9/12〜9/18のSANFRECCE Diary


<21.9.18> 中国新聞によると、東京五輪からの合流後の5試合で7失点と調子の上がらない大迫に代わって、今日は林が先発することになりそう。守備の堅い柏との戦いということで先に失点すると難しい試合になるだけに、しっかりとした守備から攻撃に繋げて勝利を勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場は三協フロンテア柏スタジアムで午後6時キックオフ。関東地方には台風14号が接近していますが、午前九時現在では中止の発表はありません。またチケットは昨日の夜までで販売を終了していて当日券の現地販売はありません。
 今日の試合中継もDAZNのみとなっています。また今日もブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
<21.9.17> 明日はJ1リーグ戦第29節。サンフレッチェはアウェイで柏レイソルと対戦します。
 前回対戦の後には18位に後退するなど降格圏を彷徨っていた柏でしたが、中断明け以降は4勝1分け1敗と好調で順位も13位まで上げてきています。前回対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
18A ●0-1 広島  【広】佐々木翔
19H ●0-2 浦和  【浦】宇賀神、柴戸
20A ○4-2 湘南  【柏】ハウル2、大南、クリスティアーノ、【湘】町野、ウェリントン
21H ●1-2 横浜FM 【柏】細谷、【FM】オナイウ、前田
22H ○2-1 鹿島  【柏】クリスティアーノ、ハウル、【鹿】犬飼
23A ○2-1 神戸  【柏】クリスティアーノ、細谷、【神】小田
24H △0-0 川崎F
25H ●1-3 鳥栖  【柏】クリスティアーノ、【鳥】樋口、小屋松2
26A ○2-1 徳島  【柏】瀬川
27H ○1-0 横浜FC 【柏】瀬川、クリスティアーノ、【FC】渡邉
28A ○1-0 FC東京 【柏】細谷
 前節はクリスティアーノのロングボールに反応した細谷が相手守備陣の連係ミスを見逃さずに得点を奪うと、粘り強い守備で失点をゼロに抑えて連勝を3に伸ばしています。残留争いから一歩抜け出して来た柏としては、このまま勝点を積み上げて上を目指していきたいところ。明日は十分な広島対策を練って戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、ハイネルが出場停止から戻ってきます。また右膝の痛みで戦列を離れていた森島は昨日から練習に戻ってきたそうですが、まだ実戦形式の練習には参加していないらしく明日の出場は難しそう。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

柏             藤井

   エゼキエウ   東

     Dヴィエイラ

SUB:林、今津、茶島、松本泰、柴崎、浅野、Jサントス
 ここから3連戦を戦う柏、C大阪、札幌は、13位、12位、10位と順位が近いチームばかり。ここで勝つか負けるかによって、今後上を目指せるか下を気にしながら戦うか、が決まってきます。明日も自分たちが積み上げてきたものを信じて、チーム一丸となって勝点3を持ち帰って欲しいと思います。
<21.9.16> サンフレッチェは昨日、ドイツ・ブンデスリーガの名門1.FCケルンと育成業務提携を締結した、と発表しました。
 1.FCケルンは1948年に発足し、5万人以上のソシオを抱えるケルン最大のスポーツクラブで、ドイツ・ブンデスリーガでは発足した1963-64シーズンに初代王者に輝いたのをはじめリーグ戦2回、カップ戦(DFBポカール)4回の優勝を誇っています。また日本との関係も深く、77-78シーズンには日本人の海外移籍の先駆けとなった奥寺康彦が在籍。2011年には広島から槙野智章選手が移籍した一方で、クラブのレジェンドとも言えるピエール・リトバルスキーやルーカス・ポドルスキーが来日するなどJリーグとの活発な人事交流を行ってきました。提携期間は今年の9/1から2024年の8月末までで、アカデミーの選手や指導者の留学やクラブとチームの国際化、ドイツからの情報収集などを行うとのことです。
<21.9.15> 今週発売の「紫熊倶楽部」10月号(Vol. 284)を紹介します。表紙とトップ記事は柏好文選手。J1通算300試合出場を記念して、「メンタルモンスター戦いの軌跡」と言うタイトルで8ページにわたってインタビューしています。またこれに続く記事も柏選手関連で、彼がもっとも印象に残っている試合として挙げた2015年のチャンピオンシップ1st legの戦いを振り返っています。
 モノクロページの「SIGMA戦士の物語」は、神戸戦で直接FKを決めた東選手と、シャドーストライカーとしての才能を発揮してきたエゼキエウ選手。マッチレポートは、川崎F戦、浦和戦、大分戦、神戸戦です。「READERS AREA」を挟んで後ろのカラーページで取り上げられているのは藤井智也選手。4/7の横浜FC戦の後に悔しさと情けなさから涙を流した、と言う彼が、その後どのように「守備から入る」と言う監督の言葉を消化し、試合に絡めるようになったかを描いています。
 「WEリーグ開幕記念スペシャル」として取り上げられているのはレジーナの初代8番、増矢理花選手。JFAアカデミー福島在籍時に起きた東日本大震災の経験から、右膝前十字靭帯断裂の大怪我とリハビリ、そしてINAC神戸でのプレー。しかし昨年は15試合に出場して無得点に終わったことから、環境を変えたいと思い、沢山の選択肢の中から感覚で広島を選んだそうです。風間八宏、森崎和幸、川辺駿に続く新たな「広島の8番」をたっぷりと紹介しています。また「掛本智子のFACE TO FACE」は、中村楓選手の後編です。そしてSIGMA CALENDERと紫熊短信を挟んで、最終ページの「COLUMN for SPL∞ASH」では梶田和子さんを取り上げています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場と広島県内の大手書店および東京・銀座の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからご購入下さい。
<21.9.14> プレスリリースによると、広島県での緊急事態宣言が9/30まで延長されたことに伴い、9/22に開催予定のJ1リーグ戦第32節C大阪戦の観客数の上限を5,000人とすることになりました。また9/12いっぱいでビジターゾーン席のチケット販売を中止するとともに、その他の席種についても規定枚数に達し次第販売を中止することになります。その他チケット販売の詳細についてはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
<21.9.13> 昨日行われたYogibo WEリーグの開幕戦をアウェイで戦ったサンフレッチェ広島レジーナは、ちふれASエルフィン埼玉に3-0で勝ち、チーム初の公式戦を勝利で飾りました。レジーナの布陣は次の通り。
      木稲

松原志 松原優 中村  木崎

    増矢  近賀(→小川60分)
    (→柳瀬81分)
立花          中嶋(→山口67分)
(→島袋67分)
    上野  川島
    (→谷口60分)

SUB:福元、左山
 対する埼玉は、GK:船田、DF:橘(→松久保HT)、瀬野、木下、又吉、MF:祐村、山本絵、瀬戸口、加藤(→岸60分)、吉田、FW:荒川(→山本菜HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島にやや堅さが見えたものの、最初の埼玉の攻勢を跳ね返すと流動的な動きとパス回しで主導権を握ります。5分の川島のクロスに増矢が飛び込んだシーンはGKにセーブされたものの、前半8分、松原優からのロングフィードに走った立花がDFと競り合いながらキープしてマイナスのパス。これを増矢がダイレクトでシュート性のボールをゴール前に送ると、上野がヒールで流し込んでレジーナが先制点を奪いました。
 これで勢いが出た広島はその1分後に追加点を奪います。左サイドでボールを持った中嶋がドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、低いクロスに走り込んだ増矢がその勢いのままにゴールネットに流し込みました。
 この後は点を取り返したい埼玉に対して、レジーナは落ち着いて対応。前からのプレスで埼玉のパス回しを寸断してチャンスを作らせません。また攻撃では鋭い縦パスや立花、中嶋らのサイド攻撃から埼玉ゴールを脅かします。そしてそれが実ったのは後半10分。増矢が中央から鋭い縦パスを送ると、DFの間を割って抜け出した中嶋がペナルティエリアの手前からシュート。これが見事にゴール左上に突き刺さってリードを3点に広げます。その後は埼玉に攻め込まれるシーンもあったものの決定機は作らせず、後半45分の吉田のシュートも木稲が落ち着いてキャッチしてそのまま逃げ切りました。
 「サンフレッチェ広島レジーナ」としてスタートして約半年。間にプレシーズンマッチはあったものの、ゼロから始まったチームということで不安もあったのではないか、と思ったのですが、それは全くの杞憂でした。司令塔として期待された増矢は1得点2アシスト。中嶋はドリブル、立花はスピードと言う特徴を存分に生かし、エース・上野はきっちりと得点を決めました。そして守備陣は相手にほとんど決定機を作らせなかっただけでなく、鋭い縦パスやロングボールで攻撃の起点にもなりました。男子チームで培ってきたスカウティングとチーム作りのノウハウを生かして、できる限りの準備をしてきたことが分かる試合結果だったと言えるのではないでしょうか。

WEリーグ公式サイト
サッカーキング
<21.9.13> 昨日ギラヴァンツ北九州との練習試合を行い、2-1で勝ちました。北九州の得点はは前半17分に前川、広島は後半13分にOG、23分に浅野でした。
<21.9.12> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第28節横浜FM戦は、試合開始早々に先制したもののその後3点を取られて逆転負け。今季の横浜FMとの対戦成績は2分け2敗に終わりました。
 佐々木、野上が先発に復帰。また出場停止のハイネルに代わって土肥がボランチに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

     土肥  青山
     (→松本泰23分)
柏             藤井

   エゼキエウ   東(→浅野66分)
   (→Jサントス66分)
     Dヴィエイラ(→柴崎82分)

SUB:林、今津、茶島
 対する横浜FMは、GK:高丘、DF:小池、岩田、實藤、ティーラトン、MF:扇原(→渡辺74分)、喜田、マルコス・ジュニオール(→天野82分)、FW:エウベル(→仲川60分)、レオ・セアラ(→杉本82分)、前田(→水沼74分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島は前からのプレスを敢行してペースを握ります。そして前半7分、左サイドからの土肥の浮き球のパスで抜け出した東のシュートはポストに阻まれたものの、詰めていたドウグラス・ヴィエイラがしっかりとコースを狙って蹴り込んで、先制点を奪いました。
 その後も広島は高い位置からのプレスと素早いトランジションで相手に攻撃の形を作らせません。良い形で試合を進めていた広島でしたが、その流れに影が差したのは前半18分。レオ・セアラに体当たりを受けて倒れた土肥が交代を余儀なくされます。それでも広島は前半27分に佐々木のパスからドウグラス・ヴィエイラが決定的なシュートを放つなど主導権を握って試合を進めましたが、しかし前半35分、マルコス・ジュニオールが遠目放ったシュートに前田が触ってコースを変えるとこれが大迫の逆を突いて、ゴールに飛び込んでしまいます。更に前半アディショナルタイムにはCKのボールを實藤後ろ向きにシュートするとこれがゴールネットを揺らしてしまい、横浜FMの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半の立ち上がりは広島が再び前からプレスをかけに行ってチャンスを作ります。0分にはエゼキエウがシュートしましたがDFがブロック。1分にはCKにドウグラス・ヴィエイラが合わせましたが枠外に外れます。後半14分にはレオ・セアラに強烈なFKを決められて点差は2点に広がりましたが、21分にはドウグラス・ヴィエイラの逆サイドへのパスに走り込んだ柏が決定的なシュートを放ちましたがGKの胸に当ててしまいます。続いて29分には青山が強烈なシュートを放ったもののクロスバーに弾かれ、こぼれを狙った浅野のシュートも枠外。更に30分には青山がグラウンダーのシュートを放ちましたが枠を捉える事ができません。その後は広島の足が止まってなかなかチャンスを作れなくなり、逆に横浜FMにパスを回されてボールを取りに行けなくなります。結局最後は横浜のペースのままでタイムアップ。7/11以来のホームでの敗戦を喫することになりました。
 この試合、少なくとも後半途中まではやるべきことができていた、と思います。パス回しの上手い横浜に臆せず食らいついて行ってボールを奪うとともに、セカンドボールも回収して相手にリズムを作らせませんでした。先制点に絡んだ土肥が早い時間に交代せざるをえなくなったのは誤算でしたが、代わりに入った松本泰も運動量を生かして中盤を引き締めていたと思います。ではなぜ差がついてしまったか、と言うと一つはシュートの精度。横浜FMの1点目は前田の判断と技術に脱帽せざるをえないと思いますが、實藤の2点目とレオ・セアラの3点目はそう簡単に決まるようなシュートではありません。特に實藤は試合後に「荒木選手がヘディングする前に触れば、何か起こると思った」と語っているように狙って決めたものではありませんでした。逆に広島は青山や柏がビッグチャンスを迎えたものの決めきることができなかったわけで、これは「運」と言うよりも両チームの「勢いの差」が出た、と言わざるをえないように思います。そしてもう一つの要因は、広島の「良いサッカー」が長続きしなかったこと。時間が経過して運動量が落ちるとプレスが緩み、最後は横浜に自由自在にボールを回され攻めの糸口も作ることができませんでした。今年から「即時奪回」のサッカーに取り組んできている広島ですが、やはり横浜の積み上げてきているものに比べればまだまだと言うことか。結局のところはチームとしての実力の差が、そのまま試合結果に出たと言わざるをえないように思います。
 この試合を終えて広島は残り10試合で勝点36。11位に後退したものの、ACL圏内の3位とは勝点差14、降格圏内の17位とは勝点差13と相変わらず微妙な位置に変化はありません。ただ、残り9試合で勝点2しか取れず、優勝を逃しただけでなくぎりぎり2位にとどまった、と言う2018年の苦い経験を思い出さなければなりません。怪我人続出もあって苦しい試合が続きますが、今まで積み上げてきたものを信じて、チーム一丸となって一つでも上を目指して戦い抜いて欲しいと思います。

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広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  實藤
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  實藤  前田
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評
Football LAB
<21.9.5gt; 中国新聞によると野上がコンディション不良で欠場が濃厚だとのこと。DF陣に怪我が相次いでいることから、昨日の練習では東が左ストッパーに入っていたそうです。前回の対戦では立ち上がりの3失点で難しい試合になってしまったので、今日はまずはしっかりと守備をして、勝利を引き寄せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後6時キックオフ。試合前イベントとしては4時50分ごろからスタジアム内で松井広島市長らのメッセージと広島市立商業高の生徒代表による「平和宣言」のVTRを流します。また選手入場時には両チーム選手代表による「平和の宣誓」や黙祷を行います。
 メインスタンド前のおまつり広場ではピースマッチをテーマに「サンフレッチェブース」「安田女子大ブース」「広島県ブース」「広島市ブース」「折鶴神輿」が2時から。またにぎわいステージも2時からスタートします。その他アクセスなどを含めた詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 先着プレゼントは高宮運送帝京の「オリジナルクリアファイル」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、鮎川選手のプレミアムカードです。飲食店はおまつり広場は2時、場内コンコースは3時半に開店して、森崎兄弟のコラボメニューの「油そば」800円と「せせりビビンバ丼」800円などを提供します。チケットは既に広島県の「イベントなどの開催要件」である上限5,000枚を超えて発券してあるため当日券の販売はありません。サンフレッチェクラブ会員特典の「バックゾーン入場引換券」などはご利用できますので、ぜひご利用下さい。
 今日の試合中継もDAZNのみとなっています。また今日もブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はご覧ください。
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