島から大迫敬が選ばれています。今回選ばれたのは次の27人。
【GK】大迫敬(広島)、沖(鹿島)、谷(湘南)、鈴木(浦和)
【DF】吉田(サンプドリア)、酒井宏(マルセイユ)、町田(鹿島)、旗手(川崎F)、
    古賀(柏)、冨安(ボローニャ)、橋岡(シントトロイデン)、菅原(AZ)
【MF】遠藤航(シュツットガルト)、板倉(フローニンゲン)、中山(ズヴォレ)、
    相馬(名古屋)、三好(アントワープ)、三苫、田中(川崎F)、
    遠藤渓(ウニオン・ベルリン)、堂安(ビーレフェルト)、食野(リオ・アヴェ)、
    久保(ヘタフェ)
【FW】林(鳥栖)、前田(横浜FM)、植田(鹿島)、田川(FC東京)
 U-24日本代表は6/5のU-24ガーナ代表、6/12のジャマイカ代表との親善試合を経て18人にメンバーを絞り込んで、7月上旬の親善試合2試合を経て東京オリンピックに臨みます。
<21.5.20> 昨日アウェイで行われたYBCルヴァンカップグループステージ第6節仙台戦は、攻守に圧倒されて0-3で完敗を喫して、グループ最下位で今年のルヴァンカップが終わりました。
 怪我で離脱していた柴崎と土肥が久々に先発出場。またユースの棚田を2試合連続で先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

茶島   今津  井林    東
(→藤井71分)
    柴崎    土肥
    (→ハイネル57分)
長沼         エゼキエウ(→柏HT)
(→Dヴィエイラ57分)
     棚田  鮎川
     (→Jサントス60分)

SUB:増田、荒木
 対する仙台は、GK:ストイシッチ、DF:真瀬(→照山55分)、アピアタウィア、シマオ・マテ、蜂須賀(→長倉89分)、MF:中原、松下(→上原HT)、マルティノス、佐々木匠(→加藤壱89分)、加藤千(→田中79分)、FW:皆川、と言うメンバーでした。最初のチャンスは仙台で、4分にCKに加藤千が飛び込みましたが枠外。6分のマルティノスのミドルは林が押さえ、15分には蜂須賀のクロスに佐々木が合わせましたが枠外に外れます。飲水タイム後は広島のリズムが良くなったもののシュートまで行けずにいると前半33分、松下の浮き球のパスで抜け出した加藤千に右サイドの裏を破られ、マイナスのパスを佐々木に決められて先制点を許しました。
 これで勢いのついた仙台は35分には蜂須賀がミドル。39分にはマルティノスが短いクロスを入れてきましたが林がキャッチします。また41分にはゴール前で回され中原にミドルを打たれ、46分にはカウンターから危ういシュートを打たれます。前半の広島のシュートは2本で、37分の柴崎のシュートは枠外に外れ、41分の棚田のシュートもGK正面を突きます。何とか挽回を狙うものの仙台ペースは変わらないまま、1点リードのリードを許してハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島はジュニオール・サントスと柏を投入して反撃を狙い、7分にはジュニオール・サントスのシュートのこぼれを東が狙いましたが枠外に外れます。しかし後半10分、スローインを受けた加藤千が左から思いきってシュートを放つとポストに当たってゴールに飛び込み、痛い追加点を奪われてしまいました。
 ドウグラス・ヴィエイラとハイネルを投入して何とか押し返そうとする広島。しかし仙台の高い位置からの守備を外せずなかなかリズムを変えられません。15分には皆川に危ないシュートを打たれ、26分にはマルティノスのクロスに加藤千が飛び込むなど仙台の攻勢を受け続けた後半30分、ドウグラス・ヴィエイラから奪ったアピアタウィアのパスからマルティノスが放ったシュートが逆サイドのネットに突き刺さります。広島は最後まで攻守の歯車が噛みあわず、良いところ無く敗戦のホイッスルを聞くことになりました。
 勝たなければ後がない広島でしたが、先発のピッチに立ったのは前節に続いてユースの棚田、そして怪我で長期離脱していた柴崎と土肥。過密日程で主力に疲れがたまる中で機動力に期待して送り出したのだとは思いますし、またそれぞれに持ち味は見せたと思いますが、やはりコンビネーションの点ではまだまだ。連動したプレスでボールを奪うシーンはほとんどありませんでしたし、攻撃に出てもパスが合わずに相手にカットされるシーンが続出。それは途中交代でジュニオール・サントスや柏らを送り出した後でも同様で、仙台の高い位置からのプレスを剥がせず、シュートらしいシュートは前半の柴崎と棚田、後半のジュニオール・サントスと東のシーンぐらいしかありませんでした。中2日、3日の日程が続き、移動もあるためなかなか戦術練習もできない中でもここまで何とかやり繰りしてきましたが、ついにそれが破綻してしまった、と言うことだと思います。この試合の結果ルヴァンカップは敗退が決まりましたが、勝っていれば連戦が更に続いていたことを考えるとむしろ負けて良かった、と思うほど。結果が出せなかった選手たちと監督にしてみれば悔しい敗戦だったとは思いますが、シーズンの流れを考えれば当然の敗戦だとも言えます。むしろここで柴崎、土肥、ドウグラス・ヴィエイラの「試運転」ができたことを、喜ぶべきなのかも知れません。「人間万事塞翁が馬」と言いますが、人はポジティブな結果よりもむしろネガティブな結果から得ることも多いもの。ここで佐々木、荒木、川辺、森島、浅野らを温存できたことも含めて前向きに考えて、次の試合に向かって進んで欲しいと思います。

広島公式サイト  仙台公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細
<21.5.19> 中国新聞によると、今日は鮎川、棚田の「10代2トップ」を先発起用するとのこと。またベンチにはドウグラス・ヴィエイラとジュニオール・サントスを控えさせて、「前線からスイッチを入れ、5人の交代枠を駆使しながらゴールを奪う」(城福監督)ことで勝利を掴みに行くことになります。
 今日の試合会場はユアテックスタジアム仙台で、午後7時キックオフ。当日券の販売も予定されていますが、ビジター席は5/16までに販売された前売券だけが利用可能で、当日券はホームのみとなっています。テレビ中継ですが、前節に続いて生放送は「スカパー!プレミアムサービス」(ch593)だけで、CSは深夜3:30からの録画放送のみとなっています。専用チューナーを持っていない契約者はスカパーオンデマンドが頼りなので、前節のようにサーバーがダウンしないことを祈ります。また今日は仕事の関係でブログでの速報はできないので、スタジアムに行けない&スカパーが見れない方はモバイルサイトの速報などをご覧ください。
<21.5.18> 明日はYBCルヴァンカップグループステージ第6節。サンフレッチェはアウェイでベガルタ仙台と対戦します。
 5/1の第12節柏戦でリーグ戦の今季初勝利を挙げ、先週水曜日の川崎F戦では試合終了間際に追いつくなど一時の不調からは脱しつつある仙台ですが、前節は試合終了間際にこぼれ球を渡に押し込まれて痛恨の敗戦を喫しています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
L3A ○1-0 広島  【仙】加藤
11A ●1-2 札幌  【仙】加藤、【札】小柏、ジェイ
L4H ●2-5 横浜FM 【仙】皆川、氣田、【横】天野2、樺山、水沼2
12H ○1-0 柏   【仙】西村
L5A ●1-4 清水  【仙】佐々木、【清】福森、金子、ディサロ、中山
13A ●0-2 浦和  【浦】ユンカー、阿部
20A △2-2 川崎F 【仙】中原、マルティノス、【川】小林、三苫
14H ●0-1 福岡  【福】渡
 ルヴァンカップはグループステージでの敗退が決まっているため明日は仙台にとっては消化ゲームとなりますが、逆にプレッシャーを感じずに伸び伸びプレーできるはず。明日はホームのサポーターに今季2つ目の勝利を捧げようと戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると左脚の故障で離脱していたドウグラス・ヴィエイラが全体練習に復帰しているとのことです。ただすぐに先発はなさそうなので、横浜FM戦と同様に棚田を起用する可能性もありそうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        林

今津   荒木  井林   藤井

    ハイネル  茶島

長沼             柏

     棚田  鮎川

SUB:増田、野上、東、青山、浅野、Jサントス、Dヴィエイラ
 清水が横浜FMに負けるのが条件ですが、勝てばプレーオフステージ進出を勝ち取ることができる重要な一戦。明日もチーム一丸となって、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。
<21.5.17> レジーナは昨日シーガル広島U-14と30分×4本の練習試合を行い、7-1で勝ちました。先発は、GK:福元、DF:木崎、塩田、松原優、内田、MF:山口、増矢、小川、川島、島袋、FW:谷口。得点は1本目の5分に谷口、11分に増矢、26分に内田、2本目の12分に松原優、30分に谷口、3本目の9分に大内、11分に中嶋。失点は4本目の13分でした。
<21.5.17> 日本サッカー協会は先週U-19日本女子代表候補を発表し、レジーナから柳瀬選手が選出されました。今回選出されたのは次の28人。
【GK】福田(浦和L)、大場(所属なし)、竹下(伊賀)、野田(東京M)
【DF】西野(仙台L)、福住(相模原)、長江、竹重(INAC)、
    城和、村上(千葉L)、武(レイア湘南)、石川、林(JFA福島)、
    角田(浦和L)
【MF】森田、渡部(日体大FIELDS)、伊藤(長野L)、杉澤(大宮V)、
    岩崎、大山(東京B)、丹野(浦和L)
【FW】島田、西尾(浦和L)、柳瀬(広島R)、山本、土方(東京B)、
    藤野(十文字高)、松窪(JFA福島)
 このメンバーは昨日からJヴィレッジに集合して、5/20までトレーニングキャンプを行います。
<21.5.16> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第14節徳島戦は、数々のチャンスを生かせず無得点で敗れました。
 城福監督は前節から先発5人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

野上   今津  佐々木   東

    茶島    川辺(→藤井79分)

エゼキエウ         森島
(→青山HT)
   浅野      永井(→Jサントス7分→鮎川64分)
   (→長沼79分)

SUB:林、荒木
 対する徳島は、GK:上福元、DF:福岡(→ドゥシャン73分)、カカ、ジエゴ、MF:岩尾、鈴木、岸本、バトッキオ(→小西61分)、杉森(→藤田90分)、FW:宮代(→河田90分)、垣田、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的にプレスをかけにいった広島ですが、前半5分、浅野のサイドチェンジに走った永井が座り込んでしまい、担架に乗せられて退場します。そして急きょ投入されたジュニオール・サントスは、7分にファーストシュートを放ちましたがDFに当たって枠外へ。続いて13分には浅野がドリブルからシュートしたものの惜しくも枠を捉える事ができず、23分にはジュニオール・サントスがDFからボールを奪いましたがシュートは打てずクリアされてしまいます。更に28分にもエゼキエウが素晴らしいターンからチャンスを作り、ジュニオール・サントス、エゼキエウがシュートしましたがゴールを割ることができません。前半の終わり頃は広島の運動量が落ちたか徳島に攻め込まれるシーンが増え、38分には岸本、43分にはバトッキオ、46分には杉森に危ういシュートを打たれます。前半は全体的には広島ペースだったものの得点は奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半から青山を投入し、茶島を右のシャドウに上げて点を取りに行く城福監督。そして9分には波状攻撃を仕掛けて浅野が、野上がゴールを狙いますが徳島守備陣に跳ね返されます。広島は11分の森島、15分の浅野と良い仕掛けを見せるものの、中2日の疲れからかなかなかボックス内に入って行けなくなります。そして後半18分、東が上がった裏を突かれ、岸本にループシュートを決められて先制を許してしまいました。
 何とか追いつきたい広島は、次々と選手を入れ替えてゴールを狙いに行きます。そして42分には東と青山が続けざまにシュート。続いて森島のクロスに東が合わせましたがポストを直撃。また44分には藤井が切れ込んでシュートしたものの枠外に外れ、茶島のクロスを森島がヘッドで狙いましたがこれもバーに弾かれます。最後は徳島に時間稼ぎされたものの奪い返すこともできなくなり、1点差を許したままで力尽きました。
 この試合のサンフレッチェの「入り」は非常に良かったと思います。開始5分で永井が退場するというアクシデントはあったものの、代わりに入ったジュニオール・サントスを含めて良く前からボールを追い、高い位置で奪ってチャンスを作りました。前半30分ごろまでに作ったビッグチャンスは4回か5回で、いつでも得点できそうな雰囲気がありました。ところがその後は運動量が落ちたかボールを奪えなくなり、徳島にボールを回される時間が長くなりました。そして後半も立ち上がりから攻勢に出てチャンスを作ったものの決めきれず、東が上がった後を狙われて失点。その後も何とか点を取りに行ったもののポストにも嫌われ、得点できないままに終わってしまいました。5月に入ってからのリーグ戦4試合で2得点だということで中国新聞には「攻撃に光明を見出せないままに徳島に零封負けを喫した」と書かれていますが、攻撃が機能していなかったかと言うとそんなことは無いと思います。この日のシュートは12本でしたがその半分以上は決定的なシュート。徳島の守備の集中が高かったのは確かですが、選手たちが頑張っていたのは間違いないと思います。徳島が中5日だったのに対して広島は中2日だったと言う条件の違いによるコンディション差が、この結果に結びついてしまったと言わざるを得ないのではないでしょうか。
 ACL出場チームの都合で「J1クラブ中、最も過酷な17連戦を強いられている」(仙田社長)と言うことにはサンフレッチェファミリーの一員としても不満は大きいのですが、選手も監督も力いっぱい頑張っている以上、応援しないわけにはいきません。今週は水曜日に勝利が絶対条件のルヴァンカップ仙台戦があり、週末からはC大阪、浦和、FC東京と強敵が続く3連戦が待っていますが、次こそは身体の重い中でも「自分たちが目指すものをつないでいきながらしっかりと表現」(城福監督)して、勝利して欲しいと思います。
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