7/4〜7/10のSANFRECCE Diary


<21.7.10> 明日はJ1リーグ戦第22節。サンフレッチェはホームで横浜FCと対戦します。
 開幕から13試合勝ち無しだった横浜FCは、第14節にようやく今季初勝利を挙げたもののその後は再びトンネルに入り、7試合連続勝ちがありません。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
8H ●0-3 広島  【広】浅野2、柴崎
9A ●0-3 鳥栖  【鳥】山下2、本田
10H △2-2 仙台  【FC】袴田、齋藤、【仙】西村、吉野
11A ●0-5 横浜FM 【FM】マルコス・ジュニオール、オナイウ2、前田、レオ・セアラ
12H ●0-3 鹿島  【鹿】白崎、土居、町田
13A △1-1 清水  【FC】手塚、【清】チアゴ・サンタナ
14H ○2-0 湘南  【FC】前嶋、松浦
15A ●1-3 川崎F 【FC】クレーベ、【川】家長、田中、三苫
16H △1-1 福岡  【FC】クレーベ、【福】ブルーノ・メンデス
17A ●0-2 G大阪 【G】レアンドロ・ペレイラ2
21H ●0-2 川崎F 【川】小林2
17H ●0-1 FC東京 【東】アダイウトン
19A ●0-5 神戸  【神】ドウグラス、古橋3、菊池
20H △1-1 清水  【FC】渡邉、【清】ヴァウド
 前節は後半にセットプレーから失点して久々の勝利を逃したものの、5試合ぶりとなる得点を奪うなどチームとしての調子は上がってきている様子。先週は試合がなかったことからじっくりと広島対策を立てて、今季2勝目を狙って来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、川辺が移籍し大迫が五輪代表に合流。また鳥栖戦で右太ももを打撲した浅野も別メニュー調整が続いているとのことなので、前節から大幅なメンバー変更となりそうです。と言う事で、予想メンバーは次の通り。
        林

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

藤井             柏

  エゼキエウ    森島

      Jサントス

SUB:増田、今津、茶島、柴崎、東、鮎川、Dヴィエイラ
 この試合が終われば約1ヶ月の中断に入ることを考えると、勝って良いイメージを残したいところ。明日もチーム全員で心を一つにして、勝利して欲しいと思います。
<21.7.9> サンフレッチェは昨日、川辺駿選手がグラスホッパー・クラブ・チューリッヒと正式契約を結んだ、と発表しました。7/6にスイスに向けて出発した川辺は現地でメディカルチェックが完了し、正式に契約を締結したとのこと。グラスホッパーのサイトによると契約期間は3年で、既にチームトレーニングに合流しているそうです。
<21.7.8> サンフレッチェは昨日、水戸ホーリーホックから住吉ジェラニ・レショーン選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。アメリカ生まれの住吉は日大藤沢高から国士舘大学へ進学。1年目は出番がなかったものの、CB陣に怪我人が続出したことからFWからDFにコンバートされると才能が開花し、卒業後に水戸に加入してプロとしてのキャリアをスタートさせました。そしてルーキーイヤーだった昨年は再開後の初戦だった第2節群馬戦でデビュー。その後徐々に出場機会を増やし、27試合に出場して1ゴールを挙げました。そして今季は開幕から全試合にフル出場して水戸のDFラインを支えてきました。今季の広島はもともとDFラインの層が薄く、天皇杯では長沼を左CBで試したほど。その上井林が移籍してしまったことで、移籍金を払っての獲得に踏み切ったそうです。中国新聞によると足立強化部長は「今季から完全にレギュラーに定着した伸び盛りの選手。J2のセンターバックでは一番いい選手」と高く評価しているとのこと。国士舘大でDFにコンバートされ、水戸でプロのキャリアをスタートさせた塩谷と同じように、広島で大きく成長して欲しいと思います。

ゲキサカ  「CBでプロに」  先輩・塩谷司に続けるか
<21.7.7> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第9節で、サンフレッチェ広島ユースはC大阪U-18に3-0で勝って首位をキープしました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:豊田、MF:光廣、西村(→井野75分)、藤野(→渡邉85分)、高柳、池田、畑野(→香取85分)、笠木(→滝口62分)、越道(→中川75分)、FW:棚田。先制点は後半4分、西村のCKから光廣がクロスを入れ、豊田、高柳がヘッドで繋いだボールを棚田が右脚で決めました。追加点は後半16分で、笠木のパスを高柳が左足で決めます。そして後半27分には藤野のパスカットからのパスを受けた棚田がそのまま持ち込んで3点目を奪い、そのまま押しきりました。第9節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
京都U-18   2-3 名古屋U-18
広島ユース  3-0 C大阪U-18
磐田U-18   2-1 神戸U-18
大津高    1-0 東福岡高
G大阪ユース 1-3 鳥栖U-18

         勝点 試合 勝 分 敗 得失差
1 広島ユース   17     7    5   2   0   +13
2 名古屋U-18   11     5    3   2   0    +6
3 大津高     11     6    3   2   1    +2
4 鳥栖U-18    10     5    3   1   1     0
5 G大阪ユース   9     4    3   0   1    +8
6 磐田U-18     8     5    2   2   1    +1
7 神戸U-18     3     5    1   0   4    -6
8 京都U-18     1     5    0   1   4    -7
9 C大阪U-18    0     3    0   0   3    -7
10 東福岡高     0     5    0   0   5   -10

<21.7.6> 昨日WEリーグは記者会見を行い、タイトルパートナーとして「株式会社ウェブシャーク」と、またオフィシャルブロードキャスティングパートナーとして「DAZN」と契約し、リーグ名称は「Yogibo WEリーグ」とする、と発表しました。このYogiboとは「快適すぎて動けなくなる魔法のソファ」だそうで、WEリーグとの契約は2023年6月末までの2年間となります。また同時にWEリーグは第1節から第3節のキックオフ時刻を発表しました。これによるとサンフレッチェ広島レジーナの日程は次の通り。
1A 9/12(日)17:00 ちふれASエルフェン埼玉(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
2H 9/18(土)18:00 マイナビ仙台レディース(広島広域公園第一球技場)
3A 9/25(土)16:00 日テレ・東京ヴェルディベレーザ(味の素フィールド西が丘)

<21.7.5> サンフレッチェは昨日広島市内のホテルで、グラスホッパーへ移籍する川辺駿選手の移籍合意記者会見を行いました。移籍の話を最初に聞いたのは「代表から帰ってきて、柏戦の試合後だった」とのこと。代理人からオファーが来ていると聞いて素直に嬉しかったものの、「広島でタイトルも獲れていないし、自分は8番を付けている」と言うことから色々悩んだそうです。しかし年齢的にラストチャンスだということ、日本代表で海外組から刺激を受けたことから、やはり行かなければならないと思い決断した、と経緯を語りました。プロ入りしてすぐの時期にチームが優勝を争っていたこともあってなかなか自分のプレーができなかったこと、そこでもがいたことが磐田での活躍に繋がったこと、そしてサイドハーフでプレーしながら中央でプレーするイメージを持っていたことなど、苦しい状況を糧にしながら成長してきた川辺。スイススーパーリーグは7/25開幕と言うことで合流からほぼ半月しか余裕がありませんが、その中での苦しさ、難しさを逆に生かして、更に成長して欲しいもの。そしていずれは目標とする「上のステップ」でプレーして、いずれは広島に戻ってきて欲しい、と思います。

サンフレッチェ広島公式ページ
<21.7.5> 昨日吉田サッカー公園で行われたFC今治との練習試合は、0-0の引き分けに終わりました。
<21.7.4> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第21節鳥栖戦は、ジュニオール・サントスのゴールで先制したものの終了間際に追いつかれ、川辺の旅立ちを勝利で祝うことはできませんでした。
 広島の先発メンバーは柏戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

     川辺  青山

藤井             柏(→東76分)

   浅野      森島(→ハイネル85分)
   (→エゼキエウ16分→柴崎76分)
      Jサントス(→Dヴィエイラ85分)

SUB:林、今津
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:飯野、島川、エドゥアルド、大畑(→中野伸84分)、MF:樋口、松岡(→福井84分)、仙頭、中野嘉(→酒井63分)、FW:林(→酒井73分)、山下(→ドゥンガ73分)、と言うメンバーでした。開始早々にチャンスを作ったのは広島で、0分にジュニオール・サントスが落としたボールで抜け出した森島がシュートしましたが朴に抑えられます。また2分には佐々木のパスで左サイドを抜け出した柏がループシュートを狙いましたが惜しくも枠外。その後は鳥栖も押し返し、セットプレーから広島陣内に攻め込み、その中で浅野が怪我でピッチから下がります。そこで交代で入ったエゼキエウは良い入り方をして何度かチャンスに絡むと、29分には強烈なシュートを放ちましたが朴のスーパーセーブにゴールはなりません。前半は鳥栖にボールを持たれる時間は長かったものの決定機は与えず、逆に速攻からチャンスを作ったものの決めきれないままスコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は立ち上がりから広島が攻勢をかけ、ジュニオール・サントス、川辺、森島、青山が続けざまにシュート。また1分には森島のシュートが上に外れ、3分には青山、5分にはジュニオール・サントスが惜しいシュートを放ちます。続いて12分には川辺が決定的なシュートを放ったものの朴の好セーブに止められます。その後も広島は攻め続け、川辺や柏がシュートを放ちます。そして後半16分、左からの攻めで柏とのワンツーでフリーになったジュニオール・サントスがシュート。これが見事に決まって、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いの出たサンフは、21分にはエゼキエウが決定機を迎えましたがシュートを大きく外してしまいます。その後は鳥栖にボールを持たれるもののの広島のブロックは堅く、37分の樋口のシュート以外はチャンスを作らせません。しかし後半アディショナルタイムに島川のロングパスから小屋松のクロスを酒井に押し込まれ、同点に追いつかれてしまいます。その後広島が勝ち越しを狙うものの崩しきれず、勝点1ずつを分け合うこととなってしまいました。
 この試合の広島の入りは非常に良かったと思います。開始早々に2本のシュートを放ったように良い連動性からチャンスを作れていました。またその後鳥栖にボールを持たれる時間が長かったもののしっかりと守備を固め、ほとんどチャンスを作らせませんでした。その間に作った何度かのビッグチャンスを1つでも決めていれば、問題なく勝利できた試合だったと言えます。br>  それに対して鳥栖は、持ち味の集中した守備で対抗しました。その中心にいたのはGKの朴。何度もスーパーセーブで立ちふさがっただけではなく、まるでディフェンダーのような位置取りで最終ラインのパス回しに参加して、広島に効果的なプレスを許しませんでした。また鳥栖のDFは広島の攻撃の場面ではぎりぎりで足を出して、ラストパスやシュートを防ぎました。やはり20試合で失点11という堅守の理由を改めて思い知らされた、と言えるのではないでしょうか。
 一方の広島は、立ち上がりは柏戦に続いて何度もビッグチャンスを作りました。また後半立ち上がりも高い位置からのプレスで相手の攻撃をかわしてチャンスを量産しました。先制点はそのような流れからのもので、ここまでの練習の成果が出ていたのだろうと思います。
 ただ、そのようにチャンスを量産しながらも決めきれないのは相変わらず。さすがリーグ最少失点の鳥栖、と思うようなところも多々あったのですが、やはりもう一歩の精度であったり、あるいはアイディアであったりが必要なのかも知れません。リーグ戦も半分を回ってチームマネージメントとして難しい点も色々あると思いますが、とにかく城福監督には方針をしっかりと定めて、チーム全体を成長させて欲しいと思います。

広島公式サイト  鳥栖公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  赤ユニ  逃げ切り失敗
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  川辺が涙の挨拶  青山が惜別のメッセージ
Football LAB
SANFRECCE Diaryトップページに戻る