6/20〜6/26のSANFRECCE Diary


<21.6.26> プレスリリースによると、7/11(日)に予定されている横浜FC戦は、人数上限を「5,000人」と「収容率50%以内」の少ない方を限度とする、と言う広島県からの「イベント等の開催要件」の要請を受けて開催されます。この試合はすでに発券されたチケットの枚数が5,000枚を超えていることから、一般販売は行わないことになりました。ただし鳥栖戦と同様に「シーズンパス」「年間指定席」「サンフレッチェクラブ会員特典 バックゾーン入場引換券」及び「2021ユーティリティプラン後半戦2021年7月~12月末『バックスタンド自由シート引換券』」はご利用頂けるとのこと。この中で「バックゾーン入場引換券」と「ユーティリティープラン」はもちろんのこと「シーズンパス」の譲渡も可能だとのことなので、譲渡方法について公式ホームページをご覧ください。
<21.6.25> プレスリリースによると、サンフレッチェ広島レジーナのユニフォームを予約販売することになりました。販売するのはレジーナの1stユニで、腰回りが細い女性シルエットモデルとなります。サイズはS, M. L, XL, XXLで、価格は税込17,600円。また選手のネームとナンバーを入れると加工代が4,620円必要です。予約販売の受け付けは6/26(土)の10時から7/4(日)まで。サンフレッチェオフィシャルオンラインショップのみの受け付けとなります。
 なお、7/3の鳥栖戦で着用予定の「カープコラボレプリカユニフォーム」の一般販売も6/19(土)から始まっています。こちらもサイズはS, M. L, XL, XXLで、価格は税込17,600円、ネームとナンバーの加工代が4,620円となっています。こちらはサンフレッチェオフィシャルオンラインショップとV-POINT(及びホームゲーム会場)で販売中です。
<21.6.24> 先週発売された「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 281)は、J1通算400試合出場を達成した青山選手を大々的にフィーチャーしています。最初の記事は青山選手のスペシャルインタビューで、1年目に腓骨骨折、2年目に左膝前十字靭帯断裂するなど度重なる怪我に見舞われながらも偉大な記録を達成した彼が、「自信がなかった」と言う少年時代から現在に至るサッカー人生を振り返っています。また続く記事では、足立強化部長と森崎和幸C.R.M.が青山選手について語っています。
 Match ReportはG大阪戦、徳島戦、仙台戦、C大阪戦、浦和戦、FC東京戦。「レジーナは楽しい。その理由を考えてみた」と言うコラムが続きます。「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページも青山選手関連で、青山選手を初めてJ1で起用した札幌のペトロヴィッチ監督をインタビュー。また少年時代や高校時代の指導者と代理人が青山選手の思い出を語っています。更に「掛本智子のFACE TO FACE」も青山選手の話題となっています。
 川辺選手の日本代表初得点の記事に続いて「僕の好きな○○」は浅野選手。レジーナの記事ではボランチの小川選手と近賀選手を取り上げ、青山選手との共通点を綴っています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」です。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店および東京・銀座の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからどうぞ。
<21.6.23> 日本サッカー協会は昨日東京オリンピックに出場するU-24日本代表選手を発表し、広島から大迫敬介選手が選ばれました。激しいポジション争いを経て選出されたのは次の18人。
【GK】大迫敬(広島)、谷(湘南)
【DF】吉田(サンプドリア)、酒井宏(浦和)、板倉(フローニンゲン)、
    中山(ズヴォレ)、旗手(川崎F)、冨安(ボローニャ)、
    橋岡(シントトロイデン)
【MF】遠藤航(シュツットガルト)、相馬(名古屋)、三好(アントワープ)、
    堂安(アイントホーフェン)、三苫、田中(川崎F)、
    久保(レアル・マドリー)
【FW】前田(横浜FM)、上田(鹿島)
 またバックアップメンバーは次の4人。
【GK】鈴木彩(浦和)
【DF】町田(鹿島)、瀬古(C大阪)
【FW】林(鳥栖)
 森保監督は会見冒頭で「東京五輪を目指した五輪世代の多くの選手たちが最大限努力を重ねてきてくれた。五輪を目指してくれたすべての選手に感謝したい。できることであれば、すべての選手をメンバーに選び、五輪に参加させたかった」と語り、数多くの候補選手からオーバーエイジを含めて18人を選ばなければならなかった難しさを説明しました。また選考理由について「個で局面を打開でき、守れる。加えてチームのために走れること、複数ポジションをこなせること」を基準とし、これまでの積み重ねやクラブでの実績を考慮したとのことです。「海外組」を9人も招集するなど最強の布陣を整えたU-24代表。あとはzsメキシコ五輪以来のメダル獲得に向けて、チーム力を高めて行くだけです。
 広島からただ一人選ばれた大迫は昨日、記者会見を行いました。代表合宿では思うようなプレーができなかったことから不安が大きく前夜はなかなか眠れなかったそうで、午前中も「時計をずっと見ても時間がなかなか進まなかった」とのこと。「嬉しく思うし、ほっとしている気持ち。ただ、大事なのは選ばれることではなく、本大会で結果を出すこと」と目標とする金メダル獲得に向けて決意を述べました。「応援してくれる家族、サポーターの気持ちに応えたいし、頑張りたい」と言う言葉を胸に、五輪で力いっぱい戦って大きく成長してきて欲しいと思います。
<21.6.22> 今年の「クラセン」(第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会)は例年通り7/25に開幕し、7/28までのグループステージを経て8/4に決勝を戦います。その大会への出場権を賭けた中国地区予選が昨日行われ、サンフレッチェ広島ユースは8-0で山口U-18を下して出場権を獲得しました。得点者は森夲、笠木、池田、高柳3、棚田、西村。なお本来であれば鳥取、岡山と4チームでリーグ戦を実施して代表2チームを決めますが、今年は緊急事態宣言発令により1試合のみで決定したとのこと。昨日は岡山U-18と鳥取U-18の試合も行われていますが、結果は今のところ不明です。
<21.6.21> プレスリリースによると、7/3(土)に予定されているサガン鳥栖戦は、人数上限を「5,000人」と「収容率50%以内」の少ない方を限度とする、と言う広島県からの「イベント等の開催要件」の要請に従って実施するとのこと。この試合のチケットについては既に発券枚数が5,000枚を越えていることから、一般販売は行わないことになりました。この試合はカープとの共同記念ユニフォームを着用する試合ということで観戦を予定していた方も多かったのではないかと思いますが、残念ながら今後のチケット購入はできないことになります。ただし「シーズンパス」「年間指定席」「サンフレッチェクラブ会員特典 バックゾーン入場引換券」及び「2021ユーティリティプラン後半戦2021年7月~12月末『バックスタンド自由シート引換券』」はご利用頂けるとのこと。この中で「バックゾーン入場引換券」と「ユーティリティープラン」はもちろんのこと「シーズンパス」の譲渡も可能だとのことなので、ネットオークションや金券ショップで出てくるかも知れません。
<21.6.20> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第18節柏戦は、佐々木翔のゴールで3ヶ月ぶりのホーム勝利を挙げました。
 おこしやす京都戦から先発全員を入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

     川辺  青山

藤井             柏(→東84分)
(→井林90+2分)
   浅野      森島
   (→茶島90+4分)
      Jサントス(→Dヴィエイラ84分)

SUB:林、エゼキエウ、ハイネル
 対するレイソルは、GK:佐々木雅、DF:高橋峻、高橋祐、大南、古賀、MF:ヒシャルジソン(→椎橋75分)、ドッジ、神谷(→瀬川79分)、クリスティアーノ、仲間(→シノヅカ84分)、FW:アンジェロッティ(→呉屋75分)、と言うメンバーでした。開始早々にチャンスを作ったのは広島で、左サイドからジュニオール・サントスが思いきってミドルシュートを放つと、クロスバーを直撃します。続いて2分には森島のCKに野上がヘッドで合わせましたが枠外。また7分にも森島の縦パスを収めた浅野が反転してシュートしましたが枠を捉える事ができません。前半16分には相手のミスを拾ったジュニオール・サントスがペナルティエリア内で相手をかわしてシュートしたものの、強く打てずにGKがキャッチ。17分に藤井の抜け出しから川辺が打ちましたがまたもやGKに止められ、19分の青山のシュートも大きく上に外れます。広島の攻勢は飲水タイムの後も続き、34分には柏が至近距離から狙ったもののGKがスーパーセーブ。また37分の柏のシュートも39分のジュニオール・サントスのシュートも枠外に外れ、42分の森島のシュートはまたもやスーパーセーブに防がれます。逆に前半のレイソルのシュートは1本。それに対して広島は17本を放ったもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはレイソルが攻めてきたもののアンジェロッティのクロスを大迫がキャッチすると、その後は再び広島がペースを握ります。4分にはクロスのこぼれを森島が狙いましたがGKがセーブ。6分には浅野のFKを野上が逸らせましたが枠外に外れ、20分には浅野のパスに川辺が合わせましたがこれも枠を捉える事ができません。また31分のジュニオール・サントスの決定機もGKに防がれます。レイソルも後半は速攻からチャンスを作り、14分にはアンジェロッティにシュートを打たれたものの大迫がキャッチ。28分にはアンジェロッティに抜け出されましたが佐々木翔が身体を投げ出して防ぎます。そして後半32分、ジュニオール・サントスが戻したボールを柏が左に展開すると佐々木翔が鋭いクロス。これがDFの身体に当たってゴールに飛び込み、ようやく広島が先制点を奪いました。
 瀬川やシノヅカを投入して流れを変えようとするレイソル。36分にはクリスティアーノがFKで狙いましたが大迫ががっちりとキャッチします。広島は前からの守備の圧力を緩めずペースを渡さず、逆に藤井のスピードを生かして相手陣内に攻め込みます。後半アディショナルタイムのレイソルのカウンターも大迫がしっかりと抑えて、広島が危なげなく1点差を守って逃げ切りました。
 天皇杯の衝撃的な敗戦から中2日で迎えたホームゲームと言うことで、選手も監督も心に期するところがあったのではないかと思います。「今日は勝点3以外許されないと思っていた」と言う城福監督は「積み上げたものを出すことに集中しました」と語っていますが、この日のサンフレッチェはまさにここまで作り上げてきたサッカーを存分に発揮していました。日刊スポーツのスタッツによると広島のボール支配率は51%となっていますが、実際にはもっと広島が支配していたという感じ。少なくともボールを持っている時も持たれている時も主体的に戦えていましたし、特に相手の攻撃に脅威を感じることはありませんでした。何度も決定機を迎えながら得点が奪えずじりじりした展開ではあったものの、丹念にボールを動かして相手を振り回した結果、レイソルは身体も頭も疲れ果てた、と言う感じだったのではないでしょうか。得点はクロスが相手に当たって入った、と言う幸運に恵まれたものではあったものの、ある意味必然のゴールだったと言えます。まさに天皇杯の失敗から学んで、本来の広島のサッカーを取り戻した故の勝利だった、と言えるでしょう。
 この勝利で広島は勝点を29に伸ばし、順位は6位に浮上しました。ただ順位がすぐ下の浦和、鹿島、札幌の消化ゲーム数が軒並み3試合ずつ少ないことを考えれば、中位脱出はまだまだ先だと思われます。来週は再び試合がなく、7月上旬にリーグ戦2試合を消化して五輪のブレイクに入りますが、この時間的余裕を生かしてチーム戦術と個人戦術の精度を上げて、夏の戦いに備えて欲しいもの。ルヴァンカップと天皇杯を失ったサンフとしては、J1リーグ戦で勝ち続けるしかありません。

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