8/8〜8/14のSANFRECCE Diary


<21.8.14> サンフレッチェは昨日、本日開催予定だったJ1リーグ戦第24節神戸戦を延期する、と発表しました。これは広島県に大雨警報が発せられて観客の安全確保や試合進行が困難になることから、広島、神戸両チームがJリーグと協議して決めたとのこと。中国新聞によると当初は今日の午前中までに判断する予定だったそうですが、災害の危険性が高まり天候の回復が望めないことや、神戸の選手が移動前だったことから早めの決断になったそうです。代替試合の開催日やチケットの取り扱いについては未定とのことなので、チケットをお持ちの方は紛失しないようにご注意下さい。
<21.8.13> 明日はJ1リーグ戦第24節。サンフレッチェはホームでヴィッセル神戸と対戦します。
 開幕から好調を維持する神戸は、第18節からの5試合を4勝1分けで勝点を積み重ねて3位まで浮上して、上位を争っています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
12H ○3-0 広島  【神】古橋2、中坂
L5H △0-0 FC東京
13A ●0-2 横浜FM 【FM】OG、天野
14H △1-1 C大阪 【神】フェルマーレン、【C】坂元
L6A ○3-0 徳島  【神】山口、アユブ・マシカ
15A ●0-2 浦和  【浦】田中達、ユンカー
16A ○2-1 柏   【神】郷家、OG、【柏】椎橋
17H △1-1 鳥栖  【神】ドウグラス、【鳥】仙頭
LPO1 ●1-2 浦和  【神】ドウグラス、【浦】伊藤、興梠
LPO2 △2-2 浦和  【神】ドウグラス、イニエスタ、【浦】小泉、ユンカー
18A ○2-1 福岡  【神】古橋、イニエスタ、【福】山岸
19H ○5-0 横浜FC 【神】ドウグラス、古橋3、菊池
21H ○3-1 湘南  【神】古橋、山口、中坂、【湘】タリク
20A △1-1 C大阪 【神】古橋、【C】鳥海
22A ○2-1 G大阪 【神】ドウグラス、田中順、【G】パトリック
23H ●1-2 柏   【神】小田、【柏】クリスティアーノ、細谷
 前節は先制点を奪われた直後に追いついたものの、後半アディショナルタイムに勝ち越し点を奪われて敗れています。ここまで15得点の古橋亨梧がセルティックに移籍し、藤本憲明も清水にレンタル放出した一方で大迫勇也、武藤嘉紀、ボージャン・クルキッチと立て続けに大物補強を発表した神戸。彼らの合流はまだ先になるものの、チームの雰囲気は間違いなく変わっているはず。明日は優勝争いに絡むためには絶対に負けられない、と言う気持ちで広島に乗り込んでくるのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、大迫が五輪代表から戻ってきて1週間になるので、そろそろ先発に復帰する可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

柏             藤井

   エゼキエウ  森島

      Jサントス

SUB:林、今津、茶島、松本泰、東、浅野、鮎川
 前回の対戦では前半30分までに3点を失い、何もできないままに敗戦を喫したことを考えると、今回は何としてもその屈辱を晴らしたいところ。明日は毎年恒例の「ピースマッチ」でもあるので、何としてでも勝利して、「ファミリー」だけでなく広島市民・県民に歓喜をもたらして欲しいと思います。
<21.8.12> サンフレッチェは昨日、増田卓也選手が町田ゼルビアに期限付き移籍する、と発表しました。広島皆実高出身の増田は流通経済大から2012年にサンフレッチェでプロとしてのキャリアをスタートさせました。そして2016年まで在籍したものの西川周作、林卓人の壁は厚く、リーグ戦の出場はわずか4試合にとどまりました。そこで2017年には長崎に期限付き移籍してJ1昇格に貢献。また2019年には町田に期限付き移籍して開幕からポジションを確保して38試合に出場し、昨年4年ぶりに広島に復帰していました。しかしその後も林卓人と大迫敬介の守護神争いに割って入ることができずに、公式戦出場は今年の天皇杯・おこしやす京都戦のわずか1試合にとどまっていました。町田は昨年からポジションを奪った25歳の福井光輝が守護神として君臨していますが、増田のこれまでの経験を生かしてポジション奪取に挑んで欲しい、と思います。
<21.8.11> 「第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」は帯広市などを会場に8/15に開幕しますが、その予選となる中国地域大会が7月に行われ、サンフレッチェ広島Jrユースが優勝しています。その結果は次の通り。
【1回戦】
サンフレッチェ広島 10-0 岡山セゾン
ガイナーレ鳥取 2-1 アヴァンサール
Jフィールド岡山 0-0(PK0-3) ピジョン
尾道 0-2 ローザス
シーガル広島 4-1 プラシア
総社ユナイテッド 1-6 サンフレッチェびんご
蹴友 1-0 KELT
廿日市 1-2 ファジアーノ岡山
FCBツネイシ 2-1 アルコバレーノ
高陽 0-1 グランザ下松
玉湯SC 2-5 クレフィオ
Jフィールド津山 0-1 セントラル
サンフレッチェくにびき 2-0 メーヴェ
CAVATINA 0-3 ハジャス
鷲羽 4-0 ベルガロッソ濱田
ワイルドフラワーズ 0-5 レノファ山口

【2回戦】
サンフレッチェ広島 5-0 ガイナーレ鳥取
ピジョン 0-2 ローザス
蹴友 0-5 ファジアーノ岡山
クレフィオ 3-0 セントラル吉島
サンフレッチェくにびき 0-0(PK3-4) ハジャス
鷲羽 0-5 レノファ山口
シーガル広島 1-0 サンフレッチェびんご
FCBツネイシ 3-1 グランザ下松

【準々決勝】
サンフレッチェ広島 2-1 ローザス
FCBツネイシ 0-0(PK10-11) クレフィオ
シーガル広島 0-0(PK4-2) ファジアーノ岡山
ハジャス 2-3 レノファ山口

【準決勝】
サンフレッチェ広島 1-1(PK5-4) シーガル広島
クレフィオ 2-6 レノファ山口

【決勝】
サンフレッチェ広島 2-0 レノファ山口

【3位決定戦】
シーガル広島 4-2 クレフィオ
 サンフレッチェ広島Jrユースの本大会グループステージの日程は次の通り。
8/15(日)14:30 広島×大阪市ジュネスFC(音更町サッカー場A)
8/16(月)14:30 広島×SCH.FC(中札内交流の杜A)
8/17(火)14:30 広島×愛媛U-15(中札内交流の杜C)

大会特設サイト
<21.8.10> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第23節福岡戦は、後半アディショナルタイムに同点弾を喰らって勝点2を失いました。
 先発は中断前の横浜FC戦と同じながら柏を右、藤井を左に配して、以下のメンバーで戦いました。
        林

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山
    (→松本泰89分)
柏             藤井
(→東90+1分)
   エゼキエウ  森島(→鮎川90+1分)
   (→浅野75分)
      Jサントス

SUB:増田、今津、茶島
 対する福岡は、GK:村上、DF:サロモンソン、志知(退場62分)、ドウグラス・グローリ、奈良、MF:前、杉本(→78分)、金森(→城後90+1分)、中村(→田邉78分)、FW:ファンマ(→ジョン・マリ78分)、山岸(→湯澤68分)、と言うメンバーでした。序盤から攻勢に出たのは広島で、ボールを支配して相手陣内に攻め込みます。3分には藤井の横パスを青山が打ちましたが枠外。8分にはハイネルのシュートはDFにブロックされ、エゼキエウのシュートもDFに当たります。また12分にはエゼキエウのクロスに森島が頭を合わせたものの枠を捉える事ができず、15分の森島のシュートも枠外。23分の藤井のシュートはアウトにかかって大きく外れ、28分の森島のシュートもGK正面を突きます。更に柏、ジュニオール・サントスがペナルティエリア内で仕掛けたものの福岡の守備に防がれます。逆に後半43分には山岸のパスで抜け出したファンマにフリーで打たれたもののポストに当たって助かります。前半は広島ペースだったものの相変わらずの決定力不足で、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると1分に山岸がファーストシュートを放つなど福岡が攻勢に出てきます。8分にはカウンターから山岸に打たれたものの林がセーブ。11分には杉本に打たれましたが枠外に外れ、その後の福岡の波状攻撃も何とか堪えます。そして後半16分、右サイドから仕掛けた柏が後ろから押し倒されると、ペナルティエリア内だとのジャッジでPKを獲得。また2枚目のイエローとなった志知は退場になります。ジュニオール・サントスが蹴ったボールはGKの読み通りだったものの球速で勝り、広島が先制点を奪いました。
 選手を次々と入れ替えて同点を狙ってくる福岡・長谷部監督。それに対して広島は後半33分、森島のパスをDFの間で受けたジュニオール・サントスがドリブルで翻弄してゴールを決めます。ところがVARのチェックにより足先がわずかにオフサイドラインを越えていたことが判明して取り消されてしまいます。城福監督は松本泰、東、鮎川とフレッシュな選手を入れて試合をクローズにかかり、45+1分には東がGKと1対1になったもののシュートできずに終わります。そして後半45+6分、前が右からカットインしてシュートするとそのボールがDFに当たってコースが変わってゴールネットを揺らしてしまい、土壇場で追いつかれて勝点2を失う結果となりました。
 攻め込みながらも点が取れず、一瞬の隙を突かれて決定機を作られた、と言う意味で、前半の広島はこれまでと同様だったと思います。しかし後半は押し込まれながらもチャンスをうかがうと、柏の突破からのPK奪取、1点先制、そして相手の退場。まさに勝つためには理想的な展開に持ち込んでいたと言えるでしょう。そして後半33分にはジュニオール・サントスの特徴を発揮した素晴らしいゴールで追加点を奪ったか、に見えましたが、しかしそれが試合の流れを変えてしまったのかも知れません。人数の少ない相手を押し込んでもう1点取って楽になりたいと言う気持ちと、重心を低くして1点を守りきろうとする気持ち。ピッチ上もベンチもそのへんの統一感に欠けていたことが、最後の最後で同点に追いつかれてしまう、と言う結果に至った原因のように思います。
 今節は札幌が勝ったため広島の順位は10位に後退。また柏、徳島、横浜FCなどが勝ったため、下位チームとの勝点差も縮まりました。このところぎりぎりのところで勝ちきれていないサンフレッチェとしては、こここそが踏ん張りどころ。ピッチ上もベンチも声を掛けあって、心を一つにして戦うことが最も重要なのではないでしょうか?

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Football LAB
<21.8.9> 中国新聞によると五輪代表の活動が終了した大迫が昨日からチームに合流しましたが、今日の遠征には参加しないとのこと。守護神・林卓人を中心にした守備陣で勝利を目指すことになります。
 今日の試合会場はベスト電器スタジアムで、午後7時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので当日券販売はありません。試合中継はDAZNのみとなっています。いつものようにブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。

サッカーキング 福岡vs広島プレビュー サッカーダイジェスト 中断明けの青写真
<21.8.8> 東京オリンピックのために中断していたJリーグは明日再開。サンフレッチェはアウェイでアビスパ福岡と戦います。
 第10節から6連勝で5位まで上がっていた福岡でしたが、5/30の大分戦で敗れるとその後は5連敗と調子を落とし、順位も11位まで後退しています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
11A ○2-1 広島  【福】OG、前、【広】東
L4A △1-1 札幌  【福】マリ、【札】アンデルソン・ロペス
12H ○2-0 浦和  【福】ブルーノ・メンデス、マリ
L5A △1-1 鹿島  【福】マリ、【鹿】白崎
13H ○1-0 柏   【福】志知
14A ○1-0 仙台  【福】渡
L6H ○4-1 鳥栖  【福】城後2、石津、ファンマ、【鳥】林
15H ○2-1 湘南  【福】ブルーノ・メンデス、ドウグラス・グローリ、【湘】名古
16A △1-1 横浜FC 【福】ブルーノ・メンデス、【FC】クレーベ
17A ●1-2 大分  【福】クルークス、【分】長沢、トレヴィザン
18H ●1-2 神戸  【福】山岸、【神】古橋、イニエスタ
20A ●0-2 浦和  【神】小泉、明本
22A ●0-2 横浜FM 【FM】OG、オナイウ
21H ●0-1 G大阪 【G】パトリック
 7/17に行われた第21節G大阪戦は主導権を握りながら試合を進め、後半22分には山岸がゴールネットを揺らしたもののVARで取り消され、逆に後半40分にクリアミスを押し込まれて敗れています。中断期間中に中村駿を湘南から獲得し、戦力を上積みするとともにリフレッシュした福岡。リーグ戦再開初戦で連敗の悪い流れを断ち切るべく、万全の準備で広島を迎え撃とうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、中断前に怪我をしていた森島と浅野が戻ってきていて、練習試合で試運転を済ませています。また大迫も五輪代表から戻り、移籍加入の住吉と松本泰も練習では存在感を見せているそうですが、いきなり先発起用される可能性は低いものと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        林

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

藤井             柏

   浅野      森島

      Jサントス

SUB:増田、住吉、茶島、松本泰、東、エゼキエウ、鮎川
 前回の対戦ではボール支配率61%、シュート数は12:5と内容的には上回っていたものの、一瞬の隙を突かれて2失点して敗れているだけに、この試合も同様の展開にならないよう気をつけたいところ。ここから8月末までは続く過密日程の初戦を取って、勢いに乗って欲しいと思います。
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