5/2〜5/8のSANFRECCE Diary


<21.5.8> WEリーグは今年秋の開幕に向けて先々週からプレシーズンマッチを開催していますが、今日はサンフレッチェ広島レジーナの初戦となる大宮アルディージャVENTUSとの試合が行われます。会場はNACK5スタジアムで、午後2時キックオフ。チケットはホームメインSA指定席とホームA指定席のみが販売されます。また試合の映像は「イレブンスポーツ」で配信されるそうですが、詳細は良く分からないのでこちらをご覧ください。
<21.5.8> 日本サッカー協会は昨日なでしこジャパン候補トレーニングキャンプのメンバーを発表し、サンフレッチェ広島レジーナの上野真実選手が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】池田(浦和L)、山下(I神戸)、平尾(新潟L)
【DF】鮫島(大宮V)、三宅(I神戸)、清水、土光、宮川(東京B)、
    南(浦和L)、脇坂(N相模原)
【MF】中島、杉田(I神戸)、水谷、塩越(浦和L)、宮澤(仙台L)、
    三浦、北村、遠藤、木下(東京B)
【FW】菅澤(浦和L)、浜田(仙台L)、上野(広島R)、小林(東京B)
 4月に行われたパラグアイ、パナマとの親善試合のメンバーからスタンボー(大宮V)、高橋(浦和L)、長谷川(ミラン)、林(AIK)、岩渕(アストン・ヴィラ)、田中(バイヤー・レバークーゼン)、籾木(OLレイン)が外れ、平尾、土光、脇坂、宮澤、遠藤、上野、小林が選ばれています。おそらくはこのキャンプでメンバーを絞り込んで、海外組と組み合わせて東京五輪に臨むことになるのではないでしょうか。
 なお、日本サッカー協会は先週末にU-18日本代表候補を発表し、サンフレッチェ広島ユースからMFの池田とFWの高柳が選ばれました。
<21.5.8> プレスリリースによると、レジーナの2021-2022シーズンのユニフォームデザインとユニフォームパートナーが決まりました。ホームキットは伝統の広島バイオレットに濃紺のボーダーが入り、サイドにはゴールドのラインが入っています。またアウェイキットは白が基調で、薄いグレーのボーダーストライプとなっています。ユニフォームパートナーは胸がエディオン、背中がマリモ、鎖骨が良和ハウス、裾がテラル、ショーツ前面がメディカルサービス明和と地元企業が名を連ねています。レジーナの選手たちには広島の思いを身に纏って、今後の戦いに臨んで欲しいと思います。
<21.5.8> 中国新聞によると、今日は浅野と鮎川のツートップで戦うとのこと。GKから繋いでくるスタイルの鳥栖に前からプレスをかけて奪い切るのか、それともかわされて回されるのか。これまで目指してきたサッカーを貫くことができるのかどうかが、試合の勝敗を分けることになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は駅前不動産スタジアムで、午後2時キックオフ。当日券はゴール裏ビジター席立ち見も含めて販売されますので、Jリーグチケットなどでご購入下さい。  試合中継は今日もDAZNのみ。いつものようにDAZNを観ながらの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は速報ブログをご覧ください。
<21.5.7> 明日はJ1リーグ戦第13節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 開幕から3連勝、また6試合負けなしでスタートした鳥栖は、C大阪と川崎Fに連敗したもののその後立て直し、直近のリーグ戦は3連勝で3位まで順位を上げています。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 湘南  【鳥】林
L1A ●0-3 鹿島  【鹿】エヴェラウド、和泉、染野
2H ○2-0 浦和  【鳥】山下2
3H ○5-0 仙台  【鳥】山下、エドゥアルド、小屋松、樋口、酒井
4A △0-0 清水
5H ○2-0 柏   【鳥】林2
6H △0-0 福岡
L2H ●1-5 札幌  【鳥】田代、【札】OG2、深井、アンデルソン・ロペス、ルーカス・フェルナンデス
7A ●0-1 C大阪 【C】奥埜
8A ●0-1 川崎F 【川】遠野
9H ○3-0 横浜FC 【鳥】山下2、本田
18H ●0-1 G大阪 【G】宇佐美
10A ○2-1 名古屋 【鳥】林、酒井、【名】稲垣
L3H ●0-1 福岡  【福】クルークス
11A ○2-1 FC東京 【鳥】酒井、樋口、【東】森重
L4H △2-2 鹿島  【鳥】オフェエドゥ、湯澤、【鹿】杉岡、OG
12H ○2-0 徳島  【鳥】山下、仙頭
L5A ●1-2 札幌  【鳥】湯澤、【札】ドウグラス・オリヴェイラ、青木
 前節は徳島にポゼッションで圧倒されながらも守備陣が粘り強く対応すると、後半10分に先制点を奪うとその後は試合をコントロールし、仙頭のJ1初ゴールで突き放して勝利しています。2位名古屋より1試合少ないながら勝点差3と上位が見えている鳥栖としては、明日も勝利するつもりで待ちかまえているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、城福監督が神戸戦の後のインタビューで「前線からの守備も含めて、少しわれわれがイメージしていたのと違う状況になってしまったのは、原因をしっかり分析して、広島らしくゲームに入ることはどういうことか、共有してやり得る選手で次のゲームに臨みたい」と語っていることから、メンバーを入れ替えてくる可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

野上   荒木  佐々木   東

    青山    川辺

エゼキエウ         森島

     永井  鮎川

SUB:林、今津、茶島、ハイネル、柏、浅野、Jサントス
 リーグ戦は5試合連続勝ちなしとトンネルに入っているサンフレッチェですが、勝利のヒントはルヴァンカップの戦いにあります。選手全員で前からのプレッシャーをかける戦い方を貫き最後まで足を止めずに戦って、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
<21.5.6> 昨日ホームで行われたYBCルヴァンカップグループステージ第5節横浜FM戦は、後半アディショナルタイムの鮎川のゴールで追いついてグループステージ突破の可能性を残しました。
 永井が今季初先発。またユースの棚田をトップに起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

今津   井林  佐々木  藤井
         (→東HT)
   ハイネル   茶島
   (→森島60分)
長沼             柏(→川辺69分)

     棚田  永井(→鮎川69分)
     (→Jサントス60分)

SUB:増田、浅野
 対する横浜FMはリーグ戦から先発全員を入れ替えて、GK:梶川、DF:岩田、伊藤、實藤、小池、MF:天野、渡辺、和田(→前田66分)、FW:水沼(→樺山87分)、レオ・セアラ(→オナイウ66分)、高野、と言うメンバーでした。永井、棚田のツートップを起点にして、広島は立ち上がりから高い位置からのプレスに行きます。そして前半14分には棚田がしっかりとボールを収め、DFのギャップを突いたスルーパスに走り込んだ藤井が惜しいシュートを放ちます。また15分には長沼が粘り強いチェイシングでボールを奪うと、永井が決定的なシュートを放ちましたがGKに防がれます。しかし前半27分、プレスがやや甘くなったか横浜FMにボールを回され、最後は天野のクロスをレオ・セアラにヘッドで決められて先制点を許してしまいました。
 リードされた広島でしたが、戦闘態勢は崩さず再びプレスを強めてペースを握ります。前半32分には棚田のパスから茶島がシュート。33分にはカウンターから高野にシュートを許しましたが井林が防ぎます。続いて34分には柏のダイレクトクロスを棚田がヘッドでループ気味に狙いましたがGKの好セーブに阻まれます。前半は広島のチャンスが多かったものの得点は横浜の1点だけで、0-1でハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島のプレスの強度が落ちたか横浜に攻め込まれるシーンが増えたものの守備陣が踏ん張ります。そこで後半15分にジュニオール・サントスと森島を投入すると、早速その直後に永井とジュニオール・サントスの守備からチャンスを作り、16分には高い位置での守備から藤井のクロスを永井がヘッドで狙いましたが惜しくも枠外。また後半19分には森島のFKにジュニオール・サントスが飛び込みましたがわずかに届かず、26分には川辺がミドルを放ちましたが枠を捉えることができません。横浜は前田とオナイウを投入してカウンターを狙い、28分には速攻から前田に打たれましたが枠を外れて助かります。終盤は広島が波状攻撃を仕掛けましたが横浜の守備をなかなか崩すことができなかったものの、後半アディショナルタイムも終わろうとしていた50分にドラマが起きます。東のパスを左のスペースで受けた藤井が攣っている足を踏ん張りながら反転してクロス。これを中央にポジションを取っていた鮎川が頭で流し込んで、劇的な同点ゴールで勝点1を奪取しました。
 怪我人続出と連戦の疲れでメンバーが揃わない中、城福監督が下した決断はユースの棚田遼選手の先発起用でした。城福監督は「ずっと考えていた」と語っていますが、しかし決めたのは前日の8時過ぎ。急きょユースの寮から呼び寄せて、彼の名前をどう呼ぶかも当日の朝に周知する、と言う慌ただしさだったそうです。背番号に名前も入っていない状況で、いきなり先発で公式戦初出場となった棚田でしたが、しかしプレーぶりは堂々としたものでした。前線からのチェイシングで守備のスイッチを入れただけでなく、ボールをしっかりと収めて攻撃のリズムを作りました。前半14分の藤井の決定機を演出したシーンは、彼のポテンシャルを示したものだったと思います。そして、この試合で何と言っても圧巻だったのは若手2人でつかんだ同点ゴールのシーン。藤井は後半33分に前田の突破を止めた際に両足を攣ってしまいましたが、交代枠を使い切っていたと言うことで長沼を右SBに下げ、少しでも負担の少ないサイドハーフの位置に上げていました。試合後に藤井は「正直、俊希からボールを受けたとき、後ろに下げて俊希にクロスを上げてもらおうかな、と思った」そうですが、そこで相手の逆を突いて反転して正確なクロスを上げたのは、センスと練習の賜物と言って良いでしょう。常日頃から練習で合わせていた、と言う若手2人のプレーが、グループステージ敗退の瀬戸際にあったチームを救いました。
 この試合の結果横浜FMのプレーオフステージ進出が決まり、広島は2位・清水と勝点差3で3位をキープしました。得失点差は清水の+3に対して広島は-5と大きく離されていますが、勝点が並んだ場合の勝ち抜きは得失点差ではなく両チームの対戦成績で決まるため、次節に広島が仙台に勝ち、清水が横浜FMに敗れればプレーオフステージに進出できることになります。次節は鳥栖、G大阪、徳島とリーグ戦を戦った後のアウェイゲームとなりますが、良い準備をしてチーム全員の力で勝ち抜いて欲しいと思います。

広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  レオ・セアラ
<21.5.5gt; 中国新聞によると、昨年のリーグ戦で痛めた右脚の痛みのため治療に専念していた永井が復帰し、今日は先発起用されるとのこと。またユースの棚田を抜擢して、フレッシュな2トップで戦うことになりそうです。広島が敗れ、清水が仙台に勝つとグループステージでの敗退が決まるだけに、永井、棚田の前からの全力プレスでペースをつかんで、横浜FMを打ち破って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「サンフレッチェカップ」のU-9が9時半から、「ジュニアサッカースクール」が10時から行われます。またメインスタンド前のおまつり広場では、紫色のMoondustをプレゼントする「フラワーアレンジメント体験コーナー」と、キックターゲット、キックボウリングにチャレンジした方に「チップスターSうすしお」をプレゼントする「ルヴァンカップキッズイレブン」を10時から開催します。またSPL∞ASHやFUTRIBESなどが出演する「にぎわいステージ」も10時から開催します。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは佐々木選手のプレミアムカード。飲食店はおまつり広場は10時から、メインスタンド3Fとバックスタンドコンコースは11時半開店です。横側駅前発のシャトルバスは、今日はこどもの日特別キャンペーンと言うことで小学生以下の運賃が無料になりますので、ぜひご利用下さい。その他、アクセス情報やチケット情報などを含めた詳細はサンフレッチェ広島公式ページをご覧ください。
 テレビ中継はスカパー!プレミアムサービスがch592で生中継を予定していますが、スカパー!はCS800で深夜1時からの録画中継の予定となっています。今日はスカパーオンデマンドを見ながらブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はご覧ください。
<21.5.4> 明日はYBCルヴァンカップグループステージ第5節。サンフレッチェはホームで横浜Fマリノスと対戦します。
 開幕戦こそ川崎Fに完敗を喫した横浜FMでしたが、その後は実力を発揮して公式戦14試合負けなしを続けています。そしてリーグ戦はここまで7勝3分け1敗で消化試合数が少ないながらも4位、ルヴァンカップは3勝1分けの勝点10で首位を独走しています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L2H ○5-0 広島  【FM】オナイウ2、仲川2、岩田
7H △1-1 湘南  【FM】エウベル、【湘】山田
8H ○1-0 C大阪 【FM】オナイウ
9A △0-0 仙台
10A ○3-1 札幌  【FM】オナイウ、前田、エウベル
L3A △0-0 清水
11H ○5-0 横浜FC 【FM】マルコス・ジュニオール、オナイウ2、前田、レオ・セアラ
L4A ○5-2 仙台  【FM】天野2、樺山、水沼2、【仙】皆川、氣田
12A ○3-0 FC東京 【FM】オナイウ3
 前節は前半8分にエウベルの突破からのクロスからオナイウが先制点を奪うと、後半7分にもエウベルのクロスからオナイウが追加点。更に後半16分にはエウベルのシュートのこぼれをオナイウが押し込んで、オナイウのJ1初のハットトリックで快勝しています。明日はメンバーを入れ替えて「控え組」で戦うものと思われますが、天野、和田、水沼、岩田ら経験豊富な選手を揃えている上に新人・樺山らフレッシュな戦力もいるだけに、ここで勝利して一気にグループステージ突破を決めたい、と考えているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、これまで貴重なバイプレーヤーとして活躍してきた柴崎と清水が離脱したのは痛いところ。中2日で鳥栖戦を控えていることを考えるとなるべく主力を温存したいところではありますが、そうも言っていられないと言う非常事態となっています。ずっと欠場している永井や土肥も戻ってこれないのだとすれば、次のような布陣で戦うしかなさそうです。
        林

藤井   荒木  井林    東

   ハイネル   茶島

柏          エゼキエウ

     長沼  鮎川

SUB:増田、野上、今津、川辺、浅野、森島、Jサントス
 なかなか勝てない上に怪我人続出で苦しい状況のサンフレッチェですが、こういう時こそチームを救うような若手選手の活躍が求められるところ。先週の清水戦でゴールに絡んだ長沼や藤井、東、そして鮎川らに期待したいと思います。
<21.5.4> サンフレッチェ広島と広島東洋カープはスポーツを通じてよりいっそう広島の町を盛り上げて行くことを目的として、互いのクラブカラーを繁栄した共同記念ユニフォームを製作し、公式戦で着用する、と発表しました。サンフレッチェ広島公式サイトによるとサンフレッチェが着用するのはベースボールユニフォームデザインの「カープレッド」で、初めてクラブエンブレムとスポンサーロゴを白で統一しています。一方、カープが着用するのは赤紫色のユニフォームで、これは両者のクラブカラーである紫色と赤色をミックスしたとのこと。また胸のロゴと選手名、背番号は紫色で統一しています。この記念ユニフォームは7/3の午後2時プレーボールの広島×阪神と、7時キックオフの広島×鳥栖でお互いに着用して戦うとのことです。なおこれらのユニフォームはそれぞれ一般販売も行いますが、サンフレッチェは5/7の10時〜5/23の12時59分まで受け付けの予約販売、カープは5/5の10時より受け付け開始で3,500枚の限定販売となっています。詳細はそれぞれサンフレッチェ広島公式サイト広島東洋カープ公式サイトをご覧ください。
<21.5.4> プレスリリースによると、ドウグラス・ヴィエイラ、清水、柴崎の3人がいずれも肉離れのため2〜5週間離脱することになりました。まず4/13のトレーニング中に負傷して回復を待っていたドウグラス・ヴィエイラですが、4/30の練習で再び負傷して検査を受けた結果、左大腿直筋肉離れで全治2〜4週間と診断されました。また清水は4/28のルヴァンカップ清水戦で負傷して途中退場しましたが、診断結果は左下腿三頭筋肉離れで全治2〜3週間。更に柴崎も清水戦で負傷していて、こちらも左下腿三頭筋肉離れで全治2〜4週間と診断されました。いずれも回復の状況次第では5月下旬に復帰もあり得るものの、ドウグラス・ヴィエイラのように負傷の再発は避けたいだけに無理できないところ。過密日程を戦う上で貴重な戦力を失うことになりました。
<21.5.3> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第5節で、サンフレッチェ広島ユースは大津高を1-0で下して暫定首位に立ちました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田、MF:光廣、西村、藤野、高柳(→中川79分)、池田、畑野、越道(→滝口90+3分)、FW:棚田、森夲(→笠木62分)。得点は前半19分で、森夲のパスを受けた棚田がドリブルから右足のシュートを決めました。なお第5節の他の試合は全て延期となって消化したのはこの1試合のみで、順位表は以下の通り。
         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース   11     5    3   2   0    +6
2 G大阪ユース   9     3    3   0   0   +10
3 名古屋U-18    8     4    2   2   0    +5
4 大津高      7     4    2   1   1    +1
5 鳥栖U-18     6     3    2   0   1    -2
6 磐田U-18     5     4    1   2   1     0
7 京都U-18     1     3    0   1   2    -3
8 C大阪U-18    0     2    0   0   2    -4
9 東福岡高     0     3    0   0   3    -5
10 神戸U-18     0     3    0   0   3    -8

<21.5.2> 昨日「リモートマッチ」で行われたJ1リーグ戦第12節神戸戦は、前半30分までに喫した3失点が重くのしかかり0-3で敗れ2連敗。順位は8位に後退しました。
 今津が先発に復帰した以外は福岡戦と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

野上   荒木  今津    東

    青山    川辺
    (→ハイネル62分)
エゼキエウ         森島
(→柏62分)
   浅野   Jサントス(→鮎川62分)
   (→長沼79分)

SUB:林、井林、茶島
 対する神戸は、GK:前川、DF:山川、菊池、フェルマーレン、酒井、MF:サンペール、山口、佐々木、井上、FW:古橋、中坂、と言うメンバーでした。立ち上がりはお互いにプレスをかけあって落ち着かない展開で、6分には神戸にプレスを外されて攻め込まれましたが逆襲からチャンスを作ります。しかし前半10分、青山のパスがカットされると山口がDFラインの裏を狙ってロングパス。これで抜け出した古橋が追いすがる川辺と荒木、更には前に出た大迫もかわして左足でボールを送ると、これが左ポストに当たってゴールに飛び込み先制点を許してしまいました。
 この後広島も気持ちを入れ替えて、16分にはリフレクションを拾ったエゼキエウが持ち込んでクロス。これに飛び込んだジュニオール・サントスが右足を合わせましたが前川のスーパーセーブに阻まれます。逆に19分の古橋のシュートは何とかクリアしたものの、前半24分、サンペールのスルーパスで抜け出した古橋に強烈なシュートを決められて追加点を奪われます。更に前半30分には右からのCKが今津の足に当たってゴール前にこぼれ、それを中坂に押し込まれてあっという間に神戸のリードは3点に広がりました。
 何とか立て直したい広島は、4-3-3の布陣にして打開を図ります。そして38分には東のクロスや野上のクロスで神戸ボールに迫り、41分には浅野のパスにエゼキエウが合わせに行きましたがしっかり打てません。また前半アディショナルタイムにもCKにジュニオール・サントスが合わせましたが枠外に外れます。前半の終盤は押し返したものの神戸の守備を崩すには至らず、0-3でハーフタイムを迎えました。
 後半もメンバー交代なしで臨んだ広島は、高い位置からのプレスでボールを奪いに行きます。そして5分には左サイドで囲んで奪うとジュニオール・サントスが浅野を狙いましたが合わず。7分のジュニオール・サントスのミドルはGKにセーブされ、9分には浅野が決定機を作りましたが枠外に外れます。神戸も12分、カウンターから中坂がGKと1対1になりましたが荒木がクリア。20分にも速攻からのリンコンのシュートは荒木がブロックします。選手を入れ替えながらギアを上げようとする広島。27分には森島のFKに野上が合わせましたがGKにキャッチされます。また36分にはボールを繋いで何度も神戸ゴールに迫ったもののクロスを弾かれ、カウンターから古橋にシュートを許しましたが大迫が防ぎます。後半アディショナルタイムの荒木のミドルもゴールを脅かすには至らず、神戸の3点リードのまま逃げ切られてしまいました。
 今シーズンは高い位置からのプレスに取り組んでいる広島ですが、この試合の前半はなかなか嵌まらず、神戸の思い通りの展開を許してしまいました。例えば古橋の1点目に繋がったシーンの起点は青山のパスをカットされたことですが、奪われた瞬間に動き出したのは山口、そして古橋。広島は切り替えが遅く山口にプレスをかけることができずに自由な配球を許し、古橋の動き出しにDFは付いて行けず、反応した川辺も伸ばした足がわずかに及びませんでした。また2失点目も似たようなもので、広島がプレスをかけに行ったものの奪えず回されて、フリーになったサンペールの狙いすましたパスに走り込んだ古橋にシュートを許してしまいました。そしてその後はやや修正したものの神戸のパス回しを封じるには至らず、また決定機を多く作ることもできませんでした。試合後に城福監督は「前線からの守備も含めて、少しわれわれがイメージしていたのと違う状況になってしまった」と語っていますが、やはりここまでやろうとしてきたことができなかったことが敗因だったのは間違いないところ。連戦で選手に疲れがたまっているだけでなく、まとまった練習もできないため修正が難しい、と言う状況が、この結果に繋がってしまったのではないかと思われます。今週は水曜日がルヴァンカップで中2日でリーグ戦と言う先週と同じ日程になりますが、今度はホームで連戦を戦えるという利を生かして欲しいところ。ルヴァンカップのメンバーを含めたチーム全員の力で、リーグ戦5試合勝ちなしの苦境を乗り越えて欲しいと思います。

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Jリーグ公式サイト試合データ

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Football LAB
<21.5.2> 昨日レジーナはサンフレッチェ広島Jrユースとのトレーニングマッチを30分3本で行い、2-8で敗れました。レジーナの先発メンバーは、GK:福元、DF:内田、中村、松原優、木崎、MF:小川、増矢、島袋、FW:立花、上野、山口。1本目の23分に先制点を許すと、2本目には5分、10分、11分と続けざまに失点。12分には上野が1点を返したものの、15分に5点目を奪われました。そして3本目も1分、15分、24分に失点して、ようやく30分に齋原が2点目を奪いました。
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