6/6〜6/12のSANFRECCE Diary


<21.6.12> 日本代表は昨日セルビアとの親善試合を行い、1-0で勝ちました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:室屋(→山根65分)、植田、谷口、長友(→小川82分)、MF:守田、橋本(→川辺HT)、伊東(→浅野76分)、南野(→原口82分)、鎌田、FW:古橋(→オナイウHT)。前半はパス回しと古橋の裏を狙う動きで攻め込むもののなかなか決定機は作れず、逆に徐々にセルビアに攻め込まれる時間が増えたものの身体を張った守りでスコアレスで前半を折り返しました。そして後半から川辺とオナイウを投入すると、後半2分に川辺のパスで抜け出した室屋がCKを獲得。そしてそのCKのボールを谷口が逸らすと逆サイドに飛び込んだ伊東が押し込んで先制点を奪いました。そしてその後もオナイウや浅野が決定機を作りつつ、また守備は安定したプレーで無得点に抑えて逃げ切りました。
<21.6.10> 来週水曜日(6/16)にエディオンスタジアム広島で行われる天皇杯2回戦おこしやす京都AC戦のチケットが今日の午後6時から販売開始されます。席種はS席(前売2,600円)、SA席(前売2,100円)、ゴール裏席(前売1,600円)、バックスタンド席(前売1,600円)の4種類で、サンフレッチェはベンチ左側となります。サンフレッチェの取扱チケットはV-POINTでの対面販売はなく、Jリーグチケットのみの扱いとなっています。またQRチケットの取り扱いはなく紙のチケットでの発券となりますのでご注意下さい。
 一方、来週末(6/19)にホームで行われるJ1リーグ戦第18節柏戦のチケットの一般販売は先週末から始まっていますが、広島県の緊急事態宣言のため上限5,000人となっていて各チケットの残りが少なくなっています。チケットは販売予定枚数に達した時点で終了となりますので、観戦予定の方はJリーグチケットからお早めにご購入下さい。
<21.6.9> プレスリリースによると、5/1に行われたトレーニングマッチで負傷したレジーナの藤田七海選手は右膝前十字靭帯損傷と診断され、5/21に広島市内の病院で手術し全治8ヶ月と診断されました。
<21.6.8> 昨日日本代表はW杯2次予選をタジキスタン代表と戦い、4-1で勝ちました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:山根、昌子、中谷、佐々木(→小川62分)、MF:原口(→鎌田HT)、南野(→坂元HT)、古橋、橋本(→守田68分)、川辺、FW:浅野(→谷口74分)。先制点は前半6分で、山根の縦パスに走り込んだ浅野がダイレクトでシュート。これはGKに弾かれたもののこぼれ球を拾った古橋が決めました。しかしその3分後、タジキスタンが右からクロスを送ると、中央でヘディングを決められて同点に追いつかれます。そしてその後はなかなかリズムをつかめなかったものの、前半40分に山根のパスに走り込んだ古橋が鋭いクロスを送ると、これに南野が左足で合わせて勝ち越しゴールを奪いました。続いて後半6分には橋本の展開のパスを受けた山根のリターンを橋本がダイレクトで決めてリードを2点に広げます。更に後半25分、前線からのプレスで相手GKのパスミスを誘い、奪った川辺がそのままシュートしてゴール。その後も坂元や小川がチャンスを作りつつ、3点差を守って押しきりました。
 2次予選は既に首位通過が決まっており、また吉田、遠藤航、酒井宏がU-24代表のオーバーエイジに選ばれていると言うこともあって、森保監督は大きくメンバーを入れ替えました。一方のタジキスタンは技術の高い選手が多く、モンゴルやミャンマーと比べると段違いの実力のあるチームだったと思います。そのためか前半の日本代表はミスが目立ち、最終予選前のW杯予選としては2012年以来9年ぶりの失点を喫してしまいました。森保監督は試合後に「私に原因がある。選手をたくさん代えたから。誰が出ても連携出来るのが理想だが、相手の強度もあり、全体練習が1度だけでパーフェクトは難しかった」と語っていますが、しかし選手たちは良く立て直して最終的には「完勝」とも言える内容で勝利した、と言って良いと思います。少なくとも新戦力の発掘や底上げと言う点では、成果の得られた試合だったと言えるのではないでしょうか。
 その中で特筆すべきなのは、初めてA代表で先発してフル出場した川辺の堂々としたプレーぶりでした。後半途中まではサンフレッチェと同じアンカーの位置に立ってパス回しの起点となるとともに、素早い切り替えで相手を潰し、また機を見て前線に飛び出すなど縦横無尽の活躍でした。代表初ゴールを挙げた、と言う結果も重要でしたが、それよりも試合全体を通じてチームの勝利に貢献できた、と言うことが良かったと思います。代表のボランチは有力候補の多いポジションですが、そこで確固たる存在感を示すことができた、と言えそうです。

サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  川辺駿は代表定着に意欲
<21.6.7> 中国新聞によると城福監督は今季から導入した4バックをいったん棚上げして、当面は3バックに固定して戦術を磨いて行くそうです。今季は得点力アップを目指して4バックを導入しましたが、ジュニオール・サントスがなかなか戦術に適応できず、またドウグラス・ヴィエイラや永井の離脱の影響もあって19試合終了時点での総得点22は昨年よりも8点も少なく、城福体制では最少となっています。また攻撃を意識するあまり中盤が手薄になって失点する場面も増えたため17試合目のC大阪戦から3バックに戻して、その結果3試合を1勝2分けとまずまずの結果を残しています。4バックで取り組んできた流動的なサッカーと昨年までの役割を明確にしたサッカーをどう融合させるか。6月は公式戦が2試合しかないことを生かして、しっかりと戦術を確立して欲しいものです。
<21.6.6> サンフレッチェ広島レジーナは昨日WEリーグプレシーズンマッチをINAC神戸レオネッサと戦い、0-1で敗れました。レジーナのメンバーは、GK:木稲、DF:松原志、左山、中村、木崎、MF:増矢、近賀(→70分)、柳瀬(→55分)、FW:立花(→64分)、上野(→55分)、中嶋。対する神戸は、GK:山下(→武仲77分)、DF:長江、西川、三宅、MF:坂口、天野、中島、成宮、伊藤、FW:高瀬(→菊池70分)、杉田、と言うメンバーでした。前半はレジーナが丁寧にパスをつないでチャンスを作り、決定機を作ったものの決めきれなかったとのこと。逆に後半は修正してきた神戸の攻勢に押し込まれ、19分にオウンゴールで先制点を与えてしまうと、その後は神戸の守りを破れずプレシーズンマッチ初めての敗戦となってしまいました。
 モバイルサイトによると試合後に中村監督は「相手の変化を見て自分たちから仕掛けてやって行く形は、3月のトレーニングマッチの時よりもできたと思います」と語っています。PSM全勝の神戸に対して広島は初の敗戦となったわけですが、手応えとともに課題をつかむ貴重な機会になったはず。今年初めのチーム立ち上げから半年経った「現在地」を確認し、今後に向けての課題を見つけたと言う意味で、貴重な機会になったのではないでしょうか。

公式記録
試合動画
<21.6.6> 昨日U-24日本代表とU-24ガーナ代表との親善試合が行われ、日本が6-0で勝ちました。U-24代表のメンバーは、GK:谷、DF:冨安(→板倉58分)、酒井宏、吉田、MF:中山(→古賀84分)、遠藤航、堂安(→食野67分)、久保(→旗手78分)、相馬(→三苫58分)、田中、FW:上田(→前田67分)。得点は前半16分に堂安、32分に久保、45分にOG、後半3分に相馬、11分に上田、44分に三苫でした。今回はオーバーエイジの3人が入ったこともあって「完勝」したU-24代表でしたが、自分たちの出来の良さよりもむしろ目立ったのはガーナの締まりの無さだったのではないでしょうか。五輪に向けての準備のためのガーナを呼んだのはグループリーグで対戦する南アフリカを想定してのものだったそうですが、アフリカ予選を4位で終えたガーナにすればモティベーションは全く無いわけで、その心理的状況がプレーに如実に表れていました。ボールへの厳しい寄せもなく、また身体能力を生かしたプレーを見せることもないU-24ガーナ代表。はっきり言って2日前の日本代表とは比べ物にならないほどの「緩い」相手で、正直言って意味があったかどうかすら分からないような試合でした。オーバーエイジが入ることによってチームが締まったのはチーム作りにとって良い兆候だとは思いますが、コロナ禍の収束が見えない中で国際試合を行うことの難しさを、改めて確認した試合だったと言えそうです。
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