8/1〜8/7のSANFRECCE Diary


<21.8.7> 昨日、東京オリンピック男子サッカーの3位決定戦が行われ、日本五輪代表は1-3でメキシコに敗れてメダル獲得を逃しました。日本五輪代表のメンバーは、GK:谷、DF:酒井、吉田、冨安、中山(→三苫62分)、MF:遠藤(→三好80分)、田中(→板倉71分)、堂安、久保、相馬(→旗手HT)、FW:林(→上田62分)。連戦の疲れか日本は立ち上がりから動きが鈍く、メキシコに主導権を握られます。前半8分には遠藤がペナルティエリアの外からファーストシュートを放ったものの、その遠藤が前半11分に後ろからのタックルでベガを倒してしまってPKを与えます。コルドバが蹴ったボールは谷の読みの逆を突いてゴールネットを揺らして、メキシコに先制点を許してしまいました。続いて前半22分にはメキシコが左サイドからのFKを得ると、コルドバのボールにバスケスが合わせて追加点を許してしまいました。
 その後は日本がようやく攻勢に出て、25分には相馬がシュートしましたが枠外。30分には林が突破してシュートしましたがGKに防がれます。この流れは後半も続いたものの、後半13分にはコルドバのCKをベガに決められて点差は3点に広がります。日本は後半33分に三苫が個人技を見せて1点を返したものの、後半44分の旗手のシュートも45+1分の三苫のシュートも、更に45+3分の吉田のヘッドも枠を捉える事ができず、敗戦のホイッスルとともにがっくりと膝を付くことになりました。
 金メダルを目標にしてこの大会に臨みながらもスペインに敗れ、メダル獲得のためには勝たなければならなくなったこの3位決定戦でしたが、選手にとっては精神的にも体力的にも厳しい試合だったのではないかと思います。立ち上がりから動きに切れが見られずメキシコにボールを支配され、なかなか押し返すことができませんでした。前半11分のPKのジャッジは位置的にも足がかかっていたかも微妙でしたが、ただあの場面で遠藤が思わず後ろからタックルに行ったのはやはり連戦での疲労の蓄積による判断ミスがあったのではないかと思います。この大会で森保監督は出場停止や怪我による入れ替えはあったもののほぼメンバー固定で戦ってきたわけですが、そのネガティブな面が最後の試合で出てしまったのではないでしょうか?この日唯一のゴールを決めた三苫の投入が遅かったことも含めて、森保監督のマネージメントがこの結果につながってしまったような気がします。
 「史上最強」の呼び声の高かった今回の五輪代表でしたが、結果的にはロンドン五輪と同じ4位でフィニッシュすることになりました。やりようによってはもっと良い結果を得ることができたのではないか、と思わないのでもないのですが、しかし色々な困難な状況があった中でここまで来れたのは、五輪代表に関わった全てのサッカーファミリーの力のおかげだと思います。五輪代表の活動はこれで終了ですがこの後はW杯予選と本番があり、さらに3年後にはパリ五輪が控えています。選手・スタッフ・協会が今回の経験をどう生かすか。そしてJリーグを含めた日本サッカー界がどのようにこの結果を咀嚼して今後の教訓を得るかが、最も重要な事なのではないでしょうか?
<21.8.6> プレスリリースによると、9/11に開催予定のJ1リーグ戦第28節横浜FM戦は、広島県からの「イベント等の開催要件」に基づき観客数の上限を5,000人にすることになりました。この試合においては既に発券されたチケットの枚数が5,000枚を超えていることから、一般販売は行わないこととなりました。なお、シーズンパス、年間指定席、及びサンフレッチェクラブ会員特典の「バックゾーン入場引換券」はご利用できるとのことですので、サンフレッチェクラブ会員でまだ引換券を利用していない方はぜひお使いください。またシーズンパスをお持ちで都合のつかない方は、9/9までであれば譲渡が可能ですのでこちらから手続きしてください。
<21.8.5> Jリーグは昨日、未定だった第28節以降の日程とキックオフ時刻を発表しました。サンフレッチェの残り試合の日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
23
8/9(月・祝)
19:00
アビスパ福岡
ベスト電器スタジアム
24
8/14(土)
19:00
ヴィッセル神戸
エディオンスタジアム広島
25
8/21(土)
川崎フロンターレ
エディオンスタジアム広島
26
8/25(水)
19:00
浦和レッズ
浦和駒場スタジアム
27
8/28(土)
19:00
大分トリニータ
エディオンスタジアム広島
28
9/11(土)
19:00
横浜F・マリノス
エディオンスタジアム広島
29
9/18(土)
18:00
柏レイソル
三協フロンティアスタジアム柏
32
9/22(水)
19:00
セレッソ大阪
エディオンスタジアム広島
30
9/26(日)
13;00
北海道コンサドーレ札幌
札幌ドーム
31
10/3(日)
15:00
名古屋グランパス
エディオンスタジアム広島
33
10/23(土)
14:00
ベガルタ仙台
ユアテックスタジアム仙台
34
11/3(水・祝)
15:00
鹿島アントラーズ
エディオンスタジアム広島
35
11/7(日)
15:00
湘南ベルマーレ
レモンガススタジアム平塚
36
11/20(土)
15:00
清水エスパルス
IAIスタジアム日本平
37
11/27(土)
14:00
FC東京
エディオンスタジアム広島
38
12/4(土)
徳島ヴォルティス
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスウェットスタジアム


<21.8.5> WEリーグは昨日、第11節までの試合日程を発表しました。既に発表済みの第3節までと合わせて、サンフレッチェ広島レジーナの試合日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
1
9/12(日)
17:00
ちふれASエルフェン埼玉
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
2
9/18(土)
18:00
マイナビ仙台レディース
広島広域公園第一球技場
3
9/25(土)
16:00
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
味の素フィールド西が丘
4
10/2(土)
アルビレックス新潟レディース
広島広域公園第一球技場
5
10/10(日)
14:00
大宮アルディージャVENTUS
NACK5スタジアム大宮
6
10/16(土)
三菱重工浦和レッズレディース
浦和駒場スタジアム
7
10/31(日)
13:00
ノジマステラ神奈川相模原
広島広域公園第一球技場
8
理念推進日
9
11/14(日)
14:00
AC長野パルセイロ・レディース
長野Uスタジアム
10
11/20(土)
13:00
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
広島広域公園第一球技場
11
12/4(土)
13:00
INAC神戸レオネッサ
広島広域公園第一球技場


<21.8.4> 昨日行われた東京オリンピック男子サッカー準決勝で、日本五輪代表はスペインに競り負け決勝進出を逃しました。この日の日本は酒井が出場停止から戻ってきた一方で冨安が出場停止で、GK:谷、DF:酒井、吉田、板倉、中山、MF:田中(→橋岡103分)、遠藤、堂安(→三好91分)、久保(→前田91分)、旗手(→相馬65分)、FW:林(→上田65分)、と言うメンバーでした。半月前に行われた親善試合と同様に、序盤からボールを支配するのはスペイン。パスを回し、また局面でも強みを見せて日本ゴールに迫ります。逆に日本は硬さかあるいは疲れからかなかなかボールを運べず、我慢の展開が続きます。後半も守備を固める時間帯が続き、後半11分には吉田のタックルでメリノが倒れてPKのジャッジを受けましたが、VARの介入により取り消されて事無きを得ます。後半27分に久保のドリブルからチャンスを作るとその後は何度か攻め込むシーンを作ったものの決定機を作ることはできず、スコアレスのまま延長に突入します。そして延長はお互いにチャンスを作りつつも決めきれず、そのままPK戦突入かと思われた後半10分、スペインが右サイドからのスローインからチャンスを作ると、オーバーエイジとして参加しているアセンシオが素早いターンから左足のシュート。これが絶妙な軌道を描いてファーサイドのゴールネットを揺らし、ついに失点してしまいました。日本はその後吉田を前線に上げてパワープレーでゴールをこじ開けようとするものの実らず、残念な敗戦となってしまいました。
 グループステージは3戦全勝。また準々決勝では粘り強い戦いからPK戦を勝ち抜くなど「史上最強」の呼び声に相応しい戦いを展開してきた日本五輪代表でしたが、やはりスペインは一枚上手だったと思います。スペインのボール支配率は60&を超えていて、日本は長い時間を耐えるしかありませんでした。ただそんな中でも時折鋭い縦パスや細かいパス交換から相手陣内に攻め込むシーンも見られ、勝つチャンスもあったと思います。失点シーンも決して守備のミスとは言えないと思いますが、やはり真夏の連戦による疲労があったのかも。残り5分我慢すればPK戦に持ち込むことができただけに、惜しい試合だったと言えるでしょう。
<21.8.3> 昨日吉田サッカー公園で愛媛との練習試合を45分×3本で戦い、トータルスコア5-4で勝ちました。中国新聞によると主力組で臨んだ1本目は24分にジュニオール・サントスのゴールで先制しましたが、32分と39分に失点して1-2に終わりました。2本目は鳥栖戦で右脚を痛めて離脱していた浅野が16分から出場して、いきなり得意のドリブル突破からシュートしたとのこと。そしてその5分後にはDFラインの背後に抜け出すとがら空きのゴールに蹴り込んで同点に追いつきました。続いて29分には鮎川が決めて逆転に成功して2本目を終了。3本目は29分に長沼、36分にユースの笠木が決めたものの、4分と45分に失点して試合を終えました。
<21.8.2> 一昨日行われた「日本クラブユースサッカー選手権 U-18 2021」の準々決勝で、サンフレッチェ広島ユースはPK戦の末に名古屋U-18に敗れ、3年ぶりの準決勝進出を逃しました。広島のメンバーは、GK:波多野、DF:香取、豊田、光廣、藤野(→越道70分)、MF:西村、池田、滝口、笠木(→森夲60分)、FW:高柳、棚田。広島の先制点は前半7分で、相手のミスパスを奪った棚田がそのままドリブルで持ち上がると思いきってシュート。これがゴール左隅に決まりました。これで勢いの出た広島はサイドチェンジをうまく使って決定機を作り、また名古屋の攻撃もしっかりと抑えて1点リードで前半を折り返しました。しかし後半に入ると名古屋の攻撃の圧力が強まり後半19分、CKからU-20代表候補の吉田にヘディングで決められて同点に追いつかれます。その後は両チームともオープンに攻め合ったものの決定機を生かせず、PK戦に突入しました。そしてPK戦では先攻の名古屋が4人まで連続で決めたのに対して、広島は2人目の森夲と3人目の池田が失敗して無念の敗退となりました。高円宮杯プレミアリーグウエストと今大会のグループステージと過去2回の対戦はいずれも引き分けだった名古屋U-18。この日も拮抗した展開の末にフルタイムで決着が付かずPK戦で敗れるという残念な結果に終わりましたが、監督も選手も語っているようにこの悔しさはプレミアで晴らすしかありません。

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ゲキサカ
<21.8.1> 昨日東京オリンピック男子サッカーの準々決勝が行われ、日本五輪代表はPK戦の末にニュージーランドを下してロンドン五輪以来の準決勝進出を決めました。日本のメンバーは、GK:谷、DF:橋岡、吉田、冨安、旗手(→三苫91分)、MF:堂安(→三好105分)、遠藤、田中(→板倉91分)、久保、相馬(→中山69分)、FW:林(→上田69分)。ここまでグループステージ全勝で来た日本に対して、1勝1分け1敗だったニュージーランドと言うことで日本有利が予想されていましたがさにあらず。ニュージーランドは執拗なプレスで日本の攻撃を寸断すると、高い技術とフィジカルの強さを生かして反撃します。後半以降は相手に攻め込まれるシーンが増えたものの守備陣が跳ね返し、逆に速い攻撃から旗手や上田が決定機を迎えましたが相手GKの好守にあって決めることができません。そしてPK戦では谷が相手の2本目をストップすると3人目は枠外に外れたのに対して日本は4人全員が決めて、我慢強く戦って結果を出しました。この結果次の相手は延長で3点を取って勝ち上がったスペイン。今大会屈指の強豪に、メダルを賭けて挑みます。
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