5/9〜5/15のSANFRECCE Diary


<21.5.15> 中国新聞によると、今日は永井が今季リーグ戦初先発するとのこと。先日の横浜FM戦で復帰した後は「痛みもないし、体力も戻ってきた」と言うことなので、得意の全力プレスと得点でチームを勝利に導いてくれるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては、午後2時50分ごろからスタジアム内で、サンチェ・フレッチェの「新シューズ贈呈式 by さいねい龍二さん」と「サンチェたいそう」座ったままver.のVTRが流れます。またキックオフ前には青山選手の「J1リーグ通算400試合出場達成セレモニー」が行われます。
 メインスタンド前のおまつり広場では、12時から「オタフクソース特設ブース」で先着2,000名様になつめやしの実の「デーツ」をプレゼントします。また先日発表されたカープ×サンフレッチェの共同記念ユニフォームを展示します。更に12時からは「にぎわいステージ」も開催します。
 サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、野上選手のプレミアムカード。場内の飲食売店は午後1時半から開店します。また場内でのグッズ販売はなく、12時からおまつり広場で行います。その他、アクセス情報やチケットなどはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 試合中継ですが、今日もDAZNのみとなっています。いつものようにブログでの速報を行う予定ですので、DAZNを見れない方は速報ブログをご覧ください。
<21.5.14> 明日はJ1リーグ戦第14節。サンフレッチェはホームで徳島と対戦します。
 リカルド・ロドリゲス監督の下でパスサッカーを突き詰め、J2優勝と7季ぶりのJ1昇格を決めた徳島は、監督が浦和に引き抜かれたことからレアル・マドリーのアカデミー監督やアトレティコ・マドリーの分析コーチを務めたポヤトス監督を招聘しました。しかしコロナウィルスの影響でなかなかビザが下りずに3月末にようやく来日。2週間の隔離期間を経て4/15にようやくチームに合流したものの、指揮を執ったリーグ戦4試合はいずれも敗戦と結果が出ていません。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △1-1 大分  【徳】岸本、【分】渡邊
L1A ●0-1 FC東京 【東】田川
2H △1-1 神戸  【徳】垣田、【神】菊池
3A ●0-2 川崎F 【川】レアンドロ・ダミアン2
4H ●1-2 福岡  【徳】垣田、【福】サロモンソン、金森
5A ●0-1 横浜FM 【FM】前田
6H ○2-1 横浜FC 【徳】OG、宮代、【FC】袴田
L2H ●0-1 大分  【分】長沢
7A ○3-0 清水  【徳】宮代、岩尾、垣田
8H ○1-0 仙台  【徳】岸本
9A ●0-1 浦和  【浦】関根
18A ○2-1 C大阪 【徳】宮代、OG、【C】進藤
10H ●0-1 鹿島  【鹿】町田
L3A ○1-0 神戸  【徳】河田
11A ●1-5 柏   【徳】宮代、【柏】呉屋2、江坂、椎橋、仲間
L4H △1-1 FC東京 【徳】浜下、【東】ウヴィニ
12A ●0-2 鳥栖  【鳥】山下、仙頭
L5A △1-1 大分  【徳】カカ、【分】高澤
13H ●1-2 札幌  【徳】宮代、【札】アンデルソン・ロペス2
 前節は分厚い攻撃から前半アディショナルタイムに先制点を奪ったものの、後半の札幌のシステム変更に対応できずに逆転負けを喫しています。ポヤトス監督就任以来勝ちはルヴァンカップの神戸戦だけ、となかなか結果が出ていない徳島ですが、今週はミッドウィークに試合が無かったことから十分に身体を休ませ、また戦術の浸透を図ってきたはず。明日は万全の広島対策を立てて、アウェイに乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、鳥栖戦で太もも裏を押さえながらベンチに下がった青山の状態が気になるところ。今のところプレスリリースが出ていないところを見ると大怪我ではなさそうですが、30代の選手が相次いで肉離れでリタイアしていることを考えると無理はさせない可能性が高いのではないでしょうか。またG大阪戦から中2日であることから、この試合にフル出場した選手も先発は回避すると考えて、メンバーを次のように予想します。
       大迫

今津   荒木  井林    東

   ハイネル   茶島

長沼         エゼキエウ

    鮎川  Jサントス

SUB:林、野上、柏、川辺、森島、浅野、永井
 明日はホームとは言えボールを回される時間帯が長くなる可能性が高そうですが、どんな展開になってもチーム全体で我慢して、ホームのサポーターに勝利をプレゼントして欲しいと思います。
<21.5.13> 昨日アウェイで行われた前倒し開催のJ1リーグ戦第20節G大阪戦は、佐々木と川辺のゴールで7試合ぶりに勝利を挙げました。
 城福監督は前節から先発4人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

野上   荒木  佐々木  藤井(→今津90+3分)

    ハイネル  川辺
    (→茶島90+3分)
森島             柏(→エゼキエウ66分)

   浅野   Jサントス(→永井85分)
   (→鮎川66分)

SUB:林、長沼
 対するガンバは、GK:東口、DF:昌子、三浦、黒川、MF:チュ・セジョン(→山本67分)、倉田(→塚元88分)、井手口(→ウェリントン・シウバ78分)、奥野、矢島、FW:パトリック(→レアンドロ・ペレイラ67分)、一美(→宇佐美67分)、と言うメンバーでした。序盤からゲームをコントロールしたのはガンバで、広島は繋ごうとするものの動きが鈍く、なかなかガンバのプレスを剥がせません。逆にガンバはボールを回すものの広島のブロックは堅く、シュートを打たせずはじき返します。そんな中で最初のチャンスを作ったのは広島で、前半17分に森島のパスで駆け上がった野上がクロス。これにジュニオール・サントスが頭で合わせましたがゴール角をかすめるように外れます。また19分には川辺の鋭いクロスがゴール前を横切りましたが合わせることができず、32分には高い位置で奪った森島がそのままシュートまで行きましたが枠外。34分には藤井がゴールライン際まで突破してクロスを入れ、これをジュニオール・サントスが叩きつけましたが東口のスーパーな反応に防がれます。そして前半35分、左からの森島のFKを佐々木がヘッドで叩き込んで、リーグ戦では7試合ぶりとなる先制点を奪いました。
 この後もガンバがボールを支配して攻め込んできますが、広島は集中した守備で跳ね返します。そして42分のFKもクリアしたものの、その直後のCKを一美が折り返すとこれを大迫が手に当てたもののクリアしきれずゴール。前半終了間際に追いつかれて、同点でハーフタイムを迎えることになりました。
 後半の最初のチャンスはガンバで、奥野の速いクロスにパトリックが飛び込みましたが大迫がスーパーセーブで救います。逆に広島も5分に浅野がペナルティエリア内で仕掛けましたがDFにブロックされます。その後はガンバの攻勢を受けて、12分の一美のシュートは枠外。また17分にも一美に打たれましたがDFが身体を投げ出して防ぎます。そして後半18分、ガンバのCKを跳ね返すと柏のパスでジュニオール・サントスが抜け出します。そして右足のアウトで前線に送るとゴール前から長駆スプリントしてきた川辺がGKと1対1になると、シュートをゴール上部に突き刺しました。
 その後は選手交代で逃げ切りを図る広島。ガンバも宇佐美やレアンドロ・ペレイラを投入して得点を取りに来ますが、広島は堅い守備とカウンターで対抗します。終盤には東口までが高い位置に出てきてシュートを狙って来ますが広島の守備は崩れず、最後は相手陣内でボールキープして時間を使って1点差を保って逃げ切りました。
 この試合からG大阪は従来の4-4-2に戻したそうで、その効果かパス回しのテンポが良く、また前からのプレスも効いていて全体的に見て相手の時間帯が長かったと思います。逆に広島は連戦の疲れもあってか組み立ての段階でボールを失うことが多くなかなか思うようなサッカーはできなかったのですが、ただそのような状況を考えた戦い方はできていた、と思います。Football LABによるとG大阪のボール支配率は58.9%。またG大阪は広島よりも1本多い12本のシュートを放っていますが、決定的だったと言えるのは後半開始早々のパトリックのシュートだけで、他はあまり可能性のないものばかり。バイタルエリアをタイトにして、ラストパスを入れさせない広島の守備が機能していたのは確かだと思います。一方の攻撃はゴールに行くシーンこそ少なかったものの、前半17分のジュニオール・サントスのヘッドや32分の森島のシュート、34分の藤井の突破からのジュニオール・サントスのヘディング、更に後半5分の浅野のシュートなど決定機を何度も作りました。そして圧巻だったのは前半18分の勝ち越しゴールのシーン。CKを跳ね返したボールを柏がキープした時には既にジュニオール・サントス、川辺、藤井の3人が走り出していた上に、川辺がスピードを落とさずに受けることができる位置にジュニオール・サントスが送ったパスは絶妙でした。城福監督は「彼の成長イコールチームの成長になると思っていた」と言うことからずっとジュニオール・サントスを指導してきたそうですが、その成果がこのゴールに繋がったのは間違いありません。
 4/3のG大阪戦で始まった「17連戦」はここまで12試合と戦って3勝4分け5敗と厳しい結果となっていますが、ただこの戦いを通して選手たちが成長しているのは確か。残り5試合も難しい相手が続きますが、一人一人が試合を通して成長して結果を出せば、チームにとっての大きな財産になるのは間違いありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  G大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  G大阪  川辺  一美  ウェリントン・シウバ
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評  代表ボランチの一発に脚光  審判団と選手の判定を巡るやり取りに大反響  マスコットの変貌ぶりに脚光
Football LAB
<21.5.12> 中国新聞によると、昨日の前日練習では柏や藤井が主力組に入ってコンビネーションなどを確認していたとのこと。また、ベンチスタートが濃厚だったジュニオール・サントスについても城福監督は「守備面の決まりごとを確認した上で先発させることを決断した」そうです。G大阪も不調に陥っているとは言え個々の能力が高い選手が揃っているだけに、それを上回るパワーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で、午後6時キックオフ。大阪府に出ている緊急事態宣言により「リモートマッチ」となるため、チケット販売はなく、試合の中継はDAZNのみとなります。今日も帰宅が間に合えばブログでの速報を行う予定ですので、DAZNを見れない方は速報ブログをご覧ください。
<21.5.11> 過酷な「17連戦」はようやく12試合目。サンフレッチェは明日、ACLの日程変更により前倒しとなった第20節G大阪戦を戦います。
 コロナのクラスター発生によって1ヶ月近く活動を休止せざるを得なかったG大阪は、4/3の広島戦からリーグ戦を再開してここまで8試合戦いました。しかしその間に勝ったのは鳥栖戦の1試合のみで、得点もわずかに2にとどまっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
7A △0-0 広島
8H △0-0 福岡
9A ●0-1 柏   【柏】大谷
18A ○1-0 鳥栖  【G】宇佐美
10H △0-0 清水
11A ●0-2 名古屋 【名】山崎、相馬
12A △1-1 C大阪 【G】パトリック、【C】中島
13H ●0-2 川崎F 【川】レアンドロ・ダミアン、三苫
 前節は前からのプレスとリトリートを使い分けつつ川崎Fの攻撃を凌いでいたものの、前半41分にレアンドロ・ダミアンに先制ゴールを許すと、後半21分に三苫に追加点を奪われて敗れています。コロナによる活動休止の影響から抜け出せていない感じではありますが、しかし4/22の名古屋戦以降は2試合しか組まれていなかったことからじっくりとチーム作りができていたはず。明日は万全の準備で広島を迎え撃とうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらは選手のコンディションを優先して、リーグ戦ではあるもののメンバーを入れ替えてくる可能性が高いのではないでしょうか。と言うことでメンバー予想は次の通り。
       大迫

今津   荒木  井林   藤井

   ハイネル   茶島

長沼             柏

    永井 Jサントス

SUB:林、野上、東、川辺、森島、浅野、鮎川
 J1リーグで最も厳しい過密日程とそれも影響した怪我人続出で厳しい状況が続いているサンフレッチェですが、ここを乗り越えてこそ強くなれると言うもの。明日は誰が出ることになっても選手全員の力で、久々の勝利を勝ち取って欲しいと思います。
<21.5.10> レジーナは昨日、中国女子サッカーリーグ1部に所属するディオッサ出雲とのトレーニングマッチを35分×2で行い、3-0で勝ちました。メンバーは、GK:福元、DF:久保田、塩田、左山、内田、MF:山口、川島、近賀、齋原、立花、FW:大内。得点は1本目の24分と2本目の2分に立花、2本目の35分に島袋でした。
<21.5.9> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第13節鳥栖戦はスコアレスドローに終わり、リーグ戦の勝利なしは6試合に伸びました。
 佐々木が2試合ぶりに先発復帰。また鮎川が9試合ぶりに先発して、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

野上   荒木  佐々木   東

    青山    川辺
    (→ハイネル90分)
エゼキエウ         森島
(→永井57分)
   浅野    鮎川(→Jサントス77分)
   (→長沼77分)

SUB:林、井林、藤井
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:飯野、ファン・ソッコ、エドゥアルド、中野伸(→大畑72分)、MF:樋口、松岡、仙頭(→島川80分)、小屋松(→中野嘉72分)、FW:林(→ドゥンガ87分)、山下(→本田80分)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから積極的に攻め、1分には青山がミドルシュートを放ったもののDFがブロック。10分には高い位置での守備から浅野がシュートしましたが枠外に外れます。また11分にはエゼキエウのスルーパスに鮎川が飛び出しましたがわずかに合わず、12分にはエドゥアルドから鮎川がボールを奪ってGKとの1対1になりましたがシュートは朴が好反応で弾き、13分の森島のFKもポストに嫌われます。飲水タイムの後も広島がチャンスを作り、29分には青山のクロスに鮎川がヘッドで合わせ、浅野が飛び込みましたがわずかに及びません。序盤の鳥栖は8分の林のシュートだけでしたが、徐々にボールを握る時間が増えて35分には仙頭がシュートしたものの大迫の正面。44分には林に危ないシュートを打たれ、46分にも速攻から仙頭にシュートを打たれます。前半は両者とも決定機を作ったものの守備は堅く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半になると疲れからか広島のプレスが弱まり、鳥栖にボールを回される時間が長くなります。6分にはクリアボールを拾われて林にシュートを打たれましたが大迫がキャッチ。8分にもクリアから樋口に危ないシュートを許します。広島は何度かロングパスからの打開を試みますが、朴が高い位置に飛び出してなかなかチャンスを作れません。丹念にパスを繋ぎ、左右からのクロスで広島陣内に攻め込む鳥栖。広島は何とか跳ね返すものの、セカンドボールを拾われて波状攻撃を受けます。後半29分には浅野がロングドリブルを敢行してシュートしましたが朴に抑えられます。また34分にはジュニオール・サントスが左からシュートしたもののサイドネットに行きます。終盤はお互いに選手を入れ替えながら点を取りに行きましたが守備は崩れず、得点の無いままに勝点1ずつを分け合うことになりました。
 リーグ戦5試合勝ちのない広島は、序盤から前からのプレスをかけて点を奪いに行きました。そして鮎川や浅野が何度かチャンスを迎えたものの決めきれずにいると、徐々にプレスが弱まり鳥栖にペースを握られ防戦一方になってしまいました。鳥栖の金明輝監督は「相手の足が止まるとか、オーバーワークしているのが明らかだったのはFWを見ていて分かっていた」と語っていますが、ある意味鳥栖の狙い通りだったと言えるでしょう。一方の城福監督は序盤の戦いに関して「われわれの狙いどおりにボールを奪えたシーンがいくつかあって、横に流せばというシーンがいくつかありました」と振り返っています。狙いとしていたサッカーはある程度できていたもののそこでもう少しクオリティーを上げて行かないと得点を取るのは難しいことを、改めて学んだ試合だったと言えると思います。
 その一方で、前節立て続けに失点してしまった守備陣がゼロに抑えた、と言う点は評価して良いと思います。低い位置にブロックを作って我慢する、と言う戦い方は目指しているものとは違うものの、今の状況では致し方ないところ。むしろ「一足分の寄せ」を厳しくして相手に自由にボールを持たせない、あるいはシュートを打たせないと言う城福サッカーの基本に立ち戻って、勝点を1でも持って帰る戦い方を貫くことができたことは重要だと思います。今回は好調・鳥栖が相手と言うことで勝点3まで行けなかったものの、この戦い方をベースに質を上げて行くことが、勝利への唯一の道なのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  鳥栖公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ

日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  青山J1通算400試合出場  林大地  青山「自分の誇り」  データが語る
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評
Football LAB
<21.5.9> サンフレッチェ広島レジーナは昨日初めてのWEリーグプレシーズンマッチを大宮アルディージャVENTUSと戦い、1-0で勝ちました。レジーナのメンバーは、GK:木稲、DF:松原志、松原優、中村、木崎、MF:小川、増矢(→齋原76分)、柳瀬、FW:島袋(→立花60分)、上野(→大内65分)、中嶋(→山口76分)。対する大宮は、GK:スタンボー、DF:坂井(→村社HT)、乗松、長嶋、鮫島、MF:有吉、村上(→堰64分)、源間(→久保74分)、山崎、FW:井上(→小島HT)、大熊。得点は前半35分に上野でした。

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