8/29〜9/4のSANFRECCE Diary


<21.9.4> 明日は大雨のために延期になったJ1リーグ戦第24節神戸戦がホームで行われます。
 中断期間中に古橋らが移籍したものの大型補強を敢行した神戸は、鹿島戦で武藤嘉紀が、大分戦で大迫勇也がデビューして得点に絡み、昨日の練習からはボージャンも合流するなど着々と戦力を整備。消化試合数が1試合少ないながら3位と同勝点の4位と上位を窺っています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
12H ○3-0 広島  【神】古橋2、中坂
L5H △0-0 FC東京
13A ●0-2 横浜FM 【FM】OG、天野
14H △1-1 C大阪 【神】フェルマーレン、【C】坂元
L6A ○3-0 徳島  【神】山口、アユブ・マシカ
15A ●0-2 浦和  【浦】田中達、ユンカー
16A ○2-1 柏   【神】郷家、OG、【柏】椎橋
17H △1-1 鳥栖  【神】ドウグラス、【鳥】仙頭
LPO1 ●1-2 浦和  【神】ドウグラス、【浦】伊藤、興梠
LPO2 △2-2 浦和  【神】ドウグラス、イニエスタ、【浦】小泉、ユンカー
18A ○2-1 福岡  【神】古橋、イニエスタ、【福】山岸
19H ○5-0 横浜FC 【神】ドウグラス、古橋3、菊池
21H ○3-1 湘南  【神】古橋、山口、中坂、【湘】タリク
20A △1-1 C大阪 【神】古橋、【C】鳥海
22A ○2-1 G大阪 【神】ドウグラス、田中順、【G】パトリック
23H ●1-2 柏   【神】小田、【柏】クリスティアーノ、細谷
25H ○1-0 鹿島  【神】山口
26A ○3-1 大分  【神】酒井、イニエスタ、菊池、【分】香川
27H ●0-1 FC東京 【東】レアンドロ
 前節は何度もチャンスを作りながら得点を奪えずにいると、後半38分に細かいパスワークからレアンドロに得点を奪われ敗戦を喫しています。明日は大迫勇也が代表で不在で武藤の出場も不透明だとのことですが、ドウグラスや田中順也もポジション奪還を狙っているはず。チームとしても2試合連続で下位相手に取りこぼしはできない、と言う気持ちで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらも佐々木が代表で不在となります。中国新聞によると代役は今津になりそうですが、それ以外は前節と同様のメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、予想布陣は次の通り。
       大迫

  野上   荒木   今津

     土肥  青山

柏              東

  エゼキエウ    森島

     Dヴィエイラ

SUB:林、住吉、ハイネル、柴崎、藤井、浅野、Jサントス
 大分戦で久々の勝利を挙げたサンフレッチェとしては、連勝で流れを掴みたいところ。明日もこれまで積み上げてきたものを信じて、チーム全員で勝利を目指して欲しいと思います。
<21.9.4> 広島市は8/31に「第5回広島市サッカースタジアム等整備事業者選定審議会」を開催し、その答申に基づいて広場エリアの公募設置等予定者を選定しました。選定されたのはエヌ・ティ・ティ都市開発株式会社を代表とする企業体で、RCC文化センターやエディオン、中国新聞社、広島電鉄など地元企業を含む10社によって構成されています。中国新聞によると、広場を「スポーツ&ウェルネス」「カルチャー」「スタジアム」など五つのゾーンに分けてにぎわいを創出して、県内外から年間200万人の集客を目指すとのこと。中央の芝生広場を囲むように低層階のカフェやレストラン、アウトドアショップを配置し、テントやバーベキュー用品を貸し出したり、広島県内の食や文化を体験するイベントも催す計画となっています。審議会長の古谷誠章早稲田大教授は「都心にありながら自然を感じ、くつろぐことができる。他に無い空間となり、周辺の商業施設との相互利用も期待できる」と評価したそうです。事業費の上限は3億円で、そのうち企業グループが1割以上を負担し、19年間の管理運営も担うとのこと。2024年2月のスタジアム開場には間に合わないものの、2024年7月には開業する予定だとのことです。
<21.9.3> 昨日吹田で行われた「FIFAワールドカップカタール2022」の最終予選の初戦で、日本代表はオマーンに0-1で敗れ厳しいスタートとなりました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:酒井宏、吉田、植田、長友、MF:遠藤、柴崎、原口(→古橋HT)、鎌田(→久保70分)、伊東(→堂安63分)、FW:大迫。冨安、守田の合流が間に合わず、板倉と南野も怪我で外れたということが影響したか、あるいは激しい雨にボールが走らなかったか序盤からぴりっとしない展開が続きます。そんな流れの中最初にチャンスを作ったのはオマーンで、前半13分にはペナルティエリア内から際どいシュートを打たれます。前半28分には吉田のクロスをペナの中で受けた伊東がシュートしましたがGKがセーブ。34分には伊東のクロスに大迫が飛び込みましたが頭の上を超えてしまいます。森保監督は後半最初から古橋を投入し、3分には長友のクロスに伊東が飛び込みましたがシュートは枠外。後半6分にはハンドを取られてPKの判定が出たものの、VARによって覆されて難を逃れます。日本は堂安に続いて久保も投入して攻め込むものの効果的な攻撃はできず、引き分けも視野に入ってきた後半43分、オマーンに左サイドを崩されてクロスを入れられます。そしてこれに飛び込んだアルサビにダイレクトで合わせられて、痛恨の失点を喫してしまいます。そしてその後はゴール前に築かれた分厚い壁を崩すことができず、まさかの黒星発進となってしまいました。
 コロナ禍の中でも工夫しながらチーム作りを進め、東京五輪ではメダルは取れなかったもののベスト4の結果を残した森保ジャパンでしたが、やはりワールドカップアジア最終予選の厳しさは段違いだった、と言えます。欧州からの合流組を待ってほんの数日合わせただけの日本代表に対して、1ヶ月かけて準備をしてきたオマーン代表。日本代表の特徴を良く研究し、良さを抑えて弱点を突く戦いを徹底してきました。だからといってホームでその相手を打ち破れない日本代表も情けない、とは思いますが、やはりいつも以上の気迫で戦わなければ予選は勝ち抜けない、と言うことを改めて思い知らされたと言って良いのではないでしょうか。次の試合は来週水曜日にカタールで行われる中国戦。アウェイとは言えこの試合に勝たなければ、この屈辱を晴らすことはできません。
<21.9.2> 見逃していたのですが、毎年恒例の「HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー大会」が8/8-11に行われ、サンフレッチェ広島ユースは3位に終わりました。今回参加したのは広島ユースと広島県高校選抜U-18のほかU-17日本代表とサガン鳥栖U-18で、U-17日本代表には広島ユースからDFの越道が選ばれています。そして試合の結果は次の通り。
【第1日】(8/8)
U-17日本代表  2-0 鳥栖U-18
広島ユース   6-0 広島県高校選抜

【第2日】(8/10)
広島県高校選抜 0-2 U-17日本代表
広島ユース   0-1 鳥栖U-18

【第3日】(8/11)
広島ユース   1-2 U-17日本代表
広島県高校選抜 1-3 鳥栖U-18

        勝点 勝 分 負 得失差
U-17日本代表   9  3   0   0    +5
鳥栖U-18     6    2   0   1    +1
広島ユース    3    1   0   2    +4
広島県高校選抜  0    0   0   3   -10
日本サッカー協会
RCC中国放送
<21.8.31> プレスリリースによると、今日開催予定の「第5回広島氏サッカースタジアム等整備事業者選定審議会」で、中央公園サッカースタジアム(仮称)東側の広場エリア等整備・管理事業(Park-PFI事業)の公募に参加する各事業者によるプレゼンテーションが行われるそうで、その様子が広島市の公式YouTubeチャンネルでライブ配信されるとのことです。
 因みに広島市が4月に公表した基本計画によると、サッカースタジアムについては「指定管理者制度」を、広場エリアについては「Park-PFI等の民間事業者による管理・運営手法を活用」することとして、これらが連係して管理・運営するとしています。サンフレッチェとしてはスタジアムの指定管理者に選定されることが最も重要ですが、広場エリアの管理者が誰になるか、どのような計画で進めるのか、にも注目したいと思います。
<21.8.30> サンフレッチェ広島レジーナは昨日、シーガル広島U-14と40分×2+50分の練習試合を行い、6-0で勝ちました。得点は1本目の28分と2本目の24分に上野、2本目の39分に小川、3本目の12分に橘、32分に川島、48分に齋原でした。
<21.8.29> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第27節大分戦は、PKで先制を許したもののその後4点を奪って逆転して、2ヶ月ぶりに勝利を挙げました。
 広島は前節からGKとDFライン以外の全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  野上   荒木  佐々木
  (→今津73分)
     土肥  青山
     (→ハイネル73分)
柏              東(→藤井87分)

  エゼキエウ    森島(→浅野87分)

     Dヴィエイラ(→Jサントス64分)

SUB:林、柴崎
 対する大分は、GK:高木、DF:香川(→梅崎70分)、三竿、坂、トレヴィザン、MF:小林(→上夷80分)、野村、下田、増山(→松本怜HT)、FW:伊佐(→呉屋60分)、藤本(→長沢70分)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから積極的に前に出て、0分には左から攻め込んだものの青山のクロスは合わず、1分には柏のヒールパスからエゼキエウが抜け出して柏がシュートしたものの枠外。3分にはエゼキエウが決定的なシュートを放ちましたが惜しくも枠を外します。ところが先制点を奪ったのは大分。前半8分、コンビネーションからペナルティエリアに侵入した下田をエゼキエウがファウルで止めてしまいます。そして野村に大迫の飛んだ逆にPKを蹴られて、先制を許してしまいました。
 不運とも思える展開でリードを許してしまいましたが、しかしサンフレッチェの選手たちはこれで下を向くことなく点を取りに行きます。11分には青山のサイドチェンジを東がダイレクトで狙いましたが惜しくもポスト。15分にはクロスに走り込んだ東がペナルティエリア内でフリーになりましたがマイナスのパスはクリアされます。そして前半26分、土肥のパスで抜け出した東のクロスをエゼキエウが押し込みます。これはいったんはオフサイドで取り消されたもののVARの介入により認められて、早い時間に同点に追いつくことができました。
 これで勢いの出た広島は追加点を取りに行きます。30分には土肥が素晴らしいパスを出したものの柏は収められず。34分には森島が左からシュートを放ちましたが枠外に外れ、42分には広島のシュートが相手の手に当たったと見えたもののVARは認めません。この流れは後半も続き、2分には東がドリブルからワンツーを使ってゴール前に飛び込みましたが惜しくも枠外。続いてドウグラス・ヴィエイラのパスに走り込んだエゼキエウがフリーで受けたもののGKの好セーブに阻まれます。そしてその直後のCKに身体をひねるようにして飛び込んだ荒木のヘッドがGKの手を弾いてゴールに飛び込み、逆転に成功しました。
 その後は大分の逆襲を受けて、14分にはCKに呉屋が合わせましたが枠外に外れて助かります。15分には藤本が抜け出したもののファウルに救われ、19分の呉屋の抜け出しもDFがブロックします。そして後半31分、東の折り返しを受けたジュニオール・サントスがエゼキエウのリターンを受けると浮き球でDFラインの裏に抜け出して軟らかいシュート。これがGKの脇を抜けてゴールに飛び込んでリードを2点に広げます。更に36分にはハイネルのサイドチェンジで抜け出した柏がクロスを送ると、絶妙なポジショニングでフリーになったジュニオール・サントスがダイレクトで蹴り込んで決定的な4点目。その後も大分の攻撃を跳ね返して3点差を保ったままで逃げ切りました。
 浦和戦から先発7人を入れ替えて戦ったにも関わらず、立ち上がりに得た立て続けのビッグチャンスを生かせず、逆に相手の最初のチャンスにPKを与えて失点。このところの悪い流れは変わっていないのかな、と思いましたが、しかし選手たちは冷静でした。一度はオフサイドで取り消された得点がVARにより認められ、後半早々にセットプレーから勝ち越すと、最後は10試合ぶりに先発から外れたジュニオール・サントスが2点を決めて勝利。城福監督は試合後に「どういうふうに前からプレッシャーを掛けていくか。どういうふうに自分たちでボールを握って、失ったら奪い返して、主導権を握る時間をどういうふうに増やしていくかというところを、全員で腹をくくって今日は臨みました」と語っていますが、どんな結果になっても自分たちがやってきたことを信じて続けることができたことが、この結果につながったと言って良いのではないでしょうか。
 この節を終えてサンフレッチェの勝点は35で順位は11位のままですが、一時は4位だったのがずるずると順にを下げてきたことを考えると何とか中位に踏みとどまっている、と言う感じかと思います。ACL出場圏の3位とも、J2降格圏の17位とも勝点差12とまだまだどちらに転んでもおかしくない位置にいるだけに、この勝利をきっかけにして、勝利を積み重ねて欲しいところ。今後は過密日程も収まり集1試合ペースが続くので、練習でしっかりと準備して、勝ち続けて欲しいものです。

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Football LAB
<21.8.22> サンフレッチェは一昨日、豪雨の影響により中止となったJ1リーグ戦第24節神戸戦を9/5(日)の6時から開催する、と発表しました。またこの試合は8/6の直近のホームゲームだったということで「ピースマッチ」として開催予定でしたが、この代替日程の神戸戦をピースマッチとして行います。ただ9/5も「まん延防止等重点措置」の適用期間にあたるため、新規のチケット販売は無いとのこと。8/14開催分のチケットをお持ちの方はそのまま入場できます(Jリーグチケットでの購入分も代替開催日のチケットを購入できるように調整中)ので、ぜひ無駄にしないようにお願いします。なお8/14のチケットの取り扱いについてはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
<21.8.22> 昨日行われたクラセンU-15の準々決勝で、サンフレッチェ広島ジュニアユースは東京Vジュニアユースに敗れました。試合は前半11分にミドルシュートを決められると、14分にもゴール前の混戦のこぼれを遠目から叩き込まれ、更に21分にはPKを取られて前半だけで3失点を喫しました。広島は後半2分に高い位置でボールを奪った桝谷がそのままゴールを流し込んで1点を返しましたが、反撃はそこまでとなりました。
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